リベンジ　大佐飛山(百村山・黒滝山・剣先・古倉山・鴫内山)　[栃木100]

記録ID: 105110

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積雪期ピークハント／縦走

日光・那須・筑波

リベンジ　大佐飛山(百村山・黒滝山・剣先・古倉山・鴫内山)　[栃木100]

2011年04月07日(木) [日帰り]

栃木県

Yoshi3

GPS: 16:01
距離: 23.3km
登り: 1,799m
下り: 1,800m

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コースタイム

4月6日(水)
自宅10:00⇒<マイカー>⇒つくば・筑西・真岡・矢板・板室⇒
14:30(板室温泉・健康のゆグリーングリーン\500-

)16:00⇒16:30送電鉄塔管理道入口・上水施設脇スペース

　　(車中泊)

4月7日(木)
出発1:25…送電線鉄塔2:05…黒滝山登山口(鉄梯子)2:25…尾根道2:40…百村山3:20…巻川林道分岐3:30…三石山1257m4:10…サル山1467m5:05…山藤山1588m6:00…黒滝山1754m[栃木100]7:00…西村山1775m7:35…大長山1806m9:00…10:30大佐飛山1908m[栃木100]

10:45…大長山11:55…西村山13:05…剣先1723m14:00…古倉山1650m14:35…鴫内山1413m15:40…下降点15:45…分岐点16:10…林道出合16:45…巻川橋17:15…17:25上水施設脇スペース

17:35⇒<マイカー>⇒18:05(板室温泉・健康のゆグリーングリーン\500-)18:40⇒19:40道の駅しおばら

　　(車中泊)

4月8日(金)
6:00⇒<マイカー>⇒矢板・真岡・筑西・つくば⇒10:30自宅

===================================
出発時刻/高度: 01:26 / 663m
到着時刻/高度: 17:27 / 661m
合計時間: 16時間1分
合計距離: 23.32km
最高点の標高: 1877m
最低点の標高: 635m
累積標高(上り): 1641m
累積標高(下り): 1640m
===================================

天候	4月7日(木)　薄曇り　時々晴れ
過去天気図（気象庁）	2011年04月の天気図
アクセス	利用交通機関：自家用車送電鉄塔管理道入口・上水施設脇スペースには数台の駐車は可能です。なお、トイレはありません。アクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	板室温泉・健康のゆグリーングリーン http://www.nscity-kosha.com/green2/ 大佐飛山山頂からドコモ携帯電話が利用できました。
ファイル	非公開 2011_04_06~08 大佐飛山～鴫内山　山行計画.pdf 山行計画書（更新時刻：2011/04/09 07:45）

写真

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ここへは木俣巻川林道で車で来ることはできます。
ですが、今時期は未だ林道に雪が残っている箇所がありますので、普通の車では通行ができません。
今回出発した送電線鉄塔管理道路入口の上水道施設からの出発が最良だと思います。

2011年04月07日 02:22撮影 by DMC-FT1, Panasonic

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4/7 2:22

ようやく尾根道に到着しました。
この黄色の標識は送電鉄塔管理道路の道標です。
ここまでは結構急斜面を
登って来ます。
ですが、南斜面なので残雪は
全くありませんでした。

