初冬の金峰山 日本晴れと大展望の一日(遠征3日)

- GPS
- 09:41
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 965m
- 下り
- 1,240m
コースタイム
- 山行
- 7:32
- 休憩
- 2:17
- 合計
- 9:49
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
写真
感想
前日までの瑞牆山行を終え、富士見平キャンプ場で一夜を過ごし、翌朝は金峰山へ向かった。夜明け前は冷え込んだ。初冬の金峰山らしい一日の始まりとなった。
キャンプ場を出発し、樹林帯の登山道を進む。
途中、鷹見岩に立ち寄る。この日は空気が非常に澄んでおり、岩の上からは昨日登った瑞牆山・アルプス方面まで見渡せる大展望が広がっていた。朝の光の中で見る山並みは輪郭がはっきりしており、この日の好天を確信する景色だった。
鷹見岩を後にし、再び樹林帯へ。
その後、大日岩へと向かい、金峰山本体の登りに入っていく。
シラビソの森は静かで、足元にはところどころ新雪が残る。雪の量は多すぎず、歩行には支障のないコンディションだった。
大日岩を過ぎ、標高を上げるにつれて視界が少しずつ開けてくる。
砂払ノ頭付近からは一気に展望が広がり、富士山が正面に姿を現す。
ここから先は、金峰山らしい岩稜歩きが続く。
稜線上は岩がちな道が多く、慎重に足を運びながら進行。
振り返れば、瑞牆山、八ヶ岳、奥秩父の山々が連なり、遠くには南アルプスや北アルプスまで見渡せた。日本列島が高気圧に覆われたこの日は、雲がほとんどなく、まさに日本晴れの一日だった。
五丈岩の迫力ある姿が近づくと、山頂は目前。
金峰山山頂では、360度の大展望が広がり、富士山、南アルプス、中央アルプス、御嶽山、八ヶ岳、北アルプス、上信越、奥日光方面まで確認できた。どの方向を見ても山が重なり合い、初冬ならではの澄んだ空気がその景色を際立たせていた。
山頂ではしばらく景色を楽しみ、写真撮影。
居合わせた登山者同士で声を掛け合い、記念撮影をする場面もあり、穏やかな雰囲気の山頂だった。
下山は同ルートを戻る。ウルトラマンのお面があったの忘れ、途中で撮影。
午後になると中腹には少しずつ雲が上がり始め、登りとは違った表情の景色を楽しみながら下る。足元に注意しつつも、全体的にはスムーズな下山となった。
富士見平キャンプ場に戻り、テントを撤収。
その後は下山後のお楽しみとして、お土産屋に立ち寄り、温泉で汗を流す。仕上げは街の食堂で焼き肉丼の大盛。山で使った分のエネルギーをしっかり補給し、今回の遠征を締めくくった。
初冬の金峰山は、天候と展望に恵まれ、記憶に残る一日となった。
下山後
金峰山を下山後は、そのまま帰路につかず、登山口近くのお土産屋に立ち寄る。
山の余韻が残る中で、地元の品を眺める時間もまた楽しい。
その後、温泉で汗を流し、仕上げは街の食堂へ。
注文したのは焼き肉丼の大盛。
山で使った分のエネルギーを、遠慮なく取り戻す。
静かな満足感とともに、今回の山行は無事に締めくくられた。
※別編 スマートウォッチと心拍の所見(岩)
今回の山行では、岩波のみスマートウォッチを装着し、行動中の心拍数を参考として確認した。
登りでは一時的に心拍が上がる場面もあったが、一定時間歩行を続けると自然に落ち着き、呼吸と歩調が整っていくのが分かった。
休憩を挟むことで心拍は速やかに安定し、その後の行動にも余裕が生まれた。
一方、ヒトリはデーターをうまく保存できなかったため、数値としての心拍データは残っていない。
しかし、瑞牆山から金峰山にかけて雪の多い状況にもかかわらず、終始動きは軽く、岩場や稜線でも余裕のある行動が目立った。
実際の様子を見る限り、体力的な負荷は十分にコントロールされていたと感じられた。
数値がなくても、動き・表情・行動の安定感から、その状態は読み取れる。
今回は、心拍数の記録と実際の行動観察が一致した山行だった。
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那須の岩太郎



















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