大源太山〜七ツ小屋山〜シシゴヤノ頭周回!今年もROCKの日にシラネアオイロードを歩く…の巻♪


- GPS
- 07:48
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 1,263m
- 下り
- 1,245m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは登山口にあり。危険箇所は渡渉ポイントのスリップに注意。コケるとずぶ濡れになります。このルートでは一部痩せ尾根箇所や、登山道の一部が崩落している箇所がありますが、注意して歩けば問題ありません。鎖場やロープが沢山ありますが、しっかり握って三点支持での上り下りで問題ありません。 |
その他周辺情報 | 下山後は「岩の湯」(タオル無しで500円)がお勧めです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
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感想
【山に感謝、自分に称賛を、この景色を見る為に生まれて来た・・・】
【山に登るたびに新たな発見や新しい学びがあり、山の魅力は尽きる事がありません】(by 今上天皇、元平成皇太子殿下)
クライムジャンキー(登山中毒者)でございます。
本日は シラネアオイが咲き乱れていると思われる大源太山〜七ツ小屋山〜シシゴヤノ頭周回コースをソロで歩いて参りました。前日までの雨の影響もあり、3箇所ある渡渉ポイントは増水しているし、登山道には泥濘箇所が多数あり、滑る…、滑る…。てんくらの予報は日中はA判定でしたので、下山時までは雨に降られませんでした。※下山後、日帰り温泉に移動中に大粒の雨が降って来ました。しかし、標高1,800m位から上には厚い雲に覆われていて、眺望はほぼゼロ…。朝の内は晴れ間もあり、今日歩く予定の大源太山〜七ツ小屋山〜シシゴヤノ頭は綺麗に見えていましたが、大源太山山頂に到着する昼頃になるとガスが上がって来て、ガス…、ガス…、ガス…の真っ白な世界に…。それでも、足元には沢山の花々が咲き乱れていました。
雪消えの遅い所ではスプリングエフェメラル(カタクリ、ショウジョウバカマ、イワウチワ、ミツバオウレンetc)がまだ咲いていました。そして、予想通り大源太山から鎖場を激下りして、七ツ小屋山へ向かう稜線から馬蹄形縦走路〜七ツ小屋山〜1544地点分岐〜シシゴヤノ頭〜謙信ゆかりの道の下部までの区間には、ずーっとシラネアオイが登山道脇に咲き乱れていました。
前日、幼馴染のY君と ちょっと一杯のつもりで飲んで…ついつい二軒目まで足を運んじゃって…。プチ二日酔い…。なので、当初の予定より2時間遅れのAM8:00スタート。AM8:00前の旭原登山口駐車場には僕の車以外は1台も停まっていませんでした。※下山時のPM4:00頃も僕の車以外は1台ま停まっていませんでした。当然、本日のルートでは誰にも会いませんでした。馬蹄形縦走路区間でも誰にも会いませんでした。
登山届けを提出し、まずは杉林の中を歩きます。しばらく歩くと第一渡渉ポイントに到着。事前に
収集した情報では、いつもより水量は多いとの事でした。水量が少なければ、この第一渡渉ポイントは石を上手く渡れば、トレッキングシューズのままでも渡れます。しかし、今日は無理です。ここで、大きめのビニール袋の登場です。トレッキングシューズをそっくり入れて、膝下をヒモで結びます。ロープを掴んで水深20cm位を対岸へ進みます。途中で、左足のビニール袋が下がって水が少し入りましたが、何とか大事に至らず対岸まで渡れました。帰りには必ずまた第一渡渉ポイントを渉らなければなりません。そこで、ビニール袋とヒモを登山道脇の木の枝に括り付けておきます。
先に進みます。北沢の左岸を進みます。程なく、謙信ゆかりの道分岐に到着。帰りは謙信ゆかりの道を下って来ます。雨が続いたせいか、泥濘箇所が多いです。木の根も石も土も…全て滑ります。しばらく歩くと第二渡渉ポイント。ここは石を渡って行けば問題ありません。但し、濡れている石は超滑るので要注意です。
また、しばらく歩くと第三渡渉ポイント。例年になく水量が多いです。ここは、ロープと大きな石を上手く使えば難なく向う岸まで渡れます。渡ると、綺麗なムラキ沢が目の前に現れます。足元にはラショウモンカズラが咲き乱れています。そして、ここからお助けトラロープの連続の急登が続きます。山頂への稜線に出るまで、一気に登り上げるので、短時間で標高を稼げます。ここも、雨が続いたせいか泥濘箇所が多く、滑りますので、要注意です。途中、視界が開けると、背後に湯沢町市街地が見えてきます。
山頂稜線に出ると、初めて大源太山山頂が見えてきます。まだ、この時点では頭上には青空が広がり、❝大源太ブルー❞…も見られました。登山道北側は切れ落ちているので要注意です。本来であれば、だんだん眺望が良くなるはずなんですが…頭上には厚い雲…、下からガスが上がって来て、何にも見えなくなってきました。細尾根、ガレ場、ザレ場、岩場…ロープ、鎖が続きます。そして、山頂直下の急登を登り切ると大源太山山頂に到着。眺望はほぼゼロ…。ここで、モグモグタイム(ランチタイム休憩)。梅干おにぎりを半分食べて、七ツ小屋山へ向かいます。
まずは鎖場を激下りします。しっかり鎖を掴み、三点支持で足元のステップを確認しながら、慎重に下ります。下り終えると細尾根になります。この区間は東側に切れている箇所やガレ場、ザレ場が続きますので、要注意です。最低鞍部から登り返すと、本日のお目当てのシラネアオイの登場です。この辺りから馬蹄形縦走路〜七ツ小屋山〜シシゴヤノ頭〜謙信ゆかりの道下部まではシラネアオイロードとなっています。そして、馬蹄形縦走路区間前後は気持ちの良い稜線歩きが楽しめます。今日の眺望はイマイチですが、晴れていれば絶景が眼の前に広がるんですが…残念です。
七ツ小屋山に到着すると、先程残したおにぎりを頂きます。時間も押しているので、靴紐をキツく締め直しシシゴヤノ頭へ向かいます。1,544m地点分岐からいくつかのアップダウンを繰り返し、シシゴヤノ頭に到着。ここで、山崎製パン コッペパンはちみつ&マーガリンを食べ、謙信ゆかりの道を下ります。ここも、泥濘箇所が多数あります。因みに、僕は下り始めて直ぐに滑ってコケました。オシリは泥だらけですが、ケガはありません。九十九折の登山道上には倒木箇所が数箇所あります。潜ったり、跨いだり…アスレチック感覚で進みます。泥濘箇所や登山道一部崩落箇所を慎重にクリアして下ります。
程なく、水場を過ぎ、朝通り過ぎた謙信ゆかりの道分岐に到着。再び、第一渡渉ポイントに向かいます。ビニール袋とヒモを使って渡りますが、今度は右足のビニール袋が破れます。がしかし、強引に渡り切り、大して濡れずに渡れました。後は杉林の中を歩き旭原登山口駐車場に到着。
尚 今日はクマの鳴き声やクマの糞は見ませんでしたが、クマが生息しているエリアですので、クマ避けの鈴、ベル、笛、ラジオetcの対策をお願いします。
皆さんに早く日常が戻ります様に・・・。そして、世界が平和になります様に…。
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