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Yamareco

記録ID: 901908
全員に公開
アルパインクライミング
八ヶ岳・蓼科

横岳西壁 大同心北西稜〜硫黄岳 / 大同心正面壁 雲稜

2016年06月18日(土) 〜 2016年06月19日(日)
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
30:17
距離
18.2km
登り
2,600m
下り
2,587m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:09
休憩
5:15
合計
9:24
距離 10.9km 登り 1,756m 下り 1,219m
6:28
5
6:33
38
7:11
7:17
45
8:02
8:41
4
9:41
13:48
15
14:03
14:04
13
14:17
14:18
17
14:35
14:49
15
15:04
15:05
40
15:45
2
15:52
2日目
山行
2:49
休憩
4:49
合計
7:38
距離 7.3km 登り 844m 下り 1,384m
5:01
5
6:12
10:25
40
11:09
11:42
29
12:11
12:12
23
12:35
4
12:39
天候 1日目:晴れ、2日目:曇り〜12時頃から小雨
過去天気図(気象庁) 2016年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央道小淵沢ICより美濃戸へ
6時手前に美濃戸に着くも、赤岳山荘の駐車場は満杯、やまのこ村の駐車場も満杯で、ジムニーなら停めれそうな駐車枠外に案内してもらい駐車。
コース状況/
危険箇所等
大同心稜は、急登かつ土がグチャグチャで滑りやすいところがあるので注意。バリエーションとはいえ、一般登山道並の踏み跡があるので迷いにくい。大同心の頭〜横岳の横の稜線までも明瞭。
その他周辺情報 J&N
http://j-and-n.jp/
ハンバーグ1500円、お風呂350円! 奥様が美人!
駐車場は満杯、梅雨なのに週末晴れたので集中した模様?
2016年06月18日 06:25撮影 by  SC-02G, samsung
6/18 6:25
駐車場は満杯、梅雨なのに週末晴れたので集中した模様?
2泊以上は、駐車場の予約が出来る模様?
2016年06月18日 06:26撮影 by  SC-02G, samsung
6/18 6:26
2泊以上は、駐車場の予約が出来る模様?
いつもの半分のところで休憩
2016年06月18日 07:10撮影 by  SC-02G, samsung
6/18 7:10
いつもの半分のところで休憩
我々のテント
2016年06月18日 08:30撮影 by  SC-02G, samsung
6/18 8:30
我々のテント
赤岳鉱泉
2016年06月18日 08:30撮影 by  SC-02G, samsung
6/18 8:30
赤岳鉱泉
アイスキャンデーの残骸、まだ雪が…
2016年06月18日 08:31撮影 by  SC-02G, samsung
6/18 8:31
アイスキャンデーの残骸、まだ雪が…
大同心沢を渡り、大同心稜へ
2016年06月18日 08:47撮影 by  SC-02G, samsung
6/18 8:47
大同心沢を渡り、大同心稜へ
今日は暑い!
2016年06月18日 09:08撮影 by  SC-02G, samsung
6/18 9:08
今日は暑い!
2016年06月18日 09:08撮影 by  SC-02G, samsung
6/18 9:08
2016年06月18日 09:19撮影 by  SC-02G, samsung
6/18 9:19
少しずつ見えてきた
2016年06月18日 09:24撮影 by  SC-02G, samsung
6/18 9:24
少しずつ見えてきた
2016年06月18日 09:26撮影 by  SC-02G, samsung
6/18 9:26
2016年06月18日 09:28撮影 by  SC-02G, samsung
6/18 9:28
2016年06月18日 09:28撮影 by  SC-02G, samsung
6/18 9:28
大同心稜最後のテラスのだいぶ前にハンガー1個、
2016年06月18日 09:30撮影 by  SC-02G, samsung
6/18 9:30
大同心稜最後のテラスのだいぶ前にハンガー1個、
2016年06月18日 09:33撮影 by  SC-02G, samsung
6/18 9:33
2016年06月18日 09:36撮影 by  SC-02G, samsung
