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Yamareco

記録ID: 441162
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雪山ハイキング
尾瀬・奥利根

鳩待峠から至仏山と景鶴山(水芭蕉も咲き始めました)

2014年05月03日(土) 〜 2014年05月04日(日)
情報量の目安: S
都道府県 福島県 群馬県 新潟県
 - 拍手
GPS
32:00
距離
32.8km
登り
1,615m
下り
1,622m

コースタイム

(5月3日)
鳩待峠5:30-7:55至仏山8:25-9:35山ノ鼻9:55-牛首10:35-11:20竜宮小屋11:35-12:05見晴
(5月4日)
見晴5:45-東電尾瀬橋6:05-笹山北側の鞍部6:30-7:55与作岳8:00-8:45景鶴山10:00-与作岳10:35-笹山北側の鞍部11:10-東電尾瀬橋11:25-11:45見晴13:00-竜宮小屋13:30-牛首14:05-14:50山ノ鼻14:55-16:15鳩待峠
天候 5/3 晴れ、夕方一時雨
5/4 晴れ、午後から時々曇り
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
戸倉第一駐車場を利用。1日1000円。トイレあり。
戸倉から鳩待峠はバス、乗合タクシーどちらを利用しても片道930円。
乗合タクシーは人数が揃えば随時発車です。
コース状況/
危険箇所等
山ノ鼻〜見晴…
一部で木道が出ていますが、まだ大部分は雪原です。
木道沿いにトレースがありますが、雪解けが進んで踏み抜くこともあるので注意。

至仏山…
例年GW後は夏まで登山禁止になります。
今年の登山道閉鎖期間は5/7(水)〜6/30(月)です。

景鶴山…
残雪期限定の山。東電小屋の裏から尾根を辿るのが一般的のようだが前日の下見時にはトレースなし。この日登られた方のアドバイスでは尾根の西側から登ると笹山を経由しないので楽とのこと。
見晴からのルートは正面に見える笹山を目指して雪原を歩き、林を抜けると東電尾瀬橋がある。橋を渡ってから正面に見える斜面に沿って右方向へ。
5分ほどの所にある最初の沢状の箇所を登って行くと平坦な場所に出る。ここが笹山北側の鞍部で、ここから北に伸びる尾根を行く。与作岳までは急登と平坦地を繰り返しながらの尾根歩き。
与作岳からはやや下ってから景鶴山へ登り返す。途中に尾根の痩せた箇所と山頂直下に数メートルの雪壁があるのでアイゼン&ピッケルは必須。
なお笹山北側の鞍部から景鶴山までは要所要所にピンクテープがあり、トレースもはっきりしていましたが、広い尾根なので天候不良時には道迷いの危険があるかもしれません。

トイレ…
鳩待峠、山ノ鼻、竜宮小屋、見晴にあり。

水場…
鳩待峠、山ノ鼻、竜宮小屋、見晴にあり。

温泉…
老神温泉「東明館」600円。廃業した老舗旅館を「餃子の満州」が買い取って新規営業したそうです。それだけ聞くと期待薄な感じもしますが、とても良い温泉でした。源泉掛け流しで白濁した単純硫黄泉。
http://www.mansyu.co.jp/oigami/toumeikan.html

