大真子山



- GPS
- --:--
- 距離
- 2.8km
- 登り
- 587m
- 下り
- 579m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2006年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
---|
感想
カクリ会の山行で、日光の大真名子山に登った。前日に中禅寺湖畔の菖蒲ヶ浜キャンプ場で、恒例の夏季キャンプを実施して大宴会を開催する。午後2時前に始まったバーベキューを肴にしたパーティーが終わったのは夜11時近く、辺りのテントも大方が寝静まった頃であった。
2日目5時少し前に起き出すと、東の空が明るくなって来ていた。明けの明星がひときは輝いている。今日も良い天気になりそうだ。暖かなラーメンの朝食を取ってから撤収作業を終え、キャンプ場を8時頃出発する。車で光徳牧場入口、裏男体林道、志津林道を経由して志津乗越まで入る。既に沢山の登山者が来ていて、志津乗越の周辺には沢山の車が停まっていた。乗越から少し志津林道を入ったところに車を止め、装備を固める事にする。我々は此処から北側の大真名子山方面を目指すのだか、大概の登山者は男体山か女峰山を目指している様で、我々と同じ方向を目指して歩く登山者は殆どいなかった。
乗越から始まる登山道は、下草が良く繁った斜面を緩やかに登ってゆく。登山口から10分ほどで八海山神像と石碑が現れる。杉林の下に付けられた登山道をズンズント進んでいったが、歩き始めて30分弱でガレ場の急斜面が現れた。一般登山道にしては少々危ないルートだなと思っていると、先頭集団から「落石」の声が上がった。この時は13人パーティーの最後尾を歩いていたが、先頭は既に50〜60m上のガレた斜面を登っている。浮石を踏んでしまったらしい。少しおかしなルートだなと思いながらも、踏み跡はしっかりしているのと、先頭がどんどん進んでいる事もあり、ガレた斜面に取り付く。少し登ったところで、ガレた斜面の右側の樹林帯の中に赤テープが有ることが判り、途中からガレ場を離脱する事が出来た。落石の危険は無くなってホッとするが、それにしても頼りない登山道だ。赤テープが所々にあり登山ルートには違いない様だが、とても一般ルートには思えなかった。
ガレ場の上部で一休みし、樹林帯の中を再び歩き始めるが、低い位置の枝や根が煩くて、なかなかピッチが上がらない。所々で遭遇する岩には巻き道が付いているが、ルートの判断に迷う場所が次々出てくる。急な斜面を登りきって視界の開けた場所に出ると、背後に男体山が大きく聳え立っていた。高度を比較すると、かなり高さを稼いだことが実感できた。杉の斜面を尚も登ってゆくと、突然広場に出た。正規の登山道であった。ここまでの登って来たルートと比べると、ハイウエーの様な良く整備された登山道であった。恐らくガレ場の下辺りで正規ルートを外れてしまったのであろう。山頂へは此処から約30分で到着した。途中に梯子や鎖場があったが、ガレた斜面から上の悪路に比べたら全然歩き易い。山頂からは眼前に男体山、白根山から皇海山へと続く奥日光の山々、背後には小真名子から那須方面へと続く山稜と、展望を楽しむ事が出来た大真名子山であった。
下山時にルートを間違った場所を見つけたが、八海山神像と石碑から5分程登った所で、登山道は谷筋から直角に左に折れ曲がる。赤と黄色の標識が木の上の方に付いているが、下草の無い杉林を谷筋に直進する踏み跡が明瞭で、足元だけを見ているとルートを誤りやすい。左折地点に枯枝で印を付けてきたが、間違いやすいので要注意である。この日も我々の他に2パーティーが間違ったルートで登っていた。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する