七倉から烏帽子小屋~水晶岳~赤牛岳下〜竹村新道の周回で白昼夢?


- GPS
- 27:43
- 距離
- 56.0km
- 登り
- 3,690m
- 下り
- 3,691m
コースタイム
- 山行
- 21:39
- 休憩
- 3:01
- 合計
- 24:40
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前半は夜行登山なので、夜行登山という視点で書いています。 <七倉山荘〜烏帽子小屋> 道は明瞭で夜間でも特に問題は有りませんでした。ただ暗くなると樹林帯なので、ヘッデンの灯りに蛾や羽虫が沢山寄ってきてうざいです。蚊もいるので休憩時に血を吸われて痒いので対策が必要です。 <烏帽子小屋〜野口五郎小屋〜水晶小屋〜水晶岳〜赤牛岳下> 樹林帯を抜けて高度が有る為、日中が暑くても夜間は寒くなり防寒着が必要です(日中の山行時の着物にフリース1枚プラス位)。岩ゴロゴロにハイマツという箇所が多く、そういう所の道はペンキの白や黄色の丸印が目印です。夜間だとヘッデンの指向性の有る灯りが頼りなので、昼間よりペンキの丸印探しに時間がかかります。ペンキを見失って迷う事も多く、昼間の時間の2、3割増しで計画した方が無難です。 <赤牛岳下〜水晶小屋〜真砂分岐> 日中だったので特に問題は有りませんでした。ただこの時期は晴れると日差しが強く、8時半過ぎ位からかなり暑かったので水分補給や日差し対策が必要です。 <真砂分岐〜竹村新道〜湯㑨> 真砂分岐、湯㑨共に竹村新道への通行止めのロープは張られていませんが、真砂分岐から20分程下った所が崩落しています。ここが通過できないと判断して登り返す人、または湯㑨から登ってきてここで断念して下り返す人がいました。真砂分岐から下る場合は、崩落地から登り返しても1時間程のロスですみますが、湯㑨から登って崩落地から下り返す場合は10時間程のロスとなります。崩落地は短く、慣れた人なら通過に2〜5分位だと思いますが、崩落地のトラバースに自信が無い人にはお勧めできません。トライするなら引き返す可能性を考慮し、真砂分岐から下りで使う方が良いです。それからチェーンスパイク等を持って行けば心強いでしょう。 <湯㑨〜七倉山荘> 湯俣温泉晴嵐荘の前の河原の吊り橋が崩落しています。渡る方法は以下の3つです。 1. 靴を脱いで浅そうな所を渡る 2. 倒木を渡した簡易1本橋が2ヶ所有るのでそこを渡る(川底まで2、3mの高さなので落ちたら怪我します) 3. 簡易1本橋近くに少し飛べば濡れずに渡れる箇所が有ります(その時の水量によるので現況を見て判断) 8月4日、5日で来た際、1、2で渡渉し、今回は3で渡渉しました。3は川の水量次第です。 2,3週間前は、ヤマプラで真砂分岐〜竹村新道〜湯㑨〜高瀬ダムはルートが引けましたが、最近は「到着できません」となりルートが引けません。吊り橋が落ちているのと竹村新道上部の一ヶ所の崩落地によるものと思われます。 |
予約できる山小屋 |
七倉山荘
|
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
替え電池
地図
GPS
磁石
ペットボトル
雨具
熊鈴
笛
タオル
パン13個
おにぎり3個
水1.8ℓ(水晶小屋で1ℓとジュース
湯㑨で水1ℓ補給)
|
---|---|
備考 | フリース |
感想
8月4日の夕方から5日で七倉山荘前から〜湯㑨〜水晶岳〜読売新道の周回にトライしましたが、ナイトハイク時の湯㑨の吊り橋が崩落していて予定より遅れ、さらに真砂分岐の少し手前が崩落して夜間に越えるのは危険だと判断して引き返しました。1週間もたっていませんが、再度トライする事にしました。
ただ先週の登山計画を立てる時はヤマプラで引けた、高瀬ダム〜湯㑨、湯㑨〜真砂分岐の区間が、先週の登山から帰って新しくヤマプラで計画を立てようとすると、計算できませんというエラーになりました。2ヶ所の崩落の情報からその様に変えたのだと思います。そこで高瀬ダムから烏帽子小屋〜野口五郎小屋経由で真砂分岐に行く事にしました。
