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Yamareco

記録ID: 468259
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

梅雨の八ヶ岳はお花の季節!(硫黄岳、横岳、赤岳)

2014年06月21日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
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Jinbei その他1人
GPS
11:30
距離
17.5km
登り
1,750m
下り
1,743m

コースタイム

1:10赤岳山荘-1:15美濃戸山荘-3:10赤岳鉱泉3:20-4:55赤岩の頭5:00
-5:20硫黄岳頂上5:30-5:50硫黄岳山荘6:05-6:55横岳頂上(奥ノ院)7:00
-8:20赤岳天望荘8:40-9:05赤岳頂上9:25-10:40行者小屋10:50
-12:30美濃戸山荘-12:35赤岳山荘
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
赤岳山荘駐車場(駐車料金\1000):深夜1時頃到着時には15台くらいの駐車台数。下山時にはまだ2割くらいの空きあり。
トイレ:赤岳山荘または美濃戸山荘(有料)
コース状況/
危険箇所等
登山ポスト:赤岳山荘玄関前

危険箇所:横岳、赤岳付近は転落の恐れもあるので要注意

下山後の温泉:縄文の湯¥400

下山後の甘味:グラスリーぺぱん(アイスクリームやソルベが2種類選べて¥400)
真夜中の美濃戸山荘
真夜中の美濃戸山荘
丑三つ時の八ヶ岳にこんばんわ〜
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丑三つ時の八ヶ岳にこんばんわ〜
北沢、南沢の分岐。月が見えないせいか先週よりも森が暗く感じます
北沢、南沢の分岐。月が見えないせいか先週よりも森が暗く感じます
真夜中のユモトマムシグサ
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真夜中のユモトマムシグサ
真夜中のシロバナヘビイチゴ
真夜中のシロバナヘビイチゴ
雲が切れて月が見えてきました
雲が切れて月が見えてきました
真夜中のキバナノコマノツメ
真夜中のキバナノコマノツメ
3時過ぎに赤岳鉱泉に到着。
3時過ぎに赤岳鉱泉に到着。
森がうっすらと明るくなってきました
森がうっすらと明るくなってきました
コミヤカタバミ
コバイケイソウ(真上から)
3
コバイケイソウ(真上から)
南八ヶ岳の稜線が見えました!
南八ヶ岳の稜線が見えました!
赤岩の頭到着!
ミネズオウ
コメバツガザクラ
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コメバツガザクラ
立ち並ぶ硫黄岳のケルンが見えてきました
立ち並ぶ硫黄岳のケルンが見えてきました
赤岩方面から登ると険しく見える硫黄岳
赤岩方面から登ると険しく見える硫黄岳
硫黄岳頂上到着!
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硫黄岳頂上到着!
朝霧の爆裂火口
前掛山稜線みたい。先週のデジャブー。。
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前掛山稜線みたい。先週のデジャブー。。
爆裂火口の下側
がんばれコマクサ!
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がんばれコマクサ!
硫黄岳山荘前のウルップソウ
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硫黄岳山荘前のウルップソウ
硫黄岳山荘到着!綺麗なトイレお借りします
硫黄岳山荘到着!綺麗なトイレお借りします
ウルップソウ
キバナシャクナゲのつぼみ
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キバナシャクナゲのつぼみ
キバナシャクナゲ
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キバナシャクナゲ
ミヤマキンバイ
オヤマノエンドウ
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オヤマノエンドウ
ハクサンイチゲ
オヤマノエンドウ
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オヤマノエンドウ
イワウメ
イワウメ(同居のイワヒゲさんはまだ咲いていませんね)
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イワウメ(同居のイワヒゲさんはまだ咲いていませんね)
横岳のカニの横ばい鎖場(東側)
横岳のカニの横ばい鎖場(東側)
カニの横ばい付近のツクモグサ
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カニの横ばい付近のツクモグサ
カニの横ばい付近のツクモグサ
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カニの横ばい付近のツクモグサ
横岳のカニの横ばい鎖場(西側)
横岳のカニの横ばい鎖場(西側)
横ばい終わったら縦の鎖場
横ばい終わったら縦の鎖場
緑の大同心
硫黄岳への稜線
横岳到着!
めざすは、あの赤岳頂上!
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めざすは、あの赤岳頂上!
イワウメ
小同心と赤岳中岳
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小同心と赤岳中岳
キバナシャクナゲ
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キバナシャクナゲ
キバナシャクナゲ
キバナシャクナゲ
キバナシャクナゲでもつぼみはピンク
キバナシャクナゲでもつぼみはピンク
白と紫のコラボレーション
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白と紫のコラボレーション