見晴のテン場…
1日800円。受付は燧小屋にて。
鳩待峠
2014年05月03日 05:25撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/3 5:25
鳩待峠
至仏山登山口
2014年05月03日 05:27撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/3 5:27
至仏山登山口
登り始めから気持ちがイイ!
2014年05月03日 05:40撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/3 5:40
登り始めから気持ちがイイ!
マッタリしたくなっちゃうね
2014年05月03日 05:46撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/3 5:46
マッタリしたくなっちゃうね
登山道は右方向へ
2014年05月03日 06:11撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/3 6:11
登山道は右方向へ
至仏山と小至仏山
2014年05月03日 06:20撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/3 6:20
至仏山と小至仏山
小至仏山。
山頂は通らずに東斜面をトラバースするようです
2014年05月03日 06:22撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/3 6:22
小至仏山。
山頂は通らずに東斜面をトラバースするようです
至仏山
2014年05月03日 06:22撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/3 6:22
至仏山
急な登りも少なく歩きやすい
2014年05月03日 06:33撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/3 6:33
急な登りも少なく歩きやすい
ここを抜けると…
2014年05月03日 06:59撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/3 6:59
ここを抜けると…
開けた尾根に出ます!
2014年05月03日 07:06撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/3 7:06
開けた尾根に出ます!
少し歩いて振り返る
2014年05月03日 07:09撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/3 7:09
少し歩いて振り返る
前方に小至仏山
2014年05月03日 07:11撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/3 7:11
前方に小至仏山
右からトラバースします
2014年05月03日 07:16撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/3 7:16
右からトラバースします
小至仏山の東斜面をトラバース中
2014年05月03日 07:20撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/3 7:20
小至仏山の東斜面をトラバース中
右奥に燧ヶ岳
2014年05月03日 07:22撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/3 7:22
右奥に燧ヶ岳
至仏山が見えた
2014年05月03日 07:26撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/3 7:26
至仏山が見えた
相変わらず開放的な雪の尾根です
2014年05月03日 07:39撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/3 7:39
相変わらず開放的な雪の尾根です
日焼け対策は必ずお願いします
2014年05月03日 07:45撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/3 7:45
日焼け対策は必ずお願いします
振り返って左から小至仏山、武尊山、笠ヶ岳
2014年05月03日 07:46撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/3 7:46
振り返って左から小至仏山、武尊山、笠ヶ岳
至仏山山頂は結構賑わってました
2014年05月03日 07:53撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/3 7:53
至仏山山頂は結構賑わってました
至仏山山頂
2014年05月03日 07:56撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/3 7:56
至仏山山頂
越後の山々
2014年05月03日 07:59撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/3 7:59
越後の山々
平ヶ岳
2014年05月03日 07:59撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/3 7:59
平ヶ岳
左が中ノ岳、右が越後駒かなぁ…?
2014年05月03日 07:59撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/3 7:59
左が中ノ岳、右が越後駒かなぁ…?
巻機山
2014年05月03日 08:00撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/3 8:00
巻機山
巻機山から左に伸びる上越国境稜線
2014年05月03日 08:00撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/3 8:00
巻機山から左に伸びる上越国境稜線
明日登る景鶴山と右に与作岳
2014年05月03日 08:02撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/3 8:02
明日登る景鶴山と右に与作岳
武尊山
2014年05月03日 08:03撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/3 8:03
武尊山
雪の尾瀬ヶ原と燧ヶ岳、左に会津駒
2014年05月03日 08:27撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/3 8:27
雪の尾瀬ヶ原と燧ヶ岳、左に会津駒
雪の尾瀬ヶ原をアップで
2014年05月03日 08:27撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/3 8:27
雪の尾瀬ヶ原をアップで
至仏山から山ノ鼻へ下ります。
最初は雪道ですが…
2014年05月03日 08:29撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/3 8:29
至仏山から山ノ鼻へ下ります。
最初は雪道ですが…
すぐに夏道になったので一時アイゼンを外しました
2014年05月03日 08:35撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/3 8:35
すぐに夏道になったので一時アイゼンを外しました
ここからまたアイゼン装着です
2014年05月03日 08:42撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/3 8:42
ここからまたアイゼン装着です
結構急な斜面ですよね(汗)
2014年05月03日 08:49撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/3 8:49
