旭岳


- GPS
- 03:21
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 751m
- 下り
- 770m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
当日はガスもなく見通しは良いため危険箇所はありませんでした。 |
写真
感想
前日から層雲峡にて車中泊で爆睡して目が覚めるとどうも外が明るい。台風が近づいているためどうせ起きたら曇天だと思っていただけに予想外であった。カーテンを開けるとピーカンではないか。期待させといてどうせすぐ崩れるんだろうとダラダラ支度するが晴れたままだ。天気情報を片っ端から見ると午前中はもちそうだ。十勝岳と思ったが少しでも北の方が良さそうだし、先週パークボランティアの清掃活動で旭岳山麓にいたが、そこから見えている晴天の旭岳には時間が無くて登れずショボンと帰ったので旭岳を選択した。
ザックは昨日からいじってないので地形図交換と水だけ補給しすぐにロープウェイに搭乗する。昨日に続きパトロールしながら登り始める。ゴミは少なく、こちらの方がきついと思うが不思議と黒岳よりポールを使ってる人が少ない。特に問題なく1時間くらいで山頂に着くが秋雨前線の影響で冷たい風がかなり強く吹いていた。名古屋から来たという方と少しお話したがその方は定年退職後にキャンピングカーを買って旅をしているとの事でとても羨ましかった。自分もそういう余生を送ってみたいものだ。3組ほどの記念写真をお撮りして下山した。
この時間になると子連れ親子さん達と沢山スライドするようになるが親御さんからはコース状況を質問されることが多かった。そして9合目を過ぎた辺りで驚くべき光景を目撃する。大学生風の男子2人が上がったきたが、その出で立ちはペラッペラのTシャツと短パンで、持っているのは500mlのペットのみ。しかも後ろの子は手ぶらで足下を見るとなんと素足にビーチサンダルではないか。充分気をつけるように言ってスライドしたが数m上で彼らとスライドした女の人が声を上げたので来るのを待って話しを聞くとサンダルの鼻緒が切れて裸足で登って行ったというのだ。この岩とガレガレの登山道を・・・しかも血が出てたっぽいし
8合目まで降りたがどうしても気になったので登り返して様子を見に戻った。降りてくる方達に彼らの状況を聞いたが皆心配している。すると9合目手前で降りてくる彼らの姿が見えた。自分は自然環境の維持、保全が活動の範囲なので人様の装備に口だしすることは一切ないが、さすがに今回だけは靴履いて上着1枚くらい持つように注意した。靴下で歩いているので痛くないか聞くと靴下の底にサンダルを入れて対処したとの事で、中々のアイディアだと感心した。彼らに付いて降り姿見駅が見える所でもう大丈夫だろうと見送った。
その後も本州から来ておりトムラや富良野岳まで行くという3組の縦走パーティーとスライドしたが台風の事もあるので詳細なコースの説明をさせて頂き、結局下りは2時間もかかってしまった。
ただ石室で子連れのお父さんに親切に色々教えてもらったので楽しい登山ができましたと言われ、お子さんにも” 楽しかった!! ”と言ってもらえた時は本当に嬉しかった。とても嬉しかった。これからももっと役に立てるように経験を積み、知識を得るため精進せねばならぬ。今回はいつもと違う経験ができた山行だった。
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