記録ID: 2023305
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無雪期ピークハント／縦走
甲信越
八海山は雲の中、午後から雨でびしょ濡れ山行
2019年09月16日(月) [日帰り]
新潟県
kukaminn
nameless7c
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 06:52
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 888m
- 下り
- 888m
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日帰り
- 山行
- 5:28
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 6:50
距離 9.2km
登り 890m
下り 888m
15:42
ゴール地点
| 天候 | 曇りのち雨 ロープウェイの中からは見えていた八ッ峰の岩峰だが、山頂駅に着いてからはずっと雲の中。 12時前に雨は本格的に降り出し雨具が必要な強さに。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
下り坂の天気予報のせいか、第1駐車場に30台ほどの車のみでガラガラ |
| コース状況／ 危険箇所等 |
ロープウェイ山頂駅〜千本檜小屋まで 人気の観光地だけあり整備されている。 途中鎖場や急登もあるが距離は長く無い。 いくつかの分岐と女人堂（避難小屋）、アップダウンを経て有人小屋の千本檜小屋に着く。此方は売店もある。 どちらの小屋もトイレあり。 ここまでなら少しきつめのハイキングコース。 八ッ峰〜入道岳 八ッ峰の岩峰群は高度感抜群の危険な鎖場のオンパレード。 落ちれば当然ただでは済まない。 初心者は二つ目のピークの不動岳で引き返せとの警告看板がある。 幸い足場は豊富だが、グリップの良い靴の方が安心。 鎖場の経験の度合いにより難易度が大きく変わるので、初心者は引き返した方が無難。 八ッ峰を越えた後は鎖こそ無いが断崖のすぐ脇を通るすれ違い困難な箇所があり油断は出来ない。 巻道分岐から入道岳までは20分程で着く。 巻道を千本檜小屋まで 巻道とは言え決して楽な道では無い。 八ッ峰の岩峰の下を張り付くように歩くトラバース道。 鎖があるとはいえ道は狭い。 とはいえ八ッ峰の鎖場よりは危険度は低い |
| その他周辺情報 | 六日町温泉湯らりあ 源泉掛け流しの非常に熱い湯。 露天やアメニティなどは無い公衆浴場的施設だが、いい湯 |
写真
8時過ぎにロープウェイに到着するもトイレや準備に時間がかかり結局ロープウェイに乗れたのは8時40分。この遅れが後々響いてくるとは…
9/16 8:06
8時過ぎにロープウェイに到着するもトイレや準備に時間がかかり結局ロープウェイに乗れたのは8時40分。
この遅れが後々響いてくるとは…
この遅れが後々響いてくるとは…
駐車場からは八海山のギザギザが見えている。
天気予報では15時から雨。
急がなければ
天気予報では15時から雨。
急がなければ
ロープウェイ山頂駅より登山開始。
最初からポールを取り出すnameless7c。
コンディションに不安でもあるのか？
最初からポールを取り出すnameless7c。
コンディションに不安でもあるのか？
階段を登るとある休憩避難所。
ロープウェイ最終17時に間に合わなかった場合泊まるのか…？
ロープウェイ最終17時に間に合わなかった場合泊まるのか…？
大崎道とある。
ロープウェイを使わず山の西側から登るのが正式なルートなんだよな
ロープウェイを使わず山の西側から登るのが正式なルートなんだよな
登山者はそれなりにいて、既に下山の登山者ともすれ違った。
午後から天気が崩れるのを見越してロープウェイを使わず早出したのだろうか
午後から天気が崩れるのを見越してロープウェイを使わず早出したのだろうか
途中池ノ峰や薬師岳などいくつかのピークがある為、意外に登らされる。
ロープウェイからの標高差は600m位か
ロープウェイからの標高差は600m位か
胎内くぐりの看板が。