6/18 9:36
踏み跡があるが怖い。
2016年06月18日 10:00撮影 by  SC-02G, samsung
6/18 10:00
踏み跡があるが怖い。
雲稜やってる
2016年06月18日 10:00撮影 by  SC-02G, samsung
2
6/18 10:00
雲稜やってる
北西稜側に回り込む
2016年06月18日 10:11撮影 by  SC-02G, samsung
1
6/18 10:11
北西稜側に回り込む
明確なビレイ点が無かったので木で
2016年06月18日 10:13撮影 by  SC-02G, samsung
6/18 10:13
明確なビレイ点が無かったので木で
北西稜1P目
2016年06月18日 10:31撮影 by  SC-02G, samsung
6/18 10:31
北西稜1P目
2P目はほぼ歩き
2016年06月18日 10:52撮影 by  SC-02G, samsung
6/18 10:52
2P目はほぼ歩き
何処を登るか迷う
2016年06月18日 10:52撮影 by  SC-02G, samsung
6/18 10:52
何処を登るか迷う
2016年06月18日 10:52撮影 by  SC-02G, samsung
6/18 10:52
2P目でここの凹角だけロープ出した
2016年06月18日 11:23撮影 by  SC-02G, samsung
6/18 11:23
2P目でここの凹角だけロープ出した
リッジ上に支点がいくつかある
2016年06月18日 11:24撮影 by  SC-02G, samsung
6/18 11:24
リッジ上に支点がいくつかある
意外と壁がたっている
2016年06月18日 11:24撮影 by  SC-02G, samsung
6/18 11:24
意外と壁がたっている
2P目終了点
2016年06月18日 11:35撮影 by  SC-02G, samsung
6/18 11:35
2P目終了点
3P目、イヤラシイし少し難しい。
2016年06月18日 11:37撮影 by  SC-02G, samsung
6/18 11:37
3P目、イヤラシイし少し難しい。
3P目終了点
2016年06月18日 11:56撮影 by  SC-02G, samsung
6/18 11:56
3P目終了点
3P目終了点から下を望む
2016年06月18日 11:56撮影 by  SC-02G, samsung
6/18 11:56
3P目終了点から下を望む
硫黄岳が良く見える
2016年06月18日 12:09撮影 by  SC-02G, samsung
6/18 12:09
硫黄岳が良く見える
阿弥陀岳も良く見える
2016年06月18日 12:10撮影 by  SC-02G, samsung
6/18 12:10
阿弥陀岳も良く見える
4P目の正面フェースに回り込むがよく判らず、灌木で切り、5P目リードするも藪の手前(ここ)でピッチを切る。5〜6P目までは雪稜なので多分あってる。
2016年06月18日 12:44撮影 by  SC-02G, samsung
6/18 12:44
4P目の正面フェースに回り込むがよく判らず、灌木で切り、5P目リードするも藪の手前(ここ)でピッチを切る。5〜6P目までは雪稜なので多分あってる。
6P目、藪の中をドーム基部まで伸ばす。7P目、ドームは余裕が無く写真無し…
2016年06月18日 12:44撮影 by  SC-02G, samsung
1
6/18 12:44
6P目、藪の中をドーム基部まで伸ばす。7P目、ドームは余裕が無く写真無し…
稜線に抜けるのでザックを持って上がってきた。
2016年06月18日 13:23撮影 by  SC-02G, samsung
2
6/18 13:23
稜線に抜けるのでザックを持って上がってきた。
大同心の頭から硫黄岳方面
2016年06月18日 13:23撮影 by  SC-02G, samsung
6/18 13:23
大同心の頭から硫黄岳方面
大同心の頭から横岳方面
2016年06月18日 13:23撮影 by  SC-02G, samsung
6/18 13:23
大同心の頭から横岳方面
大同心の頭から赤岳方面
2016年06月18日 13:24撮影 by  SC-02G, samsung
1
6/18 13:24
大同心の頭から赤岳方面
大同心の頭から硫黄岳方面
2016年06月18日 13:24撮影 by  SC-02G, samsung
1
6/18 13:24
大同心の頭から硫黄岳方面
稜線上から大同心の頭を望む
2016年06月18日 13:57撮影 by  SC-02G, samsung
