西大台、東大台、日出ヶ岳から大杉谷へ
三重県
奈良県
Oしま
その他5人 
体力度について
- GPS
- 19:41
- 距離
- 35.0km
- 登り
- 2,150m
- 下り
- 3,422m
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- 山行
- 3:32
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 3:38
- 山行
- 7:30
- 休憩
- 2:44
- 合計
- 10:14
- 山行
- 4:54
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 5:30
| 天候 | 晴れ、最終日雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 タクシー
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
大台ヶ原は観光客が行ける整備された道、大杉谷への下りは普通の登山道としてよく整備されています。ただ、粟谷小屋へ直接下る道は分かりにくく落ち葉が多い時期は迷いやすいです。大杉谷は、危ないところはしっかりした鎖があって、濡れていなければ大丈夫なのですが、雨が降ったり、濡れたあとだと滑りやすいところが多く、慎重に歩く必要があります。滑落現場に途中遭遇しましたが、鎖場が終わったまあ普通のトラバースのところ、そういうところが逆に危ないようです。私はそんなに危ないとも思わなかったのですが、同行者の一人は今までで一番危ない道、剣岳よりも危険だったと言っています。 |
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感想
昨年私が風邪を引いて当日中止にした大台ヶ原と大杉谷のリベンジ山行で、今回は新幹線とタクシーを利用した縦走で行えました。昨年の自家用車利用の3泊4日と比べて2泊3日、日曜日の６時半には自宅に戻っているというコンパクトながら充実した山行になりました。朝、新横浜を6：11発ののぞみ99号、自由席は8割方埋まっています。名古屋からはほぼ満席、京都駅は修学旅行生を含めごった返している中、近鉄のトイレは空いています。特急を乗り継いで大和上市へ、予約していたジャンボタクシーで一路大台ヶ原へ向かいます。国道を外れ、大台ヶ原への林道に入ると途端に細い山道で対抗できない道が続きます。これは大変。大台ヶ原に近づくと一転道が広くなり、ここならハイウェーとギリギリ言えそう。すぐにビジターセンターに行くと、講習を受けられるとのこと、明日の予定を伝えると今日西大台にいった方が良いということで、当日受付をして予定を変更して西大台を回りました。西斜面が多いので光がよく当たって紅葉もきれいで午後行くのが良かったですね。西大台では、巡回の監視員の方以外には1人も出会わず、苔むす静かな紅葉の森を堪能できました。宿は昨年予約していた心湯治館、ザ、昭和の宿でキャパはありますが、今日は泊まっている人は20人ぐらいかも、ジビエの料理、お弁当はとっても美味しかったですよ。翌日はお部屋で準備してもらったお弁当の朝食を食べて、６時過ぎに大蛇ぐらに向けて出発、ビジターセンターでシオカラ谷はアップダウンがあるから同じ時間だけど疲れると助言を受けて、またまたコース変更しシオカラ谷を避けて大蛇ぐらへ、朝日の中、紅葉の山並をバックにした絶景を堪能できました。正木ヶ原から日出ヶ岳までの木道から眺める熊野灘、正木ヶ原は絶景、大学時代に縦走した大峰連山も綺麗でした。山頂から先は引き返せとの看板もあり、一気に静かな山道になり、標高が下がると透過光の紅葉がとってもきれい。シャクナゲ平前後はほんとにシャクナゲが多かったので、花の時期も良さそうです。綺麗な紅葉に思わず立ち止まって見入ることも多々ありました。粟谷小屋で、トイレと昼食、林道が通っているので綺麗な設備でした。大杉谷に出たところが堂倉滝と堂倉橋、紅葉と滝の絶景、ここからの渓谷の紅葉と川の様子は素晴らしいの一言、吊り橋がすごく高い位置にかかっているので、紅葉が綺麗で橋の上で写真を撮ろうと携帯を持って渡っているととっても怖くて写真を撮るどころではなく、大声で怖い、怖いと叫んでしまいました。隠れ滝、光滝、七ツ釜滝と次々と大きな滝が出てきます。途中の渓谷を流れる川の様子も素晴らしい。上ノ廊下や下ノ廊下はこんな感じかなと。途中の10年ほど通行止めになっていたという崩落地は、大きな岩ゴロゴロの道でしたが、落ち着いていて、危険を感じませんでした。昨年七ツ釜滝までの往復の予定でしたが、やはり縦走したほうが良いと思います。大杉谷はアップダウンがあり、登りでも下りでも余り変わらないように思いました。たた、雨が降っていなくとも、さらに雨に濡れていると滑りやすいところが多いので、その点では登りのほうがいいともいえます。でも、今の時期は大台ヶ原から下るコースがいいのではとも。
3日目は歩き出しから1時間後から雨が降り出し、だんだん強くなったので、無事に下山すること最優先で景色を楽しむ余裕がありませんでしたが紅葉と渓谷はとっても良かったですね。
途中で、滑落者の救助現場に遭遇し、15分ぐらい足止め、鎖場を抜けたトラバースルートのところで、まあ、普通の山道、雨でヘリが飛ばないので、一日ビバークするとのこと。その時、救助隊員の方にメンバーの一人が、この事故で人がいないから落ちても救助に行けないから落ちないでねとプレッシャーをかけられたとのこと。救助隊員も大変ですね。
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