結構急な斜面ですよね(汗)
見下ろしてもこんな感じです
2014年05月03日 08:58撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/3 8:58
見下ろしてもこんな感じです
燧、会津駒、景鶴を見ながら
2014年05月03日 09:04撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/3 9:04
燧、会津駒、景鶴を見ながら
山ノ鼻に到着
2014年05月03日 09:35撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/3 9:35
山ノ鼻に到着
山ノ鼻からはだだっ広い雪原歩きです♪
2014年05月03日 09:56撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/3 9:56
山ノ鼻からはだだっ広い雪原歩きです♪
ところどころ木道も出てます
2014年05月03日 10:04撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/3 10:04
ところどころ木道も出てます
こんなところを歩けるなんて気持ち良さそうですが、雪が腐っていて意外と歩き難い(^^;)
2014年05月03日 10:05撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/3 10:05
こんなところを歩けるなんて気持ち良さそうですが、雪が腐っていて意外と歩き難い(^^;)
踏み抜き防止のために小屋の方が木道を掘り起こしてくれているところもありました。
後方の山は至仏山
2014年05月03日 10:20撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/3 10:20
踏み抜き防止のために小屋の方が木道を掘り起こしてくれているところもありました。
後方の山は至仏山
湿原が現れているところもあった
2014年05月03日 10:34撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/3 10:34
湿原が現れているところもあった
牛首
2014年05月03日 10:36撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/3 10:36
牛首
のびやかな雲と燧ヶ岳
2014年05月03日 10:45撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/3 10:45
のびやかな雲と燧ヶ岳
竜宮小屋の手前では木道沿いに水芭蕉が咲いていました♪
2014年05月03日 11:11撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/3 11:11
竜宮小屋の手前では木道沿いに水芭蕉が咲いていました♪
まだ咲いていないと思っていたので、これは嬉しいサプライズ!
2014年05月03日 11:13撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/3 11:13
まだ咲いていないと思っていたので、これは嬉しいサプライズ!
竜宮小屋
2014年05月03日 11:18撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/3 11:18
竜宮小屋
見晴はいくつも山小屋が建ち並んでいて、小さな集落といった趣き
2014年05月03日 12:02撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/3 12:02
見晴はいくつも山小屋が建ち並んでいて、小さな集落といった趣き
見晴のテン場。
この日は20張りほどでした
2014年05月03日 13:31撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/3 13:31
見晴のテン場。
この日は20張りほどでした
テントの受付は燧小屋でお願いします
2014年05月03日 13:36撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/3 13:36
テントの受付は燧小屋でお願いします
翌朝、うっすら染まった至仏山
2014年05月04日 04:57撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/4 4:57
翌朝、うっすら染まった至仏山
2日目は景鶴山へ。
まずは正面に見える笹山を目指して雪原を進みます
2014年05月04日 05:48撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/4 5:48
2日目は景鶴山へ。
まずは正面に見える笹山を目指して雪原を進みます
東電尾瀬橋
2014年05月04日 06:06撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/4 6:06
東電尾瀬橋
橋を渡ったら右方向へ
2014年05月04日 06:08撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/4 6:08
橋を渡ったら右方向へ
すぐに沢状の箇所に着きます。
ここを登って行く。
2014年05月04日 06:12撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/4 6:12
すぐに沢状の箇所に着きます。
ここを登って行く。
しばらく登ると開けた広場に出た。
ここが笹山北側の鞍部です
2014年05月04日 06:28撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/4 6:28
しばらく登ると開けた広場に出た。
ここが笹山北側の鞍部です
鞍部から北に伸びる尾根を行きます。
のっけから急です
2014年05月04日 06:29撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/4 6:29
鞍部から北に伸びる尾根を行きます。
のっけから急です
ひと登りすると平坦地に。
急登→平坦地を何度か繰り返しながら進みます
2014年05月04日 06:46撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/4 6:46
ひと登りすると平坦地に。
急登→平坦地を何度か繰り返しながら進みます
このように新しいピンクテープが等間隔でありました
2014年05月04日 06:47撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
1
5/4 6:47
このように新しいピンクテープが等間隔でありました
また急登(笑)
2014年05月04日 06:52撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/4 6:52
また急登(笑)
この特徴的な木が立つピークが1653mピークでしょうか
2014年05月04日 06:56撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
1
5/4 6:56
この特徴的な木が立つピークが1653mピークでしょうか
林相が変わってきた
2014年05月04日 07:11撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/4 7:11
林相が変わってきた
左に目をやると景鶴山が!
2014年05月04日 07:27撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/4 7:27
左に目をやると景鶴山が!
景鶴山と右に与作岳
2014年05月04日 07:31撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/4 7:31
景鶴山と右に与作岳
見るからに無雪期は薮が凄そう