危険とあるが立ち入り禁止というわけでもない様な…
危険とあるが立ち入り禁止というわけでもない様な…
先を覗いてみると岩根や隙間を梯子を伝い登る様だ。
危なそうだからやめておこう
危なそうだからやめておこう
約1時間で女人堂到着。
綺麗な小屋でバイオトイレがある。
前の広場で他の登山者に混じってしばし休憩
綺麗な小屋でバイオトイレがある。
前の広場で他の登山者に混じってしばし休憩
バイオトイレ。
ペダルを漕いで攪拌する越後駒ヶ岳の駒の小屋と同じシステムだ
ペダルを漕いで攪拌する越後駒ヶ岳の駒の小屋と同じシステムだ
薬師岳手前の鎖場。
ここでたくさんの下山者とすれ違う。
思えば彼らの様に早い時間から行動すべきだったのだなあ
ここでたくさんの下山者とすれ違う。
思えば彼らの様に早い時間から行動すべきだったのだなあ
薬師岳は八合目だ。
ここでも休憩中の人たちがいた。
晴れていれば絶景だろうが雲で全く視界なし
ここでも休憩中の人たちがいた。
晴れていれば絶景だろうが雲で全く視界なし
休憩を終え八ッ峰へ。既に11時を回っているがコースタイム的には行けると判断。
しかし時々霧雨が降るのが不安だ。
濡れた鎖場など冗談では無い
9/16 11:08
休憩を終え八ッ峰へ。
既に11時を回っているがコースタイム的には行けると判断。
しかし時々霧雨が降るのが不安だ。
濡れた鎖場など冗談では無い
既に11時を回っているがコースタイム的には行けると判断。
しかし時々霧雨が降るのが不安だ。
濡れた鎖場など冗談では無い
八ッ峰の間ずっと雲の中なんだろうか…折角の絶景ポイントなんだが
警告看板。
雨はまだ本降りにはなりそうも無いし、風も弱く雷も無い。
さあ行くか
雨はまだ本降りにはなりそうも無いし、風も弱く雷も無い。
さあ行くか
怖い場面は多いが、妙義の白雲山へ登った経験が生きる。
背ビレ岩やビビリ岩に比べたら大したことないぞ！（と強がりの暗示）
背ビレ岩やビビリ岩に比べたら大したことないぞ！（と強がりの暗示）
相変わらず雲は濃く、少し離れると後ろのnameless7cも見えなくなる程だ
鎖の下に登山者がいたので先に登るか尋ねると、巻道に行くとの事。
そうか、分岐に着いたんだな
そうか、分岐に着いたんだな
一番の難所かもしれない。
垂直な梯子の上から鎖場が始まる。
足をかける場所も少なく緊張の連続
垂直な梯子の上から鎖場が始まる。
足をかける場所も少なく緊張の連続
大日岳到着。
八海山の山頂と言えばここを指すらしいが、最高峰は入道岳になる。
剣ヶ峰はいつの間にか通り過ぎていた
八海山の山頂と言えばここを指すらしいが、最高峰は入道岳になる。
剣ヶ峰はいつの間にか通り過ぎていた
遂に危険地帯突破。もう12時40分、しかも天気の下り坂は早まり雨が強くなり始めている。
ここまで来たら入道岳に行きたいが状況は良く無いな
2
9/16 12:42
遂に危険地帯突破。
もう12時40分、しかも天気の下り坂は早まり雨が強くなり始めている。
ここまで来たら入道岳に行きたいが状況は良く無いな
もう12時40分、しかも天気の下り坂は早まり雨が強くなり始めている。
ここまで来たら入道岳に行きたいが状況は良く無いな
足の痛みを訴えるnameless7cだが、入道岳へ進む事になった。
時間がやばいので急ぎだ。
飯食ってる時間は無いな
時間がやばいので急ぎだ。
飯食ってる時間は無いな
入道岳へ進む途中の断崖。道の幅は狭く、なるべく崖から離れて歩いた為草つゆでびしょ濡れに
怖い道だが、妙にテンションが高くなっていて恐怖を感じなかった
入道岳到着！八海山の最高峰に至る。
しかし時間は無いな。さっさと帰らねば…
しかしnameless7cが中々来ないな。
膝が痛むのか？
5
9/16 13:08
入道岳到着！
八海山の最高峰に至る。
しかし時間は無いな。さっさと帰らねば…
しかしnameless7cが中々来ないな。
膝が痛むのか？
八海山の最高峰に至る。
しかし時間は無いな。さっさと帰らねば…
しかしnameless7cが中々来ないな。
膝が痛むのか？
梯子四本でかなり降らされた。もう雨は本降りでザックカバーと雨具の上を着用していたが、ズボンは手遅れでビショビショだ。
ゲーターもつけていなかった為靴が浸水。
