やっぱいいな!奥秩父。〜甲武信ヶ岳から金峰山縦走〜


- GPS
- 16:42
- 距離
- 35.0km
- 登り
- 2,823m
- 下り
- 2,553m
コースタイム
- 山行
- 4:04
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 4:59
- 山行
- 10:07
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 11:36
天候 | 初日:晴れのち曇り 2日目:晴れっぱなし |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:川端下バス停(村営バス)-信濃川上(小海線)-小淵沢-新宿 |
コース状況/ 危険箇所等 |
甲武信ヶ岳から国師ヶ岳間にやや倒木ありますが、通行に特に問題はありません。 一般的には体力に自信のある方向けのコースだと思います。(特に2日目) |
その他周辺情報 | ヘルシーの湯:温泉ではありませんが、十分気持ち良い。村外:300円 *帰り(駅方面)のバス停については食堂のおばさんに聞けば、親切に教えてくれます。(時間帯によって変わるらしい) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
|
---|
感想
勤労感謝を含めた3連休は全部仕事。翌月曜日からの連休はどうしても山へ行きたい。今回は奥秩父、甲武信ヶ岳から金峰山へテント1泊で出掛けてきました。
初日、山梨市駅から市民バスに乗り西沢渓谷へ。徳ちゃん新道から登ります。シャクナゲやシラビソの原生林のある急登を汗をかきながら登ります。同じバスに乗った単独の男性は早々に山頂から破風山避難小屋へと行かれた様子。追いつけませんでした。思った通り貸切の甲武信小屋へテントを張り、ただひとりきり、山頂に立てば、南アルプスと富士の姿。八ヶ岳の向こうには遠く穂高から白馬まで。北アルプスの全貌が見えます。とうに空は曇っていましたが、淡い墨絵のような山の姿に山への憧憬を感じます。明日歩く金峰山の五丈岩がぽつりと小さく見えました。
翌日3時過ぎにはテントをたたんでスタート。思ったほどの寒さはありません。ただ上空の強い風が雲を押し流していくのが見えます。その雲の合間に明るい月と星が見えたり隠れたりしています。倒木を迂回したり乗り越えたり。しだいに薄明るくなり、奥秩父に陽が昇ります。原生林の中のご来光。コメツガやシラビソ、シャクナゲ、倒木に這う苔の世界。それらが淡いオレンジ色にぼうっと照らされるとまるで自分が光の中に包み込まれたような不思議な安堵感を覚えます。単独の男性と女性とすれ違い、少し歩くと快晴の国師ヶ岳。深い山々と富士の圧倒的な存在感。大弛峠ではここでも小屋番さんがひとり小屋締めの準備中。朝日岳を登ると月明りの中、歩いてきた稜線が甲武信ヶ岳まで続いています。金峰山の山頂傍までたどり着くと瑞牆山、八ヶ岳が見えました。あたりには低木の木々に着いた霧氷がパラパラと音を立てて落ちてきます。金峰山頂には数人の登山者。若い男女の楽しそうな声。これ以上のない快晴の青空。これまで登ったいくつもの山々。このひと月あまりの出来事(友人の母親の死と仕事での数人の看取り経験)が癒されていくようでした。やっぱり、いいな、山!いいな!奥秩父。
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