記録ID: 38874
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
蝶ヶ岳・常念岳(上高地→(槍ヶ岳吹雪の為撤退)→横尾→一ノ沢)
2006年10月08日(日) 〜
2006年10月10日(火)



- GPS
- 30:45
- 距離
- 54.5km
- 登り
- 2,935m
- 下り
- 3,892m
コースタイム
10月の3連休を利用して蝶が岳〜常念岳へ行ってきました。
計画では槍ヶ岳〜穂高岳の大キレットを予定してたのですが、ニュースでも話題になったようにこの3連休は2つ玉低気圧の発生で山は大荒れ!!
北アルプス全域では遭難事故が多発し物々しい雰囲気でした。
かくいう私達も吹雪に巻き込まれ槍ヶ岳を前に敗退。
翌日常念小屋に問い合わせたところ常念周辺はアイゼンが無くても大丈夫という事だったので予定を変更した。
【1日目】
6:50上高地BT⇒7:45明神7:50⇒8:40徳沢9:00⇒10:20横尾10:40⇒
12:00槍沢ロッヂ12:15⇒12:40大曲⇒13:35天狗原分岐13:45⇒14:30大曲14:45⇒15:45槍沢ロッヂ(素泊)
合計時間:8時間55分
行動時間:7時間30分(休憩:1時間25分)
【2日目】
4:00起床
6:15槍沢ロッヂ⇒6:40二の俣6:50⇒7:10槍見河原7:20⇒7:55横尾8:30⇒(休10分)⇒10:55分岐11:05⇒11:25蝶が岳ヒュッテ12:15⇒12:20蝶が岳12:25⇒12:30蝶が岳ヒュッテ12:40⇒13:00蝶槍⇒13:20最低鞍部13:40⇒14:30(1512ピーク)14:45⇒16:00常念岳16:15⇒16:45常念小屋(小屋泊)
合計時間:10時間30分
行動時間:7時間20分(休憩:3時間10分)
【3日目】
5:00起床
5:50常念小屋⇒(休10分)⇒6:35横通山付近7:10⇒7:25横通山7:45⇒8:30常念小屋
9:20常念小屋⇒9:50水場10:00⇒11:45山ノ神11:55⇒12:25ヒエ平(一ノ沢登山口)
12:35ヒエ平⇒(徒歩)⇒17:10穂高駅
合計時間:11時間20分
行動時間:8時間55分(休憩:2時間25分)
-----------------------------------------------------------------------
【アクセス】
<往路>
・23:00新宿駅⇒(さわやか信州号)⇒6:00上高地BT……\7,000
<復路>
・穂高駅⇒(大糸線)⇒松本駅⇒(スーパーあずさ)⇒新宿駅……\6,620
交通費合計……\13,620
計画では槍ヶ岳〜穂高岳の大キレットを予定してたのですが、ニュースでも話題になったようにこの3連休は2つ玉低気圧の発生で山は大荒れ!!
北アルプス全域では遭難事故が多発し物々しい雰囲気でした。
かくいう私達も吹雪に巻き込まれ槍ヶ岳を前に敗退。
翌日常念小屋に問い合わせたところ常念周辺はアイゼンが無くても大丈夫という事だったので予定を変更した。
【1日目】
6:50上高地BT⇒7:45明神7:50⇒8:40徳沢9:00⇒10:20横尾10:40⇒
12:00槍沢ロッヂ12:15⇒12:40大曲⇒13:35天狗原分岐13:45⇒14:30大曲14:45⇒15:45槍沢ロッヂ(素泊)
合計時間:8時間55分
行動時間:7時間30分(休憩:1時間25分)
【2日目】
4:00起床
6:15槍沢ロッヂ⇒6:40二の俣6:50⇒7:10槍見河原7:20⇒7:55横尾8:30⇒(休10分)⇒10:55分岐11:05⇒11:25蝶が岳ヒュッテ12:15⇒12:20蝶が岳12:25⇒12:30蝶が岳ヒュッテ12:40⇒13:00蝶槍⇒13:20最低鞍部13:40⇒14:30(1512ピーク)14:45⇒16:00常念岳16:15⇒16:45常念小屋(小屋泊)
合計時間:10時間30分
行動時間:7時間20分(休憩:3時間10分)
【3日目】
5:00起床
5:50常念小屋⇒(休10分)⇒6:35横通山付近7:10⇒7:25横通山7:45⇒8:30常念小屋
9:20常念小屋⇒9:50水場10:00⇒11:45山ノ神11:55⇒12:25ヒエ平(一ノ沢登山口)
12:35ヒエ平⇒(徒歩)⇒17:10穂高駅
合計時間:11時間20分
行動時間:8時間55分(休憩:2時間25分)
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【アクセス】
<往路>
・23:00新宿駅⇒(さわやか信州号)⇒6:00上高地BT……\7,000
<復路>
・穂高駅⇒(大糸線)⇒松本駅⇒(スーパーあずさ)⇒新宿駅……\6,620
交通費合計……\13,620
天候 | 1日目:雨→吹雪 2日目:晴れ 3日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2006年10月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
