20180101-六甲登山-宝塚下山-東縦走路探索


- GPS
- 07:48
- 距離
- 21.0km
- 登り
- 1,562m
- 下り
- 1,574m
コースタイム
- 山行
- 6:56
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 7:44
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰路:阪急電鉄宝塚駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
後鉢巻山の縦走路の崩落箇所は、数年以上にわたって踏み固められているためか、幅は狭いものの、気をつけて通ることができました。通行禁止にはなっていません。 |
その他周辺情報 | 元日の宝塚駅周辺のお店はみな閉まっていますので、西宮北口駅の阪急そばに寄りました。門戸厄神、西宮北口は、たいへんな人出で、阪急そばも行列ができていました。 |
写真
日の出直前の一軒茶屋に到着。車は、この駐車スペースから、路肩に多数停まっていました。最高峰までの上り坂は、人が道幅にいっぱいで、人を避けて通るのが困難なほどです。
https://www.yamareco.com/modules/diary/121565-detail-143786
長い三脚を立てて脚立に乗って撮影している方、一脚を上に伸ばして手元のスマホでモニタリングしながら撮影している方、自転車を押している方、ワンちゃん連れの方、押し合いへし合いの混雑で、毎年、たいへんです。
目の前の木はくぐることができます。
この標識は、2011 年 5 月 6 日の記録にも見ることができ、今よりもきれいです。他の記録を拝見しますと、時々により、置かれ方もさまざまなようです。
https://blogs.yahoo.co.jp/ichro1651/9094797.html
過去のどの記録を拝見してもですが、「後」の字があるものを見ることはできませんでした。
2017 年 3 月 24 日の記録
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1091887.html
2017 年 3 月 1 日の記録
https://sakuranavi.jp/kousuke/746
2016 年 4 月 16 日の記録
http://www.geocities.jp/yamaaruki17/peak/peakushirohachimaki.html
左奥は、おこもり谷への下り口ということです。
六甲山系アラカルートさん 2015 年 3 月 15 日の記録
0311 おこもり谷
http://alacaroute1.web.fc2.com/0311.html
ここは標識 27 です。標高約 803m の地点で小さいピーク状になっています。左手、北方向に踏み跡が見えます。
芦屋市基本図によりますと、この奥が水無山らしいです。
芦屋市基本図 船坂峠
https://www.city.ashiya.lg.jp/toshikeikaku/chizu/documents/05og414.pdf
六甲山系アラカルートさん 2014 年 8 月 21 日の記録
0111 六甲全山縦走路(東六甲縦走路入口〜宝塚駅)
http://alacaroute1.web.fc2.com/0111.html
ここから北西に直線距離で 150m の所の地図上には、738m ピークが描かれています。国土地理院地図に破線はなく、みんなの足跡もありません。
六甲山系アラカルートさん 2013 年 6 月 8 日の記録
8903 清水谷西道
http://alacaroute2.web.fc2.com/8903.html
8901 清水谷
http://alacaroute2.web.fc2.com/8901.html
8373 宝殿橋〜船坂峠
http://alacaroute2.web.fc2.com/8373.html
みんなの足跡はありません。現在の国土地理院地図にも破線はありません。
六甲山系アラカルートさんの地図は、少し異なっているようで、このあたりから南への破線ルートがあり、宝殿橋へのルートに合流するようです。
六甲山系アラカルートさんの地図の標識 30 は、少々東寄りに描かれているようです。
六甲山系アラカルートさん 2014 年 8 月 21 日の記録
0111 六甲全山縦走路(東六甲縦走路入口〜宝塚駅)
http://alacaroute1.web.fc2.com/0111.html
六甲山系アラカルートさん 2013 年 4 月 20 日の記録
8701 座頭谷
http://alacaroute2.web.fc2.com/8701.html
六甲山系アラカルートさん 2013 年 4 月 20 日の記録
8305 六甲全山縦走路〜小笠峠
http://alacaroute2.web.fc2.com/8305.html
ここからさらに北、東、南へと 3 ルートがあるようです。
北は不明です。みんなの足跡も地理院地図の破線もありません。
東は大平山の上を東進してから南の舗装路へ下りることになるようです。
南は、舗装路に下ります。
舗装路から登った方の 2014 年 3 月 11 日の記録
http://marchan.e5.valueserver.jp/cabin/mntn/kink/rokkosan/rokkosan3.html
この先にある谷筋を下って焼石ケ原へ至るルートに、下った先、焼石ヶ原小笠峠ルートで合流する可能性があります。
六甲山系アラカルートさん 2013 年 4 月 22 日