2011年04月07日 02:38撮影 by DMC-FT1, Panasonic

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4/7 2:38

尾根道には未だ雪が多く残っていました。

2011年04月07日 02:51撮影 by DMC-FT1, Panasonic

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4/7 2:51

尾根道には未だ雪が多く残っていました。

三石山山頂。
まだ　暗いです。

2011年04月07日 04:10撮影 by DMC-FT1, Panasonic

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4/7 4:10

三石山山頂。
まだ　暗いです。

東の空がようやく茜色になってきました。

2011年04月07日 05:00撮影 by DMC-FT1, Panasonic

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4/7 5:00

東の空がようやく茜色になってきました。

サル山山頂。
ここで必要がなくなった
ヘッドライトをザックにしまいました。

2011年04月07日 05:05撮影 by DMC-FT1, Panasonic

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4/7 5:05

サル山山頂。
ここで必要がなくなった
ヘッドライトをザックにしまいました。

明るさが一層増してきました。

2011年04月07日 05:08撮影 by DMC-FT1, Panasonic

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4/7 5:08

明るさが一層増してきました。

朝陽が昇ってきました。
この瞬間が一番好きです。

2011年04月07日 05:23撮影 by DMC-FT1, Panasonic

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4/7 5:23

朝陽が昇ってきました。
この瞬間が一番好きです。

大木の周りは雪が融け始め
春が近づいています。

2011年04月07日 05:25撮影 by DMC-FT1, Panasonic

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4/7 5:25

大木の周りは雪が融け始め
春が近づいています。

山藤山山頂。

2011年04月07日 05:58撮影 by DMC-FT1, Panasonic

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4/7 5:58

山藤山山頂。

雲が薄く出て、一寸幻想的な
雰囲気となってきました。

2011年04月07日 06:41撮影 by DMC-FT1, Panasonic

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4/7 6:41

雲が薄く出て、一寸幻想的な
雰囲気となってきました。

那須連山がよく見えます。

2011年04月07日 06:49撮影 by DMC-FT1, Panasonic

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4/7 6:49

那須連山がよく見えます。

もうすぐ　黒滝山です。

2011年04月07日 06:50撮影 by DMC-FT1, Panasonic

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4/7 6:50

もうすぐ　黒滝山です。

黒滝山山頂。
この山は「栃木百名山」の
一ッです。

2011年04月07日 06:59撮影 by DMC-FT1, Panasonic

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4/7 6:59

黒滝山山頂。
この山は「栃木百名山」の
一ッです。

雪庇にはこのところの暖かさで誕生したツララがありました。

2011年04月07日 07:31撮影 by DMC-FT1, Panasonic

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4/7 7:31

雪庇にはこのところの暖かさで誕生したツララがありました。

西村山山頂。

2011年04月07日 07:35撮影 by DMC-FT1, Panasonic

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4/7 7:35

西村山山頂。

2011年04月07日 07:36撮影 by DMC-FT1, Panasonic

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4/7 7:36

だんだん温かくなってきたので、温度計を見たら、
なんとプラス6℃です。
この時は既にTシャツ1枚になっていました。

2011年04月07日 08:30撮影 by DMC-FT1, Panasonic

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4/7 8:30

だんだん温かくなってきたので、温度計を見たら、
なんとプラス6℃です。
この時は既にTシャツ1枚になっていました。

その結果　雪質は完全に腐ってきました。
特に樹林帯では踏み抜けが多くなってきましたので、ワカンを装着しました。

2011年04月07日 08:30撮影 by DMC-FT1, Panasonic

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4/7 8:30

その結果　雪質は完全に腐ってきました。
特に樹林帯では踏み抜けが多くなってきましたので、ワカンを装着しました。

2011年04月07日 08:32撮影 by DMC-FT1, Panasonic

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4/7 8:32

大長山山頂。
この山頂看板はリーダー養成で真夏に来たたとき設置したものらしいです。
恐らく相当タフな連中であったに違いないです。
というのは　西村山から奧は昨年の5月に来たとき、猛烈な
ヤブであったことを確認しているからです。