コメバツガザクラ
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コメバツガザクラ
チシマアマナ
ハクサンイチゲ(咲いたばかりでみずみずしい)
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ハクサンイチゲ(咲いたばかりでみずみずしい)
コイワカガミ
ツクモグサ
チョウノスケソウ
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チョウノスケソウ
ウラシマツツジ
イワウメ
ミヤマキンバイ
イワウメ
オヤマノエンドウ
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オヤマノエンドウ
イワウメ
石尊峰のウルップソウ
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石尊峰のウルップソウ
石尊峰のツクモグサ
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石尊峰のツクモグサ
登山道の先には赤岳
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登山道の先には赤岳
オヤマノエンドウと阿弥陀岳(紫色のブーケみたい)
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オヤマノエンドウと阿弥陀岳(紫色のブーケみたい)
横岳から硫黄岳の稜線
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横岳から硫黄岳の稜線
ひらけ、ツクモグサ!
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ひらけ、ツクモグサ!
チョウノスケソウ
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チョウノスケソウ
チョウノスケソウとオヤマノエンドウ
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チョウノスケソウとオヤマノエンドウ
オヤマノエンドウ
オヤマノエンドウ
チョウノスケソウ
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チョウノスケソウ
横岳西側の断崖
鉾岳のツクモグサ
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鉾岳のツクモグサ
赤岳への稜線
イワベンケイ(準備中)
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イワベンケイ(準備中)
赤岳への稜線
ミヤマタネツケバナ
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ミヤマタネツケバナ
天望荘と赤岳
天望荘到着!
バウムクーヘンから見る天望荘
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バウムクーヘンから見る天望荘
天望荘と大同心小同心横岳
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天望荘と大同心小同心横岳
キバナシャクナゲ
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キバナシャクナゲ
赤岳頂上到着!誰もいない状態でゆったり20分間独占です
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赤岳頂上到着!誰もいない状態でゆったり20分間独占です
ミヤマキンバイ
イワベンケイ(こちらも準備中)
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イワベンケイ(こちらも準備中)
赤岳の鎖場
文三郎尾根に入ります
文三郎尾根に入ります
文三郎といえばマムート階段
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文三郎といえばマムート階段
文三郎から見上げる赤岳
文三郎から見上げる赤岳
ミネザクラ
行者小屋到着!
凍らせたおいたみつ豆ゼリー、ちょうどシャーベット状態。うぅ〜ん、きーんと頭にきます
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凍らせたおいたみつ豆ゼリー、ちょうどシャーベット状態。うぅ〜ん、きーんと頭にきます
イワカガミの森
このために来ました『ホテイラン』!
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このために来ました『ホテイラン』!
ちょうど一年前に来たときは、もうピンク色でなくなってました
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ちょうど一年前に来たときは、もうピンク色でなくなってました
ピンクのホテイランに感動
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ピンクのホテイランに感動
目の前から
何枚も撮りまくります
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何枚も撮りまくります
ホテイランがあるエリアは北沢南沢分岐から10分ほど登った登山道内。3箇所の保護地があり、一番美濃戸に近い場所は終わりがけ。
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ホテイランがあるエリアは北沢南沢分岐から10分ほど登った登山道内。3箇所の保護地があり、一番美濃戸に近い場所は終わりがけ。
明るい八ヶ岳看板。無事帰ってきました
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明るい八ヶ岳看板。無事帰ってきました
ラベンダーとラズベリーローズ\400 @グラスリーぺぱん
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ラベンダーとラズベリーローズ\400 @グラスリーぺぱん

