5:12 三国峠・上州側駐車場(1070m)出発
冬の大三角を見上げつつ出発。トンネルからか冷たい強風が吹きつけてかなり寒かった…。
夜中に峠越えをする身として、既に冬用タイヤに交換済で臨んでいます。
0
5:12 三国峠・上州側駐車場(1070m)出発
冬の大三角を見上げつつ出発。トンネルからか冷たい強風が吹きつけてかなり寒かった…。
夜中に峠越えをする身として、既に冬用タイヤに交換済で臨んでいます。
5:18 新三国トンネル入り口付近
三国峠への登山道入口はまるで秘密基地のよう。
すぐ隣の旧三国トンネル前を横切ると歩きやすい峠道となります。
0
5:18 新三国トンネル入り口付近
三国峠への登山道入口はまるで秘密基地のよう。
すぐ隣の旧三国トンネル前を横切ると歩きやすい峠道となります。
6:02 三国峠(1300m)
三国峠に着く頃にはすっかり明るくなりました。
平標山から三国山を経てここまで縦走したことがあり、懐かしい三国峠の光景でした。
ここからが今日の本題の三国峠から稲包山への稜線歩きへ。
なお三国峠手前でちょうど杖代わりになるようなブナの小枝を拾い、ポール代わりに使うことにしました。
前回の奥袈裟丸山でポール先端のシャフトを紛失して注文中のため、今回はシングルポールで臨んでいました。
0
6:02 三国峠(1300m)
三国峠に着く頃にはすっかり明るくなりました。
平標山から三国山を経てここまで縦走したことがあり、懐かしい三国峠の光景でした。
ここからが今日の本題の三国峠から稲包山への稜線歩きへ。
なお三国峠手前でちょうど杖代わりになるようなブナの小枝を拾い、ポール代わりに使うことにしました。
前回の奥袈裟丸山でポール先端のシャフトを紛失して注文中のため、今回はシングルポールで臨んでいました。
稜線を歩き始めてすぐ第一の送電線鉄塔を通過。越後側は天候が回復しきれていない。
今日の山行では稜線上で送電線鉄塔を4ヶ所通過しますが、これも行程の目安として把握しておくと役立ちます。
0
稜線を歩き始めてすぐ第一の送電線鉄塔を通過。越後側は天候が回復しきれていない。
今日の山行では稜線上で送電線鉄塔を4ヶ所通過しますが、これも行程の目安として把握しておくと役立ちます。
越後と上野を分ける三国峠の光景を楽しみつつ登ります。
上杉謙信も理屈抜きで雪が積もらない関東へ行きたかったのではと想像しています。
0
越後と上野を分ける三国峠の光景を楽しみつつ登ります。
上杉謙信も理屈抜きで雪が積もらない関東へ行きたかったのではと想像しています。
吾妻耶山越しに本日のご来光。暖かい!
0
吾妻耶山越しに本日のご来光。暖かい!
国道17号と出発地の駐車場が見えています!
0
国道17号と出発地の駐車場が見えています!
モルゲンロートの稜線を進みます。正面には一つめのピークの長倉山。
0
モルゲンロートの稜線を進みます。正面には一つめのピークの長倉山。
6:38 長倉山(1439m)
ここまでは短いけど、稜線の登りはひたすら急でした…。
長倉山の1439m標高点へはヤブを掻き分ければいけそうな様子。
雲は多いものの強風でどんどん流れ、予報どおり天候回復を信じて進みます。
0
6:38 長倉山(1439m)
ここまでは短いけど、稜線の登りはひたすら急でした…。
長倉山の1439m標高点へはヤブを掻き分ければいけそうな様子。
雲は多いものの強風でどんどん流れ、予報どおり天候回復を信じて進みます。
長倉山からは帰路が思いやられる激下り。第二の送電線鉄塔までは特に急でした。
稲包山はこの時点では雲が掛かって見えていませんでした。
0
長倉山からは帰路が思いやられる激下り。第二の送電線鉄塔までは特に急でした。
稲包山はこの時点では雲が掛かって見えていませんでした。
第二の送電線鉄塔の袂から見えたのは平標山、仙ノ倉山。まだ雲が掛かっています。
少ないながらも雪が積もったようです。今年1月に山スキーで滑った山で、一年のあまりの早さに愕然となる。
0
第二の送電線鉄塔の袂から見えたのは平標山、仙ノ倉山。まだ雲が掛かっています。
少ないながらも雪が積もったようです。今年1月に山スキーで滑った山で、一年のあまりの早さに愕然となる。
7:11 1447m標高点付近
滑りやすく数多いアップダウンが続くけど、展望はとにかく良好!
