記録ID: 1951609
全員に公開
ハイキング
白馬・鹿島槍・五竜
百花繚乱。白馬岳縦走2019
2019年08月02日(金) 〜
2019年08月03日(土)
新潟県
富山県
長野県
yamaonse
体力度
5
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 13:46
- 距離
- 19.8km
- 登り
- 2,012m
- 下り
- 1,447m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 5:48
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 6:32
距離 7.9km
登り 1,655m
下り 62m
2日目
- 山行
- 5:53
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 6:33
距離 11.9km
登り 377m
下り 1,387m
花を撮影しながらのノンビリタイムですが、特に登りでは限界状態だったのは内緒・・・ww
| 天候 | （初日）曇り、ときどき晴れ （2日目）未明に雷雨、のち晴れ、ときどき曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
タクシー 自家用車
ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）
（復路）栂池高原スキー場はロープウェイとゴンドラ利用、ゲレンデベースからは乗合タクシーで2千7百円 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
（大雪渓）滑落するよう場所はありませんでしたが、落石には十分注意しましょう。 （大雪渓から白馬山荘まで）大雪渓からの急斜面は滑落したらクレパスにまっしぐらです。なお、雪があったら怖そうな小雪渓は溶けて夏道になっていました。 （白馬山荘から白馬大池まで）快適な尾根歩きですが、滑落したらさようなら、という場所はあちこちにあります。 （白馬大池から栂池）岩場の急斜面を下ります。すれ違いに注意しましょう。 |
| その他周辺情報 | 下山後は、赤褐色の炭酸泉がうれしい倉下の湯で汗を流した後、長野市に向かう途中にある国重要文化財中村家住宅に立ち寄りました。 |
写真
17年ぶりの白馬岳、麓の八方第2駐車場は満車で第5駐車場に車を駐めバス待ちしてたら、タクシー乗り合わせの声を掛けられました
林道沿いに咲くクガイソウ、かと思ったらヤマルリトラノオというのらしい
一部急なところもありますが、雪は適度に緩んでいて怖くはありませんでした
シロウマタンポポ→ではなくて、カンチコウゾリナ（タカネコウゾリナ）という花の模様・・・
テガタチドリの後ろにシロウマタンポポ、植栽されたお庭みたいです
キソチドリに似てるけど・・・と思ったら、シロウマチドリってやつみたい
2か所だけ咲き残っていたフレッシュな株、咲いててくれてありがとう！
最後の坂道で力を使い果たして部屋でゆっくり、ひとりに布団ひとつでほぼ満室状態でした
4回戦くらいまであった夕食タイム、早めの受付だったので自分は1番目でした
芸術的な色目に感動するも、この後には雷雲が東斜面から迫ってきました
神々しい天使の階段の奥には、テーブルマウンテン風の高妻山、右端に飯縄山、左隅に妙高山
テーブルマウンテン風の高妻山（右奥に谷川岳、左奥にも越後駒と思しき山並みがうっすらと見えています）
これから進む二重稜線と奥には焼山から妙高、火打、高妻の百名山たち
たどり着いたときにはすでに遠くに行ってしまった後でしたが、辛うじてかわいらしいお腹の毛も拝めました
先ほどの雪渓を土日でやって来た大勢のテン泊者の方々が登っていきます
オオシラビソの松ぼっくり、今年はあまり多くないとロープウェイのおじさんが説明していました
イヤというほど降りてきてやっとこさっとこ栂池自然園、まずはソフトクリームのご褒美
山小屋で作ってもらったお弁当は今ごろ頂きます（右のカメラは宿で同室となり一緒に下山した方のSony α7�鵝�Sonyのミラーレス持ってる人が増えててビックリしました）
16
8/3 12:44
山小屋で作ってもらったお弁当は今ごろ頂きます（右のカメラは宿で同室となり一緒に下山した方のSony α7�鵝�Sonyのミラーレス持ってる人が増えててビックリしました）
感想
実に2002年以来となる白馬岳縦走、山小屋に泊まるのも2003年の五竜山荘以来です。未明の2時に起床し、朝5時半に麓に到着しましたが、すでにバス発着の駐車場は満車。土日を一日ずらしての登山なのに、さすが夏休みの人気山だと驚きました。