■コース状況■ 【横尾〜蝶が岳】 ・急登という訳でもなく結構登りやすい登山道だった。 穂高の迫力ある景色も一望できるこのコース。槍穂の稜線を見るには最適かも 【蝶が岳〜常念岳】 ・アップダウンが激しく見た目よりも意外と時間がかかる 蝶が岳から見るとすぐ近くに見えるのでここで気を抜かないよう注意 【前常念岳〜三股ルート】 ・今秋の長雨で登山道が崩壊してしまった為に現在通行禁止!! 【一の沢コース】 ・林道崩壊のため青年の森からヒエ平まで車両通行止め ※タクシーも不可 ・一ノ沢林道(青年の森から約15分の所にて熊の親子連れに遭遇し威嚇されました。要注意!!! |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
BTに着くと本格的な雨だったが建物内で雨具を着込み出発。雨でも登山者は多く横尾まではずっと渋滞していた。
横尾からは雪を被った明神岳が見え、すっかり雪山の雰囲気に怖気づく。冬山装備もないのにこのまま先に進んでよいものか……
そしてここから先は涸沢の紅葉を観に行く人が多いのか槍沢方面の登山道はガラガラ……すっかり心細くなった。
槍沢ロッヂに着くと、ここで槍ヶ岳から下山してきた雪まみれの人と遭遇。命からがら下山してきた様子にかなり不安になった
横尾からは雪を被った明神岳が見え、すっかり雪山の雰囲気に怖気づく。冬山装備もないのにこのまま先に進んでよいものか……
そしてここから先は涸沢の紅葉を観に行く人が多いのか槍沢方面の登山道はガラガラ……すっかり心細くなった。
槍沢ロッヂに着くと、ここで槍ヶ岳から下山してきた雪まみれの人と遭遇。命からがら下山してきた様子にかなり不安になった
【12:35 槍沢キャンプ地(ババ平)付近】
槍沢ロッヂで思わずラーメンを注文し身も心も温まったあとはいよいよ槍ヶ岳へ出発。
アイゼンなど冬山装備は一切持ってないので、とりあえず行ける所まで行ってみて無理そうだったら即撤退ということにした。
←槍沢を登りながら振り返ってみると、今が見ごろの槍沢の紅葉がとても綺麗
槍沢ロッヂで思わずラーメンを注文し身も心も温まったあとはいよいよ槍ヶ岳へ出発。
アイゼンなど冬山装備は一切持ってないので、とりあえず行ける所まで行ってみて無理そうだったら即撤退ということにした。
←槍沢を登りながら振り返ってみると、今が見ごろの槍沢の紅葉がとても綺麗
と、ここまでは良かったのだが、大曲を曲がった直後いきなり世界が大変化!割と穏やかだった空気が一変!!
突如目に飛び込んできたのは寒々しい雪景色と吹き付けてくる冷たい風と雪!
ここからは気温も一気に下がり完全に雪山の世界!!!
突如目に飛び込んできたのは寒々しい雪景色と吹き付けてくる冷たい風と雪!
ここからは気温も一気に下がり完全に雪山の世界!!!
【13:35 天狗原分岐】
しかしそれでもまだ大曲付近は雪も少なく、ひょっとしたら「殺生ヒュッテ」までは行けるかも・・・
という甘い希望を持ちとりあえず天狗原分岐まで向かうが、ここから先は途中で諦めて下山してきた人達と多くすれ違うようになった。
そのうちのひとりと言葉を交わした所「頂上付近は膝まで約50cmの積雪なので雪山に慣れてないと危ないかも」とのこと
そして徐々に深くなっていく雪と強くなっていく吹雪に少し恐怖感を覚えた頃、天狗原分岐に到着。
←このガスの先に槍ヶ岳があるはず
しかしそれでもまだ大曲付近は雪も少なく、ひょっとしたら「殺生ヒュッテ」までは行けるかも・・・
という甘い希望を持ちとりあえず天狗原分岐まで向かうが、ここから先は途中で諦めて下山してきた人達と多くすれ違うようになった。
そのうちのひとりと言葉を交わした所「頂上付近は膝まで約50cmの積雪なので雪山に慣れてないと危ないかも」とのこと
そして徐々に深くなっていく雪と強くなっていく吹雪に少し恐怖感を覚えた頃、天狗原分岐に到着。
←このガスの先に槍ヶ岳があるはず
【14:00 天狗原分岐から下山】
天狗原で進退に迷うものの、殺生まで行けても明朝アイスバーンになったら身動きが取れなくなるという事で今回はここで撤退する事に決めた
そして天狗原分岐からUターンし、今まで歩いてきた道を槍沢ロッヂまで下る。
分厚いガスの中にあるであろう槍ヶ岳の姿が奇跡的に見えたりしないかな?などと思いつつ、時々振り返りながら下っていった
天狗原で進退に迷うものの、殺生まで行けても明朝アイスバーンになったら身動きが取れなくなるという事で今回はここで撤退する事に決めた
そして天狗原分岐からUターンし、今まで歩いてきた道を槍沢ロッヂまで下る。
分厚いガスの中にあるであろう槍ヶ岳の姿が奇跡的に見えたりしないかな?などと思いつつ、時々振り返りながら下っていった
←大曲まで来るとここはもう安全地帯といった雰囲気
さてのんびりと下山してきて、槍沢ルート最後のお風呂がある槍沢ロッヂに到着したのは15:45ごろ。
出来れば横尾山荘まで行きたかったのだが、この天気で涸沢からの引き上げ組も合流する横尾はきっと混雑してるに違いない!