0
7:11 1447m標高点付近
滑りやすく数多いアップダウンが続くけど、展望はとにかく良好!
向かう先にはいつしか稲包山が見えていました!
手前の大きなピークはキワノ平ノ頭でまだ遠い。
0
向かう先にはいつしか稲包山が見えていました!
手前の大きなピークはキワノ平ノ頭でまだ遠い。
稜線の登山道にジグザグなどはなくひたすら直登。
日当たりの悪いところでは水気を含んで滑りやすくなっています。
0
稜線の登山道にジグザグなどはなくひたすら直登。
日当たりの悪いところでは水気を含んで滑りやすくなっています。
あと少しでキワノ平ノ頭。なかなかのきつさ。
この辺りまででお二人に出会いましたが、皆さんペースが速く健脚です。
0
あと少しでキワノ平ノ頭。なかなかのきつさ。
この辺りまででお二人に出会いましたが、皆さんペースが速く健脚です。
7:46 キワノ平ノ頭(1511m)
三国峠から2時間弱でキワノ平ノ頭。距離ではここがほぼ中間点です。
0
7:46 キワノ平ノ頭(1511m)
三国峠から2時間弱でキワノ平ノ頭。距離ではここがほぼ中間点です。
無数の小刻みなアップダウンを経てしばらくは下りが続きます。
部分的には笹が濃いところもあるけど、刈り払いされていて歩きやすい。有難いです。
0
無数の小刻みなアップダウンを経てしばらくは下りが続きます。
部分的には笹が濃いところもあるけど、刈り払いされていて歩きやすい。有難いです。
第三、第四の送電線鉄塔が横切る辺りまでは概ね下り。
送電線巡視路が各所にあるけど、基本的に稜線を忠実に辿るのが正解です。
紛らわしい分岐には指導標やマーキングもあります。
0
第三、第四の送電線鉄塔が横切る辺りまでは概ね下り。
送電線巡視路が各所にあるけど、基本的に稜線を忠実に辿るのが正解です。
紛らわしい分岐には指導標やマーキングもあります。
いよいよ稲包山へ向けて長い登りの局面。ブナのアーチを潜っていきます。
0
いよいよ稲包山へ向けて長い登りの局面。ブナのアーチを潜っていきます。
だいぶ近付いた稲包山。でもまだあと一登り。
0
だいぶ近付いた稲包山。でもまだあと一登り。
もう山名標が立っているのが見える距離までやってきました。
0
もう山名標が立っているのが見える距離までやってきました。
主稜線から少し上州側へ突き出た山頂です。
0
主稜線から少し上州側へ突き出た山頂です。
主稜線から外れる分岐点まで来ました。
0
主稜線から外れる分岐点まで来ました。
なかなかしんどい稜線歩きでした。でもあと少し、あと少し、もう一歩前へ!
0
なかなかしんどい稜線歩きでした。でもあと少し、あと少し、もう一歩前へ!
9:16 稲包山山頂(1597.9m)到着!!
着きました!!
全方位大展望の素晴らしい山頂です!
先週の後・奥袈裟丸山では展望控えめだったので、やはり好展望は良いです。
所要ほぼ4時間で、予想外に標準CTより30分短縮でした。
0
9:16 稲包山山頂(1597.9m)到着!!
着きました!!
全方位大展望の素晴らしい山頂です!
先週の後・奥袈裟丸山では展望控えめだったので、やはり好展望は良いです。
所要ほぼ4時間で、予想外に標準CTより30分短縮でした。
上州側も好展望。富士山までは見えていないようでした。
0
上州側も好展望。富士山までは見えていないようでした。
稲包山でのあおいとひなた
#ヤマノススメ
0
稲包山でのあおいとひなた
#ヤマノススメ
三等三角点
点名:「稲包山」
標高:1597.87m
0
三等三角点
点名:「稲包山」
標高:1597.87m
北側にはシーズン間近の苗場スキー場。自分にとって憧れのまま行けず終いのスキー場です。
0
北側にはシーズン間近の苗場スキー場。自分にとって憧れのまま行けず終いのスキー場です。
平標山、仙ノ倉山もいつしか雲が消えていました!
