記録ID: 8994434
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
大雪山
旭岳 (北崖→NM) ニセイカ軍艦Pre2
2025年11月22日(土) 〜
2025年11月24日(月)

体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 52:32
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 1,677m
- 下り
- 1,678m
コースタイム
1日目
- 山行
- 4:59
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 6:16
距離 5.5km
登り 760m
下り 201m
8:27
6分
スタート地点
14:43
2日目
- 山行
- 2:40
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 2:45
距離 2.7km
登り 215m
下り 201m
| 天候 | 22日 冬型緩み、曇り 100〜100始 23日 北ヘリ、曇り 昼前ガス一時抜けるも、50始〜100 24日 谷、曇りのり晴れ 昼前から徐々に回復 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ビジターセンターPは除雪終了後まで開かない |
| コース状況/ 危険箇所等 |
22日 滝川で朝すきして7時過ぎにビジターセンターへ。噂には聞いていたが、除雪中で駐車場に入れない。仕方ないので、準備だけ済ませて、8時過ぎにやっと駐車場開いて、スキーレンPartyに見送られデッパ。今年は旭も多雪(あくまで近年比)で、冬合宿Preのような景色。流石に圧雪はされていないが、スキーコースにトレースが刻まれており、ありがたく使わせていただく。第2天女前後の渡渉は、どちらも埋まっており楽勝。NM尾根はBush埋まり正味どこでも登れる感じだが、ピンテ大量で迷うことはない。β尾根は間の沢型側に吹き溜まりあり。ササは大概埋っているが、尾根太くないしあまり快適ではなさそう。NM尾根上部でガスに突入し、多少波はあるが100始程度。NM尾根頭から1608への尾根末端まで目標物乏しいので、ベタ+受け皿。1608への尾根も、Bush無くなる上部〜1608の竿(キングデポ旗)にかけてベタ+受け皿打つ。この時は視界なくサイズまでは見えなかったが、γ沢側に50cmぐらいの吹き溜まりができていた。尺取り交えつつ石室まで。ちなみに1608の竿は正確にはすぐ北の夏道分岐にあり、石室との間にも1,2本竿が立っている。崖急斜でEP練するほど時間ないので、受け皿打ちがてらNM尾根を登る。ズボりそうなのでSEつけていく。視界は100で、現在地確認は難しい。1770で受け皿うち、白めのところにベタ打っておく。1825のボッコからはL-sLで1870の切り返し地点まで確認し、緩くなるまではスキー手持ちで下る。 23日 4半-6半で先を狙ってはみるものの、50始で何も見えん。沢型の様子も見えてないので時間待ち。8時頃に100ぐらいまでは回復した気がするので、偵察がてら3本の沢型見に行くと一気に∞になったので急いでM連れて行く。1本目はちゃんと沢型だが、吹き溜まりは無し。1本目対岸からベタ打っていく。2本目は吹き溜まりは無いが、手前が若干段差っぽい。3本目は無く、そのまま崖尾根の目印の3つの岩から乗る。ベタからそのまま受け皿にして(ここまでで打ったデポ旗総本数107本!?)、先へ。崖尾根下部はちょこちょこ出てる岩の頭しかなく、目標物少ない。毒ガスで時々W.O.しつつ、1860。吹き溜まりや雪崩警戒的な物は無いが、結局毒ガス抜きでも100近くまでまた落ちる。急斜最下部でEP練と前爪練しつつ時間待ち。良くなる気配も予報もなくなって、乗越せる時間でもなくなったので帰る。