甲斐駒ヶ岳〜テン泊で黒戸尾根〜


- GPS
- 30:50
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 2,334m
- 下り
- 2,330m
コースタイム
6:40駐車場-8:45笹の平-11:15刀利天狗-12:20五合目-14:00七丈小屋テント場
5/5
5:00テント場-7:00甲斐駒ヶ岳-8:15テント場-10:00五合目小屋跡-11:00刀利天狗-12:15笹の平-13:30駐車場
天候 | 5/4:晴れ テント場についた時から崩れました。 5/5:文句なしの晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
尾白渓谷駐車場 〔トイレ〕 尾白渓谷駐車場、七丈小屋(宿泊とテン泊客以外は有料) |
コース状況/ 危険箇所等 |
〔登山口〜七合目〕 刃渡り以降に雪があり、クサリ場は慎重に通過しました。 〔七合目〜山頂〕 2本の鉄剣手前の急斜面の通過は、とても怖かったです。 特に下りは細心の注意が必要です。 〔七丈小屋テント場〕 600円です。 ほとんど雪に被われています。 土が出ていたのは3張分ぐらいですが、ぬかるみ気味でした。 水は小屋で調達できます。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
今年のGWはテント泊を計画。
そのため子供は両親の家に泊まりに行かせ、前日は山のカミとデートしてご機嫌を伺いこの日を迎えた。
5月4日朝、尾白渓谷駐車場を出発。
七丈小屋までなので、ゆっくり行くことにする。
晴れて気持ちがいい森林歩きだったのは最初だけで、重荷に早くも汗が流れ出る。
長くそしてきつく感じられた樹林歩きだったが、刃渡りに出ると視界が開け疲れを癒してくれた。
刀利天狗の先からアイゼンを装着、黒戸山を巻いて五合目へ、
ここからクサリとハシゴが連続しており、慎重に登っていった。
ようやく小屋に着くぐらいから怪しい空模様となり、
雪の斜面に整地されたところにテント設営していると小雪が舞い始めた。
ちょっと早い夕食を採り、一寝した後、テントから外をのぞくと鳳凰山が見えた。
しかし、それもつかの間で、すぐに雪が降ってきて冷え込んできたため景色をたのしむところではなかった。
もう寝るに限ると思い、酒を飲みはじめる。
陽が落ちるとさらに冷え込みが厳しくなり、
着れるものは着込み、足元にウールのアンダーを巻きつけザックにシュラフごと入れて寝た。
5月5日 3:00に起床。
寒さで起きるのが辛かったが、出発が遅くなるのは嫌だったので意を決して起き出す。
食事と出発の準備をして、5:00頂上へアタック開始。
荷が軽いこともあるが、天気がバッチリで最高のコンディションが足取りを軽くする。
八合目以降いやらしいところがあるが頂上への期待感が上回り、歩を進めることができる。
そして頂上で待っていたのは360度見渡す限りの絶景!
本当に来て良かったと思う瞬間だ。
しばし絶景を堪能し、下山する。
登りで怖かったところは、下りでは何倍増しか。
難所を乗り切った安堵感からコケてしまい、両手中指を怪我しポールを曲げてしまうというケチがついてしまったが、本当に充実した山行だった。
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