おはようございます。
今回は身延線に乗って、法華経の聖地・七面山へ向かいます。
富士駅でうどん、頂きました。
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おはようございます。
今回は身延線に乗って、法華経の聖地・七面山へ向かいます。
富士駅でうどん、頂きました。
富士宮駅を過ぎてすぐ、富士山ミュージアムの鳥居と、冠雪した富士山。
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富士宮駅を過ぎてすぐ、富士山ミュージアムの鳥居と、冠雪した富士山。
身延駅で下車。
バスの待ち時間があるので、少し駅周辺を散策しました。
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身延駅で下車。
バスの待ち時間があるので、少し駅周辺を散策しました。
奈良田ゆきのバスに乗車します。
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奈良田ゆきのバスに乗車します。
途中、下部温泉駅を経由して七面山登山口で下車。
ここ角瀬(すみせ)からはタクシーに乗り、羽衣まで。
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途中、下部温泉駅を経由して七面山登山口で下車。
ここ角瀬(すみせ)からはタクシーに乗り、羽衣まで。
羽衣の表参道入り口にて。
ちょうど団体の方々が下山されているところで、大勢の方とすれ違いました。
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羽衣の表参道入り口にて。
ちょうど団体の方々が下山されているところで、大勢の方とすれ違いました。
山中にお経が響き渡っています。
表参道は広いのですが、下山される方々は列を崩さず、我々に道を譲ってくださいました。
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山中にお経が響き渡っています。
表参道は広いのですが、下山される方々は列を崩さず、我々に道を譲ってくださいました。
修験のみちらしい風景が続きます。
午後なので、登山スタイルで下山してくる方々とも15、6名はすれ違いました。
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修験のみちらしい風景が続きます。
午後なので、登山スタイルで下山してくる方々とも15、6名はすれ違いました。
13丁目にあたる肝心坊。
参道には所々に休憩所やトイレがあるので、安心です。
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13丁目にあたる肝心坊。
参道には所々に休憩所やトイレがあるので、安心です。
23丁目・中適坊。
もうすぐ参道も半分のところ、徐々に疲れも出てくるころです。
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23丁目・中適坊。
もうすぐ参道も半分のところ、徐々に疲れも出てくるころです。
さすがにここまでの危険はありませんが、やはり9月の台風の影響で参道は荒れている箇所もありました。
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さすがにここまでの危険はありませんが、やはり9月の台風の影響で参道は荒れている箇所もありました。
このように信仰の俳句をいくつも目にします。
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このように信仰の俳句をいくつも目にします。
36丁目・晴雲坊を過ぎたあたりで紅葉が目立ち始めます。
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36丁目・晴雲坊を過ぎたあたりで紅葉が目立ち始めます。
41丁目〜42丁目間は台風で登山道が崩落。
う回路をまわります。
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41丁目〜42丁目間は台風で登山道が崩落。
う回路をまわります。
台風で葉も散ってしまったとは思うのですが、やはり秋の紅葉は美しいです。
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台風で葉も散ってしまったとは思うのですが、やはり秋の紅葉は美しいです。
電柱が傾いて電話線も垂れ下がっています…
一日も早い復旧が望まれます。
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電柱が傾いて電話線も垂れ下がっています…
一日も早い復旧が望まれます。
46丁目・和光門です。
いよいよ!といった趣です。
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46丁目・和光門です。
いよいよ!といった趣です。
50丁目・敬慎院に着きました。
本堂や宿坊が立ち並ぶ様は、自分たちが山の上にいるとは思えませんでした。
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50丁目・敬慎院に着きました。
本堂や宿坊が立ち並ぶ様は、自分たちが山の上にいるとは思えませんでした。
受付を済ませると、さっそく「汗を流されてはいかがですか」と入浴をすすめられました。
通された部屋は10畳ほどの広さ。この日は私たちと男性1名の3名での利用でした。
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受付を済ませると、さっそく「汗を流されてはいかがですか」と入浴をすすめられました。
通された部屋は10畳ほどの広さ。この日は私たちと男性1名の3名での利用でした。
夕食はもちろん精進料理です。
おかずがシンプルなので、白ご飯とみそ汁の美味しさが沁みた〜
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夕食はもちろん精進料理です。
おかずがシンプルなので、白ご飯とみそ汁の美味しさが沁みた〜
話に聞いていたウワサの長布団!
