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Yamareco

記録ID: 4455246
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾

灼熱急登の高妻山(↑一不動↓弥勒尾根)

2022年07月02日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 新潟県 長野県
 - 拍手
Jinbei その他1人
GPS
09:53
距離
14.0km
登り
1,467m
下り
1,451m

コースタイム

日帰り
山行
8:51
休憩
0:56
合計
9:47
距離 14.0km 登り 1,467m 下り 1,471m
3:28
3:29
6
3:35
13
4:51
4:58
7
5:05
5:11
11
5:22
5:23
3
5:26
5:31
63
6:34
31
7:05
78
8:23
8:51
71
10:02
39
10:41
10:48
53
12:29
12:30
11
13:00
6
13:12
戸隠キャンプ場バス停
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●戸隠キャンプ場登山者用無料駐車場
深夜0:30頃到着時にはかなりの空き有
出発時3:30頃もまだ空き多数有
下山時13:00頃は満車(路駐あり)
https://tozanguchi-p.com/post-3789/

●トイレは登山者用駐車場の道路をはさんだ向かい側にあります
(水洗・ペーパー有のきれいなトイレです)
コース状況/
危険箇所等
 今の時期日が長いとはいえ、高妻山まで距離も長く、累積標高差も大きいので、かなり時間に余裕を持った計画が必要です。また、市街地で30度を超えるような気温の時には、山に登って標高を上げてもそれほど涼しくないこともあります。
 この高妻山はまさにそんな感じでした。稜線に出ると日差しが照り付けますし、樹林帯もムシムシ感満載です。時折吹く風も熱風になります。
 今回500mlのペットボトルを一人4本持ちましたが、軽い熱中症ですぐに回復するレベルであったとしても、これでもギリギリくらいでした。
 夏場に高妻山を登ろうと計画する場合には、特に水分補給には気を付けて!
<コース状況>
●登山ポスト:戸隠牧場管理事務所に有(記入用紙もあり)
●戸隠牧場〜一不動避難小屋
 牧場内はわかりやすく登山口まで誘導されています。登山道はやや草が茂っていますが、標識もしっかり整備されており道迷いの心配はないかと思います。
 帯岩周辺は滑りやすいので行動は慎重に。クサリなども整備されているので、必要に応じて使いましょう。
 一不動避難小屋付近、ブヨなどの虫が非常に多く大変でした(コース全体を通して虫が多い印象)。虫よけスプレーをかけてもしばらく時間が経つとまた寄ってきます。数か所ブヨに咬まれました。
●一不動避難小屋〜六弥勒
 樹林帯と景色の良いところが交互に現れる感じです。特に「二釈迦」に出た時は一気に視界が開けます。お花も種類が多くなりますし、気持ち良く歩ける道です(
アップダウンはそこそこあります)。
●六弥勒〜九勢至
 アップダウンを繰り返しながら登っていきます。この辺りもお花が多く歩きやすい道になっています。
●九勢至〜高妻山
 このあたりから山頂に向けて直登の急登になります。日差しをさえぎる木陰もありません。この区間は思いのほか時間がかかってしまいました。まさに苦行です。
●高妻山山頂
 それほど広くはないですが、非常に景色も良いです。ただし、ここも日差しが強くあたります。
●六弥勒〜弥勒新道経由〜戸隠牧場
 草刈りもされ非常によく整備されていますが、意外と時間はかかります。
https://www.city.nagano.nagano.jp/site/kanko-nagano/63171.html
(弥勒新道についての詳細です)
その他周辺情報 ●下山後の甘味
「カフェフルーリー」のソフトクリーム(¥400 濃厚な味で美味しいです)
http://www.cafe-fleurir.com/
一年ぶりに戸隠キャンプ場登山者用無料駐車場にきました!今日は高妻山に挑戦します!日帰りで累積標高差1400mはキツいと思いますがガンバりますp(^^)q
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一年ぶりに戸隠キャンプ場登山者用無料駐車場にきました!今日は高妻山に挑戦します!日帰りで累積標高差1400mはキツいと思いますがガンバりますp(^^)q
登山者用無料駐車場の道路をはさんだ前には綺麗なお手洗いがあります。
登山者用無料駐車場の道路をはさんだ前には綺麗なお手洗いがあります。
戸隠牧場に到着!
戸隠牧場に到着!
戸隠牧場受付小屋に登山ポストがあります。
戸隠牧場受付小屋に登山ポストがあります。