2014年05月04日 07:31撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/4 7:31
見るからに無雪期は薮が凄そう
与作岳への登り
2014年05月04日 07:48撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/4 7:48
与作岳への登り
与作岳山頂。
広い山頂です
2014年05月04日 07:52撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/4 7:52
与作岳山頂。
広い山頂です
昨日テン泊した人がいるようです
2014年05月04日 07:53撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/4 7:53
昨日テン泊した人がいるようです
景鶴山と至仏山
2014年05月04日 07:53撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/4 7:53
景鶴山と至仏山
ピラミダルな山容ですね
2014年05月04日 07:54撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
3
5/4 7:54
ピラミダルな山容ですね
山頂の真ん中辺りに小さな山頂標識があった
2014年05月04日 07:55撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
1
5/4 7:55
山頂の真ん中辺りに小さな山頂標識があった
与作岳からいったん小さく下ります
2014年05月04日 08:03撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/4 8:03
与作岳からいったん小さく下ります
下った先はこんな開放的な場所。
左はヨサク沢の源頭のようですね
2014年05月04日 08:12撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/4 8:12
下った先はこんな開放的な場所。
左はヨサク沢の源頭のようですね
また小さく登ると…
2014年05月04日 08:19撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/4 8:19
また小さく登ると…
眼前に景鶴山が♪
2014年05月04日 08:23撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/4 8:23
眼前に景鶴山が♪
急な雪面を登ると…
2014年05月04日 08:26撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/4 8:26
急な雪面を登ると…
リッジ状の雪尾根になります。
ここは問題なかったのですが…
2014年05月04日 08:34撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
1
5/4 8:34
リッジ状の雪尾根になります。
ここは問題なかったのですが…
途中で岩が露出した箇所が。
手前の雪と岩の間には50cmくらいの間があり、乗り越えるのがちょっと厄介
2014年05月04日 08:35撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
2
5/4 8:35
途中で岩が露出した箇所が。
手前の雪と岩の間には50cmくらいの間があり、乗り越えるのがちょっと厄介
なので、数歩戻って右から巻くことに
2014年05月04日 08:36撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
1
5/4 8:36
なので、数歩戻って右から巻くことに
尾根に復帰。
山頂手前には2つの大岩があります。
まず1つ目
2014年05月04日 08:39撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
1
5/4 8:39
尾根に復帰。
山頂手前には2つの大岩があります。
まず1つ目
これは2つ目。
いずれも右から巻いて行きます
2014年05月04日 08:40撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
2
5/4 8:40
これは2つ目。
いずれも右から巻いて行きます
大岩の先はややブッシュ気味
2014年05月04日 08:43撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/4 8:43
大岩の先はややブッシュ気味
直下にある数mの雪壁を登って山頂に!
狭いですが展望は抜群です
2014年05月04日 08:45撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
1
5/4 8:45
直下にある数mの雪壁を登って山頂に!
狭いですが展望は抜群です
景鶴山の山頂標識
2014年05月04日 08:45撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/4 8:45
景鶴山の山頂標識
至仏山
2014年05月04日 08:50撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/4 8:50
至仏山
平ヶ岳
2014年05月04日 09:19撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/4 9:19
平ヶ岳
尾瀬ヶ原
2014年05月04日 09:38撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/4 9:38
尾瀬ヶ原
歩いてきた尾根と後方に燧ヶ岳
2014年05月04日 10:06撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/4 10:06
歩いてきた尾根と後方に燧ヶ岳
雪壁やリッジもあるので、下りは慎重に
2014年05月04日 10:08撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/4 10:08
雪壁やリッジもあるので、下りは慎重に
与作岳へ戻ります
2014年05月04日 10:17撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/4 10:17
与作岳へ戻ります
与作岳からの下り
2014年05月04日 10:36撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/4 10:36
与作岳からの下り
またまた雪原を突っ切って見晴へ戻ります
2014年05月04日 11:31撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/4 11:31
またまた雪原を突っ切って見晴へ戻ります
見晴に着きました
2014年05月04日 11:44撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/4 11:44
見晴に着きました
翌日は燧ヶ岳の予定でしたが天気が悪そうだったので下山します
2014年05月04日 13:05撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/4 13:05
翌日は燧ヶ岳の予定でしたが天気が悪そうだったので下山します
先ほどまで歩いていた尾根。
左に見えるのが景鶴山
2014年05月04日 13:12撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/4 13:12
先ほどまで歩いていた尾根。
左に見えるのが景鶴山
逆さ至仏
2014年05月04日 14:16撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/4 14:16
逆さ至仏

