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Yamareco

記録ID: 9023287
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積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

【鳳凰三山】青木鉱泉から周回

2025年12月02日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:50
距離
17.2km
登り
2,100m
下り
2,123m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:52
休憩
1:34
合計
10:26
距離 17.2km 登り 2,100m 下り 2,123m
5:05
2
スタート地点
5:07
5:08
84
6:32
6:56
24
7:20
7:21
53
8:14
8:20
20
8:40
8:48
44
9:32
9:50
52
10:42
10:49
16
11:05
11:25
29
11:54
26
12:20
12:25
44
13:09
28
13:37
13:40
63
14:43
14:44
19
15:30
1
15:31
ゴール地点
天候 晴れ!
気温も高めで風も強くなくよい気候でした。
過去天気図(気象庁) 2025年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
御座石鉱泉の駐車場。
先客1台のみでした。
コース状況/
危険箇所等
この日の雪の状況は今後の参考に全くなりませんが、記録として記載します。
雪は1700mぐらいから出てきて2000mぐらいから繋がります。深いところで膝ぐらいですが先週末に歩かれた方のトレースのおかげで楽に歩け、チェンスパで十分でした。凍結もほとんどなし。
風の強い地蔵岳の砂礫斜面や稜線上は雪は少なくツボでいいぐらい。

