岩の殿堂 剱岳
富山県
Ham⭐
その他1人 
体力度について
- GPS
- 21:00
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,788m
- 下り
- 1,782m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 4:40
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 5:42
- 山行
- 5:48
- 休憩
- 3:23
- 合計
- 9:11
| 天候 | 9日：晴れ のち 曇り 一時雨。室堂(8:40) 21.6℃、剱御前小屋(12:40) 19.0℃ 10日：快晴、強風。剣山荘(4:40) 16.4℃、剱岳(9:32) 14.9℃ 11日：快晴。剣山荘(6:00) 19.1℃、室堂(12:00) 26.4℃ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス タクシー 自家用車
ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）
立山ケーブル、バス（7,380円）を乗り継ぎ室堂へ |
| コース状況／ 危険箇所等 |
人気ルートでありクサリ、ハシゴなど完備されています。 とはいえちょっとしたミスが命取りになりかねないので慎重な行動を。 高所恐怖症の方には厳しいかもしれません。 ヘルメット規制は今もありませんが、落石が絶対ないといえない場所なので殆どの方が被っておられます。 立山駅や剣山荘にレンタルヘルメットあり(価格は問い合わせを） |
| その他周辺情報 | 宿泊：剣山荘（一泊二食で13,000円）快適な温水シャワーあり。 今回の温泉は雷鳥荘 展望風呂は広くて快適 入浴料1,000円 |
| 予約できる山小屋 |
|
写真
小雨の降り出しと同時に剱御前小屋に到着。雨宿りがてらにラーメン(900円）でお昼としました。オプションで考えていた剱御前山は天候不良のためパス
3
小屋から見た夏の天の川。台風の影響で空気が澄んでおり、満天の星空を見ることが出来ました。南に街明かりがないこの辺りは日本でもトップクラスの暗い空だと思います
13
快晴、小屋からのご来光。五竜岳と鹿島槍ヶ岳の間から揚がりました
雷鳥荘に立ち寄って入浴(1000円)。立派な展望風呂、そして源泉掛け流し。お湯が入れ立てとあってか新鮮な硫黄の香りがしました
8
感想
自己プロフィールにも書いてるように私にとって剱岳は一番好きな山です。
若い頃に一般ルートと源次郎尾根と二度登った後は山から遠ざかってしまい、それ以降は剱岳は見る山であり、登れる山ではなくなっていました。
11年前に山を再開するにあたり、夢は再び剱岳の頂きに立つことでした。その夢は2年後に実現し、その翌年には「試練と憧れ」の早月尾根からも登頂することが出来ました。以降、やり残したことがなくなった剱岳から遠ざかっていましたが、御嶽山から始めた息子との年イチ登山も今回で10回目。剱岳を登らずして終われないと思うようになりました。
息子の休みに合わせ計画した今山行でしたが、台風6号の接近により一時は延期の恐れが生じましたが幸いにも台風が西に逸れ、北陸地方は影響もあまりなさそうだったので決行しました。
過去、天候に悩まされ続けた雨男二人組にしては上々の天気。一日目こそ俄雨に遭いましたが、タイミング良く昼食食を兼ね小屋で雨宿り、二日目は強風が吹き荒れましたが核心部では徐々に収まり、山頂では逆に風の好影響で滅多にない透明度の良い眺望を見ることが出来ました。夜には満天の空を久し振りに体験。もう剱岳に思い残すことはありません。息子も剱岳がすっかり気に入ったようで、剣山荘にあった「剱岳 点の記」の映画パンフレットを見てDVDを見てみたいと言っていました。いつの日か孫を連れて登ってくれるかな...
ただ全て良しとは行かず、過去の経験から、二泊三日のコースは余裕と思っていましたが現実は甘くありませんでした。寝不足、体調不良、そして年齢から来る適応能力の低下。剱岳を登った後はその日のうちに雷鳥荘の温泉にのんびり浸かろうと計画していたのですが、剱岳の往復に予想外の時間を要し、剣山荘での連泊を余儀なくされました。
その最大の原因が加齢による適応能力の低下なのか、今回限りの体調不良要因なのか判っていません。登山前日から熱はないけど喉が少し痛くなり、夏風邪かもと思っていたのですが、下山した頃からだんだん症状が酷くなり、ついには夜中に酷い咳が出るようになりました。13日に休日急病診療所に行き、新型コロナの抗原検査を受けましたが、結果は陰性。その後も発熱はほとんどないけど二日経った今も咳が続いてるので、コロナに感染した可能性が否定できないと思っています。
いずれにしても、これまでなら考えられないほど少しの登りで息が切れたのは、今回限りの体調不良のせいだと思いたいです。
ともあれ剱岳、登れて満足です。
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寝不足・体調不良の中、気持ちがみなぎっていたのでしょうね。
私の様にはなから最難関の登山道ならパスと敬遠しているとダメだなぁと勇気をいただきました。
44/80の”奈落の底に落ち込む感じ”を読んで弱気になっている私をまたご指導下さい！！その前に夏風邪お大事になさってください。
今巷で流行っている夏風邪、私もかかってしまい、熱は出ないのに手強く、なかなかすっきり完治しません。
昨日は上空を台風が通過しましたね。大きな影響はありませんでしたか？
一般登山道として剱岳は最難関とも言われていますが、すごく整備されているので、高所恐怖症でない限りそんなに難しいことはありません。クサリ場についても沢山ありスケールも大きいですが、八海山のに比べると楽に感じました。
44/80は奈落の底に落ちるというよりは、剣沢や別山尾根の鳥瞰図を見てるみたいで爽快な気分になれますよ。いつの日か訪れてみて下さい。
夏風邪？コロナ？熱は出ないのに、思い出したように咳が出てシツコイです😫
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