白い槍穂大展望の蝶ヶ岳と涸沢のまばゆいテントの灯りを楽しむ横尾テントお気楽ハイク。


- GPS
- 30:14
- 距離
- 39.4km
- 登り
- 2,053m
- 下り
- 2,051m
コースタイム
- 山行
- 7:36
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 9:12
- 山行
- 7:24
- 休憩
- 2:06
- 合計
- 9:30
歩数 一日目 39773歩
二日目 39141歩
天候 | 一日目 晴れ 二日目 満天の星空だったが薄明の頃から薄雲がかかる |
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過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
前夜着。深夜一時過ぎに満車になったようです。 一日700円(深夜0時にカウントされますので前夜入りした場合700円余計にかかります) バスターミナルにトイレ、自販機、水あり。 ゴミ箱は一切ないので持ち帰りましょう。 バス 上高地まで往復2400円(片道1300円) 混雑日に帰る人は必ず往復券買いましょう。 帰りにチケット買って列に並ぶの大変です。 始発5:00 チケット販売開始は4:50からという事でしたが、 この日は混むことを踏まえて30分前倒しで動き始めました。 4:00少し前に並んだのですが、その時点で100名以上並んでいました。 その後続々と人があつまり、ものすごい列になっていたようです。 全員乗れるようバスは数珠つなぎになってきましたが、並んでいた人が最後まで一巡目で乗れたかどうかは不明。 アルピコのデカいバスが来るので、荷物は荷物室に積めます。 空荷で乗れるので楽。 行きは補助席まで使っていましたが、帰りは補助席は使っていませんでした。 途中乗車するヒト用に空けてるのかな? 立ち乗りはありません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所はありません。 横尾まではフラット 横尾から蝶は急登ですが整備は良いです。 急登は下りもきついのでピストンするなら足を残しておいてね。 横尾、涸沢間は急登も無くゆるゆる登り。 ただ、この時期人が沢山入る時間帯は大行列になり、自分のペースでは歩けないかもです。 今回直前にいきなり雪が降り、全国で遭難が相次いだためか、上高地バスターミナルの登山届を出す場所と、横尾の登山指導センター前でたくさんの指導員が出て厳しめの指導が入っていました。 「もう秋山ではありません、ハイキング装備で入らないよう」とスニーカーの方たちは止められていましたが、強制力はないのでどうされたかな? たしかにもう秋山ではない様相でしたね。 高い山には心してかかりましょう。 |
その他周辺情報 | 横尾テント場 予約不要 一人2000円(水・トイレ代含む) フラットな草地。ペグはいるし大きな石もたくさんあります。 二年前にも同じ山行をやっているのですが、その時のレコを見るとテント代700円と書いてる・・・二年で3倍!!なんだかなあ・・・ ・・・・・・・ころなのばか |
予約できる山小屋 |
|
写真
帰りにこのトイレ使ったら、早速サニタリーボックスにレジ袋入りのゴミが詰め込まれていたしトイレ内の台の上に飲み終えたドリンクのプラカップが置かれていた。なんだかなあ・・・
うふふ、今日はGOGOテント(5500円で買った中華テント)持ってきた。超安っぽいな(笑)でも自分で縫い付けたスカートが威力を発揮するのよ。
たまたま人が居なかったのでセルフで取ったら地面ばっかり。
せっかく以前、蝶ヶ岳ヒュッテで買ったゴジラTシャツ着てきたのになあ。今日はゴジラコースから登ってないけどね。
テント内の気温。あまり冷えなかった。夏シュラフで間に合いました。(スリーシーズン出すの面倒で先々週使った寝具そのまま持ってきちゃった。槍のテント場0℃で暖かく眠れたから横尾ならコレで大丈夫だろうと(笑))
感想
秋だ!!紅葉だ!!涸沢の季節だ!!