すごい、これで7、8名は寝られます。
この日は夜のお勤めを終え、21時には消灯。
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話に聞いていたウワサの長布団!
すごい、これで7、8名は寝られます。
この日は夜のお勤めを終え、21時には消灯。
【第二日目】
5:30起床の鐘が鳴ります。
団体さんはすでにご来光を迎える遥拝所へ上がって行かれました。
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【第二日目】
5:30起床の鐘が鳴ります。
団体さんはすでにご来光を迎える遥拝所へ上がって行かれました。
我々も遥拝所へ。
朝のお勤めも日の出に合わせて行われますが、ご来光を優先して大丈夫とのこと。
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我々も遥拝所へ。
朝のお勤めも日の出に合わせて行われますが、ご来光を優先して大丈夫とのこと。
随身門です。
夜明け前の神々しさを感じます。
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随身門です。
夜明け前の神々しさを感じます。
遥拝所に上がると、300名近くは白装束の方々がいたと思うのですが、親切に最前列は開けておいて下さいました。
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遥拝所に上がると、300名近くは白装束の方々がいたと思うのですが、親切に最前列は開けておいて下さいました。
山の上で迎える夜明け前のこの時間が、私は好きなのです。
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山の上で迎える夜明け前のこの時間が、私は好きなのです。
6時ちょうど、遠く箱根の山々のあたりからご来光。
南無妙法蓮華経を聴きながら、貴重な夜明けの時でした!
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6時ちょうど、遠く箱根の山々のあたりからご来光。
南無妙法蓮華経を聴きながら、貴重な夜明けの時でした!
春秋彼岸の中日には、富士山頂から放たれたご来光(旭光)は後ろの随身門を通り、本堂のご本尊まで届くそうです。
そしてその一直線上には遠く出雲大社があるそうな…昔の方はすごいですね。
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春秋彼岸の中日には、富士山頂から放たれたご来光(旭光)は後ろの随身門を通り、本堂のご本尊まで届くそうです。
そしてその一直線上には遠く出雲大社があるそうな…昔の方はすごいですね。
遥拝所の雰囲気を伝えたくて、上から失礼します。
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遥拝所の雰囲気を伝えたくて、上から失礼します。
朝食も精進料理です。
頂いた後は大きい荷物を預かっていただき、山頂へ足を運びます。
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朝食も精進料理です。
頂いた後は大きい荷物を預かっていただき、山頂へ足を運びます。
おお!随身門へ上がるとシカがお出迎え。
人に慣れているようで、ここで普通に暮らしているんだね。
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おお!随身門へ上がるとシカがお出迎え。
人に慣れているようで、ここで普通に暮らしているんだね。
距離2メートル!
あまりに近すぎて息子もシカもキョトンとしてました(笑)
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距離2メートル!
あまりに近すぎて息子もシカもキョトンとしてました(笑)
静けさを取り戻した遥拝所。
右奥から登山道へ入ります。
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静けさを取り戻した遥拝所。
右奥から登山道へ入ります。
カラマツの紅葉がちらほらと。
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カラマツの紅葉がちらほらと。
おお! これが身延山からも見えた、大崩壊地ナナイタガレ。
間近で見る迫力に圧倒されました。
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おお! これが身延山からも見えた、大崩壊地ナナイタガレ。
間近で見る迫力に圧倒されました。
天気は上々、登山日和です♪
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天気は上々、登山日和です♪
ナナイタガレの上を進み、少し上がると七面山山頂に着きました。ここは山頂標識のある1982m地点。
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ナナイタガレの上を進み、少し上がると七面山山頂に着きました。ここは山頂標識のある1982m地点。
七面山(1982m)
日本200名山の一つ。私は山梨百名山としては53座目となりました。折角なのでここからは、展望が良いとされる希望峰まで行きましょう。
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七面山(1982m)
日本200名山の一つ。私は山梨百名山としては53座目となりました。折角なのでここからは、展望が良いとされる希望峰まで行きましょう。
深山の雰囲気たっぷり♪
サルオガセも大きめサイズ!