烏帽子小屋までは順調で、予定より30分程早く到着。この分だと読売新道は確実に行けると思っていました。しかしここからが問題でした。夜行登山は新穂高温泉から〜西穂高〜奥穂高〜北穂高〜南岳の周回等、日中でも迷って危険という廃道の旧ボッカ道を初見で歩いたりしているので、何度か歩いた事がある裏銀座の烏帽子小屋〜水晶小屋の区間は特に問題視していませんでした。確かに危険ではなかったのですが、岩がゴロゴロ帯で、丸印を探して歩くのに時間を要したのが想定外でした。コースタイムの0.73で計算したのですが、日中ならこれでも良かったのですがこのルートで夜間は無理でした。高瀬ダム〜烏帽子小屋間なら、日中でも夜間でも登山道が明瞭なので同じ時間で計算できますが、岩稜帯で岩ゴロゴロ、ハイマツもたっぷりで丸印を探しながら進むルートでは、丸印が見つけにくい夜間の方が日中より時間がかかります。その点を考慮していなかったのが失敗でした。
また穂高周回の時は、新穂高温泉を22:10に出発している分、夜間登山の時間が短いので、単四電池3本のヘッドライトで替え電池無しで行けましたが、今回は時間が長いので単三電池1本のヘッドライトで替え電池1本にしました。その分の明るさが低い分で丸印探しの時間が増えたかもしれません。野口五郎小屋に着いた時点で烏帽子小屋までの30分の貯金を使い切り、逆に30分程遅くなりました。
水晶岳では計画より1時間30分以上遅れたので、この時点で読売新道をほぼ諦めていましたが、取りあえず赤牛岳まで行こうと思ったのが失敗でした。夜行登山なのでそんなに水は使わないだろうと1.8ℓに止め、奥黒部ヒュッテで水を補給する計画だったのですが、赤牛岳の山頂の少し下でほぼ水が無くなってしまったのです。水晶小屋まで戻らないと水が補給できません。この日は日差しが強くって気温はどんどん上昇します。水なしで水晶小屋まで戻るのは大変でした。お腹が空いたのですが、水なしではパンが食べられません。行に水晶岳から赤牛岳に向かう途中、高天原への分岐が有ったので、あの時点で赤牛岳を諦めて高天原に下り、水を補給して沢沿いに水晶小屋まで歩けば、水に困らずピストンせずに未踏のルートも歩けて良かったと後悔しました。
水晶小屋に引き返す途中で、それまで二人しか会わなかったのが嘘の様に大勢の人とすれ違いました。ところが今週は少し風邪ぎみで喉が少し痛かったのに加え、お腹はペコペコで喉はからからだったので、挨拶への返事の声が擦れて殆ど聞こえなかったと思います。挨拶をくれた人達には、ちゃんとした挨拶が返せずに申し訳ありませんでした。
帰りは行きとルートを変え、真砂岳分岐から竹村新道で湯㑨に下り七倉山荘を目指す事にし、湯㑨で水が補給できるので水晶小屋で水1ℓとジュースを買いました。しかしこの日の暑さと湯㑨まで6時間かかった事を思えば、この水の補給量は少なった様でした。
行に水晶岳の先で赤牛岳から来たソロの人と再会し、その人も竹村新道で下山するという事で、バラバラで歩きましたが真砂岳分岐では一緒になりました。先にその人が出発し、2,3分程遅れて僕も出発したのですが、暫く下っていると登って来るソロの男性に出合いました。その人に崩落地の情報を聞くと、自分も下りだったけど崩落地を見たら危険だと判断し、登り返して来たところだそうです。日中でそうなら、6日前の夜間に崩落地を見て引き返した自分の判断も仕方なかったのかと思い、取りあえず下って自分の目で見る事にしました。
二人連れが先に下ったのは知っていたのですが、崩落地の少し手前で追いつきました。男女のペアでどうぞお先にと言われて、まず途中で出会ったソロの男性が崩落地をトラバースし、僕がその後を進みました。崩落地を越えた先で下から登ってきた男性と出合ったのですが、その人も崩落地を見て危険と判断して引き返し、尾根沿いで登ろうとしてやはりそこも危険だったので戻って来たそうです。6日前の夜に僕が試したのと同じ事をした様です。結局この人は諦めて元来た道を下山する事にしました。
