比叡山(大比叡) 坂本発八瀬駅着

- GPS
- 04:12
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 720m
- 下り
- 752m
コースタイム
- 山行
- 4:10
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 5:03
| 天候 | 絶好調の晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
登りは無茶苦茶明瞭。下りの比叡山人口スキー場からは滅茶苦茶不明瞭。特に分岐てんがわからず、そこでウロウロ5往復ぐらいした。ロープが貼ってある後ろ、大きな岩に生えた木が倒れている後ろの辺りによく見ると、テープがある。 |
写真
感想
紅葉、世界文化遺産、そして登山と今回は欲張った計画に胸を膨らませての山行。車を止めて、いきなりの景色にこころ高鳴る。
そもそも、この計画は初夏の頃に思いついた。そして短い秋になり、各地の紅葉の様子が報道される度、比叡山が気になりソワソワ、ワクワク。天気予報を睨みなつつ、比叡山の紅葉の状態をネットで検索する。そしていよいよこの比叡山に臨んだ。
この登りのルートは舗装道がなくなるまでは、参道なのか紅葉たっぷり。しかし、それが終わると道幅は広く、少し急なのだが林道ウォーキングって感じの登りが続く。少し物足らなさを感じる。ただ、流石は千二百年も前からある天台宗の総本山。それなりの雰囲気を感じる。お寺の鐘を聴きながらの登山もオツなもの。体験できるのはここだけだろう。平安時代から度々歴史に登場するこの地を踏み締め、同じ道を歩んでいるかも知れないな、と思うと少しばかりの嬉しさも感じた。
西山峠分岐がわからなかった。そこを見つけるのに幾度となく往復させられた。こんなに苦労することはまずもってない。降り始めるも不明瞭で、もう引き返そうかと思案。その最中に道間違えた、と言って谷から上がって来た人に遭遇した。立ち話をすると3回目ぐらいだという。その男性が言うには、もうここからは迷うことはない。突き当たりにお地蔵さんがあるから、それを左で八瀬駅。その言葉を信じて進んで行った。途中で中高生ぐらいの5、6人とすれ違いそれを確信し、そして安堵した。
登山ではないのだが、五年くらい前だったであろうか、年末にここを訪れたことがあった。根本中堂を後にロープウェイの駅に向かった途端、前から首にカメラを掛け、大きな荷物を引き摺りつつ手を振って駆けてくる青年がいた。シンガポール人だと言うその男性は、この先1人だと不安なので一緒に行って欲しいと言う。確かにその時は、積雪もそこそこあって自分も躊躇したぐらいだった。まして雪のない国からでは不安もあったろう。中国人とのハーフであるその青年と、八瀬駅までおしゃべりしながら行ったのは良い思い出である。
八瀬駅では紅葉祭りみたいなものが模様されていた。もみじの小径?なるものがあってたくさんの綺麗に色づいた紅葉、その下にはこれまたたくさんの観光客。そのうちの半分以上は外国人と思われる。さすが国際観光都市京都。でも、もう京都には行く気になれないのは私だけか。
昭和の中期の人間が初めてガオパオライスに挑んでみた。興味本意で注文したがただお腹が膨れただけだった。若い子には美味しいものなのかな?そういえばキッチンカーも初めてのような?気力も体力も感覚も化石化が進行しているような。
ケーブル延暦寺駅から望む紅葉と琵琶湖。こころ奪われてしまう。わざと一本遅らせて暫し無の心理で眺める。二度とこんな素晴らしい眺めには出くわさないだろう。
いい旅、いい登山だった。一つ残念だったのは、前日に大津で食べた麻婆豆腐。気絶するくらいまずかった。
紅葉前線のあとを追っかけるようにして、雪の便り聞かれるようになった。これからは、行ける山も段々と少なくなっていくだろう。私の経験、知識(この二つはゼロ)と装備では雪山は無理。でも、観てみたい。キラキラと輝く白銀の世界を。
ヤマレコ爺











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