蛭ヶ岳南陵チャレンジ 玄倉〜(南陵)〜蛭ヶ岳〜檜洞丸〜石棚山〜玄倉


- GPS
- 08:58
- 距離
- 21.7km
- 登り
- 1,906m
- 下り
- 1,908m
コースタイム
8:10熊木沢出合8:25
9:15蛭ヶ岳南陵取付き
10:40蛭ヶ岳10:55
12:40檜洞丸13:10
15:25玄倉林道ゲート
標準CT 9:35
実際CT(休憩込) 7:20 短縮率 77%
実際CT(休憩抜) 6:35 短縮率 69%
※熊木沢出合〜蛭ヶ岳は除く
天候 | 曇り 午前中に晴れ間 1000〜1300mはガスの層 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
中沢林道は小川谷出合でゲート封鎖中。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※熊木沢出合〜蛭ヶ岳はバリエーションルートです。 ●玄倉林道 青崩隧道の中は日が全く差さない暗闇です。 ヘッドランプその他灯火類の準備が必要です。 ●熊木沢出合〜蛭ヶ岳南陵取付き(VR) 基本的には林道跡を歩けばOK。 最初の堰堤は左岸、2番目は堰堤中央、3番目以降右岸。 林道終点まで行くと廃車のある広場に出ます。 広場の目の前を西沢左岸に渡れば南陵取付きです。 途中、林道が消失していたり崩落していますので、基本的にはルーファイが必要です。 ●蛭ヶ岳南陵(VR) 尾根伝いに登るだけですのでルーファイは難しくはありません。 全体的に急登ですが、尾根の中部以降が本番でかなり斜度がきつくなります。 途中、5mほどの壁をクライミングさながらに登る箇所があります。 上部後半に開けた岩場があります。ここはお助けロープがあります。 最後の詰めで高さ1mほどのイバラの中を歩きますので、長袖などの装備が必要です。 ●蛭ヶ岳〜檜洞丸 南陵に比べたらハイキングコースです。 とはいえ、鎖場、岩場、痩せ尾根などあり、アップダウンも多く体力が要ります。 ●檜洞丸〜石棚山 トレースも案内もハッキリある快適コースです。 ●石棚山〜西丹沢県民の森 基本的にザレた急登です。 丸太や木の階段、木の根にコケが付いており、濡れると非常に滑ります。 コケると大事故に繋がる恐れのある場所ですので、下りは特に注意しましょう。 |
写真
感想
憧れの蛭ヶ岳南陵。丹沢廃道ルートです。
ヤマレコでも何度も上がっているルートですが、取付きまでのアクセスが非常に悪いため中々行く気になれませんでした。
雨山峠を越えてとか、戸沢から塔ノ岳越えてとか、塩水橋から日高越えてとか、あれこれ考えた結果、結局一番楽な玄倉林道を使うルートで行くことにしました。
それでも玄倉林道2時間、熊木沢1時間のアプローチは長かった・・・
蛭ヶ岳南陵はウワサどおりの急登でした。
1kmで600m登る急登は険しいルートの多い丹沢といえども他にはそうありません。
体力もさることながら技術もいるコースで安全確保やルート取りで気が休まる場所がありません。
Tシャツのみならずズボンまで汗だくになってしまいました。
なにもこの時期にチャレンジしなくても・・・
この時期の蛭ヶ岳なので遠望は期待していませんでしたが、思いもよらず富士山まで見れたのはラッキーでした。
この遠望は蛭ヶ岳にいる間だけで、臼ヶ岳に着くともうガスの中。
でもその一瞬だけでかなり気が楽になりました。
妙に脚が持つので不思議に思い、試しにスピード上げて歩いてみました。
かなり快調に歩けはしましたが、早い段階で膝へのダメージ増加+発汗量増加+シャリバテでノックアウト。
でも下山後も脚へのダメージはやはり少ない。
トレーニングの成果?最近飲んでるプロテインの効果?