テレビでも、涸沢の紅葉がピークってニュースやってるし(映像見る限りそれほどでもない気はしたけど)でもね、涸沢は紅葉も良いけど、あのテントのキラキラがいいのよ。
だけど、涸沢にテント張っちゃうと、この時期は例年キャパオーバーでトイレに大行列ができるありさま。
そんなの付き合ってられないから、横尾テントよ♪(楽だし)
三連休だけど天気が持つのは初日だけ。
初日は蝶に登るわよ。
始発のバスで上高地入りして涸沢目指すと、みんな同じルートを行くので、ずっと大行列について歩く感じになって楽しくない。
ここはあまのじゃくの本領発揮♪
あとで知ったが、前日那須で四人低体温症で死亡。槍の飛騨乗越でも遺体発見。ほかにも救助要請が頻発していたようで、この日は山岳パトロールの人たちが殺気立ってた。
上高地でも横尾でも、かなりのチェック入っていました。
「涸沢までは行けるけど、その先はアイゼン無いといけません。冬山経験ない方はご遠慮ください」
「涸沢もハイキング装備で行かないでください」って感じかな。
デッキシューズのお兄さんもいたもんな(笑)さすがに横尾で止められていた。
「蝶は雪あります?」って聞いたら
なんか不意打ちをくらったような顔で「無いと思うけど行くヒト少ないから情報無くてわからないわ」と笑われた。「でも今日は蝶に登ったら最高の景色だよ、楽しんできてね♪」って。
うふふ、モチロン私は今日は蝶に行くわ♡
ほてほて登り始めて、すれ違った人に聞いたら「雪なんてナイナイ(ヾノ・∀・`)」って事だったから安心してピッチあげた。
どうせ行くなら蝶と蝶槍どっちも踏みたいからな。
このルート、ホント稜線直下迄超急登樹林帯でほぼほぼ無展望。
でも稜線に出たとたん、ものすごい大展望。
ツンデレにもほどがあるって言いたくなる位ツンデレルート。
でも、このいきなり開ける開放感が良いのよ。
蝶〜蝶槍の稜線なんて晴れたら天国ですぜ。
小屋もあってトイレや補給の心配もないし。
流石、北アルプスです。
絶景を十分に堪能させていただきました。
翌日はメインの涸沢。
天気は下り坂予報だけど、まあ、キラキラが見れたらそれでいいやと2時半スタート。
遅れたら明るくなるし、早すぎると寒いから絶妙な時間は自分の足と相談してね。
マジ、ちょうどいい時間に到着しました。
キラキラを堪能して、どんどん明るくなる涸沢の風景を眺め・・・この時間から雲が出てモルゲンは不発でしたが、ま、いっか。
紅葉は今一つ冴えませんでしたが、まあ、近年こんなものよね。
キレイな雪景色が見れたから満足です。
おそらくこの日は夕方には雨になると思うので、さっさと下山して帰路につきました。
雨にも当たらずいい二日間でした。
横尾テント涸沢紀行はいいですよ!!
まったく混雑に遭遇しないから(笑)
でも、さすがに北アルプスのシーズンは終了ですかね。
この雪は一旦溶けるだろうけど、すぐに真冬の様相になるね。
最後に程よく楽しめて良かったです。
蝶&涸沢・テント泊大好きです…が
この手があったかと大いに参考になりました
シニア(66)なのであまり自信はありませんが
やってみたいですね♪
コメありがとうございます。
この手は最高ですよ
なんせ重たい荷物背負うのは上高地〜横尾のフラットルートのみ。
あとは、お気楽空荷ハイクですもん。
予約要らないから天気見て行けるしね。
是非是非マネしてみてください。
年齢、私もさほど変わらないです。
まだまだ大丈夫
1日目は行列を避けてあさって方向の蝶に登る。
そして涸沢には翌日夜中から登り大渋滞になる前の下山。
感服しました。
そしてGOGOテント。
5500円のテントを工夫で優れものに変えてしまう。
家庭科5の姐さんにしか出来ないワザです。
こう言うノウハウ本にしたらどうでしょう?