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深山の雰囲気たっぷり♪
サルオガセも大きめサイズ!
山頂から希望峰までの道も先の台風の爪痕が激しく、倒木が多数ありました。
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山頂から希望峰までの道も先の台風の爪痕が激しく、倒木が多数ありました。
登山道が倒木でふさがれている箇所も多く、テープとGPSを頼りに道をたどりました。
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登山道が倒木でふさがれている箇所も多く、テープとGPSを頼りに道をたどりました。
希望峰か、良い響きですね。
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希望峰か、良い響きですね。
倒木が多かったですが、なんとか抜けられました。
あの先で視界が開けそうです。
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倒木が多かったですが、なんとか抜けられました。
あの先で視界が開けそうです。
希望峰に到着。
縦走路はこの先進むと3時間くらいで安部奥の八紘嶺まで行けるようです。
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希望峰に到着。
縦走路はこの先進むと3時間くらいで安部奥の八紘嶺まで行けるようです。
希望峰からは北岳から光岳まで、南アルプスの大展望!
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希望峰からは北岳から光岳まで、南アルプスの大展望!
山肌も紅葉して、気分も高揚してきます!
手前が青薙山〜笊ヶ岳、その奥に聖岳や悪沢岳など第一級の高峰も見えています。
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山肌も紅葉して、気分も高揚してきます!
手前が青薙山〜笊ヶ岳、その奥に聖岳や悪沢岳など第一級の高峰も見えています。
笊ヶ岳をバックに。
北岳方面は雲に隠れてしまったようです。
いや〜山深くて良いところですね〜。
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笊ヶ岳をバックに。
北岳方面は雲に隠れてしまったようです。
いや〜山深くて良いところですね〜。
さて、名残惜しいですが希望峰からは引き返します。
陽が登ってきてカラマツの黄葉が眩しいです。
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さて、名残惜しいですが希望峰からは引き返します。
陽が登ってきてカラマツの黄葉が眩しいです。
登山道をちょこっと外れたところに最高点がありそうなので、テープとGPSを頼りにひと登り…
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登山道をちょこっと外れたところに最高点がありそうなので、テープとGPSを頼りにひと登り…
何もないところだけど、七面山最高点(1989m)
地図にも記載あったけど、このあたりは地形複雑でした。
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何もないところだけど、七面山最高点(1989m)
地図にも記載あったけど、このあたりは地形複雑でした。
山頂標識のある所まで戻ってきました。
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山頂標識のある所まで戻ってきました。
銅板は、この地点の標高と同じ1982年製みたいです。
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銅板は、この地点の標高と同じ1982年製みたいです。
下山中もナナイタガレ越しに富士山が見えました。
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下山中もナナイタガレ越しに富士山が見えました。
ナナイタガレは年々崩壊が進んでおり、その度に登山道も付け替えられるそうです。
この道もいつかは崩れてしまうのでしょうか。
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ナナイタガレは年々崩壊が進んでおり、その度に登山道も付け替えられるそうです。
この道もいつかは崩れてしまうのでしょうか。
敬慎院に戻ってきました。
荷物を引き取り、お世話になった宿坊を後にします。
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敬慎院に戻ってきました。
荷物を引き取り、お世話になった宿坊を後にします。
裏手にある一ノ池。
龍神様を祀っているそうです。
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裏手にある一ノ池。
龍神様を祀っているそうです。
敬慎院、またいつか訪ねて来たいですね。
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敬慎院、またいつか訪ねて来たいですね。
敷地内、シカの家族は普通に散歩中です(笑)
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敷地内、シカの家族は普通に散歩中です(笑)
往路とは違う、北側の裏参道を使って下山します。
稜線を下るため、表参道に比べこちらのほうが日当たりがよさそうです。
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往路とは違う、北側の裏参道を使って下山します。
稜線を下るため、表参道に比べこちらのほうが日当たりがよさそうです。
日当たり良好♪
紅葉も良い頃合いです。
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日当たり良好♪
紅葉も良い頃合いです。
いやぁ、いいねぇ。
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いやぁ、いいねぇ。
奥ノ院です。
左奥に見えるのは「ようごう石」、七面大明神が降り立ったといわれています。
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奥ノ院です。
左奥に見えるのは「ようごう石」、七面大明神が降り立ったといわれています。
富士山もバッチリ!