感想

ここ2年、GWは北アに行っていた。今年もそのつもりでいたのだが今年は年初めから色々あり、まともに山にも行けなかった。そんな状態では体力的にも山を歩くという感覚的にもテン泊での縦走はリスクが高い。でもせっかくの4連休だし、ゆるいテン泊なら…と雪残る尾瀬に行くことにした。


(5月3日)
尾瀬へは鳩待峠の駐車場に車を止めれば入山も下山も時間の融通がきくのだが、毎年GW期間は早い時間に満車になるらしい。どのみち現地に着くのは夜中になるので鳩待峠に止めるのは端から諦め、戸倉に駐車した。
戸倉から始発の乗り合いタクシーで鳩待峠へ。今日はここから至仏山に登って山ノ鼻へ下り、そのまま見晴まで。尾瀬は7年前の秋に来て以来。当時の記憶も曖昧なので何もかも新鮮だ。

歩き始めてすぐ、右手には白い至仏山が見えた。このところ暖かい日が続いていたので雪解けが進んでいるかと思ったが、まだまだ充分に雪山ハイクが楽しめそうだ。
森林限界を越えると広い雪原に出た。この辺りがオヤマ沢田代でしょうか。ここからは遮るものが一切ない気持ち良過ぎるスノーハイク!
ずっと歩いていたいな〜と思わせる雪道歩きの末、至仏山に到着。展望抜群の山頂。越後や上州の山並みはもちろんだが、何といっても雪原と化した尾瀬を見てみたかったんです。雪原の中を蛇行する川は地上絵のようにも見えた。

至仏山から山ノ鼻へは一気に下って行く。いや〜ホント急ですね。鳩待峠からだとユルユルと山頂に登って行く感じでなのに。久々のテン泊装備で、ややへばり気味になって山ノ鼻に。でもここからは見晴までずっと平坦な歩きなので、だいぶ楽になるだろうとたかをくくっていたが大間違い。まあこれは私の体力低下が大きな一因だと思いますが(笑)
雪原の雪は早くも腐っていて、歩き難いこと歩き難いこと。加えて太陽の照り返しもキツく、重いザックも手伝って竜宮小屋までがやたらと長く感じられた。ただそんな中でも、まだ早いと思っていた水芭蕉が見られたのは嬉しい誤算でした。

その後、見晴に着いてテント設営。それが終わってもまだ昼過ぎと、このままだと随分時間を持て余してしまう。それではと、明日登る景鶴山の取り付きでも確認しておこうと東電小屋へと行ってみた。
一般的な景鶴山への取り付きは東電小屋裏の尾根からとなっているようですが、いざその場所に行ってみても誰も歩いた形跡がない。まあこの尾根を忠実に辿ればいいだけだろうと見晴へと戻って行ったが、途中で景鶴山から下山して来た方たちと会ったので取り付きのことを聞くと、東電小屋裏からだと笹山を登ることになるのでその北側の鞍部を目指して取り付くと良いとのこと。
ちなみにこの方たちは景鶴山手前で岩が露出していたので登頂できなかったともおっしゃっていた。これを聞いた時、一瞬どうしようかとも思ったが、とりあえず自分の目で確認してみようと行けるとこまで行ってみることに決めた。
この日は夕方にしばらく雨が降り、夜中からは強い風が明け方まで吹いていて少し寒かった。

(5月4日)
4時半に起床。今日は景鶴山へ、明日は燧ヶ岳の予定。今日の行程は6時間ほどなのでそんなに早出をするつもりもなかったが、周りの方たちが起き出して来るとどうしてもつられて起きてしまう(笑)
結局5時半過ぎに歩き出す。まずは笹山を正面に見ながらの雪原歩き。無雪期にはここは一面湿原でしょうが、これもこの時期の尾瀬の醍醐味。

東電尾瀬橋を渡って右方向へ向かい、笹山北側鞍部への取り付きとなる沢筋へ。ここからは山頂までしっかりとしたトレースがあった。
しばらく登ると広々とした平坦地に出た。左にピークが見えるので、ここが笹山北側鞍部のようだ。ここから北に伸びる尾根を登って行く。急斜面と平坦地を何度か繰り返す尾根を辿る。
GW前半からそれなりに人は入っているとは思っていたが、要所要所にピンクテープまであったのは意外でした。それでもしばらくは誰とも会わなかったのですが、与作岳の手前で下山してきた2人の方と会いました。そこで昨日撤退してきた方たちが言っていた露出している岩のことを尋ねると右から巻けるとのこと。巻いた先はちょっとした雪壁にはなっているが、アイゼンとピッケルがあれば問題ないとも教えてくれました。

