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Yamareco

記録ID: 3939160
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

前穂高岳・パノラマコ−ス   岩場で滑落。遭難

2013年09月08日(日) 〜 2013年09月10日(火)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
28.0km
登り
1,119m
下り
1,109m

コースタイム

1日目
山行
8:00
休憩
2:30
合計
10:30
8:00
0:00
90
9:30
12:00
150
遭難場所
14:30
0:00
90
16:00
0:00
0
16:00
2日目
山行
5:10
休憩
0:00
合計
5:10
6:00
0
6:00
0:00
30
6:30
0:00
40
7:10
0:00
50
8:00
0:00
50
8:50
0:00
20
9:10
0:00
60
10:10
0:00
60
11:10
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
(奥又白分岐〜屏風のコル)
奥又白分岐から上部で登山道を間違え、沢筋に入り込む。岸壁を登ってゆき、途中で動きが取れなくなり、下山。水が流れる岸壁を下降中に滑って滑落。尾骨粉砕骨折で目から火花が出る。1時間以上動けず。その後、自力で涸沢小屋まで辿り着く。

(屏風のコル〜涸沢小屋)
 特別、危険そうなところはなかったが、通過に危険性があると思われるところには、ロ−プが張ってあった。
予約できる山小屋
横尾山荘
中畠新道分岐(奥又白分岐)
屏風のコル方面
中畠新道分岐(奥又白分岐)
屏風のコル方面
中畠新道分岐(奥又白分岐)
中畠新道分岐(奥又白分岐)
6、7のコル方面か‽。道を間違え、沢筋に紛れ込む。
6、7のコル方面か‽。道を間違え、沢筋に紛れ込む。
この後、沢筋正面の岩壁を登ってゆき、岩壁下降時滑落。遭難。
この後、沢筋正面の岩壁を登ってゆき、岩壁下降時滑落。遭難。
遭難場所から下部を望む。下に見えるのは、徳沢の建物か。
(写真では分かりずらいが、画面中央の白い川の右側の方に橋があり、その橋の斜め上に赤い色の建物がある。)
遭難場所から下部を望む。下に見えるのは、徳沢の建物か。
(写真では分かりずらいが、画面中央の白い川の右側の方に橋があり、その橋の斜め上に赤い色の建物がある。)
屏風のコル
屏風のコル
屏風の耳
屏風のコル
屏風の耳
屏風のコル
屏風のコルへの最後の急登
屏風のコル
屏風のコルへの最後の急登
屏風のコル
槍ヶ岳・南岳・北穂高岳・屏風岩など。
涸沢は、雪渓のYの字の左下方向か
屏風のコル
槍ヶ岳・南岳・北穂高岳・屏風岩など。
涸沢は、雪渓のYの字の左下方向か
屏風のコル
大キレット
屏風のコル
大キレット

装備

個人装備
ヘルメット
備考 道間違えは怖い。この後、GPSを買って利用するようになった。

感想

新宿から夜行登山バスで上高地に着きました。朝6時。準備を整えて出発。いい調子で歩き、明神、徳沢を経て新村橋には2時間ぐらいで到着しました。ここから登り奥又白への中畠新道分岐は出発から2時間半ほどでの到着でした。中畠新道分岐付近からは、これから登る屏風のコルが良く望めました。時刻はまだ8時でした。
 どこで間違えたか、登山道を登って行って、ガレ沢があったところで、沢筋を登って行ってしまいました。(後でわかったことですが、正しくは、このガレ沢を横断すると登山道が続いていました。)
 最初は、岩がゴロゴロしているだけで、どうにか登れましたが。そのうち、登りにくくなってきました。大きな岩の間をよじ登り、水が流れる岩壁をどうにかよじ登ってしまいました。草付きの岩壁を登ってゆくと、下が滑り、登るのが困難になりました。ここで、戻ることにしました。
 登りより下りの方が難しかったです。草付きの岩壁は、どうにか下りましたが。
先ほど、水が流れていた落差のある岩場で、足を滑らせてしまいました。岩場の中ごろですから2mでしょうか。ヘルメットはしていたからいいものの、尻から岩場に落ちて、尾骨粉砕骨折。目から火花のような、星のようなものが、一瞬走りました。
 どのくらい時間がたったかわかりません。短かったのか、長かったのか。痛みはありましたが、意識ははっきりしています。状況を確認しました。とりあえず、痛み止めの処置をし、しばらく安静にしました。現在地も、おおよそ分かってきました。下の方に、徳沢の赤い建物が見えました。しばらく休み、痛みも薄れてきたので、どうにか歩けそうでした。十分休んだ後、屏風のコルまで登りました。どうにか歩けそうでした。屏風のコルには、再び歩き始めてから2時間半で到着しました。しばらく休憩しました。急登でしたが、さほど苦しさは感じませんでした。ここから眺めた、槍ヶ岳に続く、穂高の岩壁は壮観でした。鎗ヶ岳、南岳、大キレット、北穂高岳などの岩壁が目に飛び込んできました。屏風の耳の岩場も荒々しく立っていました。屏風のコルには涸沢1.4Km。屏風の耳0.8kmkの標識が建っていました。
 屏風のコルから唐沢小屋へと下ってゆきました。たくさん、ロ−プが張られていました。きっと雪の時期は、危険個所なのでしょう。屏風のコルから涸沢ヒュッテを経て涸沢小屋には、1時間半で到着しました。登山開始から10時間半がたっていました。
 翌日は、予定変更し、上高地に下山しました。まだ、痛みは残っていました。上高地に帰るだけですので、いつものよりゆっくりと歩いてゆきました。
涸沢小屋から、涸沢、Sガレへ。30分、要しました。
Sガレから、大崩落地、本谷橋へ。40分、要しました。
本谷橋から、横尾岩小屋跡、横尾へ。50分、要しました。
横尾から、新村橋へ。50分、要しました。
新村橋から、徳澤園へ。20分、要しました。
徳澤から、徳本口、明神館へ。1時間、要しました。
明神館から、小梨平、河童橋、上高地バスターミナルに戻りました。1時間、要しました。休みながら、ゆっくり歩きましたので、大分時間がかかりました。5時間10分かけて、午前中には、上高地にどうにか着くことができました。この後、GPSを買いました。保養のため、半年ほど山にはいけませんでした。

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