富士山⚡落雷⚡吉田口「馬返し」から


- GPS
- 11:20
- 距離
- 23.0km
- 登り
- 2,413m
- 下り
- 2,414m
コースタイム
- 山行
- 9:03
- 休憩
- 2:16
- 合計
- 11:19
天候 | 晴れ後雷雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
里見平★星観荘
|
写真
装備
個人装備 |
防寒着
雨具
帽子
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
GPS
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
グローブ
スマートフォン
予備バッテリー
|
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感想
今日は馬返しから富士山信仰の名残を楽しみながら8年ぶり4回目の吉田ルートへ。
馬返しから入って佐藤小屋経由で6合目へ行く場合、山梨県側の人数制限には入りませんが、入山料や協力金は合流地点(プレハブあり)で支払います。
山頂到着からお鉢巡り、剣ヶ峰を経たころには天気は曇り空でした。
以下今後の自分への戒めに。。
山頂で下山の準備をしてる時にポツポツと雨が降り始め、ゴロゴロと空が鳴り始めました(そんなに近くには感じませんでした)山頂の小屋番さん達の来るぞーという会話が聞こえてきましたが、天気予報ではそこまで天気が崩れるという認識もしてなかった(登山開始時調べ)ので、急いで下山道へ飛び込みました、下山開始から僅か10分も満たない最初の九十九折を曲がる手前で、目の前が光ったと同時に「パーン」という乾いた大きな破裂音、そして後頭部に叩かれたような衝撃。。瞬時に雷に打たれたと理解し周りを見回すと、下山道にいた多くの方が同時にこの落雷に打たれておりパニック状態。少し先に倒れたままの方が3名見え、駆け寄るとみなさん意識はありましたが出血等怪我されておりグループのお一方が救助要請し始めた状態でした。
まだ空気はピリピリしており、空はゴロゴロ、雨も激しく降り始め。。次の落雷がいつ来るか分からない状態、身を隠す場所はありません。「伏せて動かないのが正解なのか」「急いで降りるのが正解なのか」どうしたらいいですか?と聞かれても2択としか答えられませんでした。自分は8合目の小屋へ駆け下りブル道に落雷で怪我人がいることを小屋に伝えることにしました。腕章を付けた方が小屋へ合流し情報の共有ができたところで自分は下山を開始しました。
怪我人を置いて下山している時の罪悪感。。上級救命講習何のために受けたんだろ。。。ほんとなさけなかったです。翌日そのお三方が自力で8合目小屋へ下山され、ブルで降りたというニュースを見て安堵し、レコの編集を開始した次第です。
落雷はどこかに落ちたというより、雲の中に広く放電されたような感じで逃げれるような状況ではないと思いました、自分は運が良かっただけ。下山途中お会いした方はポールに落雷し、その部分が光ったと仰ってました。雨は馬返しに着くまで激しく降り続いてました。下山中、追い越す毎に上での落雷事故を説明し状況に応じ山小屋への避難と、離れて歩くことを推奨しましたが、そもそも雨具を持っていない方、コンビニのビニールカッパの方も多く見かけました、改めて富士登山での天気の急変への対処(雨宿りは不可:雷なら小屋へ避難)、雷、雨雲レーダーなど登山中の天気の確認、雨具の必要性(晴れ予報でも)を強く認識しました。
富士登山オフィシャルサイトに雷雨の際の対応等掲載ありました。
https://www.fujisan-climb.jp/info/20240809-kaminari-chuui.html
船津口ってのもありますよ。
とんでもない倒木祭りですが…😃
倒木のお祭りも…若干興味があります😆
お祭りの規模にもよりますが(笑)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3175430.html
良かったら驚いてください
落雷のニュースをテレビでみました。
親子3名、命に別状はありませんがストックがグニョっていたようです。
ホッとしたところでヤマレコの編集を開始しました、ホント良かったです。
次がいつ襲ってくるか分からないから、みんな伏せてました、小屋に向けて走ってる時はホント怖かったです…とにかく山頂に留まるべきでした(TT)
御釜ですが、水の溜まっているところがそうだと思います。いつもなら水は溜まっていないのですが最近は毎日のように雨が降っているので...
山での落雷...下山道の避難所は下の方にしかありませんので逃げられない。貴重な経験談、心にとめておきます。
「御釜」底なしのようなイメージでおりました(笑)
ume-shuさんも富士山お好きなのでしょうか。。。
天気予報を登山前に再度確認するのを怠りました。。反省です
御釜は結構深いみたいです。長谷川角行が修行として体全体を入れていたと言い伝えられてます。
去年の記憶ですが、ドロ?とかが堆積しててあまり深いようには見えなかったですけどね(;'∀')
私は富士山のふもとに住んでいますので、富士山大好きです。他の山に登っても富士山探しちゃいます(笑
入ってみたいですが。。富士講の開祖!恐れ多いですね
馬返しからのルートはまた季節を変えてゆっくり散策したいと思いました。
富士山のふもとにお住まいは羨ましいです
大変興味深く拝見させていただきました。
富士山は天候が荒れたときに逃げ場がないですね。
これが主杖流しルートとかだと全く身動きが取れなくなると思います。
先日、私は丹沢の不動ノ峰通過時に雷雨のピークを経験し、
運良く不動ノ峰休憩所まで駆け込むことが出来ましたが、
あの時も、その場で伏せていた方が安全だったかもしれません。
今回のtoramonさんの体験談は、後ほどXでシェアさせて頂こうと思います。
ところで、馬返しから登った場合、
馬返しと頂上での自撮り写真があれば、
富士吉田市から登頂認定書がもらえて、希望者はHPに名前が記載されますが、
申請はされました?
周りの方にどうすればいいでしょう?と聞かれても、
このまま伏せてましょう。。降りて山小屋向かいましょう。。
雷雲に囲まれた状態で、どちらにしても命に係わることなので言葉に詰まりました。
山頂で天気を確認し、下山開始せず山頂にとどまっているのが正解でした。
多少回数登ったからっていろんな面で緩んでたんだと思います
秋に主杖流し行く予定なので気を引き締めなきゃですね
登頂認定書の申請はしてなかったです、調べてみます!
engeisamuraiさん、ありがとうございます。
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