感想

♪梅雨の八ヶ岳はお花の季節!(硫黄岳、横岳、赤岳)♪

 大好きな八ヶ岳。山歩きを始めた頃から毎年赤岳には足を運んでいる。さあ、今年も行ってみよう。キレイなお花咲く梅雨時の八ヶ岳へ。お目当てはこの時期ならではのお花。ツクモグサ、ウルップソウ、チョウノスケソウ、キバナシャクナゲ・・・そしてホテイラン。
 そんな訳で、昨年の全く同じ時期に周回したコースを、今回は逆回りしてみることにする。天気予報はいまひとつパッとしない。もしかしたら午後から雨になるかも。ツクモグサは開いてくれないかな〜。

★美濃戸〜北沢経由〜赤岳鉱泉
 夜中1時過ぎに出発。先週よりも月明かりが少ない分真っ暗な森の中を歩く。森の中にはニホンジカが群れをなしているようで、時折ヘッドランプの明かりにシカの目が赤く光る。
 明るいうちに通過する北沢のコースは、小さな橋がいくつかあり、沢の流れる音を聞きながらのんびり歩ける場所だけど、今日は闇の中をただ赤岳鉱泉目指して歩く。

★赤岳鉱泉〜赤岩の頭〜硫黄岳〜硫黄岳山荘
 赤岳鉱泉〜赤岩の頭は、明るいうちに歩いてもとりたてて見所がないが、今日もまたそんな道を上を目指して歩く。薄明が始まり、辺りが白くなってくるとなんとなくホッとするのはいつものこと。小鳥たちもさえずりだしにぎやかになってきた。
 赤岩の頭に着くと風が強く肌寒いのでダウンを着込んで硫黄岳へ向かう。こちらから見る硫黄岳はのっぺりしていないのが不思議な感じ。久しぶりの爆裂火口は先週の浅間山を彷彿とさせる。
 ケルンをひとつづつクリアしつつ硫黄岳山荘へ。ここで、おしゃれペンションのようなお手洗いをお借りする。

★硫黄岳山荘〜横岳〜赤岳天望荘
 やってきました大好きな区間。鹿よけがしっかりと張られている保護区の中ではコマクサが準備中。あと2週間もすればかわいいピンクの花を咲かせそう。
 登って行くうちに本日最初のツクモグサ発見。少し終わりがけなのかな?と思ったが、この後もツクモグサはどんどん現れ、まだまだ元気な姿を見せてくれる。来週もまだ元気かな?
 ウルップソウも早い株が花をつけているし、チョウノスケソウ、イワウメ、オヤマノエンドウ、キバナシャクナゲetc今が旬の花たちがいたるところで目を楽しませてくれる。おかげで、行動計画を忘れ、お花畑で遊びすぎてしまった・・・。
 お花は全体的に昨年より開花が遅れているみたい。

★赤岳天望荘〜赤岳〜文三郎尾根経由〜行者小屋
 こちら側から赤岳へ登るのは今回が初めて。何となくキツそうな登りなので敬遠していたが、いざ歩いてみるとあっけなく山頂に着いてしまった。
 山頂は静かでしばらく貸切状態。人気のある赤岳山頂に誰もいないなんてどうしたことだろう?文三郎尾根もいつもよりはるかに人が少ない。行者小屋周りもしかり。あまり天気がよくない予報が出ていたから、みなさん今日は山登りをやめたのかな?

★行者小屋〜南沢経由〜美濃戸
 この区間、お花もほとんどなく、ただひたすら森の中を下る。残すところの目的はあとひとつ「ホテイラン」。昨年見たものはほとんど終わりがけで元気がなかったから、今年は色の抜けていないピンクのホテイランを見たい。
 沢にかかる橋を渡り、美濃戸まであと少しのところにある「ホテイラン」エリアにやってきた。「見つけた〜!」しっかりと保護されたグリーンロープの中に、まだピンク色したホテイラン。森の妖精さんは待っててくれました。
 お花を満喫し、出発した時とは違う明るい美濃戸へ。達成感いっぱいの山歩きとなった。

★余談
 いつものコースも逆回りしてみると意外な発見があったりしてなかなか面白い。
 

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