ガスに揉まれた鹿島槍・五竜縦走〜嗚呼。剱・・。


- GPS
- 32:00
- 距離
- 23.2km
- 登り
- 2,593m
- 下り
- 2,479m
コースタイム
28日>3:40冷池山荘テン場-5:10鹿島槍ヶ岳-7:00キレット小屋-10:30五竜岳-11:15五竜山荘-11:25白岳(遠見尾根分岐)-14:30アルプス平(テレキャビン)
天候 | 27日晴れのちガス。 28日ガスガス・・。 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
復路:17時10分白馬五竜BT発さわやか信州号で新宿へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
柏原新道〜鹿島槍:特に問題ありません。ただ、テン場からトイレのある冷池山荘まで少し距離があり、誤って落ちたらただで済まない個所があるので注意。 鹿島槍〜五竜岳:岩場に慣れていた方が良いでしょう。鎖場梯子多々あり。年配のグループさん達はガイドさん(多分)を先頭に皆ヘルメット、ハーネス、スリングまで装備されていましたが決して大げさでなく、落石、滑落等の、注意が最後まで必要です。決して易しいルートではありません。 遠見尾根〜アルプス平:長い!意外と長いです。 |
写真
感想
まとまった連休のない仕事柄、皆さんのお盆山行が羨ましかった。
ただ、私の武器と言えば、連休で晴天、よし、北アルプスいこっかな。
と気軽に動ける身分。これはいい。
前回の奥又白、涸沢のバリから帰り、3日下界で仕事。
正直、しんどい。山で充電しなくっちゃ。と、また山に行く。笑
今回の課題は、鹿島槍五竜縦走。テントで2日。
2泊3日でやれば余裕をもって歩くことができるが、2日でやるとなれば、
初日冷池山荘で幕営しても2日目はアルプス平まで12時間を越える行動時間となる。
また八峰キレットも易しい道ではないと聞く。
それでも5月の残雪期にみた剱岳、北方綾線の景色が素晴らしく、
またあの景色に会いに行きたいという気持ちが強かった。
扇沢に着けば約束通りの晴天。登山口まで歩くともう背中に汗をかく。
登り始めれば学校登山の少年少女達。
地元の子供たちだろうか。将来、山をやらずとも、きっと想い出になるんだろう。
疲れ切った顔をした子よりも元気な子が多く、ただそこにいることが楽しそうで。
これも山の不思議なところである。
爺ヶ岳を越えたところから嫌なガスがまとわりついてきた。
あの猫耳も姿を隠し、すやすやと寝ているよう。
冷池山荘から少し離れたテン場は小屋の喧騒と別世界で数張りの先客のみ。
やはり、山はこれがいい。このために一人重いザックを担ぐのだ。
いろいろな山の楽しみ方があっていいと思う。それぞれのやり方で。
4時。強い風と細かい雨が止むのを少し待って出発する。
さっきまで見えていた星は姿を隠してしまった。
ただ、麓の大町の夜景の灯りがまだきれいに見えていた。
鹿島槍では先客が一名。熊鈴をリンリン慣らして真っ暗なテン場を通過して行った方だ。
記念に写真を撮って差し上げ、さっさとキレットへ。
予報では晴れ予報であったが、ガスが厚く夏のこの時期では簡単に取れそうもない。
岩場の道を淡々と歩を進める。
ときおりガスが薄くなるが、また白い濃淡の世界に。
すぐそこにある欲しい世界が手が届きそうで届かない。もどかしい。
五竜までの縦走は、聞いた通りに簡単ではなかった。
鎖を掴み、クライムダウンで降りた場所も。
ガイドさんを先頭に全員ヘルメットとハーネス、スリングを装備したグループも。
ガスよ、晴れローとなんどもつぶやく。
八百万の神の誰か一人でも見ているだろうと小さなゴミを拾って歩く。
それでも見たかった景色はついに見れなかった。嗚呼、剱。。
これも山。夏の山だ。
五竜も最期。G4の岩場の片隅にひっそりと花が咲いている。
タカネマツムシソウだ。
草木も生えないこんな場所にどうしてこんな花が咲くのだろう。
山はそこに存在し花はそこに適応しているだけ。人の考える理由なんてない。
景色が見たければ、また来ればいい。
ここはそれだけの価値がある。
ここで挨拶を交わした人、花、山。景色。
長い遠見尾根を降りながら、そんなふうに思った。
makasioさん こんにちは。
鹿島槍・五竜お疲れさまでした。私もずっと「ひやいけ
さんそう」だと思っていました。語感はいいですね。
ガスはあった様ですが時折見える景色はさすがに北アル
プスだけあって雄大ですね。
まだまだ花が咲いていて私の知らない花もたくさんあり
ます。勉強しに遠征せねば、と言っても泊りが難しい
のでいつになるやら。
それにしても食事がどれも美味しそう!さすがシェフ
makasio!(笑)
勤務シフト表自体が山行計画だね
どうんなふうに動いているかがわかるような気がします。
カズにかかると八峰キレットもガスの中での道すがらに
過ぎないんだなあ。やっぱすごい。
さりげなく二日で。
今回の山旅も北鎌につながっていくんだ。
花を撮る余裕。いいね!