6/18 13:57
稜線上から大同心の頭を望む
2016年06月18日 13:57撮影 by  SC-02G, samsung
6/18 13:57
2016年06月18日 13:57撮影 by  SC-02G, samsung
6/18 13:57
大同心
2016年06月18日 14:00撮影 by  SC-02G, samsung
1
6/18 14:00
大同心
2016年06月18日 14:00撮影 by  SC-02G, samsung
6/18 14:00
大同心、雪が残ってる
2016年06月18日 14:06撮影 by  SC-02G, samsung
6/18 14:06
大同心、雪が残ってる
硫黄岳てっぺん
2016年06月18日 14:34撮影 by  SC-02G, samsung
6/18 14:34
硫黄岳てっぺん
硫黄岳〜赤岳、良く見える!
2016年06月18日 14:35撮影 by  SC-02G, samsung
1
6/18 14:35
硫黄岳〜赤岳、良く見える!
編笠〜権現もよく見える!!
2016年06月18日 14:35撮影 by  SC-02G, samsung
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6/18 14:35
編笠〜権現もよく見える!!
天狗岳や蓼科も良く見える!!!
2016年06月18日 14:35撮影 by  SC-02G, samsung
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6/18 14:35
天狗岳や蓼科も良く見える!!!
硫黄岳の火口1
2016年06月18日 14:35撮影 by  SC-02G, samsung
6/18 14:35
硫黄岳の火口1
硫黄岳の火口2
2016年06月18日 14:36撮影 by  SC-02G, samsung
6/18 14:36
硫黄岳の火口2
2016年06月18日 15:02撮影 by  SC-02G, samsung
6/18 15:02
登ってきた北西稜が良く見える
2016年06月18日 15:02撮影 by  SC-02G, samsung
6/18 15:02
登ってきた北西稜が良く見える
硫黄岳の帰りは慣れたもんです。
2016年06月18日 15:38撮影 by  SC-02G, samsung
6/18 15:38
硫黄岳の帰りは慣れたもんです。
うお人がいっぱい(迷い人)
2016年06月19日 05:55撮影 by  SC-02G, samsung
6/19 5:55
うお人がいっぱい(迷い人)
150mとは思えない迫力
2016年06月19日 05:55撮影 by  SC-02G, samsung
6/19 5:55
150mとは思えない迫力
雲稜ルート基部
2016年06月19日 06:20撮影 by  SC-02G, samsung
6/19 6:20
雲稜ルート基部
1P目、小ハングが難しい
2016年06月19日 06:40撮影 by  SC-02G, samsung
6/19 6:40
1P目、小ハングが難しい
2P目終了点。小ハングが辛い…完全に前傾…度胸1発。
2016年06月19日 07:29撮影 by  SC-02G, samsung
6/19 7:29
2P目終了点。小ハングが辛い…完全に前傾…度胸1発。
3P目、ピナクルを目指す。
2016年06月19日 07:31撮影 by  SC-02G, samsung
6/19 7:31
3P目、ピナクルを目指す。
4P目基本的に、80〜105度くらいの壁が続く
2016年06月19日 07:31撮影 by  SC-02G, samsung
6/19 7:31
4P目基本的に、80〜105度くらいの壁が続く
4P目終了点、もう少し手前にもあるが支点が銀ボルトじゃない。もう少し先にドーム基部のアンカーがあるが、初見でそこが判らなかったし、ロープも重たいのでここで。
2016年06月19日 08:25撮影 by  SC-02G, samsung
6/19 8:25
4P目終了点、もう少し手前にもあるが支点が銀ボルトじゃない。もう少し先にドーム基部のアンカーがあるが、初見でそこが判らなかったし、ロープも重たいのでここで。
5P目、10〜15mトラバースしてもらって、ドーム基部へ。イナバウアー体勢のトラバースが怖い。6P目、核心のドームは写真撮る余裕無し。
2016年06月19日 09:21撮影 by  SC-02G, samsung
6/19 9:21
5P目、10〜15mトラバースしてもらって、ドーム基部へ。イナバウアー体勢のトラバースが怖い。6P目、核心のドームは写真撮る余裕無し。