という事で槍沢ロッヂに泊まることにした。
因みにこの日の入浴時間は「男性:1500〜15:50 女性:16:00〜16:50」※男女の入浴順は日替わりらしい
宿泊者も多く最後の方に入ったので多少湯垢ってたもののいいお湯でした。
さてのんびりと下山してきて、槍沢ルート最後のお風呂がある槍沢ロッヂに到着したのは15:45ごろ。
出来れば横尾山荘まで行きたかったのだが、この天気で涸沢からの引き上げ組も合流する横尾はきっと混雑してるに違いない!
という事で槍沢ロッヂに泊まることにした。
因みにこの日の入浴時間は「男性:1500〜15:50 女性:16:00〜16:50」※男女の入浴順は日替わりらしい
宿泊者も多く最後の方に入ったので多少湯垢ってたもののいいお湯でした。
【2日目】
4:00に起床しロッヂの外で朝御飯を作る
←外の気温は2℃(起きがけの頃は0度だった)
このぶんだと槍ヶ岳は間違いなく氷点下・・・やっぱり昨日下山してきて良かったかも・・・
その後外のベンチで朝食を食べ、小屋の中に再び戻って荷物のパッキングを済ませて出発の準備をした。
※先客がいたため遠慮しただけで自炊室はあります
4:00に起床しロッヂの外で朝御飯を作る
←外の気温は2℃(起きがけの頃は0度だった)
このぶんだと槍ヶ岳は間違いなく氷点下・・・やっぱり昨日下山してきて良かったかも・・・
その後外のベンチで朝食を食べ、小屋の中に再び戻って荷物のパッキングを済ませて出発の準備をした。
※先客がいたため遠慮しただけで自炊室はあります
【6:15 槍沢ロッヂ出発】
この頃になるとガスが下がってきたのか、上空は晴れてきてあと少しで靄も消えていい天気になりそうだった。
ここから先は昨日登ってきた道を再び横尾まで下っていくことになる。
小屋脇の細い道を下ってしばらく行くと思ったとおり靄も晴れていい天気になってきた。
昨日は雨で最悪な気分で登ってきた登山道を、この朝は期待に胸を膨らませながら下っていった。
この頃になるとガスが下がってきたのか、上空は晴れてきてあと少しで靄も消えていい天気になりそうだった。
ここから先は昨日登ってきた道を再び横尾まで下っていくことになる。
小屋脇の細い道を下ってしばらく行くと思ったとおり靄も晴れていい天気になってきた。
昨日は雨で最悪な気分で登ってきた登山道を、この朝は期待に胸を膨らませながら下っていった。
【7:10 槍見河原到着】
ここからはほんの少しだけど槍ヶ岳の穂先が見えていました。
実はこれが人生初の槍ヶ岳との対面。昨日の雪で真っ白に雪化粧した槍ヶ岳の姿は感動的。
←それにしても、画面中央に見える1本の木が槍の姿を隠すように育っているのが気になるw
ここからはほんの少しだけど槍ヶ岳の穂先が見えていました。
実はこれが人生初の槍ヶ岳との対面。昨日の雪で真っ白に雪化粧した槍ヶ岳の姿は感動的。
←それにしても、画面中央に見える1本の木が槍の姿を隠すように育っているのが気になるw
【7:55 横尾山荘到着】
まずは山荘の中に入り公衆電話で常念小屋へ電話。登山道の積雪の確認をする。
「数センチ程度の積雪はあったが昼前にはすべて溶けてしまいそうだ。日陰などは多少の残雪はあると思うけどアイゼンなどの装備は必要ない。」との言葉に常念岳への登山を決行することにした。
←横尾山荘
まずは山荘の中に入り公衆電話で常念小屋へ電話。登山道の積雪の確認をする。
「数センチ程度の積雪はあったが昼前にはすべて溶けてしまいそうだ。日陰などは多少の残雪はあると思うけどアイゼンなどの装備は必要ない。」との言葉に常念岳への登山を決行することにした。
←横尾山荘
【8:30 横尾出発】
山荘を後にして、まずは蝶が岳へ向かう分岐へと歩き出した。
ここから蝶が岳の稜線までは3時間20分の長丁場・・・気を引き締めていきます。
←ここから槍ヶ岳方面と蝶が岳方面への道が分かれている
さて、蝶が岳への登山道に入るとそこは樹林帯の中で、今までの沢沿いの道とは雰囲気がずいぶんと変わります。
展望のない木立の中を約20分ほど歩いていくと、ちょっとした休憩ポイントの広場があってここでいったん休憩。
山荘を後にして、まずは蝶が岳へ向かう分岐へと歩き出した。
ここから蝶が岳の稜線までは3時間20分の長丁場・・・気を引き締めていきます。
←ここから槍ヶ岳方面と蝶が岳方面への道が分かれている
