比叡アルプスから四谷川



- GPS
- 04:16
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 574m
- 下り
- 646m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
5/21は比叡山トレイルランの日であった。山中道の地蔵谷から沢を進み、比叡アルプスに登ろうと思っていたら、沢山の人が瓜生山方面から降りて来て、我々が登ろうとする尾根に走って行くのを見て驚いた。何だこれはと。すると、登る尾根の木に比叡山トレイルランと書かれた白いテープが彼方此方に取り付けられていた。
何しろ物凄い数のランナーが途切れることなく走ってくるので、ズーっと待っている訳もいかず、少し空いた時にランナーの間に挟まれて登った。何時ものように、のんびりゆっくりとは行かず、直ぐに息が上がるが無理して斜面を登ることになってシンドクて道を空けることを何度しただろうか。
いつの間にか、石鳥居からの分岐を過ぎてNTTの鉄塔と建物が見えて来た。NTT建物脇からランナーは谷に降りて行った。すぐ先は京都精華大学の建物だ。ここは、立ち入り禁止の表示があるので、トレイルランはここを避けたようだ。チェーンを越えるとドライブウェーの一本杉だ。生憎と今日は天候が悪く、何も見えないほどの眺望だ。誰かが、京都タワーが見えると言ったが、私には濃い靄の中の街並みらしきものしか見えない。
ランチ後東海自然歩道を下ると四谷川源流だ。そこには九輪草が咲いているではないか。これは予想外の嬉しさだ。ここから四谷川を下ると林道となるが、九輪草が道端に連続しているのには更に驚いた。
このまま、四谷川の林道を穴太まで行くのは余りにも単調なので、壺笠山に登るべく、滋賀里アルプスへの急斜面を登って稜線に出た。神輿山はトラバ-スルートを辿って、壺笠山の頂上に出た。此処から東尾根を下るのだが、これが中々悪いコースで、急斜面で落石しやすい足元の嫌な場所だ。やっと、急斜面から緩やかになって、下の林道に出た。
普通は左の林道か東尾根を更にそのまま尾根を進むのだろうが、今回は右の林道方向へ進んだ。すぐに林道は終点だ。そこに黄色のジャケツイバラが咲いていた。物凄い沢山咲いているのには驚いたほどだ。林道終点から道のない植林と自然林の鬱陶しい藪を漕ぎながら、GPSの軌跡を頼りに迂回コースのように東尾根の南部を廻っている。杣道風の掘割も倒木や廻りからの藪に中々シンドイ。沢状に下降すると対面に尾根があるが、以前ここを登ったがNGだったので、この沢を下ることにする。
沢内は大きな岩や倒木で中々難しい局面もあったが、何とかそこを越えると前方上部に林道らしきものが見えた。ずり上がるように登ると、廃林道で殆ど傾斜のトラバースばかりである。すると金属製の2,3mの橋が出て来て、何故かホッとしたものだ。これで、普通の道を歩けそうだと。するとすぐ前に堰堤が見えた。これで、本当に安心だと思ったら車の音が聞こえてきた。杣道の掘割を進むと民家が見え、京阪電車と県道がそこにあった。
今日はトレランに追ったてられたのと、壺笠山下部の藪道探しに苦労したことが印象に残ったハイクであった。
”八”、”竹”
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