8303 焼石ヶ原〜小笠峠
http://alacaroute2.web.fc2.com/8303.html
六甲山系アラカルートさん 2013 年 4 月 22 日
9163 焼石ヶ原(谷筋)〜六甲全山縦走路
http://alacaroute2.web.fc2.com/9163.html
六甲山系アラカルートさん 2013 年 4 月 22 日
9165 焼石ヶ原(尾根筋)〜六甲全山縦走路
http://alacaroute2.web.fc2.com/9165.html
六甲山系アラカルートさん 2013 年 6 月 16 日
9175 譲葉・細ヶ谷
http://alacaroute2.web.fc2.com/9175.html
六甲山系アラカルートさん 2013 年 4 月 18 日
8703 ナガモッコク尾根
http://alacaroute2.web.fc2.com/8703.html
この写真の前方は、岩原山の迂回路ということです。
六甲山系アラカルートさん 2014 年 5 月 23 日
8761 岩原山迂回第一東道
http://alacaroute2.web.fc2.com/8761.html
ここから譲葉山 4 峰を西から順に登ってみました。
やまぼうしさんの記録を拝見しました。
やまぼうしとハナミズキの山歩きページ II
http://mohry.web.fc2.com
東六甲 譲葉山4峰
http://mohry.web.fc2.com/100601yuzurihayama.htm
譲葉山周辺地図(2013.1.20改定)
http://mohry.web.fc2.com/HP100601yuzuriha_map1E.gif
このあたりの右手に南への地理院地図の破線路があり、それから少し東へずれて南へのみんなの足跡があるのですが、確認するのを忘れていました。
標識その他目印は何もありませんでした。
左赤子谷の分岐で、六甲山系アラカルートさんの記録によりますと、赤子谷右俣で、下るには険しいようです。
2013 年 4 月 29 日の記録 8507 赤子谷右俣
http://alacaroute2.web.fc2.com/8507.html
縦走路は緩やかに右カーブしていますが、この写真の正面の登りが、譲葉山北峰への登りです。
六甲山系アラカルートさん 2016 年 3 月 24 日の記録
8301 譲葉台道
http://alacaroute2.web.fc2.com/8301.html
このすぐ西に 491.5m のピークがあるそうなのですが、現在の地理院地図にその記載はなく、確認し忘れました。
おそらく、491.5m ピークに達することもできるでしょう。また調べに行くことにしましょう(これも多分、来年の元日に)。
その先、左手から甲子園大学の方からの道が下ってきます。縦走路です。縦走の最後もこの写真の正面、川の左岸のままの直進の方へ下ります。
20170101_六甲登山_宝塚下山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1037144.html
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー×2
Tシャツ
ズボン
足首丈インナー
靴下
靴
ザック
ウエストポーチ
行動食
非常食
ファーストエイドキット
筆記用具
保険証
携帯電話(ガラケー)
時計
タオル
ストック
カメラ
GPS付携帯型情報端末×2
地図(地形図)
コンパス
笛
ソフトシェル
防寒具
雨具
ヘッドライト
腰ベルトライト
温度計
モバイルバッテリー
チェーンスパイク
(飲料以外約3.5kg)
飲料(水1L+スポーツドリンク1L+栄養ゼリー180g)
|
---|
感想
元日の初日の出登山で、昨年と同じく宝塚に下り、今回は、東縦走路の主だったところ、後鉢巻山、石の宝殿(六甲山神社)、大平山、岩原山、譲葉山 4 峰、岩倉山を探索して巡りました。
+++++
よく晴れて温かい穏やかなお正月でした。
手持ちの温度計で、
午前 4 時 50 分の岡本八幡神社(標高64m)で 7 度、
午前 5 時 40 分の風吹岩(標高 437m)で 3 度、
午前 6 時 15 分の雨ケ峠(標高 600m)で 1 度、
午前 7 時 6 分の六甲山最高峰(標高 931m)でマイナス 3 度、
午前 11 時 36 分の岩倉山反射板(標高 475m)での地表近くで 13 度、
午後 0 時 40 分の湯本台広場で 10 度でした。
神戸の平地での最低気温は、午前 7 時の 4.5 度、最高気温は午後 2 時の 9.7 度でした。
山上は、稜線上と北側は風がやや強く、立っていれば寒かったですが、南側斜面では、風がないか弱く、日があたって、とても暖かで、岩倉山反射板では、昼寝ができそうなくらいでした。
黒岩谷西尾根の右カーブ広場でコンビニおにぎり 2 ケの朝ご飯にしたほか、岩倉山反射板でコンビニおにぎり 1 ケの行動食を摂りました。
飲料以外 3.5kg、スポーツドリンク 1L、水 1L 、栄養ゼリー 180g の荷物で、スポーツドリンク 500ml、キットカット 2 ケ、塩クエン酸タブレット 2 ケを消費しました。
+++++
昨年 1 月 1 日とほぼ同時刻に登っているのですが、昨年と違い、今年は、登山中に、山行(トレランを含む)の服装装備ではない人とは、金鳥山を下ってきた若者グループ以外、出会いませんでした。
金鳥山から上の登りでは、数人のトレランの方に追い越され、数人のハイキング仕様の方々を追い越しただけ、下山して来る人とは出会いませんでした。
昨年の漆黒の登山道での混雑、喧噪、道端での数々の宴会は、何だったんだろう ?