さて、蝶が岳への登山道に入るとそこは樹林帯の中で、今までの沢沿いの道とは雰囲気がずいぶんと変わります。
展望のない木立の中を約20分ほど歩いていくと、ちょっとした休憩ポイントの広場があってここでいったん休憩。
ここでやっと木々の間から穂高方面の展望が開け、みんな立ち止まってこの景色を食い入るようにして眺めていた。
この日はやっと天候が回復したので朝から何機ものヘリが穂高上空をぐるぐると旋回していた。
そしてここで10分ほど休憩をした後は、またしても樹林帯の中を徐々に標高をあげながら登って行きます。
もう一度穂高方面の景色が見えないか振り返りながら登って行ったが、この後は樹林に阻まれてか見る事が出来なかった。
この日はやっと天候が回復したので朝から何機ものヘリが穂高上空をぐるぐると旋回していた。
そしてここで10分ほど休憩をした後は、またしても樹林帯の中を徐々に標高をあげながら登って行きます。
もう一度穂高方面の景色が見えないか振り返りながら登って行ったが、この後は樹林に阻まれてか見る事が出来なかった。
そんな樹林帯の登りでしたが、約2時間も登ると森林限界も超え辺りはハイマツが生い茂る気持ちよい風景に変わった。
ふと前方を見ると夢中になってシャッターを切りまくってるカメラマンが!その方向に目を向け背後を振り返ってみると・・・
←どどーん!とSE込みの勢いで目に飛び込んできたのは、初冠雪に覆われた槍〜穂高連峰の雄大な姿
ふと前方を見ると夢中になってシャッターを切りまくってるカメラマンが!その方向に目を向け背後を振り返ってみると・・・
←どどーん!とSE込みの勢いで目に飛び込んできたのは、初冠雪に覆われた槍〜穂高連峰の雄大な姿
【10:55 蝶が岳〜常念岳の分岐到着】
ハイマツ帯で景色を楽しんだ後は、ちょっとひと登りしただけで稜線へ到着。CT3時間20分のコースだったが1時間近く短縮した。
ちなみにここの分岐からは常念岳がものすごく大きく見えて、常念岳へと向かう登山道もはっきりと見えた。
地図上ではここから常念岳まではCT3時間40分といったところなのだが、実際に見た感じだと約1時間〜1時間半程度で辿りつきそうな感じに見えて途端に気が緩んだ。そしてここからはゆっくりと蝶が岳〜常念岳の稜線を楽しむことにした。
(この判断が後で大きな間違いを生むことになる)
ハイマツ帯で景色を楽しんだ後は、ちょっとひと登りしただけで稜線へ到着。CT3時間20分のコースだったが1時間近く短縮した。
ちなみにここの分岐からは常念岳がものすごく大きく見えて、常念岳へと向かう登山道もはっきりと見えた。
地図上ではここから常念岳まではCT3時間40分といったところなのだが、実際に見た感じだと約1時間〜1時間半程度で辿りつきそうな感じに見えて途端に気が緩んだ。そしてここからはゆっくりと蝶が岳〜常念岳の稜線を楽しむことにした。
(この判断が後で大きな間違いを生むことになる)
【11:25 蝶が岳ヒュッテ到着】
稜線の分岐から20分ほどで蝶が岳ヒュッテの手前にある方位盤(瞑想の丘)に到着。
ここからヒュッテまではもう目と鼻の先・・・
←でも折角だからと方位盤と周りの景色を照らし合わせ遊ぶ。
稜線の分岐から20分ほどで蝶が岳ヒュッテの手前にある方位盤(瞑想の丘)に到着。
ここからヒュッテまではもう目と鼻の先・・・
←でも折角だからと方位盤と周りの景色を照らし合わせ遊ぶ。
方位盤で遊びつくした後は、ヒュッテ前のベンチに荷物を置いてちょっと早いお昼ご飯。
ここのヒュッテ前は本当に最高の景色!景色のおかげでリッチな気分でお昼を楽しむ事ができました。
←前穂と奥穂・・・そして奥穂上空に天使の輪のような雲
さて食事を済ませたらいよいよ蝶が岳山頂へ向かいます。
ここから山頂までは約5分位
ヒュッテ裏手の小高い丘を少し登るだけなので、ここに荷物をデポして出発!
ここのヒュッテ前は本当に最高の景色!景色のおかげでリッチな気分でお昼を楽しむ事ができました。
←前穂と奥穂・・・そして奥穂上空に天使の輪のような雲
さて食事を済ませたらいよいよ蝶が岳山頂へ向かいます。
ここから山頂までは約5分位
ヒュッテ裏手の小高い丘を少し登るだけなので、ここに荷物をデポして出発!
【12:20 蝶が岳山頂(2677m)到着】
←蝶が岳山頂から見た『蝶が岳ヒュッテ』と、その奥に『常念岳』(常念岳すごく近くに見えませんか?)
