剱岳・立山テン泊



- GPS
- 20:26
- 距離
- 23.9km
- 登り
- 2,469m
- 下り
- 2,473m
コースタイム
- 山行
- 2:54
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 3:17
- 山行
- 5:28
- 休憩
- 2:41
- 合計
- 8:09
- 山行
- 5:28
- 休憩
- 1:57
- 合計
- 7:25
天候 | 晴のち曇り時々雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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その他周辺情報 | 大町温泉郷 薬師の湯 |
予約できる山小屋 |
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
携帯トイレ
ココヘリID
デジタル簡易無線(3R)
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感想
Mさんと4泊5日で剱岳・立山縦走を計画していましたが、都合により1日短くなり、剱岳に絞って、再計画して出発しました。
1日目、7:00頃、松本に滞在していた私をピックアップしてもらい、扇沢駅へ向かいます。10:30の切符を予約していたのですが、8:15に有料駐車場へ突っ込み、8:30に変更して、電気バスに乗り込みました。室堂駅着が、10:00少し前で、レストランの昼営業が始まるところでした。腹ごしらえをと思っていましたが、そのまま、足を進め、初めて見る立山の美しさや、文化財、地獄などを見ながら歩きました。2時間早くなったことで、宿泊地を変更(雷鳥沢→剱沢)して、剱御前小舎へ向かいました。ほぼ無休憩のまま、いい調子で到着。腹ごしらえにカレーを頂きました。そこからはスローダウンしてなんとか宿泊地の剱沢のテント場に到着しました。テントを張り、雨がポツポツしたり、雷が鳴ったりする中、明日に備え夕食をしました。Mさんの担いできたフランスパンと生ハム、そして、ビールですっかりいい気分になりました。時々見える前劔や剱岳を見て、どうやって登るんだろうと二人で話しました。結局、カレーは食べずに眠りにつきました。Mさんは19:00ころ夕焼けをカメラに収めたそうですが、、、私はZzz。
2日目、4:00出発を目指し2:50ころ起床、アンパンとクッキーを流し込み、軽装で剱岳へ向かいます。まだ朝は暗く、ヘッデンの明かりが頼りでしたが、早い方は既に前剱を登り始めているようでした。雪渓を慎重に渡り、剣山荘を過ぎると、上りが始まります。少し温まってきた身体で調子よく一服剱へ、武蔵のコルまで下がると、いやなガレ場の急登が始まりました。石を落とさないように慎重に進み、大きな岩の左側の鎖を上り、高度を上げていきます。先行している皆さんが、朝ご飯を頂いている、前剱の頂上へ到着。もう、ここまででお腹一杯ですが、一息ついて、先へ進みます。ここからは、それほど高度を下げることはありませんが、コルに掛かる鉄製の橋を渡り、鎖を頼りにトラバースします。景色が良いので、眺めていましたが、ふと気がつくと結構怖いところでした、気を引き締め直して、慎重に通過し、下って行きます。次は平蔵の頭の下り、前を向いて下れる鎖でしたので斜度はそれ程ない様ですが、高度感がありました。いよいよカニのたてばいです、先行者がいるお陰でどのように登っていくのかよく分かり、安全に通過することができました。問題はその先の滑りやすいルンゼの上りでした。鎖が付いているところは、足がかりがなく、小さな僕は、腕力で登ることになりました。鎖の付いていないところの方が登りやすかったかも。ここを過ぎれば、ガレ場を慎重に登りきり、遂に祠が見えました。頂上です!写真撮影後、少し北尾根方面へ避難して、休憩と景色を堪能しました。さて、下ります。先ずはカニのよこばい、看板から少し下っていくと、大きな赤い矢印が書いてあり、少し覗くとその下に赤いペンキで足がかりに印がしてありました。ボルトを想像していたので、ビビってましたが、ちゃんとした足がかりなので、思いっきり短い足を伸ばして下ろせば、問題ありませんでした。その先の棚は慎重に足をずらして移動し、無事、下ることができました。