二人連れの様子を見ていると、女性は僕らが通った所は歩けずに、その上を高巻こうとして立ち往生していました。ペアの男性は一旦戻る様に言っているのですが、中々戻れません。そこにトレラン風の男性が降りてきて、僕らが通った所をキックステップで足場を作りながら崩落地を越えて行きました。連れの男性が女性に、荷物を下ろして空身で崩落地を越えれば、二人分の荷物は自分が運ぶと言っていました。トレラン風の人がキックステップで作った足場と空身なら、女性は崩落地を越えられるだろうと思い、僕は先に進むことにしました。男女のペアとソロの男性二人は湯㑨に泊まるそうですが、僕は七倉山荘まで下山して横浜まで戻らなくていけないからです。
南真砂岳の登り返しの手前で最後の水と少しのパンを食べ、南真砂岳で登ってきて崩落地で引き返した男性に追いつくころ、二人連れの男女が下って来るのが見えました。何とか崩落地を越えられたようです。これで一安心。ソロの男性を南真砂岳で追い越し、順調に湯俣岳へ向かって下りました。
コルまで下ってから湯㑨岳に登り返すのですが、そこで異変を感じました。記憶が一瞬飛んで、半分眠っている様な感覚になったのです。6日前に下った道なので何となく覚えていますが、記憶より遠い気がしました。何とか湯㑨岳を越えて後はほぼ下るだけですが、その後も何だか半分眠っている様な感覚が抜けず、頬を叩いたり声を出したりしたのですが感覚は変わりません。見覚えが有る箇所が何度か出てくるのですが、下っても下ってもGPSで確認すると湯㑨岳と湯㑨の中間から移動していません。しかもさっき通った所をまた下っている様なのです。酒で記憶を失ったり幻覚を見た事は無いのですが、こういうのが白昼夢というのかな〜といった感じです。山でいろいろと怖い目にあった事は有りますが、下っても下っても下に着かず、さっき下ったはずの所がまた現れる。いつまでも下り続ける事がこんなに怖いとは思いませんでした。どれだけ下ったころでしょうか。下にソロの男性が見えました。初めて会う人で湯㑨に下っているところだそうです。この男性も半分現実味が無いのですが、一緒に下ればこの変な白昼夢から抜け出せそうでした。でも先を急ぐので抜きました。
そうこうしているうちに下に川が見えてきました。6日前にも見た川で、ここまで来れば湯㑨はもう近いはずですが、それから先も同じ様な所が何度も現れ、中々湯㑨に着きません。直ぐ下に河原が見えているのに道沿いだと繰り返されるなら、一挙に下ってしまおうと、笹薮に突っ込みました。河原が近く見えたのでやった事ですが、河原に着いた頃には、手足が擦り傷だらけになっていました。
河原から湯俣温泉晴嵐荘は直ぐで、そこで水を補給して腹ペコだったのでパンを食べていると、テーブルで休憩していた夫婦が連れていたでかい犬が僕のパンを奪っていきました。夫婦が犬を叱って僕にパンを戻してくれましたが、まだ白昼夢を見ている様で半分現実感が有りません。そこに山小屋のおじさんが登場に、これ以上他の人に迷惑するなら犬を連れて帰ってくれと夫婦に言いました。ちょっとこのおじさんと話していると、下山途中で追い抜いたソロの男性が到着しました。抜いた時は白昼夢の登場人物かと思ったのですがリアルだった様です。
長めの休憩を取り、時間が遅くなるので七倉山荘を目指して出発しましたが、あれは白昼夢だったのか、単に徹夜で歩いて眠かったし水も無くなって熱中症ぎみだった事が影響して、下っても下っても同じ所がでてきた様に思い違いをしたのか考えながら歩きました。帰宅してからGPSログを見ると、白昼夢では無く思い違いをしたっぽいのですが、6日前と記録と比べると10分〜20分ほど遅すぎるきはしました。
お風呂には間に合わなかったのですが、これだけロングを歩いたのに筋肉痛が皆無でした。普通は翌日、足に多少の筋肉痛が有るのですが。。。風邪も治って声も普通に出ます。単に水分不足と睡眠不足だっただけ?何とも不思議な山行でした。
お疲れ様。
読売新道は、残念でしたね。登山道ではないですが、赤牛岳と水晶岳の真ん中にあたる鞍部から直接下ると、意外と短時間で高天原に行けます。
夜間の岩道は、割と曲者です。特にガスってると最悪。ちょっとした場所でも、踏み跡も印もわからず、非常に苦労します(経験済み)。真砂岳から東沢乗越の間は、夜間だとわかりにくいでしょう。光束の強いライトがあれば、多少は違うと思いますが、それでもガスっているとどうしようもないです。