そして再び小屋に戻って常念岳へと向かう出発の準備をした。
と、このとき一台のヘリが穂高方面から超低空飛行で急接近!小屋の屋根すれすれを通過……
風圧で小屋が揺れるし爆音が地鳴りのように轟くしホント墜落するのかと思った!
←蝶が岳山頂から見た『蝶が岳ヒュッテ』と、その奥に『常念岳』(常念岳すごく近くに見えませんか?)
そして再び小屋に戻って常念岳へと向かう出発の準備をした。
と、このとき一台のヘリが穂高方面から超低空飛行で急接近!小屋の屋根すれすれを通過……
風圧で小屋が揺れるし爆音が地鳴りのように轟くしホント墜落するのかと思った!
【13:00 蝶槍通過】
蝶が岳ヒュッテで随分と長い間休憩した後は、ここから一旦稜線上の分岐まで戻り今度は常念岳を目指す。
←そしてヒュッテから約20分程で蝶槍が目の前に見えてきた。
蝶が岳から続いていた散歩道のような気持ちのいいハイマツ帯はここで終わり。
蝶槍を過ぎ右手に回り込むように進むと、道はいよいよ本格的に下り坂になった。
蝶が岳ヒュッテで随分と長い間休憩した後は、ここから一旦稜線上の分岐まで戻り今度は常念岳を目指す。
←そしてヒュッテから約20分程で蝶槍が目の前に見えてきた。
蝶が岳から続いていた散歩道のような気持ちのいいハイマツ帯はここで終わり。
蝶槍を過ぎ右手に回り込むように進むと、道はいよいよ本格的に下り坂になった。
【13:20 蝶が岳〜常念岳鞍部到着】
蝶槍から20分下ると、蝶が岳と常念岳間の稜線の鞍部に到着した。
ここからは今度は上り坂が待っている。
登り道を前にこの鞍部で少し息を整えてから出発することにした。
←ここの鞍部はちょっとした広場のようになっていて紅葉が真っ盛りだった
蝶槍から20分下ると、蝶が岳と常念岳間の稜線の鞍部に到着した。
ここからは今度は上り坂が待っている。
登り道を前にこの鞍部で少し息を整えてから出発することにした。
←ここの鞍部はちょっとした広場のようになっていて紅葉が真っ盛りだった
鞍部を出発して約1時間後、、アップダウンを繰り返しながらいくつものピークをこなして来て、たぶん2512mピークに到着。
・・・つか、分岐から常念を見た時には1時間位で辿り着きそうと思ったんだよね?・?あれ?まだ半分も来てませんが???
これからの長い道のりを目の当たりにして疲労が倍増・・・ここでちょっと休憩。
ふと周りを見渡してみるとに小さく見えていた槍ヶ岳も、常念が近づくにつれだんだんと大きく見えるようになった。
なかなか辿りつかないけどとりあえず常念には近づいているようだ。
・・・つか、分岐から常念を見た時には1時間位で辿り着きそうと思ったんだよね?・?あれ?まだ半分も来てませんが???
これからの長い道のりを目の当たりにして疲労が倍増・・・ここでちょっと休憩。
ふと周りを見渡してみるとに小さく見えていた槍ヶ岳も、常念が近づくにつれだんだんと大きく見えるようになった。
なかなか辿りつかないけどとりあえず常念には近づいているようだ。
←2512ピークを下って最後の鞍部に到着!ここからはもう下りはありません。一気に常念山頂に向かって登りつめるだけ。
大きな岩がごろごろしている岩稜地帯もあるしかなりの急登・・・これから先は落ち着いて休む場所もなさそうだ。
ここからは岩場ありの急登ありのロングコース。鞍部から見た感じだとそんなに長い距離には見えなかったけど、
登っても登ってもなかなか山頂にたどり着かない。時々足を止めて立ったまま休憩し、息を整えながら標高を稼いでいった。
・・・いや本当に思ってたよりもキツかった・・
大きな岩がごろごろしている岩稜地帯もあるしかなりの急登・・・これから先は落ち着いて休む場所もなさそうだ。
ここからは岩場ありの急登ありのロングコース。鞍部から見た感じだとそんなに長い距離には見えなかったけど、
登っても登ってもなかなか山頂にたどり着かない。時々足を止めて立ったまま休憩し、息を整えながら標高を稼いでいった。
・・・いや本当に思ってたよりもキツかった・・
【16:00 常念岳(2857m)到着】
蝶が岳ヒュッテから3時間20分で常念岳に到着。
(誰ですか?1時間くらいで行けそうじゃん♪なんてナメた事を言ってたのはっ!!←私です)
そして山頂に着くと沢山の人が!ここまで誰1人会わなかったのでちょっとたじろぐ。
どうやらみなさん常念小屋からピストンで登ってきているようだった。
←常念岳の道標の後ろには槍ヶ岳の姿も見えた
蝶が岳ヒュッテから3時間20分で常念岳に到着。
(誰ですか?1時間くらいで行けそうじゃん♪なんてナメた事を言ってたのはっ!!←私です)
そして山頂に着くと沢山の人が!ここまで誰1人会わなかったのでちょっとたじろぐ。
どうやらみなさん常念小屋からピストンで登ってきているようだった。
←常念岳の道標の後ろには槍ヶ岳の姿も見えた
