記録ID: 4673282
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無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜
水晶岳リベンジ&赤牛岳(読売新道~竹村新道)【2022北アルプスその3】
2022年09月09日(金) 〜
2022年09月11日(日)


体力度
10
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 33:40
- 距離
- 67.9km
- 登り
- 5,992m
- 下り
- 6,613m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:04
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 6:18
距離 16.6km
登り 2,719m
下り 2,661m
2日目
- 山行
- 11:28
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 12:44
距離 14.4km
登り 1,962m
下り 565m
3日目
- 山行
- 11:31
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 12:47
距離 37.0km
登り 1,310m
下り 3,387m
19:09
ログ停止を忘れてた関係で七倉山荘〜薬師の湯間の車移動もログに入っています。
天候 | 1日目(9/9): 扇沢は晴れていましたが、黒部ダムは雨。その後も雨が降ったり止んだり、晴れたりとコロコロ変わる天気でした。 2日目(9/10): 朝から快晴!標高2900mくらいのみガスったりする時間帯もありましたが、基本的に見晴良好でした 3日目(9/11): 2日目に引き続き快晴。おかげで水晶小屋で朝食食べながらご来光を眺められました^^ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
自宅〜(中央道・長野道)〜安曇野IC〜(北アルプスパノラマロード・国道147号線)〜信濃大町(前泊) ↓ 信濃大町〜(国道147号線・大町アルペンライン)〜扇沢(車預け入れ) ↓ 扇沢〜(関電電気バス)〜黒部ダム(入山) 復路: 高瀬ダム(下山)〜(徒歩)〜七倉山荘(車受け取り)〜(槍ヶ岳線・国道147号線・北アルプスパノラマロード)〜安曇野IC〜(長野道・中央道)〜帰宅 マイカー回送サービス(アルペンキャリーサービス): 扇沢〜七倉:¥8,000 ※去年八峰キレット行く際に続いて2回目の利用です 立山黒部アルペンルート(関電電気バス): 扇沢〜黒部ダム:¥1,570/人 ※WEBきっぷで始発の7:30を予約。現地で発券手続きが必要なので注意 ※土日以外は7:30が始発です。土日だと6:30と7:00発があるようです 高瀬ダム〜七倉山荘: ※高瀬ダム堰堤にタクシーがいない場合はダム管理事務所前にある公衆電話でタクシーを呼ぶ必要あり(携帯電波入りません) ※公衆電話は10円玉のみ使用可の古いダイヤル式です。一応非常用コインが置いてあります ※ゲート終了時刻の40min前までに電話しないと来てくれません(ゲート終了時刻に間に合わないため) ※9/5〜七倉のゲート終了時刻が1H繰り上がって18:00まで(それ以前は19:00まで)になっていたことを失念していたため、七倉山荘まで5.3kmを日没後の夜道を歩く羽目に(>_<) |
コース状況/ 危険箇所等 |
黒部ダム〜ロッジくろよん〜平の渡し場: ロッジくろよんまでは舗装されているので歩きやすいですが、それ以降は本格的な登山道になります。黒部湖沿いなので平坦かと思いきや割とアップダウンがあり、丸太の橋・梯子が続きますので慎重に。平の渡し場までコースタイムだと4Hですが、難易度はないので実際には3.5H程度で着けます。 平の渡し場〜針ノ木谷船着き場: 渡し舟の時間は6:00, 10:00, 12:00, 14:00, 17:00(夏山シーズン中)と決まっているので乗り遅れに注意。無料ですが乗船名簿への記入とライフジャケットの装着が必要になります。 針ノ木谷船着き場〜奥黒部ヒュッテ: 黒部ダム〜平の渡し場間と同じく黒部湖〜黒部川沿いを丸太橋・丸太梯子をいくつも超えていきます。一部急斜度の下り梯子があるのでこちらも慎重に。 