0
平標山、仙ノ倉山もいつしか雲が消えていました!
三国山の奥辺りが谷川岳のはずですが、まだ雲が多くて判然としない。
0
三国山の奥辺りが谷川岳のはずですが、まだ雲が多くて判然としない。
過去に両向きで縦走した谷川連峰主脈の遠望です。
0
過去に両向きで縦走した谷川連峰主脈の遠望です。
三国峠から歩いてきた稜線。中央にはキワノ平ノ頭が大きい。
これをまた引き返さなくてはいけない。
0
三国峠から歩いてきた稜線。中央にはキワノ平ノ頭が大きい。
これをまた引き返さなくてはいけない。
永遠に続くのかレベル2のままの浅間山。今日はご機嫌なようです。
奥には八ヶ岳まで見えているようです。
0
永遠に続くのかレベル2のままの浅間山。今日はご機嫌なようです。
奥には八ヶ岳まで見えているようです。
榛名山や小野子山が重なっているようです。
0
榛名山や小野子山が重なっているようです。
群馬の誇る赤城山。
0
群馬の誇る赤城山。
先週訪れた袈裟丸山も見えているのでしょうか。
0
先週訪れた袈裟丸山も見えているのでしょうか。
10:02 稲包山山頂出発
冷たい風に耐えて約45分。絶景を満喫できた山頂滞在でした。
気合の要る復路へ向けて下山開始です。
0
10:02 稲包山山頂出発
冷たい風に耐えて約45分。絶景を満喫できた山頂滞在でした。
気合の要る復路へ向けて下山開始です。
分岐点から少しだけ西側へ寄り道しました。
正面の小稲包山へ明瞭な登山道が続いています。
余裕があれば西稲包山まで行きたかったけど、また別の機会に歩いてみたい。
0
分岐点から少しだけ西側へ寄り道しました。
正面の小稲包山へ明瞭な登山道が続いています。
余裕があれば西稲包山まで行きたかったけど、また別の機会に歩いてみたい。
キワノ平ノ頭まででもけっこうな距離感。でも展望抜群の稜線歩きなので退屈しないでしょう。
0
キワノ平ノ頭まででもけっこうな距離感。でも展望抜群の稜線歩きなので退屈しないでしょう。
キワノ平ノ頭へ一山登る気合で臨みます。
風当たりが強いところでは寒いし、弱いところでの登りは暑い。
レイヤリング調整が難しい復路でした。
0
キワノ平ノ頭へ一山登る気合で臨みます。
風当たりが強いところでは寒いし、弱いところでの登りは暑い。
レイヤリング調整が難しい復路でした。
キワノ平ノ頭。ここを再び越えなくてはいけない。
0
キワノ平ノ頭。ここを再び越えなくてはいけない。
キワノ平ノ頭へは地味なアップダウンを経て進みます。
0
キワノ平ノ頭へは地味なアップダウンを経て進みます。
11:34 キワノ平ノ頭(1511m)
やっと着きました!
稲包山からここまでで1時間半。レイヤリング調整もしたけど往路と同じ所要時間でした。
0
11:34 キワノ平ノ頭(1511m)
やっと着きました!
