記録ID: 2100583
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父
瑞牆山・金峰山/母を伴い絶景の二峰へ!
2019年11月04日(月) 〜
2019年11月05日(火)



体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- --:--
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 1,949m
- 下り
- 1,945m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:05
- 休憩
- 2:35
- 合計
- 7:40
2日目
- 山行
- 8:08
- 休憩
- 2:23
- 合計
- 10:31
母にとっては段差の大きい岩場の多い瑞牆山のほうが手強かったようで、2日目の金峰山のほうが順調に歩けたようです。特に下りでは休憩を怠り飛ばしがちになるのでペースを抑える必要がありました。
天候 | 4日:晴れ時々曇り 5日:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(混雑を想定して駐車場へ向かう道路の路肩に停めたため、混み具合は未確認です。) 瑞牆山荘横のトイレは工事中で、仮設トイレを利用できます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
台風19号による被害は既に復旧されています。速やかに登山道を直していただいた関係者の皆さまには本当に感謝です。 |
その他周辺情報 | 直帰しました。 長野県側だと最寄りのコンビニはR141号沿いとなります。 |
写真
11/4(月)
6:03 瑞牆山荘(1,510m)出発
まずは富士見平小屋へ向かいます。ここから1時間くらいかな。
ヤマノススメを何度も見ている母なので、この登山口も初めてなのに初めて来た気がしなかったようです。
ということで、今回の山行はヤマノススメ聖地巡礼も兼ねています。
6:03 瑞牆山荘(1,510m)出発
まずは富士見平小屋へ向かいます。ここから1時間くらいかな。
ヤマノススメを何度も見ている母なので、この登山口も初めてなのに初めて来た気がしなかったようです。
ということで、今回の山行はヤマノススメ聖地巡礼も兼ねています。
6:50 瑞牆山展望地(1,710m)
楽しみにしていた瑞牆山の眺望でしたが、この時は雲が多くて頂上付近はガスってるよう。
しかもこの辺りから急に風が強くなり、けっこう寒くなってきました。
回復傾向の予報を信じて、富士見平小屋まで登っていきます。
7:05 富士見平小屋(1,810m)到着
楽しみにしていた瑞牆山の眺望でしたが、この時は雲が多くて頂上付近はガスってるよう。
しかもこの辺りから急に風が強くなり、けっこう寒くなってきました。
回復傾向の予報を信じて、富士見平小屋まで登っていきます。
7:05 富士見平小屋(1,810m)到着
小屋で受付を済ませた後で、手提げ袋で持ってきたテントを設営。
前日から設営中のテントは思ったほど多くはありませんでした。
テントを張り終える頃にはまだ風は強いものの、青空が広がってきました!
8:05 富士見平小屋出発
それではまずは瑞牆山から攻めます!
前日から設営中のテントは思ったほど多くはありませんでした。
テントを張り終える頃にはまだ風は強いものの、青空が広がってきました!
8:05 富士見平小屋出発
それではまずは瑞牆山から攻めます!
大ヤスリ岩まで来ると山頂まで残す標高差は少なくなります。
でも相変わらず段差が大きく、少しでも楽に安全に登れるようにルートファインディングが大事です。
この頃には下りの方々とどんどんすれ違うようになってきました。
でも相変わらず段差が大きく、少しでも楽に安全に登れるようにルートファインディングが大事です。
この頃には下りの方々とどんどんすれ違うようになってきました。
10:23 急登を終える2,210m地点
ようやく母と共に急登をクリア。母にとって段差の大きい瑞牆山は相当登り応えがあったようで、かなり息が上がっていました。でもここを過ぎると山頂まであと僅かです。
ようやく母と共に急登をクリア。母にとって段差の大きい瑞牆山は相当登り応えがあったようで、かなり息が上がっていました。でもここを過ぎると山頂まであと僅かです。
10:32 瑞牆山山頂(2,230m)到着!!
お疲れさまでした!
北側から回り込んで、ようやく待望の瑞牆山山頂に到着!
連休最終日の好天で斜めの岩場の山頂は大賑わいです。
記念写真を撮ってから、高所恐怖症の母でも落ち着けそうな場所を見出して休憩。
母に暖かいコーヒーを差し入れました。
お疲れさまでした!