6P終了点から、ドームを南稜やや東寄りに懸垂して、踏み跡をたどる。ここも登って稜線に出れるらしい…
2016年06月19日 09:57撮影 by  SC-02G, samsung
6/19 9:57
6P終了点から、ドームを南稜やや東寄りに懸垂して、踏み跡をたどる。ここも登って稜線に出れるらしい…
懸垂下降するとここらへんに降りる
2016年06月19日 09:57撮影 by  SC-02G, samsung
6/19 9:57
懸垂下降するとここらへんに降りる
ドーム核心、ハングののっこしが最大の核心
2016年06月19日 09:57撮影 by  SC-02G, samsung
6/19 9:57
ドーム核心、ハングののっこしが最大の核心
大同心稜に戻る道
2016年06月19日 09:57撮影 by  SC-02G, samsung
6/19 9:57
大同心稜に戻る道
大同心南稜の基部
2016年06月19日 10:07撮影 by  SC-02G, samsung
6/19 10:07
大同心南稜の基部
小同心に向かうパーティ
2016年06月19日 10:07撮影 by  SC-02G, samsung
1
6/19 10:07
小同心に向かうパーティ
2日間お世話になりました…
2016年06月19日 10:17撮影 by  SC-02G, samsung
6/19 10:17
2日間お世話になりました…
大同心沢への分岐
2016年06月19日 11:06撮影 by  SC-02G, samsung
6/19 11:06
大同心沢への分岐
ここからモリゾー写真館 
正面壁迫力あるね
2016年06月18日 09:41撮影 by  iPhone 6, Apple
6/18 9:41
ここからモリゾー写真館 
正面壁迫力あるね
雲陵が時間かかりそうだったので北西稜へ 取付
2016年06月18日 10:10撮影 by  iPhone 6, Apple
6/18 10:10
雲陵が時間かかりそうだったので北西稜へ 取付
1p目をフォローで登るモーリー
2016年06月18日 10:45撮影 by  iPhone 6, Apple
6/18 10:45
1p目をフォローで登るモーリー
1p終了からの眺め。いつか裏同心からこの沢を詰めて稜線へ抜けてみたいな
2016年06月18日 10:52撮影 by  iPhone 6, Apple
6/18 10:52
1p終了からの眺め。いつか裏同心からこの沢を詰めて稜線へ抜けてみたいな
3p目をリードするモーリー 個人的にはここのピッチが確信だった
2016年06月18日 11:43撮影 by  iPhone 6, Apple
6/18 11:43
3p目をリードするモーリー 個人的にはここのピッチが確信だった
4p目終了点から
2016年06月18日 12:13撮影 by  iPhone 6, Apple
6/18 12:13
4p目終了点から
2016年06月18日 12:24撮影 by  iPhone 6, Apple
6/18 12:24
最終ピッチをリードするモーリー
2016年06月18日 13:04撮影 by  iPhone 6, Apple
6/18 13:04
最終ピッチをリードするモーリー
2日目 曇ってる&風ですげー寒かった・・
2016年06月19日 05:58撮影 by  iPhone 6, Apple
6/19 5:58
2日目 曇ってる&風ですげー寒かった・・
取り付きから やべー被ってる
2016年06月19日 06:16撮影 by  iPhone 6, Apple
6/19 6:16
取り付きから やべー被ってる
1p目をフォローで登るモーリー
2016年06月19日 06:56撮影 by  iPhone 6, Apple
6/19 6:56
1p目をフォローで登るモーリー
2p目をリードするモーリー
2016年06月19日 07:13撮影 by  iPhone 6, Apple
6/19 7:13
2p目をリードするモーリー
3p目をフォローで登るモーリー
2016年06月19日 07:57撮影 by  iPhone 6, Apple
6/19 7:57
3p目をフォローで登るモーリー
4p目をリードで登るモーリー
2016年06月19日 08:12撮影 by  iPhone 6, Apple
6/19 8:12
4p目をリードで登るモーリー
大同心の肩のトラバース
2016年06月19日 08:35撮影 by  iPhone 6, Apple
6/19 8:35
大同心の肩のトラバース
ドームをリードするモーリー
2016年06月19日 09:01撮影 by  iPhone 6, Apple
6/19 9:01
ドームをリードするモーリー
撮影機器:

