記録ID: 8849546
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無雪期ピークハント／縦走
磐梯・吾妻・安達太良
紅葉三昧福島遠征�供�2日目10/23(木)会津朝日岳
2025年10月23日(木) [日帰り]
福島県
みのちゃん
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 09:20
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,274m
- 下り
- 1,274m
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標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:06
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 9:20
距離 11.2km
登り 1,274m
下り 1,274m
15:05
今回の福島遠征�兇老鵑佑徳世辰討い寝馗田�日岳を基軸に、紅葉がピークになりそうな10月25前後を狙って、だいぶん前から計画を立案。GPV気象通報やてんくらで、この前後で、一番お天気が安定しそうな、10/22から10/24あたりを本命に、固めていった。10月20日週に、一番お天気がよい予報の10/24を、会津朝日岳に決定。会津朝日岳は標高差が1300mあり、体力的に自信が無いため、前半の22日、23日をできるだけ体力的に負担の無い場所を選択したい。残りの2日間は浅草岳や吾妻スカイラインや安達太良くろがね小屋あたりを候補に、お天気次第で場所を決めることにする。
実際は前日の予報で、10/22が新潟方面のお天気が、10/23は吾妻スカイライン方面が、比較的良いことから、
初日、ネズモチ平から浅草岳
2日目、吾妻スカイラインや安達太良くろがね小屋方面
3日目、会津朝日岳
という計画で出かけることにする。ただ行程的には行ったり来たりが負担なので、臨機応変に、天気を見ながら考えることにした。実際は10/22浅草岳下山後、翌日の天気の予報で、会津朝日岳方面が快晴予報に変わり、計画変更して10/23を会津朝日岳にして、道順の行程にすることが出来て、良かった。10/24は吾妻スカイライン方面へ転進して、最後は体力的に安心な場所に変わって、精神的にも楽になった。実際は
初日、ネズモチ平から浅草岳
2日目、会津朝日岳
3日目、吾妻スカイラインや安達太良くろがね小屋方面
という行程に落ち着く。
福島遠征�兇離譽海�URLは以下です。
初日 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8846976.html
2日目 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8849546.html
3日目 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8851222.html
3日目 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8853693.html
実際は前日の予報で、10/22が新潟方面のお天気が、10/23は吾妻スカイライン方面が、比較的良いことから、
初日、ネズモチ平から浅草岳
2日目、吾妻スカイラインや安達太良くろがね小屋方面
3日目、会津朝日岳
という計画で出かけることにする。ただ行程的には行ったり来たりが負担なので、臨機応変に、天気を見ながら考えることにした。実際は10/22浅草岳下山後、翌日の天気の予報で、会津朝日岳方面が快晴予報に変わり、計画変更して10/23を会津朝日岳にして、道順の行程にすることが出来て、良かった。10/24は吾妻スカイライン方面へ転進して、最後は体力的に安心な場所に変わって、精神的にも楽になった。実際は
初日、ネズモチ平から浅草岳
2日目、会津朝日岳
3日目、吾妻スカイラインや安達太良くろがね小屋方面
という行程に落ち着く。
福島遠征�兇離譽海�URLは以下です。
初日 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8846976.html
2日目 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8849546.html
3日目 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8851222.html
3日目 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8853693.html
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
国道289号線を、只見駅から南下、萬歳橋手前を右折、黒谷川沿いに道なりに進む。最初は2車線の広い道だが、会津朝日岳登山口＆いわなの里の看板に従い、狭い舗装道に入り、行き違いできない道を進めば、いわなの里。この先は200m程度ダート道で、どん詰まりが登山口。駐車スペースは15台ぐらいで狭い。 トイレはありません。いわなの里に簡易トイレ2基あり。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