靴下もぐしょぐしょだ。
1
9/16 13:45
梯子四本でかなり降らされた。
もう雨は本降りでザックカバーと雨具の上を着用していたが、ズボンは手遅れでビショビショだ。
ゲーターもつけていなかった為靴が浸水。
靴下もぐしょぐしょだ。
もう雨は本降りでザックカバーと雨具の上を着用していたが、ズボンは手遅れでビショビショだ。
ゲーターもつけていなかった為靴が浸水。
靴下もぐしょぐしょだ。
濡れている為怖さ倍増。本日はスポルティバのローカットシューズ、トラバースx4gtxを履いてきたのだが、かなりのグリップ力でこの靴にだいぶ助けられた。
2
9/16 13:57
濡れている為怖さ倍増。
本日はスポルティバのローカットシューズ、トラバースx4gtxを履いてきたのだが、かなりのグリップ力でこの靴にだいぶ助けられた。
本日はスポルティバのローカットシューズ、トラバースx4gtxを履いてきたのだが、かなりのグリップ力でこの靴にだいぶ助けられた。
千本檜小屋にてnameless7cを待つ（いつの間にか置いて先に来てしまった）おにぎりを食べてエネルギー補給。
小屋はもう閉まっていた。
14時半までに出発すればロープウェイ最終には間に合う筈。
nameless7cと合流して直ぐ、ソロの女性が登って来たが、今日は千本檜小屋に泊まるのだろうか
2
9/16 14:16
千本檜小屋にてnameless7cを待つ（いつの間にか置いて先に来てしまった）
おにぎりを食べてエネルギー補給。
小屋はもう閉まっていた。
14時半までに出発すればロープウェイ最終には間に合う筈。
nameless7cと合流して直ぐ、ソロの女性が登って来たが、今日は千本檜小屋に泊まるのだろうか
おにぎりを食べてエネルギー補給。
小屋はもう閉まっていた。
14時半までに出発すればロープウェイ最終には間に合う筈。
nameless7cと合流して直ぐ、ソロの女性が登って来たが、今日は千本檜小屋に泊まるのだろうか
女人堂でまたnameless7cを待つ。
もうロープウェイに間に合う事が確定な為かなり気楽になった。
トイレを借りる。
もうロープウェイに間に合う事が確定な為かなり気楽になった。
トイレを借りる。
ロープウェイ近くになると登山者が増えてきた。八ッ峰以降誰にも会わなかったのでもう自分たちしかいないのだろうかと思っていたがそんなことはなかった。
1
9/16 15:48
ロープウェイ近くになると登山者が増えてきた。
八ッ峰以降誰にも会わなかったのでもう自分たちしかいないのだろうかと思っていたがそんなことはなかった。
八ッ峰以降誰にも会わなかったのでもう自分たちしかいないのだろうかと思っていたがそんなことはなかった。
団体さんがゴールした仲間達を祝う中、ひっそりとゴールしたnameless7c
晩飯に寄った中華料理屋の店主は登山趣味で周辺の山は庭らしく、時間があればもっと話が聞きたかった
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
ガスカートリッジ
コッヘル
地図（地形図）
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
|
|---|
感想
鎖場岩場好きのnameless7cと一緒に行こうと去年から温めていた八海山だったが、よりによって三連休唯一の悪天候の日に来てしまい眺望ゼロのホワイト山行…。
土曜は会社のBBQ、日曜は休日出勤だった為仕方なかったのだが、日曜の快晴の時登っていたら絶景を楽しめたのだろうと思うとなんとも残念だ。
しかし眺望がないとはいえ八ッ峰の岩峰は油断ならないスリル満点の鎖場の連続。
非日常を存分に味わえたし、巻道の厳しさやロープウェイ最終時間が迫り駆ける様に下山したのもまぁ良い思い出だ。
予報より雨が早まり、ズボンから靴の中までビショビショになってしまったのには閉口だったが…
時間が無く、昼食も取れなかった腹ペコの二人が下山後たまたま入った中華料理屋の店主が登山趣味で話が弾んだのも予想外の出来事だった。
また晴れた日にリベンジして絶景を楽しみたいものだ。
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