熱中症注意!水分不足・塩分不足による頭痛・足つり・だるさ・吐き気を感じたら水分を補給しましょう。
熱中症注意!水分不足・塩分不足による頭痛・足つり・だるさ・吐き気を感じたら水分を補給しましょう。
牧場からみる夜明けの薄明
牧場からみる夜明けの薄明
一不動と弥勒尾根ルートの分岐に到着しました。一不動コースで登ります。帰りはここに合流予定です。
一不動と弥勒尾根ルートの分岐に到着しました。一不動コースで登ります。帰りはここに合流予定です。
ヤマオダマキがいっぱい
ヤマオダマキがいっぱい
キンポウゲ
エンレイソウ
サンカヨウの実
一不動コースは沢沿いのコースです。
一不動コースは沢沿いのコースです。
橋は壊れています。
橋は壊れています。
橋の下の沢を渡ります。
橋の下の沢を渡ります。
カラマツソウ
オオバミゾホオズキ
オオバミゾホオズキ
ヤマオダマキわっさわさ
ヤマオダマキわっさわさ
藪の葉が濃い箇所が多いです。夜露が多く服がびしょ濡れです。
藪の葉が濃い箇所が多いです。夜露が多く服がびしょ濡れです。
一枚岩を鎖で登ります。
一枚岩を鎖で登ります。
オオバミゾホオズキ
オオバミゾホオズキ
タニウツギ
朝日が稜線から上ってきました!
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朝日が稜線から上ってきました!
登山道が一気にオレンジ色に変わります。
登山道が一気にオレンジ色に変わります。
ツルツルの一枚岩を鎖で登ります。
ツルツルの一枚岩を鎖で登ります。
一枚岩の崖を横ばいで進みます。
一枚岩の崖を横ばいで進みます。
氷清水に到着!
グンナイフウロ
不動避難小屋に到着!一年前に来たときもブヨが多かったですが今年も多いです。
不動避難小屋に到着!一年前に来たときもブヨが多かったですが今年も多いです。
ニッコウキスゲ
ヤマオダマキ
一不動から高妻山まで、二、三、四と十まで祠が続きます。数的にも1合目から10合目までの目印のような感覚です。
一不動から高妻山まで、二、三、四と十まで祠が続きます。数的にも1合目から10合目までの目印のような感覚です。
ミヤマカラマツ
二釈迦に到着!一から二まで12分でした。
二釈迦に到着!一から二まで12分でした。
右手には飯綱山がよく見えてます。
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右手には飯綱山がよく見えてます。
ママコナ
イブキジャコウソウ
イブキジャコウソウ
青空とサラサドウダン
青空とサラサドウダン
高妻山が見えました!まだまだとても遠いです。
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高妻山が見えました!まだまだとても遠いです。
高妻山アップ
イチヨウラン
ゴゼンタチバナ
三文殊に到着!二から三まで13分でした。
三文殊に到着!二から三まで13分でした。
イワカガミ
マイヅルソウ
ツマトリソウ
ニッコウキスゲの群生
ニッコウキスゲの群生
カラマツソウ
ベニドウダン
ニッコウキスゲと五地蔵山
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ニッコウキスゲと五地蔵山
ハナニガナ
四普賢に到着!三から四まで18分でした。
四普賢に到着!三から四まで18分でした。
キバナアツモリソウ発見!
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キバナアツモリソウ発見!
キバナアツモリソウ(入笠山頂上の植物園で見たアツモリソウよりかなり小さいです。)
キバナアツモリソウ(入笠山頂上の植物園で見たアツモリソウよりかなり小さいです。)
振り返ると戸隠山の背後に北アルプスが見えます!あれは、、
振り返ると戸隠山の背後に北アルプスが見えます!あれは、、
どこに行っても探してしまう、槍ヶ岳!
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どこに行っても探してしまう、槍ヶ岳!
オトギリソウ
五地蔵に到着!四から五まで18分でした。
五地蔵に到着!四から五まで18分でした。
サラサドウダンがいっぱいです!
サラサドウダンがいっぱいです!
五地蔵山頂上に到着!
五地蔵山頂上に到着!
五地蔵山頂上から見る飯綱山
五地蔵山頂上から見る飯綱山
妙高山、黒姫山もすぐ近くに見えます!
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妙高山、黒姫山もすぐ近くに見えます!
ゴゼンタチバナとツマトリソウ
ゴゼンタチバナとツマトリソウ
アカモノ
六弥勒に到着!五から六まで10分でした。
六弥勒に到着!五から六まで10分でした。
七薬師に到着!六から七まで5分でした。
七薬師に到着!六から七まで5分でした。
タニギキョウ
マイヅルソウ
八観音に到着!七から八まで23分でした。
八観音に到着!七から八まで23分でした。
ミツバオウレン
高妻山に向かってまっすぐ進みます。