カズ。なんだか少し柔らかくそして大きくなったね。
宙吊りでさらに強くなったんだ。
それってヤバイよ。
だって。そしたら最強!!
最後の「ただいま」shot、昨年妙子がコーラ飲んでた
ところかも。
TSURUGI、またいつでも見れる
おやまぁ、北アアゲインでしたか!
ガスならではの景色もいとをかし〜。
花々も山飯もグッド♪
と言いながら、makasioっ晴れの持続力再向上求む!
さわやか信州号や毎日あるぺん号って、ポイント制を導入してくれたらなーなんて思わない?(笑)
晴れていればもっと楽しく縦走できるよね。
雨やガスだとただ歩くだけになっちゃう。
なんか寂しいね。
この縦走、一度、日帰りでやってみたいんだよね。
もちろん晴天の日に。
でも最近、お天道様に見放されてるからダメかな。
北鎌は難しい状況になってきました。
9月1日〜3日の連休に望みをつないでたんだけど。
北ア大荒れ
夜勤にてコメレス遅れて済みません。
(コメントは夜勤中、こっそり読んでいます)
つめたいけって普通読みませんよね。
どこかで知ったとき驚きました。
さて、縦走はガスってしまい正直、がっくし。
でもこうやって自分のレコを読んでいると。
まあ、私、いつものように山を楽しんでいますね。
山の水で珈琲を淹れ、料理を作るのが楽しみ。
今回、朝フレンチトーストを作りましたが、
これはよかったです。
卵と牛乳(今回豆乳を使いました)があれば、できますし。
前回、朝っぱらからチャーシューメンを作りましたがこれは胃に入らない。
前回一番の核心はここだったことは秘密です。
あのTA100の感動の五竜とは行きませんでしたが、
無事、縦走を終えることができました。
あの宙づり事件後なんだか、変わったような気がします。
自分では分からなかったけど、なにかに焦っていた。
はやく北鎌をやらなくっちゃ。って。
もっと強くならなくっちゃ。って。
かなり無理をしていたのかもしれません。
仕事や個人的なことで少しピリピリしていた。
でもあれ以降、なんか楽になった。
北鎌だって八ヶ岳全縦走だって来年に持ち越してもいいじゃないかって。
気持ちに余裕を持てるようになりました。
俺は花が好きなお花男子。初心に帰りました。
最後は白馬五竜スキー場のテラスです。
冬、皆で行きますか?スキー?
追記:TA100愛の南アルプス。100拍手おめでとう。当然です。
俺はマイカー登山しないからほとんどが高速バス。
ポイント制っていいね、ネット予約であったかな。
前回に引き続き、makasioっ晴れの力が半減。
力を取り戻すため、尽力致します。
やっぱり山は青空がいいよ。
贅沢かもしれないけど、俺は、頂上に興味がないし。
その時間、その場所にしかない風景を見たいだけ。
まっちろで7時間は飽きるよー。
イワイワしたこのルートは変化があってよかった。
また近いうちに行くかもしれません。
なんども太陽が出たりしたんです。
でもガスはしぶとかったなあ。
やっぱり、このルートは剱岳を見ながら歩きたい。
また、晴れた日にやろうと思います。
日帰りはsiriusさんならできると思います。
何名か、やっていましたよね。
扇沢を0時にスタートすれば余裕かな。
考えると、しびれますね。いいと思います。
天気がねえ。。落ち着かないですね。
俺、北鎌は条件がいい時にやろうと思います。
ダメなら来年に持ち越してもいいと思っています。
山は逃げませんからね。
お疲れ様です
ヤベ、出遅れた
来年、機会を作って歩きたいな〜って思っているコースです
中々難しい箇所が有るんだね〜〜よくガスガスの中登ったね
仕事柄連休が無いのが辛いとこだよね〜
だからこそ数少ないお山の時間が格別になるのかもしれないけどね
またリベンジだね
このルートは岩場鎖場好きならお気に入りの
ルートになると思います。
稜線上ではガスってしまったけど、
そのときにしか見れない景色やこの時にしか咲かない
花を見ることができました。
晴れる期待が大きかった分、落胆も大きかったけど、
また晴れた日にやりたいと思います。
大型連休がないことが辛いけど、
その分、自分なりに全力で楽しみたいな。
是非、来年、やってみて、白目必至の好ルートだよ。
剱を見ながらの歩きが気持ちいいルートですね。
自分が7月末に行ったときはyoko晴れだっただけに、今回makasio晴れが2日間もたなかったのが残念!
今回のNo.1makasio節はコチラ。
「俺は花が好きなお花男子。初心に帰りました。」
山もお花も、そんなmakasioさんのことを好きだと思います。
makasio晴れは稜線上では持たなかった。
残念。
予報をみて、今回は良さそう。でも行ってみたら
ガスだった。そんなことってよくある話。
景色を見たければ、また行けばいいと思います。
下山中、
やっぱり、好きな花を見ていると、
我を忘れてザックを下ろし、ニコンを取り出す。
そんな時間がとても楽しくて嬉しい。
お花男子だったことを思い出しました。
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