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Yamareco

記録ID: 8951921
全員に公開
ハイキング
日光・那須・筑波

流石山・大倉山・三倉山

2025年11月16日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 福島県 栃木県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:57
距離
19.7km
登り
1,222m
下り
1,223m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:19
休憩
0:29
合計
7:48
距離 19.7km 登り 1,222m 下り 1,223m
7:12
42
7:54
7:55
8
8:18
23
8:41
8:42
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9:44
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10:22
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11:15
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11:29
11:37
13
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12:21
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13:16
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11
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30
15:02
15:05
0
15:06
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2025年11月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
【アクセス】
[2025年11月16日現在]
●Googlemap→日暮の滝観瀑台を目的地に
●日暮の滝観瀑台から先の林道は通行止め
●バリケードの横を抜け、ヨロイ沢橋手前の駐車場まで車で行ってる方もいましたが、私のレポを読んでいただいている賢明な方は日暮の滝観瀑台の駐車場から歩くと思います

【駐車場】
●日暮の滝観瀑台駐車場を利用(無料)
●日暮の滝観瀑台駐車場は4台程度駐車可能
●通行止で林道終点地点なので駐車場以外にも数台停めるスペースあり
●7時の時点で3台駐車してました

【天候】
●登山口で気温2度
●快晴
●微風

【トイレ情報】
●日暮の滝観瀑台駐車場周辺にトイレなし
●約3キロ手前の観音沼森林公園にトイレあり

【携帯電波状況】キャリア:au
●登山口・林道とも圏外
●大峠付近、稜線、山頂までは電波あり

【登山道状況】
[日暮れ滝観瀑台~林道大峠線終点]
●歩き始め2.5キロ程度まで舗装路、その後砂利道になる
●緩やかな登り

[林道大峠線終点~大峠]
●林道大峠線の終点から登山道に入る
●緩やかの登り

【大峠~流石山】
●稜線に出るまで今回歩いたルートの中で一番の急登。
●大峠から積雪が多くなり、深いところで30~50センチ程度の積雪だが、ある程度締まっているのでツボ足で大丈夫でした
●笹の上に雪が乗ってるので少し踏み抜きあり
●振り返ると那須岳・三本槍岳・旭岳などの眺望を楽しめる。
●稜線に上がると積雪5センチ~10センチ

