剱岳、ときどき奥大日岳(剱沢と雷鳥平泊)

- GPS
- 56:00
- 距離
- 19.6km
- 登り
- 2,012m
- 下り
- 2,001m
コースタイム
6:00立山駅〜7:00室堂〜10:00別山乗越〜11:00剱沢キャンプ場
○二日目
4:00剱沢キャンプ場〜7:00剱岳〜10:00剣山荘〜11:00剱沢キャンプ場〜13:30別山乗越〜15:00雷鳥平キャンプ場
○三日目
5:00雷鳥平キャンプ場〜7:00奥大日岳〜9:30雷鳥平キャンプ場〜11:30室堂〜13:00立山駅
| 天候 | 17日:雨が降ったり止んだり 18日:終日好天 19日:好天(帰るまでは) |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
始発の当日券はさくっと買うことが出来ました。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
・夜間に剱沢を出発する際はルートロストしやすいので、剱沢を降りないように注意したほうがよいです(1人降りてた人がいました。気がついて引き返していました)。 ・難所が多い剱岳ですが、体験してみて、やはりカニのヨコバイの最初の一歩が一番の難所かなと思いました。よく言われていますが足場が見えません。 ・テント場はともに水場も近く、雷鳥平のトイレは水洗式。剱沢の水場は数箇所あるんですが、この時期は貯水も少ないことから、管理棟前の水場のみ使用可能でした。 ・山バッチは剣山荘で購入(3種類ありました)。 |
| 予約できる山小屋 |
|
写真
感想
アルペンルートのネット予約は売り切れでしたので、当日券を頼りに立山駅へ。思ったよりも簡単に始発の当日券GET!
天気予報は芳しくないのにもかかわらず、沢山の人で始発は満員でした。
室堂に到着。早速小雨が降ってました。装備を雨天モードにして出発。
今回は剱沢と雷鳥平にベースキャンプを張って、そこから山頂に向かうので、多少重くてもいいかなと普段より色々詰め込んで行きましたが、これが大きな誤算。別山乗越がかなりしんどい。しかも緩急をつけて雨が降り続く中。なんとか剱沢までたどり着きましたがヘロヘロです。
剱沢はというと雨だというのにすでに10張くらい先客が。ちょっと離れたところにちょうどよいスペースがあったので、そこに設営。すると急に雨足が強くなり、ギリギリでテントに避難。止む気配も無いので、散策は断念。それから夕方まではずっとテントの中でした。小屋まで行くのも億劫なので、この日はビールもなし。もってきた焼酎をチビチビとしてこの日は就寝。
翌日は4時に出発。渋滞する前に登頂してしまおうという魂胆です。
途中、東の空、とくに鹿島槍ヶ岳がかなりきれいでした。まだ昇りきらぬ朝日を背にしたり、御来光を背にしたりと、完全に主役でした。
剱岳の難所は随所にありましたが、だいたいは3点確保さえしっかり取れれば、とくに鎖をそう使わなくても問題ないところが多かったです。
ただ、そうもいえなかったのがカニのヨコバイ。なんせ最初の足場がほぼ見えないので、どうしても鎖に体を預けて、足場を足探りしなくちゃいけませんでした。これが前情報で得ていた鎖だけで垂直に少し降りるということかとようやく理解。
あとは悠々と下山していくのですが、カニのタテバイを見ると渋滞が発生中!!やっぱり早起きしてよかったです。
そしてテントまで戻って、移動のために回収しているとハプニング。フライヤーを畳んでいると、本体が風に乗って20mほど落下。。。ここでやっと気づくのですが、フライヤーに直接打つペグは2本だけなんですが、剱岳に登頂できて悦に入っていたためか、本体に打ったペグも抜いていたみたいでした。。。それも張っていた場所も悪く、いや、逆によかったのかもしれませんが、雪渓のちょっと手前であったため、誰にもぶつからずにそのまま落下。なんとか飛ばされたテントを見つけて回収できました。
必要以上に疲れてもう移動しなくてもよいかとも思いながらも、すでにパッキングはほぼ終わっているので、もう一踏ん張りして雷鳥平まで移動。近くの小屋で生ビールをぐびっと。そして就寝。
三日目は、のんびりしていると雨に見舞われそうでしたので、5時に奥大日岳に向けて出発。どちらかというと奥大日岳に行きたいというよりも、剱岳を存分に眺めるために。どうしても逆光になってしまうんですが、その雄大な姿が目の前に広がります。晴れてさえいれば正午とかに来たほうがいいかもしれないなと思いました。
あとはテントを回収して室堂へ。
おっと、一般観光客で大賑わい。邪魔にならないようにそそくさとバスで美女平に移動しました。
初日こそ、雨で大半が終わってしまいましたが、大満足の山歩きとなりました。

















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