1750ぐらいまで降ろしたら∞だった。雪洞入り後ぐらいにはまた視界100以下に落ちた。 24日 今日こそチャンス日。が、まだ視界100。昨日打ったベタまで尺取り交えつつ崖尾根へ。ここからも目標物少ないところでは尺取りしつつ1860。今日も毒ガスが凄まじいが、毒ガスかかっていないときは100始ぐらいまで回復。その他に切り替え先へ。急斜は意外と下部(1900過ぎぐらい)から地熱でバリズボ。シュカブラだらけで簡単めだが、時々前爪チックな段差も越えていく。途中からはsLTopで進み、急斜上の細くなるらしいところ過ぎたら、雪稜と屏風まとめて偵察。全く雪稜化していない。南はやや切れ落ちているので、北側を適当にtrvる。あまり雪もついておらず、それほど急でもなかった。屏風岩は基部巻いて、少し先の岩まで5mぐらいtrvってから直上。基部は広くなんも、trv~直上は雪質良く、ステップ切れた。規模雪質的に雪崩は怖くなかったが、一応少し離していく。巻きからそのまま直上ルートは急で、岩がらみのところも現実的に見えなかった。このころから∞以上の時間の方が長くなり、十勝連峰まで見渡せる。風は屏風上の強いところでMax感じるぐらい。ルンゼはまず北側偵察。第3ルンゼまで雪堤状で問題ない。第3より先は雪の急斜で厳しそう。第3ルンゼは結構吹きだまって小さめな気がするが、上部も雪多く、前爪チック3歩の後に3歩ぐらい急な雪の直登ある。全体的にシュカブラだらけだったので開削したが、H微妙で総合的に結構テンション高かった。地獄谷側は、trvはそれほど岩当たらず、ルンゼ自体も見た感じ第3より難しくなさそうだが、ルンゼ下で溜まれず、滑落したら数十mの崖含む数百mは落ちそう。諸々確認し、乗越判断して、第3ルンゼをM空荷で通過。ザックはL-sLが偵察時とParty通過時に全荷で通過して運搬。ギリ横シートラのままでも行けた。南寄りの風のせいか、地獄谷側は風あったが、第3ルンゼはあまり吹き上げなかった。広い尾根をPまで歩く。地獄谷からの吹上を避けるために少し尾根上から遠めのところを歩いていたが、P直前は吹き溜まり方的に裏旭側に雪崩テンションあったので尾根上谷よりを行く。譲ってもらいP。真っ白な大雪山系が一望。なんだか一人感動に包まれたPだった。結局局地風は金庫岩が一番強くハッキリ始ぐらい。下りは岩稜北巻きを行ってみるが、やや雪多くシュカブラだらけであまり岩も当たらず、サクサク歩くだけで、復帰にCDもなく簡単だった(√φの問題かも)。あとはたくさんのボーダーとスキーヤーに挨拶しながらサクサク下り、1825のぼっこから希望者はシール外してスキー。石室からもデポ旗回収しつつ、快速スキーで下山。どうやらカルビ一番は定休日。いつもの花神楽寄ってマックドライブスルーして帰札。お疲れさまでした。 |
| その他周辺情報 | 森のゆ 花神楽 マクドナルド豊岡4条通店 |
写真
装備
| 個人装備 |
スキー
シール
シーアイゼン
スノーシュー
ストック
兼用靴
スパッツ
アイゼン
ピッケル
ビーコン
スコップ
ゾンデ(プローブ)
ナイフ
笛
コンパス
ヤッケ
オーバーズボン
インナー
靴下
帽子
ゴーグル
サングラス
目出帽(薄手
厚手)
オーバーグローブ
厚手手袋
インナー手袋
シュラフ
シュラフカバー
ロルマ
銀マ
ポリタン
コッヘル
ブキ(スプーン等)
米4合
防寒具
ラテルネ(へッドライト)
トレぺ
ライター
ラジオ
携帯
充電器
替え電池
非パック
簡易非パック
替え具一式
細引き
シュリンゲ
地図
替え地図
天気図セット
行動食
行動水
|
|---|---|
| 共同装備 |
テント一式
L装(医療具・修理具・替え具)
ツェルト
ノコ
スノーソー
DF
灯油2L
米鍋
普通食計*2
カンヤ2
stay食
お玉
しゃもじ
お茶セット
デポ旗*110
|
感想
4月に旭北斜面滑りたい。
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