本にしても私には真似できませんが・・
最盛期の混雑を避けるワザ大変参考になりました。
うちのメンバーは来年も紅葉最盛期に神の絨毯を見に行くと言い張っています。
困ったものです。
うんうん、あまのじゃくは人と同じことはしないのだ♪
モンベルとかアライとか、メーカーもののテントが並ぶ中、GOGOは目立ってたさ。
不格好なスカート付いてるし(笑)
ふふふ、家庭科は確かに5でしたが、縫い方が上手いかというと???
テントスカートも、シュラフカバーも、全部直線縫いだから難しくはないのです。
だがデカいだけにかなりめんどくさいのだよ。
ノウハウ知っても、めんどくささと戦えるかどうかがカギですな。
実は今回もっと手作り新兵器を投入したのですが、これはまたの機会にご紹介しましょう。
大混雑の登山道を歩くのも、人気の山に来ているという満足感を味わうためには良いかもしれませんよ。それはそれで楽しまなきゃ♡
いいなぁ。
実はこのあいだの三連休、山友さん方と山行く話になって常念蝶ヶ岳リクエストしてたんです。
天気良くなく候補いろいろと浮かんでは消え、結局日曜から土曜に日程変更になってしまい私は行けなかったんですが。
蝶ヶ岳の何が良いって?前穂真正面から見えるとこです。
谷川の白毛門から一ノ倉、鳳凰から北岳バッドレス見えるのと同じノリで。
個人的には今回のてくさんの上高地アプローチがいいなぁと、羨ましい!
「横尾テント涸沢紀行」
ひねくれ者のてくさんらしい笑
職場の若いコが明日から涸沢行くんですが山始めたばかりだからそれは微笑ましいのですがトップシーズンの涸沢にいる人種がどうも合いそうも無くって。
去年滝谷やった時の北穂行く道中振り返ったテントの灯はコロナのせいか寂しかったです。
このレコみたいなキラキラ見たら見たでやっぱいいもんなんでしょうね。
あら、こんな所、トムさんにはご縁が無いかと思っていた。
常念蝶なんて、めっちゃベタじゃないですか(笑)
蝶はたしかに展望はめっちゃいいですよね。
見えて嬉しいのが全部イワ登りコースって言うのがトムさんらしいわ。
これだけのテントが並ぶテント場っていうのもなかなか他にないから(ん?雷鳥沢があるよね)このキラキラは見ものですよ。初日、涸沢に向かっていくテント装備の人たちを、ひと灯り、ふた灯りと数えてほくそえんでいたのはワタシです。
穂高稜線から見るとコンパクトになってしまうので、やはり涸沢ヒュッテからが一番きれいです。来年も行っちゃいそうだな。
蝶は何しろ展望がいいので、毎年行ってしまいますね。
稜線に出るまで何も見えませんが、そこがイイ。
涸沢はこの日900張だったようですよ。
以前は紅葉時は本谷からの渋滞を嫌って、屏風経由で良く行きました。
崩落が激しくなったらしいので最近は通行していませんが‥。
今年の一気に夏から冬になったので、
紅葉はどこも今ひとつらしいですね。
赤が少なくて茶色のようで
横尾泊ならパパさん同行かと思いましたが、姐さんお一人でしたか
蝶はやっぱりイイよね。
横尾から登ると近いからさらに良い。
ワタシ、長塀尾根は登ったことが無いのです。
長いけど、そっちも良さそうね。
着くまで何も見えないのがミステリーツアー感があって良いですよね。
ダンナは仙丈以来、踵が痛いと言って山は休業中です。
横尾まで歩くのもムリ!!と拒否られてしまいました。
900張りか。最盛期は2000くらい行くんだっけ?
ちょっと少な目かな?と思ったのは正解だったようだね。
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