『三度目の正直で鐘撞山・袖平山を北西尾根で上るが下りで大反省』🗻鐘撞山・袖平山・風巻ノ頭【神奈川百名山×1(+2)】(in:out神ノ川ヒュッテ)


- GPS
- 14:17
- 距離
- 31.3km
- 登り
- 4,104m
- 下り
- 4,101m
コースタイム
- 山行
- 11:22
- 休憩
- 2:53
- 合計
- 14:15
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
復路:神ノ川ヒュッテ(車)いやしの湯(車)自宅 |
その他周辺情報 | いやしの湯 http://www.iyashinoyu.org/iyashinoyu.html 17時以降500円でした |
写真
感想
【タイトル・テーマ】
『三度目の正直で鐘撞山・袖平山を北西尾根で上るが下りで大反省』
――――――――――『最初に』―――――――――
先週届かなかった鐘撞山と県境のリベンジ
鐘撞山と大室山・加入道あたりのセットが妥当でしたが、あまりにもあっさりする気がして周辺地図で机上登山
鐘撞山から神ノ川キャンプ場へをstage1、キャンプ場から同じく取付点のある袖平山北西尾根(可愛尾根)のバリエーションで袖平ピークまでをstage2としました
――――――――――『日帰り』―――――――――
12月9日(日)
【山行総括】
先週ロードで帰ってきた神ノ川ヒュッテより今週もスタート
2度時間切れで届かなかった3度目の鐘撞山は、前半戦にして確実に歩きます
ヘッデンスタートなので日陰沢から尾根への取付が気になっていましたが、トラロープが親切で、重機跡でトレイルがいったん消され気になりましたが無事に尾根に取付
急登で脚を使わされましたが九十九折のしっかりしたトレースに感謝です
途中振り返ると檜洞が朝日を背負ってシルエット綺麗でした
標高900mの釣鐘山を一旦稜線の約1300m地点あたりで前回の赤線に接続
ここまで来て大室山に寄らない人もい珍しいのではと思いながら、今度は急下降
ピークは伐採されている方面に大きな山容が見え大室山本体なのか手前が見えているか???半信半疑で鐘を撞きます
あっさり神ノ川キャンプ場降り立ち、良い香りをさせるキャンパーの脇を抜けてstage2の袖平への取付を探します
この尾根は事前の情報でもある程度覚悟はしていましたが、個人的にはルートファイ能力よりもフィジカルを求められた印象でした
「急登区間が長い」
「前半ボリュームある尾根はフリーに尾根通し」
「722ピークはちがう尾根に誘われる」
1141mあたりを越えると北東の眺望が開け、尾根も痩せて傾斜も緩みます
この辺りは何ヵ所か眺望が開け、袖平山ピークよりも遮るものが少なくとても素敵な場所でした、最後の短い急登でピークはすぐそこです
懐かしい袖平の稜線(東海自然歩道)からは、蛭ヶ岳がとても近いです
先日愛鷹山からは吊り尾根のように見えていた「ヒルから檜洞の稜線」が今日はいくつものピークから成型されていて、歩いた事を懐かしく思います
今回はここから判断ミスを犯していきます
※)今後の自分への戒めも兼ね恥ずかしながら失態をここに記録致します
袖平へのバリエーションが上手くいき、調子に乗っていたのか、もう少し欲張って帰りは地蔵尾根にチャレンジする事にします
【反省その1】事前準備
袖平への北西尾根の情報はとっていましたが地蔵尾根については
「高原地図の破線ルート」と軽視した事
→帰宅してから、地蔵尾根の詳細を確認してあらためて無謀な行為に反省
【反省その2】
下りのバリエーションの難易度が上がる事へ認識の甘さ
知らない事ではないのに過信しました
→地蔵尾根の下降点から少し降りただけでこの尾根の雰囲気の違いに気付きます
以前丹沢でこの手のバリエーションをリルートしている時に1つヤセ尾根を間違えただけで、脆くてホールドが利かなくなる経験を思い出し、まさにその感じでした
その場でこの尾根を下りでオンタイムで使用する技量は私にはない事を痛感します
【反省その3】
残り時間と同行者がいる事への配慮の欠如
→友達から「長い距離」と「バリエーション」を歩きたいとのリクエストを私が履き違え、リスク管理よりもチャレンジする事を優先さてしまいまいした
――――――――――『最後に』―――――――――
先週の宿題となった県境接続と鐘撞山のみだと消化試合のような山行になるのが嫌でした
そこで追加した袖平山北西尾根はタフでしたが、上部での眺望はとても素晴く人もいないので素敵な場所でした
もし袖平山を再訪する機会があったら、ピークではなくこの尾根を少し下ってでも見ていたいロケーションです
下りルートのセレクトミスでは、普段単独が大半の自分にとって色々な意味で反省点と共にとても勉強にもなりました
一般ルートに復帰してからのナイトハイクは、近年意識的にオーバーナイトハイクなど訓練してきた事で落ち着いて処理はできましたが、「ある意味こんな経験までできて良かった」と言ってくれた友達には申し訳ない気持ちと共に同行者への配慮の欠如を学んだ山行となりました
今回のミスを生かして、同行者のいる山行も上手く歩けるようになっていければと思います
―――次回歩いてみたいと思ったルート―――
◇地蔵尾根で蛭ヶ岳へリベンジ
コメント
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地蔵尾根は残念でした
しかしながら、地蔵平はだだっ広いので降り口に迷うと思いますが、さすがラビエンローズさんは見つけられたんですね
地蔵尾根の登りは取付きから急登ですが、それを越すと踏み後もしっかりしてきますよ 袖平山への道は急傾斜で、個人的には登りには使いたくないです
俗にいうバリエーション(ハイキングなど)に行く場合、行くルートによりますが、ロープ(8mmx20m程度)をザックの底に忍ばせていると心強いものです
単独の場合、加えてシュリンゲ3本〜、カラビナ3個〜 があるとかなり行動範囲が広がります また複数人パーティーなら、場所と経験など考慮するのは言うまでもありませんが、、、、、釈迦に説法してしまいました
yasuji-さん
いつもありがとうございます
今回はお恥ずかしいレコになってしまいました
ただ上手くいった山行よりも、今回のような山行の方が勉強になる事は多かったです
それも無事に降りたから言えることですが…
yasuji-さんのコメントは本当に的を得ていて、頭が下がります
袖平の北西尾根はおっしゃる通り、登りはタフでした
下部のトレースはほとんど下りでつけたようなものばかりだったので尚更です
一本東側の北尾根の方が登り易そうですね
地蔵尾根については完全に軽率な行動でした
テクニカルな尾根ではありましたが、リボンも多く親切な印象でした
じっくり歩けば行けない事はなかったのかもしれませんが、時間帯が遅く同行者がいる事を加味した時に、それらを天秤にかける事はできませんでした
判断が遅すぎてもっと手前でリルートするべきでした
ロープ・シュリンゲ・カラビナのアドバイス本当にありがとうございます
まずは空身で出来る事をと思っていましたが、これを機に色々勉強してみたいと思います
ルートチョイスが激渋すぎて最高ですわ!!
でしょ(笑)その言葉そのままお返しします!
sunaさんとT君と一緒に歩く時の為に少しでも訓練してるんですよ♪
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