+++++
宝塚の毎日早朝登山の方々は、塩尾寺、その上の砂山権現、岩倉山反射板へ登るのだそうです。
株式会社ウィルさん 六甲山全山縦走路(2017.05.29時点)
https://www.wills.co.jp/areainfo/takarazuka/spotG00457.html
+++++
湯本台広場には四等三角点があるそうです。また確認しましょう。
http://rokkosan.sakura.ne.jp/rokkosankikou/delta/yumotodaihiroba.htm
http://kansekimanpo1.okunohosomichi.net/ten030yumotodaihiroba.html
+++++
十一面観世音と塩泉
塩尾寺とその南を流れる塩谷川、現在は海沿いではないのに塩の名が付いています。
(太古は海だったところでしょう)
宝塚温泉物語 宝塚温泉関係年表
https://www.h-wakamizu.com/takarazuka/story/page07.html
貞応2年
塩尾寺縁起に、鳩ケ淵の川下の大柳の下からわき出す霊泉にて湯浴みをしたところ悪瘡が癒えたとの記録があるということです。
宝塚市 宝塚の民話・第1集の4
更新日 平成26年11月10日
塩尾寺と宝塚温泉(えんぺいじとたからづかおんせん)
http://www.city.takarazuka.hyogo.jp/s/kyoiku/rekishi/1002663/1003704.html
鳩ヶ淵の柳の下を掘ると塩泉が出たということです。
これらの話からも、古来、塩泉が湧いたようです。
中山寺、塩尾寺、どちらも十一面観世音を祀っています。
中山寺
http://www.nakayamadera.or.jp/top.html
http://www.nakayamadera.or.jp/history.html
甲子園大学から塩谷川の川沿いを下ってきて、橋を渡りますと、目の前に宝塚市広報板と小さい祠がある分岐があります。
市街地へはそのまま左手の道を下ればよいですが、縦走路のゴール、湯本台広場には、右手を進みます。
その祠が、武庫山塩尾寺、十一面観世音ということです。
宝塚は、塩と十一面観世音に縁が深いようです。
+++++
宝塚温泉の歴史と塩谷川
宝塚温泉 近代宝塚温泉の発見と黎明期 1
https://www.h-wakamizu.com/takarazuka/story/page02.html
紅葉谷時代のウィルキンソン・タンサン工場(作業場)の場所
2013年10月23日
http://wilkinson-tansan.com/archives/7317890.html
宝塚てくてく
川ものがたり vol.3 塩谷川
宝塚温泉 源泉の谷
https://takarazuka.mypl.net/mp/tekuteku/?sid=959
+++++
塩谷川沿い、紅葉ガ丘の住宅地は、新しい建物が多い様子でした。阪神淡路大震災の時の調査記録、研究の一端を拝見。
阪神・淡路大震災消防活動の記録
http://www.lib.kobe-u.ac.jp/directory/eqb/book/5-264/
http://www.lib.kobe-u.ac.jp/directory/eqb/book/5-264/pdf/16_chapter1_3.pdf
兵庫県南部地震により発生した六甲山系山腹崩壊メカニズムの一考察
https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/80249/1/a40b1p12.pdf
++++++++++
2018 年 1 月 4 日追記
この日の未明か、その前 12 月 31 日の深夜かに、芦屋側、ロックガーデン(中央稜 ?) を登った先で、滑落死亡事故があったそうです。合掌。
岡本側から風吹岩にかけての間は、何も騒がしい様子は聞こえてきませんでした。神戸新聞の報道では、発見は午前 4 時頃で、「現場は、人気スポット「芦屋ロックガーデン」に続く六甲山の登山コース」とありましたから、岩場の登りが終わった先すぐあたりだったのでしょうか。
2018/1/1 15:10神戸新聞NEXT
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201801/0010863421.shtml
トレイルラン中? 男子大学生が滑落死か 六甲山
コメント
この記録に関連する登山ルート

いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する