しばらく山頂からの景色を楽しんでいたが、もうそろそろ夕方。
今夜は小屋泊まりで夕食も小屋の食事を利用する予定なので、早めに小屋に到着しなくては。
15分程山頂を満喫して早速下山に取り掛かる。
←最後に蝶が岳から歩いてきた道のりを振り返ってみる。
稜線の奥に見えるのが蝶が岳。そこからいくつものピークを超え、アップダウンを繰り返してここまできた。
今夜は小屋泊まりで夕食も小屋の食事を利用する予定なので、早めに小屋に到着しなくては。
15分程山頂を満喫して早速下山に取り掛かる。
←最後に蝶が岳から歩いてきた道のりを振り返ってみる。
稜線の奥に見えるのが蝶が岳。そこからいくつものピークを超え、アップダウンを繰り返してここまできた。
【16:15 常念岳出発】
ここからは常念小屋のある常念乗越までは標高差400mの下り。ひたすら下ります。
←目の前に見えるのが横通岳。写真では見えないけど横通岳とここの間の鞍部に常念小屋がある
山頂直下の岩場を降りると、登山道は滑りやすいジグザグ道に変わります。
それでも常念小屋方面の登山道は、蝶が岳方面とは違ってなだらかな感じ、それに加えきちんと整備されているので歩きやすい。
小屋の夕食の時間に間に合わせるためか、同じように常念小屋へ向かって下山する人達の列に混ざって小屋への道を急いだ。
ここからは常念小屋のある常念乗越までは標高差400mの下り。ひたすら下ります。
←目の前に見えるのが横通岳。写真では見えないけど横通岳とここの間の鞍部に常念小屋がある
山頂直下の岩場を降りると、登山道は滑りやすいジグザグ道に変わります。
それでも常念小屋方面の登山道は、蝶が岳方面とは違ってなだらかな感じ、それに加えきちんと整備されているので歩きやすい。
小屋の夕食の時間に間に合わせるためか、同じように常念小屋へ向かって下山する人達の列に混ざって小屋への道を急いだ。
【1630 三股(前常念岳との分岐)通過】
山頂から約15分ほどで三股(前常念岳との分岐)に差し掛かった。
明日はもう一度ここまで登ってきて、この分岐から前常念岳を経由して三股へと下山する予定。
明日のルートの確認をして、再び小屋に向かって歩き始めた。
※しかし三股ルートは今秋の長雨で登山道が崩壊してしまった為に現在通行禁止だった
山頂から約15分ほどで三股(前常念岳との分岐)に差し掛かった。
明日はもう一度ここまで登ってきて、この分岐から前常念岳を経由して三股へと下山する予定。
明日のルートの確認をして、再び小屋に向かって歩き始めた。
※しかし三股ルートは今秋の長雨で登山道が崩壊してしまった為に現在通行禁止だった
【16:45 常念小屋(2466m)到着】
今日は3連休後ということもあって小屋はガラガラでなんと1部屋貸し切り!もう完全に個室利用だった。
←部屋に荷物を置いたあといったん外に出てみると大キレットに沈んだ夕日の残光がみえた。今頃は北穂の小屋にいたかもと未練タラタラ…
今日は3連休後ということもあって小屋はガラガラでなんと1部屋貸し切り!もう完全に個室利用だった。
←部屋に荷物を置いたあといったん外に出てみると大キレットに沈んだ夕日の残光がみえた。今頃は北穂の小屋にいたかもと未練タラタラ…
←そして小屋から常念岳を見上げてみる。蝶が岳側とは違いとても穏やかな山容
やはり常念岳に登るのならこちら側から登ったほうが良さそうだ。
そしてこの夜は予定していた三股が通れないので予定を立て直したりと作戦会議。
結局下山後に温泉にも入りたいしということで一の沢から下る事にした。
やはり常念岳に登るのならこちら側から登ったほうが良さそうだ。
そしてこの夜は予定していた三股が通れないので予定を立て直したりと作戦会議。
結局下山後に温泉にも入りたいしということで一の沢から下る事にした。
【3日目】
今日はもう下山するだけなので横通山までピストンする事にした。小屋を出ると日の出はもう間近。
横通山へ登り始めてしまうとすぐに樹林帯の中に入ってしまうので、このまま常念乗越から日の出を見るかどうかしばし迷う。
が、多分日の出まではまだ時間があるだろうということで、とりあえず登り始めた。
←小屋前からみた夜明け前の槍穂の稜線
今日はもう下山するだけなので横通山までピストンする事にした。小屋を出ると日の出はもう間近。
横通山へ登り始めてしまうとすぐに樹林帯の中に入ってしまうので、このまま常念乗越から日の出を見るかどうかしばし迷う。
が、多分日の出まではまだ時間があるだろうということで、とりあえず登り始めた。
←小屋前からみた夜明け前の槍穂の稜線
【6:35 横通岳付近】
←横通山の山頂を巻いた先にはちょっとした広場がりちょうど日当たりもいいので、ここで朝ごはんを食べることにした。
朝沸かしてきたお湯を使ってスープを作り常念小屋のお弁当(パンセット)を食べたのだが、これが正解だった!