高妻山に向かってまっすぐ進みます。
シラネアオイ発見!!間に合いました。でも最後の一輪。
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シラネアオイ発見!!間に合いました。でも最後の一輪。
ツマトリソウの行列
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ツマトリソウの行列
ハナニガナの群生
ハナニガナの群生
青空とハクサンシャクナゲ
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青空とハクサンシャクナゲ
九勢至に到着!八から九まで13分でした。ここからが急斜面で歩く速度が大きく落ちます。
九勢至に到着!八から九まで13分でした。ここからが急斜面で歩く速度が大きく落ちます。
オオカメノキ
ナナカマドの花
ハクサンチドリ
ハナニガナわっさわさ。
ハナニガナわっさわさ。
登山道にはハナニガナが咲き乱れています。
登山道にはハナニガナが咲き乱れています。
ハクサンチドリ
北アルプスとナナカマド
北アルプスとナナカマド
コケモモ
十阿弥陀に到着!九から十まで60分でした。1から9までは15分間隔くらいでしたが、合目とは異なり十等分ではないようです。
十阿弥陀に到着!九から十まで60分でした。1から9までは15分間隔くらいでしたが、合目とは異なり十等分ではないようです。
ミヤマダイコンソウ
ミヤマダイコンソウ
高妻山頂上に到着!
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高妻山頂上に到着!
頂上標識の背後には北アルプスが広がります。
頂上標識の背後には北アルプスが広がります。
北アルプスを見ながら、凍らせて持ってきた白桃ゼリーをいただきます。
北アルプスを見ながら、凍らせて持ってきた白桃ゼリーをいただきます。
白馬三山
白馬大雪渓
乙妻山。本当は往復二時間、乙妻山まで行こうかと思っていましたが下山します。今日の異常な暑さは危険と判断しました。
乙妻山。本当は往復二時間、乙妻山まで行こうかと思っていましたが下山します。今日の異常な暑さは危険と判断しました。
ハタザオ
ミヤマダイコンソウ
ミヤマダイコンソウ
ハクサンシャクナゲ
ハクサンシャクナゲ
頂上稜線の岩稜帯を戻ります。
頂上稜線の岩稜帯を戻ります。
歩いてきた戸隠からの稜線
歩いてきた戸隠からの稜線
ハナニガナとモンシロチョウ
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ハナニガナとモンシロチョウ
稜線に雲が沸いてきました。
稜線に雲が沸いてきました。
サラサドウダン
振り返って高妻山
振り返って高妻山
マイヅルソウ
オウバギボウシのつぼみ
オウバギボウシのつぼみ
オトギリソウ
六弥勒まで戻ってきました。ここからは弥勒尾根で下山します。
六弥勒まで戻ってきました。ここからは弥勒尾根で下山します。
高妻山も見納めです。
高妻山も見納めです。
ツマトリソウ
鎖のある個所もありますが、一不動コースより高所感のある場所はあまりありません。
鎖のある個所もありますが、一不動コースより高所感のある場所はあまりありません。
ニッコウキスゲ
気温は30℃くらいでしょうか。弥勒尾根は日光を遮るものが少ない箇所も多く猛暑にはつらいコースかも。
気温は30℃くらいでしょうか。弥勒尾根は日光を遮るものが少ない箇所も多く猛暑にはつらいコースかも。
ハクサンシャクナゲ
ハクサンシャクナゲ
樹林帯に到着
ギンリョウソウ発見!
ギンリョウソウ発見!
ギンリョウソウわっさわさ。
ギンリョウソウわっさわさ。
ブナ仙人に到着!ここまで来れば牧場まで30分です。
ブナ仙人に到着!ここまで来れば牧場まで30分です。
ルリタテハ
ヤマツツジ
弥勒尾根登山口に到着!
弥勒尾根登山口に到着!
牧場の草原を横目に戻ります。
牧場の草原を横目に戻ります。
ヤマガラシ
ウツボグサ
ノコギリソウ
戸隠山稜線と青空
戸隠山稜線と青空
一不動コースと弥勒尾根コースの分岐まで戻ってきました。
一不動コースと弥勒尾根コースの分岐まで戻ってきました。
牧場の中の一本道を下ります。
牧場の中の一本道を下ります。
ウツボグサの群生
ウツボグサの群生
牧場のお馬さん
大きな草原、青空の下のお馬さん
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大きな草原、青空の下のお馬さん
牧場内にあるカフェ・フルーリーの牛乳香るバニラソフトクリーム。濃厚で美味しかったです!
牧場内にあるカフェ・フルーリーの牛乳香るバニラソフトクリーム。濃厚で美味しかったです!
カフェ・フルーリーから見る戸隠連峰
カフェ・フルーリーから見る戸隠連峰
登山用駐車場まで戻ってきました!
登山用駐車場まで戻ってきました!
戸隠といえば、お蕎麦!道の駅「しなの」でいただきました。
戸隠といえば、お蕎麦!道の駅「しなの」でいただきました。