与作岳から望む景鶴山はピラミダルな山容でカッコイイ!その景鶴山への登りは急な雪面の先がややリッジ状になっていた。その途中で雪が解け切っていて道が途切れてしまっていた。岩が露出していたので、ここが昨日の方たちの撤退ポイントのようだ。
ここは朝お会いした方たちのアドバイス通りに数歩戻って右から巻いた。巻いた先から尾根に戻る箇所は確かに小さいながらも雪壁になっていた。

尾根に戻ってから2つの大岩を右から巻き、山頂直下のこれもちょっとした雪壁を慎重に登ってようやく山頂に。ここまで12人の方たちとすれ違ったが、山頂には誰もいなくて独占!
そのうち誰かしら登って来るだろうから、そしたら下山しようとマッタリとしていたが、なかなかその気配がない。なんだかんだで50分くらい独り占めしてしまいました。
その後は1人2人とやってきましたが、その中でお話しした方(下山後に分かりましたがこのお方はmitukiさんでした。)からお聞きしたら明日の天気は雨とのこと。入山前は曇り予報だったのに変わったようだ。なんか急にテンションが下がってしまった。雨の中のテント撤収は嫌だし、雨の中の登山はもってのほか。
1日停滞も考えたが時間を持て余すのは必至。心は一気に下山モード。問題は鳩待峠からの最終バス16時30分に間に合うかどうか。コースタイムや撤収時間を逆算してギリギリ間に合うと判断。最悪でも鳩待峠でヒッチハイクかな、ということで足早に下山開始。

見晴に戻った時間も撤収完了も予定通り。その後の腐った雪道歩きには行きと同様に心身ともに疲れさせ何度も足が止まったが、大休止することもなくギリギリ鳩待峠に戻って来れた。
帰りの高速はそれほど混んではいなかったが、さすがに疲れていたので途中で仮眠。そのせいで帰宅は明け方になってしまったが、そのあと気になっていた尾瀬のライブカメラを見ると朝から燧ヶ岳の山頂にはガスがかかり、結果的には下山して正解だったようだ。(ちなみに翌日も朝10時頃まではガスがかかっていたので、1日停滞していても状況は変わらなかったようです)


今回、燧ヶ岳を残してしまったのが残念だったが雪の尾瀬はとても良かったし、またいつか行くでしょう。
その前に、完全に衰えてしまった足を早く元に戻さなくてはいけませんねぇ。

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コメント

kenさん、おはようございます。
一面、雪景色の尾瀬はとても魅力的ですね。

北アルプスではなく尾瀬とのことですが
景鶴山はこの時期しか行けませんから
得られたものは大きかったのではと思います

景鶴山自体、見事な山容ですし、周辺の山々も
それぞれ見応えがありますね


足が完全に衰えてしまったとのことですが
なぜかそれを読んでホッとしている私がいます
2014/5/8 6:37
おはようございます♪
はじめましてkenngamineさん。
同じ日に景鶴山に入られていたのでレコを拝読してみましたら・・・
山頂にて明日は悪天になりそうですよって言ったのは私だったかなって
山座同定苦手な私に優しく教えてくださったお兄さんですよね
あの後テントを回収しての鳩待峠へ16時下山されると聞いて
間に合うかな?タフだなぁ、すごいなぁって思っていたんです。
間に合ったようで良かったです
レコもおんなじ日の同じ時間帯だったので景色が一緒♪
そうそう!って見ながらニコニコしていました。
本当に素敵な景色のお山でしたよね
燧ケ岳リベンジは天気がいいといいですね
2014/5/8 8:46
GW山行
今年は遭難事故が多かったから、尾瀬くらいで正解だったんじゃないですか。
景鶴山から見る至仏と燧は、また新鮮ですね。
2014/5/8 18:19
こんばんは
kenさん、お久しぶりです。
雪の尾瀬 開放感がありますね。
これから見頃の水芭蕉もバッチリ
みれてよかったですね。
衰えた足はシーズンまでに戻してくださいねっ
2014/5/8 22:44
navecatさん、こんばんは!
雪の尾瀬は以前から行ってみたかったのですが、どうしても最近はGWとなると北アや南アに目が向いてしまいがちだったので、なかなか機会がなかったんです
今回は幸いにして? 足の弱体化が激しかったので、ゆるっと行けることになりました