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富士山もバッチリ!
こちらが奥ノ院。
この脇を抜け、参道が続きます。
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こちらが奥ノ院。
この脇を抜け、参道が続きます。
前半はまだゆるやかで、紅葉を楽しむ余裕もありました。
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前半はまだゆるやかで、紅葉を楽しむ余裕もありました。
しばし紅葉狩り。
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しばし紅葉狩り。
やっぱり秋はいいなぁ!
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やっぱり秋はいいなぁ!
裏参道30丁目・明浄坊に着きました。
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裏参道30丁目・明浄坊に着きました。
休憩舎からは、これまた抜群の富士景観♪
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休憩舎からは、これまた抜群の富士景観♪
眩しい黄葉。
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眩しい黄葉。
赤、橙、黄、緑と鮮やかです。
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赤、橙、黄、緑と鮮やかです。
参道といっても、徐々に斜度を増してきて、後半はなかなかの荒れっぷりでした(笑)
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参道といっても、徐々に斜度を増してきて、後半はなかなかの荒れっぷりでした(笑)
ようやく20丁目近くの安住坊!
大トチノキの存在感がすごいです。
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ようやく20丁目近くの安住坊!
大トチノキの存在感がすごいです。
さらに下って7丁目。
1000メートル以上を一気に下ってお疲れ気味です…
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さらに下って7丁目。
1000メートル以上を一気に下ってお疲れ気味です…
ようやく麓の角瀬に到着、お疲れ様!
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ようやく麓の角瀬に到着、お疲れ様!
まだ団体さんが到着していないとのことで、ひのや旅館さんでゆっくりと風呂で汗を流しました。
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まだ団体さんが到着していないとのことで、ひのや旅館さんでゆっくりと風呂で汗を流しました。
バスの到着まで1時間ほどあったので、近くの観光施設で飲食することに。
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バスの到着まで1時間ほどあったので、近くの観光施設で飲食することに。
はい、このあと一瞬でビールが無くなります(笑)
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はい、このあと一瞬でビールが無くなります(笑)
息子はチキンをむさぼるように食べていました(笑)
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息子はチキンをむさぼるように食べていました(笑)
私は甲州地鶏の親子丼を頂きました♪
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私は甲州地鶏の親子丼を頂きました♪
さて、バスで身延駅に帰還します。
団体さんもちょうど大型バスで各方面に帰られるようでした。
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さて、バスで身延駅に帰還します。
団体さんもちょうど大型バスで各方面に帰られるようでした。
折角なので七面山の手ぬぐいをゲット!
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折角なので七面山の手ぬぐいをゲット!
帰りはワイドビューふじかわ号で富士駅まで。
そこから東海道線で帰宅の途につきました。
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帰りはワイドビューふじかわ号で富士駅まで。
そこから東海道線で帰宅の途につきました。
sekihiroさん、こんにちは!
七面山、そして身延山には一度行ってみたいと思ってます。
我が家は臨済宗ですが、宗派関係なくいろんなところに顔を出しては拝謁させてもらってます。
ナナイタガレ、恥ずかしながら全くしりませんでした。そこが聖地だと言うことも知らずです。日本には昔から山岳信仰が盛んですが、霊山ともなれば格別なのでしょうね。
コータ君の言ってた「かんのう」と言う言葉が私の中にも残りましたよ!
素晴らしい経験が出来て本当によかったですね!
お疲れさまでした!!
しかし、遠いっすね〜!!!
zenpさん
こんにちは。
昨年、身延山に行ったときも何だか崇高な気持ちになりましたが、今回の七面山では白装束姿の方々を多く目にし、改めて山と信仰の関係について考えました。
僧のお話では、日蓮宗は他の宗派や考えも大きく受け入れる特徴があるようで、ある意味「神社的」なところがあると仰ってました。
色々と世知辛い世の中ですが、そういう大きな気持ちを忘れずに、日々の暮らしを大切にしたいなぁと思いました!
そうそう、息子が言っていた「かんのう」は、「感応」と書きます。
私もちゃんと感謝に応じられる大人になりたいと思いました(^-^;
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