北側から回り込んで、ようやく待望の瑞牆山山頂に到着!
連休最終日の好天で斜めの岩場の山頂は大賑わいです。
記念写真を撮ってから、高所恐怖症の母でも落ち着けそうな場所を見出して休憩。
母に暖かいコーヒーを差し入れました。
あれが明日登る金峰山!とヤマノススメどおりに母に伝えておきます。
母は二日続けて歩けるかどうか不安だったようでした。
日頃から体力づくりをしているのでもうちょっと自信を持ってほしいものですが。
約1時間の滞在で瑞牆山山頂を辞して下山開始。
秋の日は釣瓶落とし。明るいうちにテントに戻って夕食にしなければなりません。
11:30 瑞牆山山頂出発
母は二日続けて歩けるかどうか不安だったようでした。
日頃から体力づくりをしているのでもうちょっと自信を持ってほしいものですが。
約1時間の滞在で瑞牆山山頂を辞して下山開始。
秋の日は釣瓶落とし。明るいうちにテントに戻って夕食にしなければなりません。
11:30 瑞牆山山頂出発
13:43 富士見平小屋(1,810m)到着
天鳥川からの登り返しを終え、富士見平小屋へ到着。
お疲れさまでした!
母はさっそく瑞牆山の山バッジを購入し、明日の金峰山に備えるためにもテントに戻って骨休めです。
朝よりもテン場は閑散としていました。今日は耳栓が要らないほど静かな夜となりそうです。
母にテントで休んでもらっている間に自分は水を汲みに行きました。
天鳥川からの登り返しを終え、富士見平小屋へ到着。
お疲れさまでした!
母はさっそく瑞牆山の山バッジを購入し、明日の金峰山に備えるためにもテントに戻って骨休めです。
朝よりもテン場は閑散としていました。今日は耳栓が要らないほど静かな夜となりそうです。
母にテントで休んでもらっている間に自分は水を汲みに行きました。
明るいうちに夕食を済ませます。この時のために仕込んでおいたキムチ鍋。
母にとって初めての山での鍋は感動的に美味しかったようで、手間を掛けた甲斐がありました。
コッヘル3杯分でお腹がいっぱいになりました。
夕食を終えて、17時頃には既に真っ暗。
起きててもやることがないし、明日のほうが長い行程なので、さっさと寝ることにします。
母にとって初めての山での鍋は感動的に美味しかったようで、手間を掛けた甲斐がありました。
コッヘル3杯分でお腹がいっぱいになりました。
夕食を終えて、17時頃には既に真っ暗。
起きててもやることがないし、明日のほうが長い行程なので、さっさと寝ることにします。
11/5(火)
4:00 起床。
出発が早過ぎるのではという母をどうにか説得してこの時間に起床。(ヤマノススメでも6時起床となっていますが)
母のペースを考慮すると、下山まで余裕を持たせることが大事と計算していました。
5:35 金峰山へ向けて富士見平小屋出発!
4:00 起床。
出発が早過ぎるのではという母をどうにか説得してこの時間に起床。(ヤマノススメでも6時起床となっていますが)
母のペースを考慮すると、下山まで余裕を持たせることが大事と計算していました。
5:35 金峰山へ向けて富士見平小屋出発!
最初は山腹道。少し登ったところで尾根直上に出ます。
その頃には周辺が見えるほど明るくなってきました。
母は昨日の疲れはあるものの、普通に登れていました。
普段から六甲をくまなく歩き回っているのが、やはり効いているようです。
その頃には周辺が見えるほど明るくなってきました。
母は昨日の疲れはあるものの、普通に登れていました。
普段から六甲をくまなく歩き回っているのが、やはり効いているようです。
6:39 鷹見岩分岐点(2,020m)
富士見平小屋から1時間ほどで鷹見岩分岐点。ここでザックを下ろして小休止を入れました。
鷹見岩へのルートは倒木が目立っていて、分岐点から見る限りではあまり人が入っていないようです。
6:49 鷹見岩分岐点出発
この辺りは一旦下り。下山の際には地味にしんどい登り返しです。
富士見平小屋から1時間ほどで鷹見岩分岐点。ここでザックを下ろして小休止を入れました。
鷹見岩へのルートは倒木が目立っていて、分岐点から見る限りではあまり人が入っていないようです。
6:49 鷹見岩分岐点出発
この辺りは一旦下り。下山の際には地味にしんどい登り返しです。
9:07 砂払ノ頭指導標(2,410m)到着
長い樹林帯の登りを抜け、ようやく森林限界!