感想

♪灼熱急登の高妻山(↑一不動↓弥勒尾根)♪

 例年なら梅雨まっただなかのこの時期、雨が降り続き登山計画が何週も連続で中止になることもしばしば。しかし今年は何と既に梅雨明けしてしまった。例年より1か月近く早い梅雨明けで、毎日気温はとんでもない異常な暑さに・・・。
 
 そんな梅雨明け後の晴天をねらって、なかなか手強そうなスペックの高妻山を歩いてみることにした。暑さは覚悟するが、行動時間が長くとれるのがこの時期の強みだから。

 危険な帯岩あたりを明るくなってから通過したかったので、ナイトハイクを避けたのだが、日の出からの気温の上昇が半端なかった。それでも九勢至までは何とか良いペースを保てたのだが、ここから山頂までの区間で一気に体力を奪われペースダウン。山頂で大休憩をしたが、下山はいつものスピードが出ずとぼとぼ。

 牧場に戻ってソフトクリームをいただいて何とか復活!数年前に「三方崩山」で味わったのと同様の苦行を再び味わうことになった山行となった。
 登山道上でも座り込んでしまっている方を見かけたが、この異常な暑さは誰しもが調子を崩しても不思議ではない。水分補給・栄養補給に注意し、完全に「無理」というレベルになる前に引き返すことも重要になってくるだろう。

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無雪期ピークハント/縦走 妙高・戸隠・雨飾 [日帰り]
戸隠山・高妻山・乙妻山縦走
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

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