よく分かりませんが、夏のアルプスシーズン突入前にいい情報です。
今回、3Lの水分を持って行きましたが、下山と同時に飲み干しました。
行動中、顔や腕からポタポタ、Tシャツは裏も表もグッショリ、ズボンも太ももまでグッショリ状態。
それを想定して塩分を多めに採っていたので熱中症などにはなりませんでしたが、さすがに丹沢でのロングは厳しい時期ですね。
涼しくなるまではお預けかな。
mattsooさん、こんばんは
蛭ヶ岳南陵>これは以前からお聞きしていましたし、isさんが冬期に登った事も記憶に新しいです
僕も実際にこの尾根の勾配を見ましたがかなりの急勾配でしたので、写真で勾配が皆さんに理解してもらえない悲しさは良く分かります
今日は気温も湿度も高かったので大量の発汗だったでしょう
この季節は体調管理大変ですね。 しかし、トレーニングの成果が表れているという事は素晴らしいですね
これからのアルプスシーズンに向けて良い山行になりましたね
kaikaireiさん、コメントありがとうございます!
ご想像のとおりかなりの急勾配でした
あそこを冬季に登るのはちょっと想像出来ませんでした。
たぶん壁になってる場所もあるはず。後でレコを見直してみます。
ヤバいレベルの汗でした
湿度が高いせいだと思います。曇りで少し乾いた風だったのが救いでした。
本当は丹沢大縦走でもやろうと思っていたのですが、やめて正解でした
トレーニングの成果だといいのですが、先週行かなかった分身体が軽かっただけかも
ボッカトレーニングにはならなかったので、テン泊装備背負ってどうなるかですね
この時期の蛭ヶ岳南陵は普段よりもきつそうですね。
丹沢でもいちばんの急登と名高い南陵、僕も一度はトライしてみたいけど、
まだまだそのレベルに達していないから記録を見てイメージだけは植えつけておきたいです
まっつーさんもおっしゃっているように、熊木沢までのアクセスですよね。
公共交通の僕としてはまずそこがネックです
紅葉の尾根道、なんかいいですね
お疲れ様でした!
hiroumiさん、コメントありがとうございます!
蛭南陵、僕もずっとレコをガン見してイメージしてやっとチャレンジできました
公共交通機関だと玄倉→蛭で蛭→西丹沢or蛭→大倉だと思うので、車よりやや楽かもです。
時間の制約が生まれるのがネックですね
いずれにせよ夏はやめたほうがいいです(笑)
西丹沢県民の森は紅葉がキレイそうですね。
人も少ないでしょうし、静かな紅葉狩りができるかもしれません
mattsooさん、こんばんは
どこ行ったのかな〜と思ったら、蛭南稜じゃないですか
自分は「南稜好き!」ですが、この時期だけは行きたくないですね
最後のイバラ道も半袖ですか? さすがどM
でも、レコ見たらまた南稜行きたくなりました!
ふふ、真っ暗な青崩隧道怖いですよね。
しかし、あのトンネル通りたくないからあえて大好きな「どMな同角山稜」をパスするとは、mattsooさんらしくないですね
我が隊が6/21に歩いた隧道の「う回路」おススメです。
南稜お疲れ様でした
is_pinarelloさん、コメントありがとうございます!
is隊のレコを何度も見て、「いつかは南陵」目指してました!
しかし、あそこを冬季に登るのは恐ろしくて考えられないです
すばらしいです
自分でもこの時期はありえないと思いながら行きましたから
最後のイバラも半袖です。腕が傷だらけになりました
でも、あの絶壁から見る富士山はサイコーですね!!
青崩隧道。あそこまでとは思いませんでした。
長野の善光寺のお戒壇巡りと同レベルの暗さ。修行ってことですかね
帰りは迂回路使おうと思っていたのですが、湿度と汗とガスでやる気を削がれた&あの長い林道歩きが苦痛で仕方なくて
べ、べつに青崩隧道が怖いとかじゃないんですからねっ
mattsooさんお疲れ様です。
南陵を攻められましたぁー
でも青崩はパスされましたか。分かります。僕はあの林道を一人で一日2回も通ったら性格かわっちゃうかもw
とにかく僕も涼しくなったら
fumihiko_onoさん、おかえりなさい!
fumihiko_onoさんのレコで青崩隧道が気になったのもあって行ってきました
わかっていたのにヘッドランプも準備せずで散々でした
明るいランタンなどあるといいかもしれませんね
蛭南陵は確かに難所ですが、あの一気に高度を稼ぐかんじは嫌いじゃないです
要所を抑えれば問題なく行けると思いますよ!
富士山がサイコーに気持ちいいので、ぜひ晴れた日に挑戦してください
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