母も雲一つ無い絶景を観て、感嘆の声を上げていました。
南アルプスの山々、富士山まで好展望です!
9:15 砂払ノ頭指導標出発
長い樹林帯の登りを抜け、ようやく森林限界!
母も雲一つ無い絶景を観て、感嘆の声を上げていました。
南アルプスの山々、富士山まで好展望です!
9:15 砂払ノ頭指導標出発
五丈石の袂まであと少し!
二日続けて歩けるか心配していたのが嘘のように、母はしっかりとした足取りで登っていきます。
このあとまもなく五丈石の脇を通って、山頂直下の広場へ到着。
まずは登頂をと金峰山山頂へ直登します。
二日続けて歩けるか心配していたのが嘘のように、母はしっかりとした足取りで登っていきます。
このあとまもなく五丈石の脇を通って、山頂直下の広場へ到着。
まずは登頂をと金峰山山頂へ直登します。
10:25 金峰山山頂(2,599m)到着!!
富士見平小屋を出発してから約5時間。遂に待望の金峰山山頂に母と共に登頂です!
瑞牆山に続いてよく頑張りました。団子の山名標からは快晴の下での八ヶ岳が見事です。
富士見平小屋を出発してから約5時間。遂に待望の金峰山山頂に母と共に登頂です!
瑞牆山に続いてよく頑張りました。団子の山名標からは快晴の下での八ヶ岳が見事です。
逆光で撮りにくいのですが、富士山と一緒に撮影出来る山梨百名山の山名標。
一しきり撮影を済ませた後、昨日に続いて母にホットコーヒーを差し入れました。
母は金峰山でのコーヒーを美味しく飲んでいました。
瑞牆山に比べて金峰山山頂は広いので、母も落ち着いて滞在出来ると気に入っていました。
1時間ほどの滞在で出発。母も金峰山山頂を存分に楽しんでくれたようです。
母は長い下りを気にしていましたが、自分の計算では充分に余裕をもって下山出来るからと伝えました。
11:21 金峰山山頂出発
一しきり撮影を済ませた後、昨日に続いて母にホットコーヒーを差し入れました。
母は金峰山でのコーヒーを美味しく飲んでいました。
瑞牆山に比べて金峰山山頂は広いので、母も落ち着いて滞在出来ると気に入っていました。
1時間ほどの滞在で出発。母も金峰山山頂を存分に楽しんでくれたようです。
母は長い下りを気にしていましたが、自分の計算では充分に余裕をもって下山出来るからと伝えました。
11:21 金峰山山頂出発
15:40 瑞牆山展望地(1,710m)
富士見平小屋から少し下ったところでは楽しみにしていた瑞牆山の絶景を満喫しました。
黄葉が西日に照らされて本当に美しい瑞牆山。悪天続きだった秋ですが、母にこの光景を無事に観てもらえて何よりでした。
富士見平小屋から少し下ったところでは楽しみにしていた瑞牆山の絶景を満喫しました。
黄葉が西日に照らされて本当に美しい瑞牆山。悪天続きだった秋ですが、母にこの光景を無事に観てもらえて何よりでした。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
アマチュア無線機
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
一眼レフカメラ
広角ズームレンズ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
三脚
熊鈴
折畳みイス
ねんどろいど(あおい・ひなた)
|
---|
感想
この秋に母をぜひ登らせてあげたかった瑞牆山と金峰山。
ヤマノススメで繰り返し観ていた山だけに、聖地巡礼も兼ねた楽しい登山となりました。
2日ともこれまでの悪天続きをかなり取り返したと感じる登山日和!