登山口の猿倉までは乗り合わせのタクシーであっという間に到着します。猿倉荘で登山届を済ませ、意気揚々と山登り開始です。最初の林道を過ぎたあたりから花が増えだし、しょっぱなから珍しいショウキランまで拝めて、気分が一気に高まります。
白馬尻小屋の先にはキヌガサソウの群れ。大雪渓は吹き下ろすガスで寒いくらいでしたが、雪渓を抜けた急斜面では息が上がり、花も増えて牛歩戦術。葱平から上はまさにお花畑で、村営小屋の手前には見たかったウルップソウも咲いていて大興奮です。
宿泊地の白馬山荘に着く頃にはガスもだいぶ上がってきたものの、部屋でひと休みしているうちに時おり日も差し、夕暮れ時には真っ赤に染まる空も見上げることができました。未明には雷雨で目が覚めましたが、明朝には遠く能登、佐渡も見えました。
白馬岳からの尾根歩きの頃には青空が広がり、登りに使った道とはまた違う花たちに歓喜します。そして白馬大池には湿地帯の花。ライチョウの登場というオマケまで付いて、やり残し感まったくない山行に、二度と忘れられない二日間となりました。
ただ、若い頃には富士山以外で感じたことがなかった標高感が今回の山行ではありありで、年の衰えを実感。気の抜けない場所も多く、そして長く続くのは普段の低山歩きにはない感覚で、忘れないうちにまた高い山歩かなきゃと思いを新たにしました。
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紅葉🍁を見に『栂池高原』あたりをウロウロ…紅葉終わってましたわ♪
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yamamnseさん、お疲れ様でした。
白馬、良いですよね。
連休最初に唐松岳を考えていますが、発生した台風の進路が気になります。
混雑を避けリフト運行前に行動開始予定ですが、どうなることやら？
SunRise1961さん、こんばんわ。久しぶりの白馬岳、花に眺望と大満足の山旅でしたが疲れました。２千メートル近い高低差に加え、酸素の薄い標高高い山は、普段歩いてる１〜２千メートル級の山とは勝手が違うことを激しく実感しました。
お盆休みの唐松岳、白馬と同じ駐車場からスタートですね。一度行ったことがありますが、剱岳の眺望が素晴らしかった思い出が。八方尾根の花たちや池を従えた山並みが静かに拝めるといいですね。楽しいレコを楽しみにしております！
yamaonseさん、こんにちわ
白馬岳、最高でしたね
周りの景色も見れて良かったですね。
私の時は遠くまでは見れなかったから、レコで楽しませていただきました(^-^)
やっぱり北アルプスいいですよね(^-^)
朝日岳とかも良さそうですよ。
robakunさん、こんばんわ。白馬岳、雲は多かったもののそこそこの眺望も得られました。前回１７年前に歩いたときは雨で景色なく、改めてこんなところを歩いたんだと感慨深くなりました。秋の澄んだ日に富士山や上越国境の山々を従えての尾根歩きもしたいですね。
今回は数年前の乗鞍岳以来となる３千メートル級。見える景色も花も普段見慣れたのとは違いますね。朝日岳は小屋で同室になったグループが翌日、名物女主人の朝日小屋に泊まると言っていました。蓮華温泉にも足を伸ばしてみたいし、何度でも訪れてみたい山域ですね。
yamaonseさん、こんばんわー。
いいですねたくさんの花花の咲き乱れる夏の北アルプス、今までの天候不順の鬱憤を一気に吹き飛ばしましたね。花花もきれいですが、稜線からの眺めが3000m級違いますね。お天気にもそこそこ恵まれたようで何よりです。私も白馬の山々を縦走して白馬固有の花花を見て歩きたいです。この時期混雑が心配ですが、私もここでは無いのですが今年は北アルプスで縦走してきたいと考えています。
充実の山行お疲れさまでした。
iwanobさん、こんばんわ。台風襲来で前週の木曽駒はあえなく撃沈しましたが、しっかりとリベンジを果たしてきました。天気は若干微妙ではあったものの日差しもあり、遠くの眺望も得られました。険しい岩稜帯やハイマツの広がる斜面、残雪と3000ｍ級は別世界でした。花も固有種あり、滅多に目に出来ない花たちを大コーフンしながらのんびり歩きました。
今年は北アルプス縦走のご予定とのこと、裏銀座の方とか槍穂などのメインルートは賑やかでいいですね。白馬はそんな険しい山に比べ年齢層高めのイメージでしたが、若い人も多く驚きました。人気山は平日、休日問わず混むのは必須かもしれません。それを超える素晴らしい思い出が得られるからこそ、みんな出掛けるのかな。今から北ア縦走、楽しみですね！
yamaonseさん、こんにちは!