稲包山からここまでで1時間半。レイヤリング調整もしたけど往路と同じ所要時間でした。
残るピークはあの平らな長倉山。復路も後半へ入りました。
0
残るピークはあの平らな長倉山。復路も後半へ入りました。
地味なアップダウンを乗り越えて長倉山手前のコルまで下りてきました。
西側には遠くなった稲包山と先程まで居たキワノ平ノ頭。往路では雲で稲包山が見えていなかったのでした。
0
地味なアップダウンを乗り越えて長倉山手前のコルまで下りてきました。
西側には遠くなった稲包山と先程まで居たキワノ平ノ頭。往路では雲で稲包山が見えていなかったのでした。
第二の送電線鉄塔を見やりつつ、あの激登りへ。
0
第二の送電線鉄塔を見やりつつ、あの激登りへ。
復路も後半でかなり疲れてきた頃に最も急な激登り。距離は短いけどここは覚悟が必要です。
0
復路も後半でかなり疲れてきた頃に最も急な激登り。距離は短いけどここは覚悟が必要です。
12:33 長倉山(1439m)
最後の急登を乗り越えて長倉山まで戻ってきました。きつかった。
近くなった三国山、平標山などを眺めて小休止を入れました。
0
12:33 長倉山(1439m)
最後の急登を乗り越えて長倉山まで戻ってきました。きつかった。
近くなった三国山、平標山などを眺めて小休止を入れました。
平標山と山頂南西側に広がるヤカイ沢ルートの滑降斜面。
あと2ヶ月もすればまた山スキーで来ることになるでしょう。
0
平標山と山頂南西側に広がるヤカイ沢ルートの滑降斜面。
あと2ヶ月もすればまた山スキーで来ることになるでしょう。
稲包山からはほぼ見えなかった苗場山。それなりに雪が付いているようです。手前は苗場スキー場。
12:42 長倉山出発
0
稲包山からはほぼ見えなかった苗場山。それなりに雪が付いているようです。手前は苗場スキー場。
12:42 長倉山出発
長倉山からの下りも簡単には終わりません。
しばらくは地味なアップダウンの続く細い稜線。上州側には待望の駐車場が見えてきました。
0
長倉山からの下りも簡単には終わりません。
しばらくは地味なアップダウンの続く細い稜線。上州側には待望の駐車場が見えてきました。
国道を行く車やバイクがよく見えています。この辺りはけっこう高度感があって足元注意。
細い稜線の後は滑りやすい急坂。ここで一回スリップして、片方のポール代わりに使っていたブナの小枝が折れました。
0
国道を行く車やバイクがよく見えています。この辺りはけっこう高度感があって足元注意。
細い稜線の後は滑りやすい急坂。ここで一回スリップして、片方のポール代わりに使っていたブナの小枝が折れました。
第一の送電線鉄塔まで下りてくると三国峠はすぐ。三国山から下りてくる登山者の方も見えています。
0
第一の送電線鉄塔まで下りてくると三国峠はすぐ。三国山から下りてくる登山者の方も見えています。
越後側の景色。朝と打って変わって陽光が降り注いでいました。
0
越後側の景色。朝と打って変わって陽光が降り注いでいました。
13:05 三国峠(1300m)
ここまで戻ってくるとまずは一安心。今日は正しく縦走でした。
正面の三国山も良い山ですが、あそこの階段での下りは膝にくるものがありました。
0
13:05 三国峠(1300m)
ここまで戻ってくるとまずは一安心。今日は正しく縦走でした。
正面の三国山も良い山ですが、あそこの階段での下りは膝にくるものがありました。
三国峠からは歩きやすい峠道で調子良く下れます。
すっかり冬枯れの稜線付近とは違い、ここだけは紅葉が残っていました。
0
三国峠からは歩きやすい峠道で調子良く下れます。
すっかり冬枯れの稜線付近とは違い、ここだけは紅葉が残っていました。
登山道はそのまま新三国トンネルに穿たれた穴へ。
0
登山道はそのまま新三国トンネルに穿たれた穴へ。
右側は旧三国トンネル、左側が現在運用されている新しいトンネルです。
周囲の紅葉を楽しみながら駐車場へ。
0
右側は旧三国トンネル、左側が現在運用されている新しいトンネルです。
周囲の紅葉を楽しみながら駐車場へ。
13:43 三国峠・上州側駐車場(1070m)
着きました!
けっこう広い駐車場に停まっている車は数台程度。
今日は想像以上に登山者が少なく、静かな山行となりました。
時雨がちになる前にお気に入りの谷川連峰での山行ができて良かったです。
宿場の湯で温まってから、約2時間の帰途に就きました。
次は山スキーでこの界隈に来ることになるでしょう。
0
13:43 三国峠・上州側駐車場(1070m)
着きました!
けっこう広い駐車場に停まっている車は数台程度。
今日は想像以上に登山者が少なく、静かな山行となりました。
時雨がちになる前にお気に入りの谷川連峰での山行ができて良かったです。
宿場の湯で温まってから、約2時間の帰途に就きました。
次は山スキーでこの界隈に来ることになるでしょう。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する