今年最後?となるであろう母との登山。締めに相応しい2日間でした。
家までの帰路も瑞牆山と金峰山の余韻に包まれ、母との山談義が尽きることはありませんでした。
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訪問者数:664人
韮崎からバスがあるのですね
それならアクセス良く行けそうですね、
火曜日ゆっくり拝見します
mayasanpoさん、いつもありがとうございます。
ご多忙のところを目を通していただきましてすいません。
落ち着かれた時にでもご覧いただければ幸いです。
瑞牆山・金峰山は奥秩父の中ではアクセスも良く、比較的登りやすい山と思いますよ。
しかも一度に二つまとめて登れるので充実感もあります。お薦めします。
韮崎から行けると伺い 行ってみたいなと思いました。
が なかなかのロングコースのようですね。
途中 山小屋があれば 一泊でしょうか。
調べねばデス。
母上様 すごい頑張りですね。
富士山 剣と すごいです。
今回も 頑張られましたね。
瑞牆山は なかなか荒々しい登山道ですね。
沢あり 大岩あり 岩登りありと変化に富んでいますね。
登山道に 不思議な岩のある景色は
日本人にはたまらなく 好きですね。
行者山、御在所 八ヶ岳の登山道などを
思い出しました。
山頂はおおにぎわいで、
緊張されたであろう 母上に ほっとコーヒだなんて、
お優しい 息子さん、うらやましいです。
明日登る金峰山を眺め テントへ下られたのですね。
金峰山も なかなかの登山道
長いですね。警官もすばらしい。
そして富士山が望めるのがよいですね。
数少ない経験ですが 御岳で 八ヶ岳で
眺めたのを思い出します。
日本のランドマーク 美しい姿は見えると格別。
すごい 山頂の景色ですね。
魂が洗われます。
良いお天気で 親子での山の思い出が共有できて
山談義がつきない、なんて ほんとに素晴らしいです。
まぁ 私と息子の会話なんて、
「おせん なかすな うまこやせ」に等しいですよ。(笑)
戻られたら 母上様は 山友と 今夏の登山を
一生懸命 話されることでしょうね。
楽しそう、、。
ありがとうございました。
こんばんは、mayasanpoさん。
たくさんのコメントをいただきまして、ありがとうございます!
ぜひmayasanpoさんにも同じ感動を味わっていただきたいなと思いましてお薦めしました。
瑞牆山・金峰山を一度に回るには、富士見平小屋で宿泊するのが便利です。
その名のとおり、小屋からも少しだけ富士山が見えますよ。
今年は秋に母がやってきて、剱、谷川をはじめとして、本当によく頑張ってくれました。
でも安全登山が最優先ということを忘れず、無理をさせないようにしないとと思います。
瑞牆山は兵庫でいえば、雪彦山に似ていますよ。
段差が大きくてけっこう足が疲れますが、いろんな巨岩があって楽しい山です。
御在所岳は自分は行ったことがありませんが、有名な岩がありましたね。
山頂での暖かい飲み物には母はとても喜んでくれました。
ヤマノススメにも山コーヒーの話があって、それを再現したかったというのもありますが。(笑)
ヤマノススメ・サードシーズンで今回の瑞牆山・金峰山の回があります。
かなり参考になりますので、ぜひご覧いただくことをお薦めします。
金峰山は瑞牆山とは対照的に落ち着いた登山道が続きます。
でも距離が長いのでやはり楽ではありません。
長い樹林帯を抜けた後の絶景は本当に格別で、周辺の山々が一望の下。
中でもやはり富士山が大きく見えるのが何とも言えないです。
昨夏に母と登ったことが懐かしく思い出されます。
そして、広々とした山頂と五丈石の存在が他の山に無い魅力を持っていると思います。
山からの帰りの車では、母は疲れているはずなのに本当に元気でよく話します。
自分と同じく山好きになってくれて、本当に元気をもらえているのだなと嬉しくなります。
兵庫に帰ったら、山友達と会うのを楽しみにしていました。
自分も気持ちを切り替えて、次回からは久しぶりに単独行での登山を楽しみたいと思います。
今回もご覧いただきまして、ありがとうございました。
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