雪渓、お花畑、青空、稜線歩き、雷鳥、
やり残し感のまったくない山行
レコ読んでまったく同感です。充実感いっぱいですね。
そして最後の感想にも!
そう、そう、頑張らなきゃね、と勇気もらいました。
私の白馬はやり残し満載なので、また行きたくてたまりません。
長丁場乗り切る練習もこれから必要だなあと痛感しているところです。
目の保養でした。青い大池もほんとに美しい!
雪渓の様子もよくわかる写真で参考になります。
お疲れ様でした。
mattyanさん、こんにちは。アルペン要素は少な目でも、その他はまさにお楽しみのフルコースみたいな白馬岳。もっと晴れていればとか、ツクモグサも見たかったとか、雷鳥ももっと近ければ、とか希望を言うとキリはないですが、やりたかったことはほとんど網羅できました。高所の長丁場はこれからの課題ですね。
mattyanさんの歩いた白馬大池は、地べたが斜めの場所までテントが張られる盛況ぶりでした。山頂に拘らず、空いてる場所でのんびりと過ごすのもありかと思います。善光寺参りやビールのご褒美もいいですね。また高い山、行きたいなぁ、という思いが強くなる毎日です。
yamaonseさん、こんばんは。
草花と大展望、それにライチョウや雪渓など高山ならではの生き物や環境が素晴らしいですね。
見たことがない植物も多いので、写真を拝見しているだけで勉強になります。
あと、登山口から山頂までの1500mを超える標高差は、体力的にかなりきつかったと思います。
こういう時にミラーレス一眼を持っていると、荷物が少し軽くなって良さそうですね。（それでSONY派が増えているのでは？）
ardisiaさん、こんばんわ。久々の白馬岳は久々の3,000級、実はライチョウ見るのも初めてだし、花も見たことのないものが多数ありました。猿倉からは標高差1,700ｍ、大雪渓までは涼しくて淡々と歩きましたが、大雪渓から岩場に取り付く急斜面では足下がかなり怪しかったです。その後の稜線に向かうダラダラ坂や、白馬山荘直下の稜線尾根では息が切れて歩みが進まず。頭痛でビール飲む気も起きず。若い頃はそんなことなかったのに（汗）
すれ違う人の一眼レフは６割Sony、２割Olympus、NikonとCanonが１割といった印象。自分が２年半前にα７を買ったときは山でSony？といった雰囲気だったのに、α７�鵑療仂譴念豕い防甬擇�進んだように思えます。山荘でカメラ談義に盛り上がった年配の方が実はプロの写真家で、ミラーレス移行はあっても他社への移行はないと話してました。初めて一眼レフ買う若年層には、メーカーの本気度がそのまま占有率に繋がるのかもしれませんね。
yamaonseさん、こんばんは。
北アルプスの中でも大人気の白馬岳は
花の種類の多さに改めて驚かされました。
景色も素晴らしく、ライチョウまで登場！
これだけ被写体の多い山行は滅多に経験できません。
パーフェクトです！
そして、真夏の雪渓歩きは、アルプスの醍醐味ですね。
サファイアブルーの白馬大池も超懐かしいです。
大学の体育の授業で、テン泊縦走したことありますが、
とにかく満天の星空が綺麗だったことを今でも鮮明に覚えています。
エルクさん、こんばんわ。白馬はフルサイズのフルコース、花が多いのはもちろんですが、雪渓あり、碧い白馬大池あり、絶景尾根あり。そして、人慣れしたライチョウがひょこひょこと潜水艦のようにハイマツのなかを歩き回っている図はさすが３千ｍ級でしかない光景。
大学の授業でテン泊縦走、てのも素晴らしいですね。今回も特に白馬大池に向かう人たちの多くがテント装備でした。8／2は未明の雷雨で大変だったかもしれませんが、夜空に星を仰ぐのは身動き取りづらい混んだ小屋泊では無理な話し。テン泊ならではの醍醐味ですね。
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