読売新道(奥黒部ヒュッテ〜赤牛岳): 奥黒部ヒュッテを出てすぐから急登になります。4/8の標識まではほぼ樹林帯の中で休めるスペースもないです。地図上では4/8の標識から視界が開けるとありますが、実際に樹林帯を抜けて視界が広がるのは5/8の標識以降になります。 5/8の標識を越えると森林限界を迎えて360°の絶景を楽しみながら赤牛岳山頂へ登って行きます。途中崩落地もあったりするので難易度はないですが足元は慎重に。 また、この後水晶岳までの縦走路も長いので、ココで張り切りすぎると体力が持たないのでペース配分には要注意です。 赤牛岳〜温泉沢の頭〜水晶岳: 薬師岳や裏銀座縦走路、雲ノ平を眺めながらの気持ちのいい稜線歩きです。ほとんどのピークは登らずに巻いて行くのでアップダウンはそこまでないですが、如何せん距離があります。温泉沢の頭や水晶岳への最後の登りは急登になりますが、危険性はないです。 水晶岳〜水晶小屋: 水晶岳から水晶小屋へは岩場を下りて行きますが、難易度はないものの赤牛岳から縦走してきた場合はバランスに注意。 裏銀座縦走路(水晶小屋〜真砂分岐): 去年も通りましたが名もなきピークの岩場を越えていきますが、基本的に難易度はないです。一部東沢谷側に切れ落ちている場所をトラバースしますが、慎重に行けば問題ありません。 竹村新道(真砂分岐〜湯俣温泉晴嵐荘): 真砂分岐から南真砂岳までは穏やかな稜線歩きですが、南真砂岳から湯俣岳へは急な下りになる上、元々歩行者がいないせいで笹やハイマツが生い茂ってルートが分かりにくい&藪漕ぎ状態で想像以上に体力を使います。地味に湯俣岳へ100m登り返すのもきついです。湯俣岳から晴嵐荘も更に急登&一部崩落地を歩くのでバランスを崩さないように注意が必要です。 湯俣温泉晴嵐荘〜高瀬ダム: 晴嵐荘前の高瀬川に今年吊り橋が掛かりましたが、8月下旬以降本流と支流に分かれているため、支流は渡渉が必要です。晴れていて水量が少ない場合は川から出ている岩の上をつたって渡ることも可能ですが、水量が多いと登山靴を脱いで渡る必要があります。 渡渉後、林道終点までは川沿いですが山道なのでアップダウンがあります。林道はトンネルが2か所あり、ライトはついていますがヘッドランプがあった方がいいかも。 高瀬ダム〜七倉山荘: 本来は歩きたくないルートですが、タクシーの時間が終わっていたので日暮れ後に5.3km歩きで下山。舗装路なので難易度はありませんが、途中のスノーシェッドにはライトがないのでヘッドランプは必須です。 ゲート締め切り後も管理車両は走行するので注意ください。 |
その他周辺情報 | 前泊: ルートイン信濃大町駅前 1日目: 奥黒部ヒュッテ 1泊夕食付¥9,400 ※早出のため朝食はお弁当(¥1,100)にしてもらいました ※予約は立山室堂山荘へ電話で予約(奥黒部ヒュッテは電波入りません) 2日目: 水晶小屋 1泊2食付¥13,000 ※遅く着いたのに夕食対応していただきありがとうございました。 下山後の温泉: 湯けむり屋敷 薬師の湯 ¥750 ※営業時間は21:00までですが、旧館は20:30まで |
予約できる山小屋 |
|
写真
奥黒部ヒュッテの夕食。クリームシチューにおでんに生野菜サラダまでと充実したメニュー♪ごちそうさまでした。
奥黒部ヒュッテにはお風呂(しかもシャンプー・ボディソープ使用可能)もあり、雨の山行後にありがたかったです
奥黒部ヒュッテにはお風呂(しかもシャンプー・ボディソープ使用可能)もあり、雨の山行後にありがたかったです
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
---|
感想
・読売新道〜水晶岳のコースタイムは10Hですが、奥黒部ヒュッテから赤牛岳までの標高差1300m近く登るので体力的にきつく、休憩込みで12.5Hかかってしまいました。。。コースを甘く見過ぎていたようです。
・スケジュール上仕方なかったとはいえ、2日目・3日目と連続して12Hオーバーの山行になってしまい、小屋着が遅くなったり高瀬ダムでタクシーの入構許可時間終わってたりとトラブル続きは反省点ですね。
・遅い時間に着いたのに受け入れていただき、夕食も対応していただいた水晶小屋のスタッフの方には感謝しかありません。ありがとうございました。
・次回からは体力に見合ったコース計画にしようと思います(とはいえ読売新道も竹村新道も途中に山小屋ないのでどうしようもなかったのですが)
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