お弁当はおにぎりとパンどちらかを選べるのだがおにぎりだったら水分が凍結してポロポロになってたかも……
そして今日はもう下山するだけなので、時間を気にせず朝食を楽しんだ。まるで遠足のような気分だった。
←横通山の山頂を巻いた先にはちょっとした広場がりちょうど日当たりもいいので、ここで朝ごはんを食べることにした。
朝沸かしてきたお湯を使ってスープを作り常念小屋のお弁当(パンセット)を食べたのだが、これが正解だった!
お弁当はおにぎりとパンどちらかを選べるのだがおにぎりだったら水分が凍結してポロポロになってたかも……
そして今日はもう下山するだけなので、時間を気にせず朝食を楽しんだ。まるで遠足のような気分だった。
【7:25 横通山(2767m)到着】
朝食を済ませると体も温まってきたので辺りを少し散策。
そして散策ついでに、ここに来る時に巻いてしまった切通山の山頂に登ってから常念小屋へ戻ることにした。
すっかり重くなってしまった腰を上げ、休憩場所脇のザレた細い踏み跡を辿るように登っていくとあっという間に山頂に到着。
朝食を済ませると体も温まってきたので辺りを少し散策。
そして散策ついでに、ここに来る時に巻いてしまった切通山の山頂に登ってから常念小屋へ戻ることにした。
すっかり重くなってしまった腰を上げ、休憩場所脇のザレた細い踏み跡を辿るように登っていくとあっという間に山頂に到着。
【8:30常念小屋到着〜9:20出発】
小屋に到着し表銀座のCTを確認すると、やっぱり早発ちすれば十分に行けるコースだった。でもまぁもう遅い。
気を取り直して下山の準備に取り掛かり、9:20頃常念小屋を出発した。
小屋に到着し表銀座のCTを確認すると、やっぱり早発ちすれば十分に行けるコースだった。でもまぁもう遅い。
気を取り直して下山の準備に取り掛かり、9:20頃常念小屋を出発した。
【最後の水場で休憩】
小屋を出発し安曇野側の一ノ沢を下り始めると、槍穂の姿は全く見えなくなった。
この晴天のなか下山するだけというのはかなり悔しい気分
そしてそのままダウナーモードで樹林帯の中に突入し一気に標高を下げていく。
←常念乗越から約30分下ったところで水場に到着
小屋を出発し安曇野側の一ノ沢を下り始めると、槍穂の姿は全く見えなくなった。
この晴天のなか下山するだけというのはかなり悔しい気分
そしてそのままダウナーモードで樹林帯の中に突入し一気に標高を下げていく。
←常念乗越から約30分下ったところで水場に到着
←水場から見上げた景色・・・真っ青な空が恨めしい
水場を出発すると、まもなく登山道は高巻道になって『胸突八丁』を通過。
その後再び沢沿いの道に戻って、だらだらと樹林帯の道を下っていくと約2時間ほどで『山ノ神』に到着した
水場を出発すると、まもなく登山道は高巻道になって『胸突八丁』を通過。
その後再び沢沿いの道に戻って、だらだらと樹林帯の道を下っていくと約2時間ほどで『山ノ神』に到着した
【11:45 山ノ神到着】
大きな古木が祀られている山ノ神。いい感じにベンチまであったのでここで休憩。
もうちょっと歩けば林道に出るので大抵の人はここを通過して行くようだが、なんとなくこの山行が終わってしまうのが名残惜しくて、ここで休憩しながら余韻を楽しんだ。
大きな古木が祀られている山ノ神。いい感じにベンチまであったのでここで休憩。
もうちょっと歩けば林道に出るので大抵の人はここを通過して行くようだが、なんとなくこの山行が終わってしまうのが名残惜しくて、ここで休憩しながら余韻を楽しんだ。
【12:25 ヒエ平到着】
山ノ神からほんの10分ほど歩くとヒエ平に到着。
ここで山道は終わり・・・この先からは舗装された林道歩きになる。
ヒエ平には広い駐車場があって本来はここまで車が入れるのだが、この年は大雨で林道が崩壊してしまったので通行止めで入ることが出来ない・・・もちろんタクシーも入れないので長い林道歩きを余儀なくされた。
しかしトイレなどの設備は利用できたので、ここで少し休憩。
管理小屋の前の日当たりの良いベンチで軽く行動食を食べ、長い林道歩きに備えた。
山ノ神からほんの10分ほど歩くとヒエ平に到着。
ここで山道は終わり・・・この先からは舗装された林道歩きになる。
ヒエ平には広い駐車場があって本来はここまで車が入れるのだが、この年は大雨で林道が崩壊してしまったので通行止めで入ることが出来ない・・・もちろんタクシーも入れないので長い林道歩きを余儀なくされた。
しかしトイレなどの設備は利用できたので、ここで少し休憩。
管理小屋の前の日当たりの良いベンチで軽く行動食を食べ、長い林道歩きに備えた。
【12:35 ヒエ平出発】
10分ほどの休憩を終えてヒエ平を出発。林道に入るといきなり土砂崩れの形跡が現れた
←かなりの巨木が行く手を遮っている。