2011年04月07日 09:01撮影 by DMC-FT1, Panasonic

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4/7 9:01

この辺は気持ちのよい雪庇を歩きます。
踏み抜けは全くありません。

2011年04月07日 09:11撮影 by DMC-FT1, Panasonic

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4/7 9:11

この辺は気持ちのよい雪庇を歩きます。
踏み抜けは全くありません。

奧の山が目指す大佐飛山です。

2011年04月07日 09:13撮影 by DMC-FT1, Panasonic

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4/7 9:13

奧の山が目指す大佐飛山です。

日光男体山や白根山が見えてきました。
展望が良いところです。
この左には高原山、右側には会津駒ヶ岳が見えています。
そして反対側には那須連山と・・・・・

2011年04月07日 09:18撮影 by DMC-FT1, Panasonic

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4/7 9:18

この尾根伝いで右側の稜線を辿っていけば「大佐飛山」です。

2011年04月07日 09:38撮影 by DMC-FT1, Panasonic

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4/7 9:38

この尾根伝いで右側の稜線を辿っていけば「大佐飛山」です。

那須連山。

2011年04月07日 09:38撮影 by DMC-FT1, Panasonic

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4/7 9:38

那須連山。

男鹿山塊最高峰の大佐飛山。
この山は「栃木百名山」の
ひとつです。
ほぼ一年がかりで目的が
達成されました。

2011年04月07日 10:36撮影 by DMC-FT1, Panasonic

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4/7 10:36

男鹿山塊最高峰の大佐飛山。
この山は「栃木百名山」の
ひとつです。
ほぼ一年がかりで目的が
達成されました。

ワカンで歩くと意外と疲れるので、ここで脱ぐことにしました。
アイゼンは付けたままにしておきました。

2011年04月07日 10:42撮影 by DMC-FT1, Panasonic

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4/7 10:42

ワカンで歩くと意外と疲れるので、ここで脱ぐことにしました。
アイゼンは付けたままにしておきました。

西村山に戻ってきました。
ここから進路を剣先に向かって行きます。

2011年04月07日 13:03撮影 by DMC-FT1, Panasonic

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4/7 13:03

西村山に戻ってきました。
ここから進路を剣先に向かって行きます。

ここも気持ちのよい雪庇を左側に黒滝山を見ながら進みます。

2011年04月07日 13:18撮影 by DMC-FT1, Panasonic

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4/7 13:18

ここも気持ちのよい雪庇を左側に黒滝山を見ながら進みます。

振り返ると西村山か大長山が見えています。

2011年04月07日 13:23撮影 by DMC-FT1, Panasonic

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4/7 13:23

振り返ると西村山か大長山が見えています。

剣先は名前がその様子を現すように急勾配です。そしてヤブに雪が乗っかっているので、踏み抜けが多かったです。この結果、いくらかバテ気味となりました。これにより予定時間よりいくらか遅れが出ました。
ここから、そのままなだらかな東斜面を下り、それから南尾根に向かってトラバースをしました。
雪があるからできることです。

2011年04月07日 13:57撮影 by DMC-FT1, Panasonic

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4/7 13:57

剣先を振り返る。
一寸キツイ山でした。
気温が意外と温かいため
雪で靴が常に濡れた状態になり、靴の中がグチョグチョになりました。
この靴の防水効果がなくなっているようです。
ペースが一層遅くなりました。

2011年04月07日 14:27撮影 by DMC-FT1, Panasonic

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4/7 14:27

古倉山山頂。
この老木が何とも言えない
シンボルではないでしょうか・・・・・

2011年04月07日 14:32撮影 by DMC-FT1, Panasonic

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4/7 14:32

古倉山山頂。
この老木が何とも言えない
シンボルではないでしょうか・・・・・

それでもなんとか鴫内山まで来ました。
ここで目標を立てました。
それは「明るい内に林道に出る」ということです。

2011年04月07日 15:36撮影 by DMC-FT1, Panasonic

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4/7 15:36

それでもなんとか鴫内山まで来ました。
ここで目標を立てました。
それは「明るい内に林道に出る」ということです。

ここが下降地点です。
目印の赤テープが教えてくれました。
樹林帯でしたので、このトラロープには大いに助かりました。
この斜面は北向のため雪が多く残っていて、約40～50cmありました。
正直これは想定外でした。
踏み跡はもちろん全くありませんでした。

2011年04月07日 15:45撮影 by DMC-FT1, Panasonic

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4/7 15:45

分岐点に出ました。
ここから約20分で林道に出るとのこと。(当然この時間は無雪期の話です。)
この調子で下山すれば、時間的には、昨日と同じ「板室温泉に入る」ことができます。
その最終受付時間は18時30分です。
これがここでの目標となりました。

2011年04月07日 16:07撮影 by DMC-FT1, Panasonic

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4/7 16:07

また、急斜面にはトラロープがありました。

2011年04月07日 16:34撮影 by DMC-FT1, Panasonic

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4/7 16:34

また、急斜面にはトラロープがありました。

16時45分、遂に林道に出ました。
予定通り、下山後に温泉に入ることができました。

2011年04月07日 16:46撮影 by DMC-FT1, Panasonic

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4/7 16:46

16時45分、遂に林道に出ました。
予定通り、下山後に温泉に入ることができました。

撮影機器：

DMC-FT1 Panasonic

感想

Yoshi3

今回の大佐飛山は再挑戦するために、少しばかりの準備をしました。

①昨年の5月18日の黒滝山～西村山～行けるところまで(下調べ)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-64918.html

②登山口下調べ12月23日
 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-91834.html

大佐飛山は長旅になるため、且つエスケープ・ルートがないと言うことで、
天候が安定して、風がないときの残雪期に行くしかないと判断した次第です。
さらに、欲張って、ピストンではなく鴫内山経由で下山するルートを設定しました。

遂に、待ちに待ったときが来ました。
4月に入ったとたんに大陸性の高気圧がどっぷりと日本列島を被い絶好のチャンスが巡ってきました。
これで最大リスクとなる気象条件が見方をしてくれたわけです。
ですが、この時期で標高1900m近い山を20Km以上を歩かなければなりません。
昔若かった人にはキツイですが、何が起こるか分かりませんので、久しぶりに完全な冬山装備としました。

最後に　今回の山行は自分の限界に挑戦したという　達成感がありました!