記録ID: 1524264
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
大雪山
壮大な風景と花。大雪山縦走。
2018年07月09日(月) 〜
2018年07月11日(水)
北海道
makasio
体力度
7
1〜2泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 19:07
- 距離
- 40.3km
- 登り
- 2,485m
- 下り
- 2,645m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 3:12
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 3:43
距離 5.1km
登り 721m
下り 127m
13:10
24分
層雲峡
16:53
2日目
- 山行
- 6:50
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 8:04
距離 19.6km
登り 995m
下り 994m
3日目
- 山行
- 5:54
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 6:59
距離 15.6km
登り 771m
下り 1,562m
| 天候 | 初日：雨のち曇り 2日目：曇り 3日目：晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス
ケーブルカー（ロープウェイ／リフト） 飛行機
帰路：旭岳ロープウェイ（路線バス）-旭川空港 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
姿見駅からロープウェイを回避するルート：ぬかるみひどい箇所あり。増水している場合は注意。どうしてもロープウェイに乗りたくない人向き。 |
| その他周辺情報 | 旭岳温泉ビアモンテ：立ち寄り湯 近くて良い。 |
写真
2年ぶりの大雪山です。今回は黒岳からアプローチ。着くなり雨。それでも北海道にまた来れてうれしい。
不本意ですがロープウェイを使います。一般ルートは去年の台風にて使用不可とのこと。
でもらくちーーん。バスの中で爆睡でした。仕事で疲労しています。心も体も。
ここからはリフトを使わず歩こう。とにかく歩きたい。山を歩けば疲れが取れていく。
ウコンウツギ。前回は9月。もう花は終わっていました。今回、念願の大雪の花が見れてうれしい。
7合目。エゾリスが走り回っていた。中国の観光客の女の子が喜んでいた。観光はここまで
ミネズオウ。大雪のは紅いんだ。ああ、なかなか小屋に行けない。前に進めないことの幸せ。
強い風。テントは私以外にひとり。この日、旭岳の方では大雨と強風だったそうだ。
匂いはほとんどなかった。使用後は自転車こぎ。おがくずを混ぜ混ぜします。
黒岳石室。小屋の管理人さんとしばしお話。今年も北海道の作物は壊滅状態。太陽がほとんど出ないそうだ。
青空？明日の天気予報は一日雨。一日、テントで読書かな。でもいいか。
初日は味噌とコチュジャン漬けにした豚ロースを使った、豚キムチ丼。ご飯の上に韓国のりを乗せて。
北海道の山の水はエキノコックスのリスクのためそのままでは飲めない。今回は小屋の天水のため浄水器を使用しますが、煮沸が確実です。
2
7/10 6:01
北海道の山の水はエキノコックスのリスクのためそのままでは飲めない。今回は小屋の天水のため浄水器を使用しますが、煮沸が確実です。
周辺の登山なら行けそう。計画を変更。テント場を白雲岳に移動せず、石室をベースにすることにした。
予報が良い方に外れたのか、下界は雨なのか。今日は一日停滞も覚悟していたので、とにかくよかった。
赤岳の方に行く予定もあったが、白雲岳、緑岳、小泉岳まで行くことにする。
エゾノハクサンイチゲ。本州のハクサンイチゲとは何か雰囲気が違う。
裏旭から来た人に撮ってもらいました。昨日は強風だったそうです。
今年の雪解けは天候不順にて遅いらしい。花も例年より遅れているとのこと。
イケメン小屋番さんに登山道情報を聞く。ありがとうございます。
一瞬、チングルマとおもいきや、これはチョウノスケソウだ。葉がチングルマと違う。
帰宅。今回の本。白神山地、山始める前に観光ツアーで行きました。今じゃ考えられない。笑
今晩はホタテの炊き込みご飯。缶詰を汁ごと入れ、麺つゆを入れて炊きます。
豪華にハンバーグもつけましょう。ちなみに普段は納豆と豆腐のサラダが主食。節制しています。
刻んだショウガを乗せて完成。麦酒とブラックニッカを飲みながら。この後から夜、雨が強くなってきた。
旭岳ロープウェイが止まったらしい。層雲峡に降りるか迷う。でも行きたいのは旭岳。石室で天候の回復をまつ。
小屋番さんが来た。「今、動いた。行ける。大丈夫。」この言葉のうれしかったこと。
天気予報？山ではほとんど当たらない。白雲岳の小屋番さんが言っていた。
雨が止むと風が強くなる。小屋番さんの言った通りだ。北鎮岳登れるか。
昨日、利尻に登ってきたお父さん2人。黒岳から旭岳を日帰り。さすが。
たまにガス晴れる。半袖短パンの外国人女性、スニーカー、ジーパンの男性からトレランさんから。いろいろ。
これで終わりにしたくないとロープウェイ回避。ダメな頑固さが出た。
それはロープウェイを利用してしまえば山の本来の大きさが分からないからです。
やっぱり山は1合目から泥臭く登らなければならない理由が自分にはあるんです。
終わってしまった。でも最高の3日間だった。昨日利尻に登っていたお父さん2人に再会。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図（地形図）
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
携帯トイレ
|
|---|
感想
大雪山の花を見ることが長年の夢だった。子供の頃、母親が持っていた高山植物の写真集に大雪山系の花の写真が載っており、それをいつか見たいと思っていた。はずである。正確に言えば、それを見ていたことは覚えているが、そこに行きたいとか、実際に花を見てみたいと考えていたかどうか、実はよく覚えていない。たぶん、4歳か5歳の頃だと思う。しかし、何故、絵本や漫画以外に高山植物の写真集を見ていたのかとても不思議だ。また山を始めるまで全く花に興味がなかったのも不思議。今では畑や路地に咲く雑草の開花にさえいちいち興奮してしまう自分がいるのに。
それから35年近く経ってやっと本物の大雪山の花を見ることができた。今年は天候不順のため開花が遅れているそうで、イワブクロやコマクサはまだ蕾のままだったが、見たかったウコンウツギ、キバナシオガマ、ホソバウルップソウなどは充分に見ることができた。厳しい自然の中に小さくてかわいらしい花が当たり前に咲いていることがとても不思議に思う。人間が作った改良されたされた花にはない自然の美しさが数センチの花の形や色にも宿っている。小さな花のひとつひとつにも、自然の山が持つ力強さや優しさを感じる。山を歩くとなんだかいつも救われたような気持になる。
また近い将来、大雪山の山の風景と花に会いに行きたい。
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高山植物に対しての想いとか、花との出会いが本を見てとか、それからずっと憧れてるとか、本当に私と一緒だから、ビックリでした。と同時に嬉しかった^_^大雪山は私も大好きで、広大な山並みとそれを彩る高山植物に、魂を掴み取られています♡ホントいいですよねー
そして、話は変わりますが、健脚ぶりにビックリです！沢山歩かれましたね♡尊敬です！
Sarureiko4379さん、コメントありがとうございます😊念願でした。天気予報は微妙でしたが、思いが通じたのか見たい花はほぼ良い状態で見ることができました。
私と同じような人がいるなんてビックリ！自分も山を歩くまで花が好きだったことなんて忘れていました。初め山を歩いて花を見たとき、なんでこんなに花に魅かれるのか自分でも不思議でした。（笑）また、大雪山や東北の花を見に行きたいです。🌸
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