初北アルプス 常念岳〜蝶ヶ岳〜上高地


- GPS
- 11:24
- 距離
- 29.5km
- 登り
- 2,975m
- 下り
- 2,426m
コースタイム
- 山行
- 10:10
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 11:26
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
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アクセス | |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
念願の北アルプス遠征、毎日アルペン号で4時半から登山口から開始できるはずでしたが、現は在道路の状況で手前の烏川渓谷で降ろされ5kn位舗装路歩き。ようやく登山口に到着すると道端でテン泊する輩に遭遇、早よ出発せぇ!
いよいよ山入、何だか経験したことのない奥深い雰囲気、熊出そうとびびっていると川沿いの道に、空が開けやっと気持ちが晴れるが曇天。
ここから何度か渡渉しながら延々とダラダラ標高を上げていく、中にはせせらいだ登山道もあり、鮭か俺は、と思っていると上からトレランナーが颯爽と駆け降りてくる、朝駆け常念をピストンでお食事中との事、ようやく川を左下に標高を上げ始めるが、ここからが単調で中々進まず辛かった、
ようやく稜線に上がると赤い屋根の常念小屋の後ろに槍や穂高とようこそ北アルプスへのお出迎え。
遠くからだと鋭く尖って見えた槍がお灸みたいに見えました。
休憩と視察を兼ね常念小屋でホット珈琲を注文、丁寧にドリップして陶器のカップで提供してくれました。稜線に出てから空が晴れ至福のモーニングタイム、
さていよいよ常念アタック!落ち着いた身体と時折の冷たい風を受けながらガレを足裏で噛みしめ絶景と天空に包まれながら、登山者の一人に。見える下の風景がどんどん広がり最後は山頂と空だけに、常念岳登頂。今ここでしか見えない世界に酔いしれました。
私の旅路はこれから、進むべき路に目をやると延々と続く美しい稜線。その中に溶け込んでいく、
息を上げながら自分の身体を必死に持ち上げてくるハイカーとすれ違い、冗談交じりに声を掛け合う、こういった厳しい山域でしか味わえない何気ない会話、俺は北アルプスを縦走している
解放的で快適な稜線の鞍部に到着、いざ蝶ヶ岳へ。樹林帯の道をひたすら南下、意識してなかった蝶ファミリーの影武者ピークに体力、水分を消耗、何とか蝶ヶ岳ヒュッテを間近に捉える、何やここファミリーキャンプ場?の雰囲気に上高地を近くに感じる。小屋でコーラを流し込み、いざ下山。「徳沢はこっちですか?」とボーイスカウトのような外国人に声んかけられる、地図を確認して返答。自身含めて登下山のメインルート、礼を言いながらスタコラ下山を始める彼、後につく私、仲間とはぐれた? 肩に掛けているのは弁当箱?等の疑問を感じながら一定の距離で追歩、結構速い、急いでいる? しばらくすると疲れてきたのか追い越せるスピード感に、しばらく前から考えていた声掛けの言葉 「You walk so fast」 を発する。振り向いた男の子は笑みを浮かべており、そこから私の拙い英語と彼の日本語ワードで会話が始まる。
彼はオーストラリア人で友人や彼女と日本を旅行中、彼は自然豊かで静かな場所でのトレッキングを望むが皆に却下され1人で燕から縦走中、帰りのバスの時間に間に合うように急いでいる、とのこと、
富士山しかり海外の人に日本の自然の豊かさを称賛されるのは、本当に誇らしい。
長い長い下山の途中で予報にない降雨が、彼は母親の大事なカメラだけ濡れないように気を使うが、二人は会話に夢中でようやく徳沢に下山。バスに間に合うめどもたったので売店で燕私はソフトクリーム、彼はCCレモンで休憩。
そこからまだ遠くバスターミナルまで怪しい二人連れはセレブな観光客らに気軽に挨拶しながら、雨や霧で見通しの悪い上高地を闊歩しました。
バスターミナルに到着、フェイスブックのアカウントを交換、二人で記念撮影し、彼はバスに乗って穂高駅にすき焼きを食べに行きました。
一人で登山すると一人で登山してる人と仲良くなれることがあります。互いに一人で行くほど山が好きの共通点は大きいです。
ほとんどが一期一会ですが、いつも運命的な出会いと感じる素敵な一時です。
この出会いが次の日にも待っているとは、この時は知りませんでした。
備忘録として北アルプスのこの山域の印象、アウェー感、熊が出そう、小蝿が多い、風が強く冷たい、スケールがデカイ
コメント
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スケールは確かにデカい!!
ただ、アウェー感を感じましたか?
私は結構開放的な空間を楽しんだ口だったので、どのへんでそう感じたのか、興味があります。
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