寝不足、水不足、それに高い気温とくれば、体調がおかしくなっても不思議ではありません。白昼夢が、単に寝不足ならまだしも、低血糖とか脱水症状とかが原因だったら危なかった可能性もあります。感覚が変になっているのなら、何か問題が起きている可能性はあるのでしょう。
計画だったルート、水晶岳は行っていないので、ちょっと面白いかなと思っていました。でも、先日の剱の3日目後ぐらいだったか、初の尿管結石になって死にました。自覚できない部分で、不調な部分があるということなので、身体を酷使するような登山は、控えようと思いました。自覚できてない不調、登山中に起きたら非常にヤバイです。自宅で血液検査できたら良いのですが、なかなかそうも行かないので、悩ましいところです。
身体を、あまり酷使されないように・・・。
misuzuさん、こんばんは。
確かに寝不足、水不足、強い日差しに高温が重なったので、体調がおかしくなっていたのでしょう。夜の岩道で予定より大幅に遅れたのが発端でした。もし予定どおりなら赤牛岳でご来光を見て奥黒部ヒュッテに下るので、樹林帯で木陰になり、水も補給されていたはずですが
misuzuさんの体も酷使し過ぎているのですかね〜。お互いに60代前半。少しセーブした方が良い歳なのかも。。。因みに7月の人間ドックで肝臓と胃の検査を受ける様に言われ、19日に近くの病院で再検査する予定です。
ところで「赤牛岳と水晶岳の真ん中にあたる鞍部から直接下ると、意外と短時間で高天原に着く」ですか。登山道は温泉沢ノ頭からだった様ですが、登山道では無いのに下った事があるのですね。面白そうなのでやってみるのも良いかも
毎年の健康診断の値で判定に問題がなくても、徐々に悪化している値があると、そのうち引っかかります。腎機能が、去年から引っかかりだしていた矢先、先日の結石でした。山の直後だったので、更に値が悪かったみたいです。汗かくとダメなのは、この影響かもしれません。普段から、水分を多めに取るように言われました。
血液検査で指摘されることって、自覚症状がないものばかりなので、多少悪くても放置してしまうのですが、症状が出たら酷いことになりかねないのを、今回実感しました。
他にも血糖値が少し悪く、糖尿病ではないですが、普段から血糖の制御をする必要を感じ、血糖値測定器を買うことにしました。
何をするとどのくらい数値が悪化するのかがわかれば、普段の生活で臓器に負担を掛けないですみます。危ない数値だけでも可視化できると良いのですが・・・。
身体の自律機構がカバーできない分を、生活習慣等から制御しなければいけない年齢になったと言うことでしょう。肝腎機能低下は、山屋にとって痛いところです。
真ん中を下ると、ちょうど温泉のところにでます。読売新道を登って高天原に行く時、温泉沢の頭まで登るのが面倒で、一番低いところから降りてみた訳です。
それは僕にも当てはまります。 歳とともに無理が効かなくなるところがあるのですね。 血糖値は僕も少し悪いです。 大体同じところが悪くなっているようです😓
コルから降った理由がよくわかりました。 でも僕は逆周りだったので、高天原に下るなら温泉沢の頭からだったですね😅
Futaroさん、こんにちはっヾ(≧▽≦)ノ
相変わらずリベンジが早い!!!(爆笑)ほんとにそのモチベーションの高さには頭が下がります!!残念ながら計画通りといかなかったようですが、この山行自体、早々マネできません!!スゴイです✨ブナ立尾根は記載がないのでどうやら虫は大丈夫だったみたいですね(笑)
夜の岩場がわかりにくいの、すっごくわかります!!私も先月かな?まさかの登山道どころかダム工事現場の砂利砂利でルーファイに苦戦しました(笑)新しいヘッデンは強烈に明るいのはいいですが、消さないと星が見えないのが残念です(^_^;)
白昼夢ですか〜〜!丹沢24H初参戦の時、眠くて眠くて歩きながら寝ている自分がいたのには驚きました(笑)一度、奥多摩は三頭山でオカリナの音がず〜っと聞こえて、その音に導かれるように山頂にたどり着いたのですが、結局誰にも会わなくて・・・。多分、避難小屋にいた人が吹いていたのかな?と思うのですが、ちょっと不思議でした。
崩壊地、明るくてもかなりヤバめだったんですね!!!Σ(゚Д゚)引き返したのは大正解でしたね〜〜〜!!薄暗い中でも判断できるその感覚がさすがFutaroさんだな〜!!