次は、長い梯子を下ります。梯子はいつも緊張しますね。平蔵の頭、帰りは上りなので、それほど緊張せずに越すことができました。やはり緊張したのは、前剱からの下りでした。石を落とさないように滑らないようにゆっくりと下りていき、何とか無事、一服剱へ戻ってこれました。眼下に見える剣山荘まで下りてきたので、牛丼と〇〇〇を頂きました。テント場へ戻りましたが、今日歩いた剱は雲の中。寂しい思いが通じたのか、夕方になると、再び姿を現してくれました。今日は、目的を達成したので美酒を頂きたいと思います。麻婆豆腐(丼)をつまみに、Mさんが担ぎ上げたプレモルと、私が下界で購入した大雪渓純米吟醸を飲み干しました。豆腐に麻婆豆腐の素、長ネギも刻んで入れたので、美味しかったです。夕焼けを期待しつつ、眠りにつきました。
3日目、一日行程が早まっているので元の計画通り、立山縦走しちゃいます。軽い朝食後、テントをたたみ、5:00頃出発になりました。しばし歩いたところで、カメラのキャップがないことに気づきましたが、、、そのままにしました。別山への上りを頑張って登り、別山の頂上と北峰の頂上、池越しなど、いろいろな角度から剱岳を楽しみました。十分楽しんだ後は、振り返り、立山やその先に見える山々も楽しみました。一旦下り、真砂岳へ、それほど下っていませんでしたが、結構堪えました。立山へ向かう尾根へ出たところで、朝ご飯の残りを補給しました。そして下っていくと、氷河を左手に見て、いよいよ富士ノ折立への登りが始まりました。初めちょろちょろ、だんだん急になっていき、最後は岩登りの様になり、やっと山頂へ。ここまで来れば、比較的緩やかな縦走路でした。インド色満載の大汝山の小屋でオリジナルバッヂを購入、チャイが美味しそうでした。山頂からの眺めも楽しんで、神聖な雄山へ向かいました。途中、一息つくと、尻尾が目に入りました。オコジョです!初めて見ました。カメラに収めるのは、、、難しい。直ぐ逃げて行ってしまいました。雄山では、山頂参拝でお祓いを受け、今後も無事な登山を祈念しました。しかし、雄山にくると、急に観光地になりますね。中学生?の学校登山も行われているようでした。一ノ越への登山道も、上り(赤)と下り(黄)でしっかり分かれていて、大勢の老若男女が頂上を目指して登っていました。一ノ越では〇〇〇をいただいて、雄山山頂でのヤマスタ忘れに気がついたりしながら、一休みします。そこからは一時間半ほど掛けて、雷鳥沢キャンプ時へたどり着きました。長かった〜。テントを張り、受付を済ませ、日帰り♨へ...とここで雨、とりあえず中止してテント内へ避難。少し小降りになったので、雷鳥荘(先週の高天原での情報を基に)へ向かってみました。再び雨が降ってきて、濡れたりしましたが、遅れて到着したMさんと一緒に温泉、頂きました。売店でうどんとココアと、生〇〇〇をいただいて、更に自動販売機でハイボールとサワーを購入し、テントへ帰りました。この間、結構激しく雨が降りました、また、雄山で会った中学生?の団体も縦走を無事終え、帰路についていました。テントでは最後の夕飯です。バジルスパゲッティ(当然おしゃれなMさんの持参)と私のケッチ臭い牛肉2カケのレトルトカレー(先週、平湯で購入)をつまみにしました。今宵は星空が綺麗そうです。23:30頃にトイレに起きると天の河まで見ることができ、暫く眺めていました。Mさんもテントから顔を出して眺めていました。流れ星がいくつか見れたようですが、私は、、、教えて下さいっ!
4日目、最終日は一番の便で扇沢へ戻ります。みくりが池での撮影のため、6:00ころにテント場を後にします。それでも、7:30のチケット売り場開場の前にターミナルへ到着しました。
その後は、黒部ダムの展望台を、テント装備を背負って下から上まで登り、電気バスの改札開始のアナウンスに促されて急ぎ、長い階段を下り、など十分観光を楽しんで扇沢へ。扇沢駅でうどんを食した後、たっかい駐車料金を払い、大町温泉郷でお風呂を頂きました。本当は愛知へ直接向かうはずだったMさんが、相模大野まで送ってくれるというので、お風呂で売っていた野菜を購入してしまいました。Mさん、本当にありがとう。また、行きましょう。この後はお寿司を食べたり、わさび漬けを買ったりして、帰路につきました。お疲れ様でした。
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