いやいや まだまだ行きたいところがたくさんあるので足が衰えてしまっては困るんです
またnaveさんのことを後ろから煽る日が来ることを夢見ています
2014/5/8 22:55
mitukiさん、こんばんは!
はい!私に翌日の天気のことを教えて下さったのは、まさしくmitukiさんです!
結果的に大変助かりました。ありがとうございました
帰りのタクシーの運転手さんにも翌日の天気を聞いたんですが「それほど崩れないみたいですよ」と言われた時には、やや後悔もしましたが

そうそう、山座同定が苦手だって言ってましたね
私も全然得意ではないですが、一度登った山だと意外と位置関係や山容などがインプットされるものです。
今回山頂から見えた平ヶ岳や会津駒などはまだ行かれたことがないようですから、ぜひ行かれてみて下さい。どちらも山頂の池塘が素晴らしいですよ〜

山頂直下までノーアイゼンで来たと聞いて、私の方こそタフな方だな〜って思ってました
山頂直下の雪壁もしっかりダガーポジションで登られていたのも見て、ちゃんと山をやっている方だと一目で分かりました あとで過去レコを拝見して納得!

私も群馬や越後の山は好きなので、またどこかでお会いできたら良いですね
2014/5/8 23:21
megarithさん、こんばんは!
ホントに今年は遭難が多かったね
山での遭難に高い低いなんてないから、お互い安全登山でいきましょう
2014/5/8 23:25
tenkoさん、こんばんは!
御無沙汰してます
雪や岩、順調にステップアップしてますか?
tenkoさんもそろそろ夏に向けて始動のころじゃないかな

tenkoさんも健脚だから、すっかり足が衰えた身としては一緒に歩くのが怖いわ
2014/5/8 23:29
kengamineさん、こんにちは!
メタさんと一緒に歩かれているレコも含めてkengamineさんのレコは以前からよく読ませていただいていたのですが
勝手に年配の方だと思っていました すみません。。

お話したあとに「しっかりとした装備をされた方だからあれこれアドバイスなぞしない方がよかったかも」と二人で話していました
それにしても景鶴からの眺望は本当に最高でしたね マッタリしてしまうのもよくわかります。
燧ヶ岳も平ヶ岳もすご〜くいいですよ 全部まとめて歩いてみてください。
オススメします

いつかまたどこかのお山でお会いできるとうれしいです
2014/5/9 14:11
kamehibaさん、こんばんは!
やはりあの時のお二人はkamehibaさんたちだったんですね
おっしゃるように私はメガネをかけたソロ男でした
お互いにレコ上では以前から知っていながら、実際お会いすると気付かずに下山後コンタクトがあったことを知るっていうのもヤマレコの楽しみの一つですね

ワタクシ、パッと見は若く見られるんですが、いかんせんレコの方は淡々と無味乾燥的なものを作ってしまうのでオッサンに見られても仕方ありませんね

あの日は前日に敗退した方たちのお話を聞いていて、登頂できるか疑心暗鬼の状態で歩いていたので、kamehibaさんたちから的確なアドバイスと励ましの言葉を頂いたために山頂まで行けたと思います
本当にありがとうございました
2014/5/9 23:19
雪の尾瀬って素敵ですね〜。
山頂独占の幸せったら!ですね

そして、いつもながら
お天気の読みはバッチリですね。

ゆるいながらも、時間がギリギリとかになれば
足早になれることも判明したようですし、
復活の道も近いですね。
2014/5/12 20:20
rokuさん、こんばんは!
やっぱり山は静かなほうがイイよね!
長期休暇の時は行く山を選ばないとエライ目に遭う

天気は今回、他の方から教えてもらったから良かったけど、それじゃなかったらガスと雨の中の歩きになってたよ

復活へはまだまだだねぇ。
この土日でまたしても思い知らされたよ
2014/5/12 23:40
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蛇紋岩の滑る山 至仏山 反時計回りで。
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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