ちーすけさんこんばんは。
コース状況の欄で虫はいると書いています。 竹村新道よりはマシですが😅
ちーすけさん、読売新道に行くんですよね。 先を越されそうですね😓
時間的には読売新道を下って黒部ダムにエスケープか、 予定通り黒部湖から船窪に上がって、遅ければ船窪小屋に泊まるてもありました。しかし前者は針ノ木谷が未踏で残る、後者は連休の忙しい時期に遅く着くと、小屋の人に迷惑をかけるので止めました😓
Futaroさん、こんばんは
chi-sukeさんも言ってますが、翌週すぐにリベンジで同じ場所に行くとは
さすがです。一度行ってしまうと、なかなかまた行く気にはなれないので。
また、完遂の可能性が分からない厳しい計画へのチャレンジもさすがです。
どちらもとてもFutaroさんらしいと思いました。
北アは道が良いとは言え、やはり環境としては低山とは違う厳しさがあり、
夜間登山や徹夜登山は天候等の条件がよほど良くないと危険が伴う
(事後やトラブル、遭難のリスクが高い、思惑通りいかない等)と思っています。
私が丹沢や奥多摩や兵庫の低山でやっているような夜間登山をアルプス級の山では
安易にやらない理由ですが、前回や今回のFutaroさんの記録を拝見し、
Futaroさんでさえ苦労するのですから、やっぱりそうなのかなと感じました。
いずれにせよ、無事下山できて何よりでした。
shigetoshiさん、こんにちは。
旅行に行っていて返信が遅れてすみません。
予定だと七倉山荘と高瀬ダム間だけが前回とダブル区間なので再度挑戦したのですが撃沈でした
ところで夜間登山の危険性に、高さは比例しない様に思えます。北アルプスの穂高や槍、南アルプスの北岳や鋸岳等に夜行登山していますが、特に高度の高さによって危険度が増しているとは感じません。
夜間登山の危険度は、ルーファイに必要な見えていなければならない距離や範囲、もしもの場合の安全な場所までの距離(というかそこまでに要する時間)等によると思います。
西丹沢でもwestmailさんが夜間の渡渉で苦労したのは、渡渉点の印を探すのが大変だったからです。これは渡渉先の距離が遠いからです。
今回の場合は、岩稜地帯で道が無く、丸印を探して岩を歩かなくてはならず、距離はそんなに先が見えている必要はありませんが、広範囲を探す必要が有りました。
この為に単三1本のヘッドライトでは探すのに手間取り、予定より時間がかかりました。
明るいヘッドライトで、照らす範囲を変えられる物(ビームにして遠くを見たり、広げて広範囲を見たりできる)を持って行けばもう少し楽に歩けたと思います。
これは低山でも岩稜帯なら同じ事です。
因みにあの時間に赤牛岳の下まで行っているので、そのまま読売新道を下って黒部湖から渡し船でダム経由で戻れば楽だったのですが、チースケさんのコメントの返事に書いた様な理由で戻ったので苦労する事になりました
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する