今回中道を初めて歩きましたが、情報通り、変化が乏しく見所もない地味で退屈な樹林帯が延々続きます。登りであまり使われない理由がよくわかりました。
危険箇所や迷うところはありません。
その他周辺情報 ◆下山後の温泉
いつも登山口に近いところで風呂に入るのですが、なんと財布を忘れて温泉なしで直帰。これもトシのせい?
昨年の反省から早めのスタート。
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昨年の反省から早めのスタート。
今日は気温高めで昨年ガチガチに凍結してたここの渡渉も楽々。
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今日は気温高めで昨年ガチガチに凍結してたここの渡渉も楽々。
一つ目の滝、南精進ヶ滝。この滝も素晴らしい。
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一つ目の滝、南精進ヶ滝。この滝も素晴らしい。
今日は時間的に余裕あるので昨年スルーした鳳凰滝も寄ってみましたが、あまり近づけないし横からしか見られないので、やはりスルーでいいかも。
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今日は時間的に余裕あるので昨年スルーした鳳凰滝も寄ってみましたが、あまり近づけないし横からしか見られないので、やはりスルーでいいかも。
白糸滝。あの邪魔な木を切り倒してもいいですか?
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白糸滝。あの邪魔な木を切り倒してもいいですか?
真打ち五色滝。やはりこの滝が一番見応えがあります。
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真打ち五色滝。やはりこの滝が一番見応えがあります。
鳳凰小屋手前の平地で前方の景色が開けます。
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鳳凰小屋手前の平地で前方の景色が開けます。
正面にオベリスク。
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正面にオベリスク。
昨年と違って予定より早く鳳凰小屋に到着。
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昨年と違って予定より早く鳳凰小屋に到着。
少し樹林帯を進めば地蔵岳手前の砂礫地に。雪で楽に登れるかと思いきや...
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少し樹林帯を進めば地蔵岳手前の砂礫地に。雪で楽に登れるかと思いきや...
雪はまばらでところどころ蟻地獄のような砂礫を歩くことに。
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雪はまばらでところどころ蟻地獄のような砂礫を歩くことに。
オベリスクの基部まで来ました。今日は余裕あるのでアタックしてみます。
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オベリスクの基部まで来ました。今日は余裕あるのでアタックしてみます。
14年前はあと少しで敗退したけど12クライマーとなった今なら楽しょーでしょ!
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14年前はあと少しで敗退したけど12クライマーとなった今なら楽しょーでしょ!
ところが以前はあったお助けロープがありません。手がかり、足がかりはクラックのみなので命削らないとフリーじゃ無理。またもあと4mで敗退。
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ところが以前はあったお助けロープがありません。手がかり、足がかりはクラックのみなので命削らないとフリーじゃ無理。またもあと4mで敗退。
仕方ないので景色だけ楽しみます。観音岳と富士山。
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仕方ないので景色だけ楽しみます。観音岳と富士山。
仙丈、アサヨ峰、甲斐駒。
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仙丈、アサヨ峰、甲斐駒。
甲斐駒アップ。いつみてもかっちょいい。
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甲斐駒アップ。いつみてもかっちょいい。
赤抜沢ノ頭の向こうには本日お目当ての白根三山。左端には悪沢岳も見えてます。
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赤抜沢ノ頭の向こうには本日お目当ての白根三山。左端には悪沢岳も見えてます。
オベリスクから見下ろす賽ノ河原。
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オベリスクから見下ろす賽ノ河原。
賽ノ河原まで降りてきました。このポイントに立たないと山レコでは地蔵岳登頂を認定してくれません。なので14年前は登ったことになってないです。
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賽ノ河原まで降りてきました。このポイントに立たないと山レコでは地蔵岳登頂を認定してくれません。なので14年前は登ったことになってないです。
お地蔵さんたちもお元気そうです。
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お地蔵さんたちもお元気そうです。
赤抜沢ノ頭に登る途中からオベリスクと八ヶ岳。八ヶ岳はまだ雪がないですね。
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赤抜沢ノ頭に登る途中からオベリスクと八ヶ岳。八ヶ岳はまだ雪がないですね。
甲府盆地とそれを囲む御坂山地と大菩薩嶺、奥秩父の山々。
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甲府盆地とそれを囲む御坂山地と大菩薩嶺、奥秩父の山々。
赤抜沢ノ頭に到着。あらためて絶景を堪能します。
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赤抜沢ノ頭に到着。あらためて絶景を堪能します。
北岳、高嶺、仙丈。
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北岳、高嶺、仙丈。
白峰三山と悪沢岳。
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白峰三山と悪沢岳。
中央の笊ヶ岳の奥の山々は同定できず。櫛形山とか七面山とか身延山とか見えてるはず。
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中央の笊ヶ岳の奥の山々は同定できず。櫛形山とか七面山とか身延山とか見えてるはず。
あらためて北岳、間ノ岳アップ。
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あらためて北岳、間ノ岳アップ。
先週のトリセツで鶏肉には疲労回復に絶大な効果のあるイミダゾールジペプチドが多く含まれる、と言ってたのでしばらく試してみることに。
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先週のトリセツで鶏肉には疲労回復に絶大な効果のあるイミダゾールジペプチドが多く含まれる、と言ってたのでしばらく試してみることに。
さて絶景稜線ハイクと参りましょうか。まずは観音岳へ。
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さて絶景稜線ハイクと参りましょうか。まずは観音岳へ。
このオブジェも健在でした。
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このオブジェも健在でした。
右手を見れば常にこの景色。
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右手を見れば常にこの景色。
鳳凰小屋分岐まで降ってここから観音岳への登り。足がヨレてきてるのでツラい...
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鳳凰小屋分岐まで降ってここから観音岳への登り。足がヨレてきてるのでツラい...
観音岳への登り途中から振り返って。高嶺、赤抜沢ノ頭、地蔵岳。コルが鳳凰小屋への分岐。
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観音岳への登り途中から振り返って。高嶺、赤抜沢ノ頭、地蔵岳。コルが鳳凰小屋への分岐。
足を止めては景色を眺めます。仙丈。
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足を止めては景色を眺めます。仙丈。
八ヶ岳。
甲斐駒の後方には北ア。
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甲斐駒の後方には北ア。
槍穂から鹿島槍まで。
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槍穂から鹿島槍まで。
アサヨ峰と甲斐駒の間に乗鞍。
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アサヨ峰と甲斐駒の間に乗鞍。
ペースが落ちて想定より時間かかって観音岳に到着。イミダペプチド効果はどうした?
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ペースが落ちて想定より時間かかって観音岳に到着。イミダペプチド効果はどうした?
変わり映えしなけど何度も撮りまくります。
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変わり映えしなけど何度も撮りまくります。
定番の構図、富士と薬師。
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定番の構図、富士と薬師。
悪沢岳、中岳。
仙丈の左奥に空木、南駒ヶ岳、仙涯嶺、越百。
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仙丈の左奥に空木、南駒ヶ岳、仙涯嶺、越百。
手前高嶺、赤抜沢ノ頭、地蔵、後方にアサヨ峰、甲斐駒。
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手前高嶺、赤抜沢ノ頭、地蔵、後方にアサヨ峰、甲斐駒。
南側の山並み。
笊ヶ岳アップ。
最後のピーク、薬師岳へ。
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最後のピーク、薬師岳へ。
さくっと薬師岳。
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さくっと薬師岳。
この山域ではお馴染みのオブジェ。
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この山域ではお馴染みのオブジェ。
富士山は最後までご機嫌麗しゅう。
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富士山は最後までご機嫌麗しゅう。
白峰三山も見納め。
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白峰三山も見納め。
仙丈もバイバイ。
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仙丈もバイバイ。
観音岳もサヨナラ。来年また来るね。
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観音岳もサヨナラ。来年また来るね。
絶景に別れを告げ、中道で降ります。ここを歩くのは初めて。
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絶景に別れを告げ、中道で降ります。ここを歩くのは初めて。
御座石はかなりでかい。中道の見どころはこれぐらい。
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御座石はかなりでかい。中道の見どころはこれぐらい。
地味で退屈な樹林帯を延々降って登山道入口へ。そこにある廃墟。
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地味で退屈な樹林帯を延々降って登山道入口へ。そこにある廃墟。
林道を20分ほど歩いて、
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林道を20分ほど歩いて、
ショートカットでドンドコ沢を渡渉します。
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ショートカットでドンドコ沢を渡渉します。
ここで渡渉を試みますが、中央の大きな石に足を置いたら思いっきり滑ってドボン。初めてのドボン。12月の水の冷たさが身に沁みました。
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ここで渡渉を試みますが、中央の大きな石に足を置いたら思いっきり滑ってドボン。初めてのドボン。12月の水の冷たさが身に沁みました。
凍えながら帰還。とほほ。
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凍えながら帰還。とほほ。