近づいてみるとその大きさが良く分かる。
というか、崩れた土砂の上でもしっかりと立っている樹木の生命力に感心した
10分ほどの休憩を終えてヒエ平を出発。林道に入るといきなり土砂崩れの形跡が現れた
←かなりの巨木が行く手を遮っている。
近づいてみるとその大きさが良く分かる。
というか、崩れた土砂の上でもしっかりと立っている樹木の生命力に感心した
【12:45頃 崩壊地通過】
そして巨木の脇をすり抜けそこから10分位歩いた所で、今度は本格的な崩壊現場に出くわした。
←完全に橋が崩壊している
橋への道はしっかりと封鎖されているので、登山者用の迂回路を登り、山を高巻しながら進む。
そして巨木の脇をすり抜けそこから10分位歩いた所で、今度は本格的な崩壊現場に出くわした。
←完全に橋が崩壊している
橋への道はしっかりと封鎖されているので、登山者用の迂回路を登り、山を高巻しながら進む。
←高巻道から見下ろしてみると崩壊の激しさが分かる。
復旧工事用の車両が何台か待機していたが、完全に林道が復旧するのはまだ先になりそうな感じだった。
これじゃぁ通行止めになるのも納得・・・因みにここから先はひどい崩壊は無かったので、ここまではチャリくらいだったら来れそうだ
復旧工事用の車両が何台か待機していたが、完全に林道が復旧するのはまだ先になりそうな感じだった。
これじゃぁ通行止めになるのも納得・・・因みにここから先はひどい崩壊は無かったので、ここまではチャリくらいだったら来れそうだ
その後も長い林道歩きは続き、通行止めの為すっかり荒れ果てた舗装道路は野趣たっぷり。
サルの群れが我が物顔で普通に歩いていますw
写真には写ってないけど、私たちの前後には常に10頭〜20頭のサルが入れ替わり立ち代わり現れてまさに野生の王国状態。
ずっとサルの群れに囲まれながら歩いていきました。
サルの群れが我が物顔で普通に歩いていますw
写真には写ってないけど、私たちの前後には常に10頭〜20頭のサルが入れ替わり立ち代わり現れてまさに野生の王国状態。
ずっとサルの群れに囲まれながら歩いていきました。
【13:25頃 事件発生!熊との遭遇】
サルの軍団に囲まれて歩くこと約30分。徐々にサルの姿が消えてまた静かな林道歩きになった。
←そしてこの先の林道のカーブを左に曲がろうとすると、進行方向しかも至近距離から低く威嚇する重低音サウンド・・・獣の声!?
・・・クマだっ!!(((((((( ;゜Д゜))))))))ガクガクブルブルガタガタブルブル
本能のままにダッシュで逃げ出す!・・・って、クマに背を向けて逃げたらダメだろ自分!!
焦って最悪な行動を取ってしまったが、どうやらクマは気付かなかったようだ。本当に良かった・・・つか、クマって本当にいるんだ!!!
サルの軍団に囲まれて歩くこと約30分。徐々にサルの姿が消えてまた静かな林道歩きになった。
←そしてこの先の林道のカーブを左に曲がろうとすると、進行方向しかも至近距離から低く威嚇する重低音サウンド・・・獣の声!?
・・・クマだっ!!(((((((( ;゜Д゜))))))))ガクガクブルブルガタガタブルブル
本能のままにダッシュで逃げ出す!・・・って、クマに背を向けて逃げたらダメだろ自分!!
焦って最悪な行動を取ってしまったが、どうやらクマは気付かなかったようだ。本当に良かった・・・つか、クマって本当にいるんだ!!!
その後ほかの登山者が来るのを待ち集団で鈴を鳴らしながら通過すると、約1m弱のツキノワグマが林道から山の方へ逃げていくのが見えた
林道には空になったイガ栗がたくさん落ちていて食事中だった様子が伺えた。
とりあえずそのまま集団で警戒しながら歩き、ほどなく駐車場のある青年の森に到着。
ここから先は、途中ショートカットルートを探して探検したりしつつ、半分遠足気分でひたすら車道を下っていった。
林道には空になったイガ栗がたくさん落ちていて食事中だった様子が伺えた。
とりあえずそのまま集団で警戒しながら歩き、ほどなく駐車場のある青年の森に到着。
ここから先は、途中ショートカットルートを探して探検したりしつつ、半分遠足気分でひたすら車道を下っていった。
感想
今回は吹雪にクマ遭遇と、かなり身の危険を感じた山行でした。
でも計画していた槍ヶ岳〜大キレットには行けませんでしたが、蝶が岳&常念岳から見た槍穂の景色が最高だったので、これはこれで正解でした。
というかむしろ、最初から無理せずに常念山脈に登っていればよかった。
今回は大キレットを通過するつもりだったので荷物の少ない小屋泊まり装備で来てしまったけど、最初からこのコースだったらテントでゆっくり縦走するのも良いかな?という感じでした。
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