感想

「初パートナー」

前々から行きたかった両ルート。
今回のパートナーはモーリー。彼とは初本ちゃん。
私がパートナーを選ぶ基本は性格と言うか気が合う人。
一緒にいて楽な人、楽しい人。が基本的にあって。
その他に彼は私より登攀力があり、他会の人と本チャンに行っていて、私が知らない経験をしている。カモレコの記録を見ても分かる通り、分析力があり良く勉強している。等々。あとシモい笑

以前、三つ峠でセルフレスキュートレで初めて彼と一緒の山行になったと思うんだけど、その時から彼とどこかへ行きたいな。と思わせるキャラ!?を持っていた。


「初日 北西稜」
多分、八ヶ岳のバリルートの殆どが冬に行くルートだと思う。特にこのルート。冬の下見も兼ね無雪期に行って見た。
2p目と5p目で迷ったけど、基本稜線上を登ればOK。
基本的に1p目と最終ピッチ以外は脆い。自分的にこの2つのピッチ以外は登ってて
気持ち良くなかった。
確か途中でモーリーが「基本バリなんてこんなもんすよ」的なことを言ってたのが心強い。私はここまで酷いルートをあまり経験したことがなかったので怖かった。
全体的にランナーが取れる残置は少なかったけど(カム必須)、ここで欲しい!っていう時にペツルのボルトが表れる。終了点も基本整備されているので、どのピッチからでも敗退可能。

1p 私リード
草付から凹角をステミングで登る。途中足が吊って、ここで敗退か!?と
思った笑 アミノ酸飲んで復活!

2p 私リード
ここで迷った。基本右の稜線へ行けばいいのだ。
上部が脆いので途中からスタカット。

3p モーリーリード
私的にここのピッチは脆すぎて核心でした。
途中ランナウトしているし、フォローで登っていても怖かった。

4p 私リード
凹角を過ぎた後、さらに先の灌木でピッチを切る。
トポを見ると5p目は正面壁へ回るらしいが・・どうも登り過ぎた様子。

5p~6pは灌木帯

7p モーリーリード
出だしから被りのクラック。足もあるし手もあったので、それほど難しいと感じずに
抜けれた。が、冬だとグローブはめてホールドが掴めるか怪しい・・
またペツルがクラックの所にあったので最悪それでA0出来そう。

大同心の頭まで登ると、モーリーが肩絡みでお出迎え。
それを見て、おっ!ここはフォローでも絶対落ちちゃいけないピッチだったのね!
と思った笑

天気が良かったので、そのまま稜線へ出て硫黄岳のピークを踏んで鉱泉へ帰宅。


「2日目 雲陵」
去年南陵とドームを登っていて、来年ここ登りたいなあと思っいた。
取り付きから壁を見上げると、被ってるなーと言うのが第一印象。あと思った以上に
凸凹していて登りやすそうだと思った。

1p 私リード
ボルトが要所要所に出てきて安心。北西稜に比べて岩が安定している。
薄被りのハングを超え、目の前の終了点ではなく、右上気味に上がるとペツルの終了点が。

2p モーリーリード
出だしから5mくらいするとカンテ状の岩が。ここが核心。
が、核心の手前でホールドがなく痛恨のA0。後で聞いたらアンダーで掴む所があったみたい。核心はこれしかないだろ!と言うホールドを取りに行くワンムーブで超える。って言っても下からモーリーの登りを見ていたので真似した笑


3p 私リード
草付と脆い岩。ここが一番脆い。と言っても昨日の北西稜から比べると安定している。右上のピナクルを目指す。

4p モーリーリード
凹角から大同心ドームの基部へ右上。
凹角を登るモーリー。スリングを伸ばしてランナーを取っている。ドームの基部でトラバースすることも考えた取り方を見ていて感心する。

5p 私リード
ドーム基部のトラバース

6p モーリーリード
前回リードした時(空身)と同じ箇所でA0。
今回フォローで登ったんだけど、ザックを背負って登ったからか!?
また寒すぎて手がかじかんだせいか、今回の方がパンプして疲れた。


今回思ったこと。モーリーは粘っこい。粘って粘ってホールドを見つけて突破する
力がある。それに比べ私はすぐ諦めA0で突破してしまう。
もっとモーリーを見習らわなきゃなあと思った山行でした。
また行きましょう!!

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無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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