感想

昨年同じ時期に青木鉱泉からの鳳凰周回を狙ったのですが、体調不良でペース上がらず時間ぎれで三山が一山になってしまいました。
今回はそのリベンジです。

オベリスクも登りたかったので昨年より1時間半早くスタート。
昨年と違って体調も良く、いいペースで地蔵に着けました。
満を持してオベリスクにアタックしますが、トップの一段下までくるとアテにしてたロープが無くなってます。
残り4mは綺麗に平坦な壁でホールドやスタンスは一切なし。
使えるのはクラックのみ。ハンドジャムは効きそうだけどフットジャムは安定性に難ありそう。ビレイとギアがあればイケると思いますが、フリーではちょっとね〜
ハンドからシンハンドサイズのカムとスリングがあればソロでも行けそうだから今度くるときは持って行こうかな。

後半ペース落ちましたが、好天の中、14年ぶりに絶景稜線を満喫できて満足です。
計画よりも40分早く戻れたしオベリスク除いては言う事ナシ、と思っていたら最後の最後でドボン。
正直渡渉には自信があって、多少滑る岩でも足を置ける術は持ってると思いました。
が、その岩はまるで石鹸のようにぬるぬるスベスベで静かに置いた足はあっけなく滑り川の中へ。
足から入水したので下半身だけで済みましたし、駐車場まであと5分だったので大事には至りませんでしたが、今回も大失態をしでかしてすっかり落ち込んでしまいました。

でも、このコースは恒例にしようと思います。体力のあるうちは。てことは、あと数回?

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