【流石山~大倉山~三倉山】
●ツボ足でオッケー
●稜線は積雪5センチ~10センチ
●それほどアップダウンなし
●極上の稜線歩き

【水場】
●なし

【温泉】
●弥五島温泉 郷の湯
●330円
●午前10時00分~午後8時30分
https://www.aizu-concierge.com/spot/997/


【備忘録】
★レイヤリング・装備
・tops: finetrack drylayer+ merinowool shirt long
・ミドルレイヤー:TNF ハーフジップ
・Patagonia R1フーデイ(全行程着用)
・レインウェア:TNF crime right JKT(未着用)
・pants: workman ジョガーズパンツ
・靴下:アイスブレーカー ハイクライト
・靴:TNF Vectiv Fastpack Mid FUTURELIGHT
・TNF fp25
※TNFライトダウン未着用
日暮の滝観瀑台駐車場に停めさせていただきます
僕の前に3台駐車してました
日暮の滝観瀑台駐車場に停めさせていただきます
僕の前に3台駐車してました
日暮の滝観瀑台駐車場で通行止めのバリケードがあります
2025年11月16日 07:09撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
11/16 7:09
日暮の滝観瀑台駐車場で通行止めのバリケードがあります
歩き始めて2.5キロまで舗装路を歩きます
九十九折りの道路をショートカットし、ふとカメラがないことに気づく…
ショートカットして斜面を歩いてる時にストラップが切れ、カメラを落としたらしく、少し探して見つけるが焦る
2025年11月16日 07:23撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
11/16 7:23
歩き始めて2.5キロまで舗装路を歩きます
九十九折りの道路をショートカットし、ふとカメラがないことに気づく…
ショートカットして斜面を歩いてる時にストラップが切れ、カメラを落としたらしく、少し探して見つけるが焦る
昔は中街道として、ここを歩く人もいたんでしょうね 
戊辰戦争時、この辺りで激しい戦闘があったようです。そんな歴史に想いを馳せて古道を歩きます
2025年11月16日 08:01撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
11/16 8:01
昔は中街道として、ここを歩く人もいたんでしょうね 
戊辰戦争時、この辺りで激しい戦闘があったようです。そんな歴史に想いを馳せて古道を歩きます
大峠到着!
ここから南へ向かうと三斗温泉、東へ行くと三本槍方面、西は流石山・大倉山・三倉山へ
2025年11月16日 08:41撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
11/16 8:41
大峠到着!
ここから南へ向かうと三斗温泉、東へ行くと三本槍方面、西は流石山・大倉山・三倉山へ
まずは流石山への急登を登ります
2025年11月16日 08:41撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
11/16 8:41
まずは流石山への急登を登ります
振り返ると三本槍岳方面への登山道が見える
2025年11月16日 08:48撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
11/16 8:48
振り返ると三本槍岳方面への登山道が見える
結構な急登な上、積雪がある
雪はある程度締まっていて、それほどズボラないのが救いです
2025年11月16日 09:07撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
11/16 9:07
結構な急登な上、積雪がある
雪はある程度締まっていて、それほどズボラないのが救いです
急登を登り、稜線に上がると後はなだらかな稜線歩き
2025年11月16日 09:24撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
11/16 9:24
急登を登り、稜線に上がると後はなだらかな稜線歩き
遠くに見える真っ白な飯豊連峰
眼下の山は綺麗に紅葉してます
2025年11月16日 09:25撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
11/16 9:25
遠くに見える真っ白な飯豊連峰
眼下の山は綺麗に紅葉してます
雪はありますが、沈下はくるぶしくらいです
2025年11月16日 09:31撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
11/16 9:31
雪はありますが、沈下はくるぶしくらいです
流石山山頂到着!
『ながれいしやま』と読みます
『さすがやま』ではありません
2025年11月16日 09:43撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
11/16 9:43
流石山山頂到着!
『ながれいしやま』と読みます
『さすがやま』ではありません
三倉山まで続く美しい稜線を歩きます
2025年11月16日 09:58撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
11/16 9:58
三倉山まで続く美しい稜線を歩きます
振り返ると裏那須の稜線と奥には那須連山
2025年11月16日 10:42撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
11/16 10:42
振り返ると裏那須の稜線と奥には那須連山
大倉山到着!
『おおくらやま』や『たいくらやま』と呼ばれているそうです
僕は会津生まれなので『たいくらやま』と呼ぼうと思います
2025年11月16日 10:47撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
11/16 10:47
大倉山到着!
『おおくらやま』や『たいくらやま』と呼ばれているそうです
僕は会津生まれなので『たいくらやま』と呼ぼうと思います
遠くに三本槍、朝日岳、茶臼岳が見えます
2025年11月16日 10:55撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
11/16 10:55
遠くに三本槍、朝日岳、茶臼岳が見えます
次は三倉山へ向かいます
2025年11月16日 11:08撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
11/16 11:08
次は三倉山へ向かいます
西側へは南会津の男鹿岳、女鹿岳へ続く稜線
こちらの稜線も美しい
2025年11月16日 11:12撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
11/16 11:12
西側へは南会津の男鹿岳、女鹿岳へ続く稜線
こちらの稜線も美しい
ここを登れば三倉山山頂
キツそうだなぁと思いましたが、歩いてみると意外とすんなり登れました
2025年11月16日 11:17撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
11/16 11:17
ここを登れば三倉山山頂
キツそうだなぁと思いましたが、歩いてみると意外とすんなり登れました
三倉山山頂到着!
2025年11月16日 11:29撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
11/16 11:29
三倉山山頂到着!
北に飯豊連峰
2025年11月16日 11:29撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
11/16 11:29
北に飯豊連峰
南には那須連山
2025年11月16日 11:29撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
11/16 11:29
南には那須連山
眼下には下郷町がオレンジに染まってます
2025年11月16日 11:30撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
11/16 11:30
眼下には下郷町がオレンジに染まってます
稜線の向こうには那須連山
2025年11月16日 12:24撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
11/16 12:24
稜線の向こうには那須連山
復路もこんな稜線をずっと眺めながら歩ける
2025年11月16日 12:34撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
11/16 12:34
復路もこんな稜線をずっと眺めながら歩ける
気持ち良く足が進む
2025年11月16日 12:48撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
11/16 12:48
気持ち良く足が進む
遠くに沼原調整池と深山湖が見えてます。
2025年11月16日 13:07撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
11/16 13:07
遠くに沼原調整池と深山湖が見えてます。
ここを下りると大峠
2025年11月16日 13:40撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
11/16 13:40
ここを下りると大峠
まだ秋の風情
2025年11月16日 13:47撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
11/16 13:47
まだ秋の風情
大峠にはかつて街道だった名残があります
2025年11月16日 13:53撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
11/16 13:53
大峠にはかつて街道だった名残があります
またかつての街道をてくてく歩きます
2025年11月16日 14:14撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
11/16 14:14
またかつての街道をてくてく歩きます
表那須とは対照的に静かな大倉山、三倉山…
魅惑の稜線歩きを堪能して、大満足な山行になりました
2025年11月16日 15:03撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
11/16 15:03
表那須とは対照的に静かな大倉山、三倉山…
魅惑の稜線歩きを堪能して、大満足な山行になりました
撮影機器:

感想

歩いたことのない山へ行きたい気持ちに背中を押され、今回は“裏那須”と呼ばれる 大倉山(たいくらやま・おおくらやま)・三倉山(みつくらやま・みくらやま)へ。

1683年の「日光大地震」で五十里湖が生まれ、会津西街道が通行不能となったことから、1690年代に開かれた中街道。
さらに戊辰戦争の激戦地としても知られるこの地を歴史に想いを馳せながら静かに歩きました。

そして、流石山から大倉山、三倉山へと続く 極上の稜線歩き。
古道の深い時間と稜線の爽快さに心満たされる山行になりました。

稜線はしばし「ミニ飯豊」とも形容されますが、山を他の山になぞらえる表現はあまり好きではない。
飯豊には飯豊の…ここにはここだけの輝きがある。その固有の魅力をそのまま受け取りたいと思うのです。

歩き始めて間もなく、九十九折りの道をショートカットしながら進んでいると、ふと カメラがない ことに気づきます。
確かに車を離れてすぐ撮影した記憶があるのに、どこにも見当たらない。
「どうして⁉️」と足跡をたどり直すと、落ち葉の陰にひっそりと横たわるカメラを発見。
ストラップが切れて落ちたようで…気づかないものですね。びっくりしました。

切れた部分を結んで応急処置。
こういう小さなアクシデントこそ、時間が経つと旅の輪郭をくっきりさせるんだと思います

そして稜線に飛び出した瞬間、すべてが一気に軽やかに。
大倉山から三倉山へ続くスカイラインはまさに極上の稜線歩き。
風は穏やかに抜け、視界はのびやかに広がり、足が前へ前へと導かれるような心地よさ。

最後にはカメラを失くすというハプニングさえ愛しく思える忘れがたい山行 となりました✨

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技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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