荒療治?病み上がりの雨山峠と塔ノ岳
神奈川県
makasio
- GPS
- --:--
- 距離
- 24.6km
- 登り
- 1,729m
- 下り
- 1,723m
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| 天候 | 晴れのち曇りのち晴れ。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2011年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
水源林管理棟‐雨山峠登山口:堰堤をいくつか超え、沢を渡り、左側から登山口へ入る。赤テープ、リボン多数あり。 雨山峠登山口‐雨山峠:危険!荒天時注意!とあるが、今、沢の中を通る登山道はちょろちょろと水が流れるのみ。夏は、ここは本当に美しい。 雨山峠‐ユーシン:桟橋、木道、濡れているため、スリップ注意! ユーシン‐塔ノ岳:林道、熊木沢出会から崩壊しているところあり、歩きにくい。ゴロゴロとした石が多いので注意。鍋割沢は枯れている。北西へ河原を渡れば塔ノ岳への道あり。以下、割愛。 |
写真
拍手あの橋の向こうは、宮地山、シダンゴ山方面。意外?と人気?
感想
奥秩父を縦走しようと計画したものの突然の体調不良で断念。腹いせに丹沢を周遊しました。
気になっていた雨山峠からユーシンの紅葉を見物しに新松田へ。
この時、とてもいいお天気で、駅から富士山がどーんと見えていました。
さて、バスに乗ると寄(やどろき)に到着したのはもう、9:30を過ぎており、まあ、今日は、ユーシンでのんびりランチして、玄倉林道を歩いて帰ろうと思っていました。
山頂を目的としない登山があってもいいのです。病み上がりだし・・。
雨山峠は一度、夏に、塔ノ岳から降りてきたことがあって、その沢の中を歩く道がとても気に入ったのを思い出し、紅葉もいいのではないかと、考えたのです。
ただ、寄より雨山峠登山口までの道のりが意外に分かりづらく、早々から体力を奪われ、「今日こそ、家で休んでいたほうが良かったのでは?」と考え始めていました。(堰堤を2,3度乗越え、原始的な橋を渡ったり、渡渉する個所もあり。)
ただ、天気もこの日はよく、錦秋色に染まる山の彩りが素晴らしく、癒しと励ましを自分に投げかけてくれました。
雨山峠からユーシンまでの沢沿いの道の紅葉も思ったとおり、きれいで、夏歩いた時とまた違う表情を見せていました。
ユーシンロッジに着いたのはちょうどお昼時、皆さんランチを楽しまれていました。
玄倉林道が開通されたこともあって、登山者以外の方も、ここまで舗装された道を歩いて来れるようになりました。
お化け屋敷になりそうだったユーシンロッジ(現在休業中)も少し輝いて見えました。
曇ってきたし、さあ、林道を歩いて帰ろうか、と思ったところで何か物足りない。やっぱり物足りない。「ゆるい。」山頂を目的としない登山、って「ゆるい。」
病気が発症。すでに足は塔ノ岳へ。
岩のトンネルをくぐると、出ました!エメラルドの熊木ダム。
どーしてこんなきれいな色になるんでしょうね、自然の不思議。ブルー&グリーンの中間色。この色は癒し色です。
尊仏ノ土平から登山再会。体調は改善しないまま。軽い頭痛を話し相手に登る。
崩壊地のトラバースと河原で浮石を踏み、右足首を90度くらいひねる。
声にならない痛みが走る。もんどりうって倒れる。再び立ち上がる。
それでも、
なぜ、登るのか?
なんででしょう。10個くらいは理由がありそうだけど、
結局、そこに道があるからだと思う。歩くことのできそうな道があるから、人間は進んでいこうとする。多少リスクがあっても進もうとする。
行先が山だったら、やっぱり登るんだな。たぶん。
ちょっと偉そうでした。もんどりうってるくせに。
さて、天気も改善しないまま、山頂に到着。
バリバリ晴れの予報でも、絶景見れず。今回も丹沢に嫌われてしまいました。
山頂には、誰もいないかと思いきや、まだ30人程の登山者がそれぞれの思いで時間を過ごされている。
登頂という達成感は、一時的に体力を回復させます。
また、メジャールートに出ると、人は多く、やる気を増長させるのです(それまで孤独だったので)。
さて、走りますか。(捻挫したことをすっかり忘れている)
鍋割山までぷちトレイルラン。この道走りたくなります。ブナのいい道が続く。
山ガールやグループ登山の皆さんがあいさつをしてくれます。
「こんにちわ」
登山の楽しさってこのあいさつに秘密がありそうです。
普段、見知らぬ人と街ですれ違う時、あいさつしますか。しないでしょ。したら怖いよ。でも、
山は見知らぬ人とすれ違う時にあいさつするんです。それも笑顔で。あいさつの交換をする。すると、あれ不思議。急に楽しくなる。そしてちょっと幸せになったような気がします。
あいさつってするだけで、お互いが幸せになれるんですよ。ほんとは。
人間はコミュニケーションでつながれる。
人間はコミュニケーションでつながりたい、ほんとは。
山は、そんな重要なことに改めて気がつくことができます。
そんなことを考えていたら、あれ、天気回復。雲が消えていきました。
やまのご褒美かおまけか。
十分いただきました。今回も。
下山と同時に山は消灯の時間。今回もヘッドライトの出番はありませんでした。
すると、登山口にパトカーが数台走っていきました。
あの、山ガール達は子供連れのファミリーは、ヘッドライト持っていただろうか。
ふと気になりました。
空には、無数の星がきらめいていました。そして未確認飛行物体?いや多分、衛星も見えました。丹沢でもこんなに星が見えるんですね。
バスを待つ間、30分以上ザックを枕に星を眺めました。不思議と飽きないです。これが。
腹いせ登山、今回も山に満足し、帰宅の途に就きました。
ちなみに風邪はいまだ完治せず。です。(星空、見過ぎた)
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今頃になって超々亀レスでごめんなさい、何故か見逃していたようです。
私も最近ユーシンづいていますが、makasioさんの方が先に行かれてたんですね。
確かにいいところですねあの辺りは。
ハマってます、私最近・・・
でもmakasioさんのピークハントなしの予定だったところから
塔ノ岳&鍋割山、足をひねってから結構歩かれましたね。
ましてプチ・トレラン（？）も凄いですね、真似ができません。
風邪、先月の事ですから、もう完治されてるでしょうね？
コメント、ありがとうございました。
このレコ、1週間たってから更新したので、見逃していて当然です。ユーザー名で調べないと、見ることができません。
読んでくれた方に感謝です。
ユーシンで忘年会やられたんでしょうか？
楽しかったでしょうね。
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