全体に、登山道・道標はしっかりしており明瞭。要所には必ず標識があり安心。 【登山口〜三吉ミチギ】初めは白沢沿いの平坦な道。途中支沢を数回渡るが、1か所は橋アリ、残りは2〜3歩で越せる小さい沢です。増水時のみ要注意。三吉ミチギの最後水場までは、沢沿いに進み、最後、標高差100mぐらいを、水場までちょっとだけ登る。ここの清水はたいへんおいしく、ここで給水すればOK。 【三吉ミチギ〜人見の松】 水場から人見の松までは、標高差400mを一気に登るが、樹林帯の中のジグザグに切られた九十九折の坂道は、傾斜も緩く、風や直射日光も避けられるので、歩き易い。 【人見の松〜叶の高手】人見の松で稜線に出ると、一気に展望が開けて、見晴らしの良いガレた尾根道を、登ってゆく。ここからは直線的に尾根を登って行き、傾斜も増し、切れ落ちた場所もあるので、足場を確認しながら登ると、最後は傾斜も緩くなって、叶の高手に到着。ここはぶな林の中で、眺望ナシ。 【叶の高手〜避難小屋】ここからしばらくは緩やかにぶな林の中を下ってゆく。ここにきて樹林越しに会津朝日岳が姿を現し、右側の切れ落ちた豪快なスラブが、目に入って来る。途中大クロベの標識が、2か所にある。ともに枯れて白骨化してる模様。下りきって最低コルあたりは、ぬかるみが酷く、油断するとずっぽり踝まで埋まる場所もあり、要注意。笹が被った個所もあり、朝露でぬれる。コルからトラバース気味に樹林帯の中を、平坦に進み、最後少しだけ登って、避難小屋に到達。この小屋にはトイレも水場も無いので、泊まるには水や携帯トイレの持参が必須。小屋の中は、5人ぐらいは泊まれる板間スペースあり。 【避難小屋〜会津朝日岳】小屋からはやはりぶな林が続き、急坂を登って明るい台地に出ると、正面に最後の岩壁が、そそり立ってるのが目に入る。しかし登ってみれば、それほど心配なし。フリクションは効くし、足場もいっぱいあるから、落ち着いて3点支持で登れば、見た目ほどでもない。ロープなども要所には設置されている。ただし、岩場の両サイドは草付きで水もしみ出してぬかるみ状態なので、ドロドロの滑りやすい場所が多い。ロープや枝につかまって、スリップに注意しながら登る事になる。岩を行くか、サイドの滑りやすい草付きを行くかは、個人の判断。むしろ下りの方が神経を使うルートだと感じます。最後の岩場を切り抜けると、右に斜上しながら、トラバース。やがて大岩の上に出て、ここが一番見晴が良い。360度大展望。この岩から少し下って、トラバースしながら進むと、会津朝日岳の頂上。頂上は狭くて、道の延長が縦長に続く感じ。10人も入るといっぱいになりそう。眺望は南側が松の茂った岩場で見晴が良くない。 |
写真
快晴の中を駐車場を出発。初めは平坦な沢沿いの道
三吉ミチギの最後の坂で、ガクアジサイ咲き残り
三吉ミチギの最後の坂で、ガクアジサイ咲き残り
三吉ミチギの最後水場は貴重な存在。ここまで担がなくて済む。清らかな湧き水が滴り落ちています。ここで一服して2L水を補給し、腹ごしらえして出発。
10/23 6:50
三吉ミチギの最後水場は貴重な存在。ここまで担がなくて済む。
清らかな湧き水が滴り落ちています。ここで一服して2L水を補給し、腹ごしらえして出発。
清らかな湧き水が滴り落ちています。ここで一服して2L水を補給し、腹ごしらえして出発。
ここから九十九折の本日最難関登りが人見の松迄続く。しかしうまくジグザグが切ってあり、急登ではなく、一定の負荷で歩けて歩き易かった。基本樹林帯ですがところどころ雲海に癒される。
3
10/23 7:07
ここから九十九折の本日最難関登りが人見の松迄続く。しかしうまくジグザグが切ってあり、急登ではなく、一定の負荷で歩けて歩き易かった。基本樹林帯ですがところどころ雲海に癒される。
今日の雲海は見事でした。樹林帯の中の道なので、日が当たらず、あまり汗もかかずに、マイペースで登れました。
人見の松に到着。一気に展望開け気持ちいい！ここで一服。
パノラマで雲海撮ってみます。
パノラマで雲海撮ってみます。
次のポイント叶の高手までは、ガレバの道が続き、灌木帯の見晴らし良い道が続く。ドウダンツツジの真っ赤な紅葉が見事
やがてピークを越えると、ぶな林に入って、まもなく叶の高手。ぶな林の中で眺望ナシ！ここから少し下ると朝日岳の大クロベの標識あり。見事なクロベです。
1
10/23 8:59
やがてピークを越えると、ぶな林に入って、まもなく叶の高手。
ぶな林の中で眺望ナシ！ここから少し下ると朝日岳の大クロベの標識あり。見事なクロベです。
ぶな林の中で眺望ナシ！ここから少し下ると朝日岳の大クロベの標識あり。見事なクロベです。
その少し先にすでに枯れてしまった同じく朝日岳の大クロベの標識とともに白骨化した木がそそり立って威容を誇っている。
ブナ林はちょうど紅葉が見頃に入ってきて、大変きれいでした。そのぶな林の中で、数か所会津朝日岳を望めるポイントがあります。紅葉と会津朝日岳。
3
10/23 9:06
ブナ林はちょうど紅葉が見頃に入ってきて、大変きれいでした。そのぶな林の中で、数か所会津朝日岳を望めるポイントがあります。紅葉と会津朝日岳。
ここからの会津朝日岳が圧巻の眺めでした！右側のスラブがものすごい迫力です！
叶の高手からは緩やかに下って、その後はしばらく平坦なトラバース気味の道になる。ぶな林の中は明るい紅葉の道でした。ヤマウルシの真紅の紅葉、青空に映えます。
2
10/23 9:25
叶の高手からは緩やかに下って、その後はしばらく平坦なトラバース気味の道になる。ぶな林の中は明るい紅葉の道でした。
ヤマウルシの真紅の紅葉、青空に映えます。
ヤマウルシの真紅の紅葉、青空に映えます。
やがて少しだけ登り返して朝日岳避難小屋に到着小屋の中で座って一服しました。十分な水分とエネルギーを補給して、最後頂上までの登りに備える。
2
10/23 9:39
やがて少しだけ登り返して朝日岳避難小屋に到着
小屋の中で座って一服しました。十分な水分とエネルギーを補給して、最後頂上までの登りに備える。
小屋の中で座って一服しました。十分な水分とエネルギーを補給して、最後頂上までの登りに備える。
小屋の中は、奥の板の間に5人ぐらいは泊まれそうでした。
トイレ、水は無いので携帯トイレと十分な水持参が必須です。
トイレ、水は無いので携帯トイレと十分な水持参が必須です。
小屋からしばらくぶな林の中を登っていきますが、ここの黄金ぶなも見事でした。
ぶな林を抜けると、ガレバの開けた道に出て、目印になる大きなダケカンバが2本みえて、その先に最後の岩場がバーン止めに入ってくる。一旦下って小さな沢を越えるといよいよ岩場の直登。ウリハダカエデの紅葉が見事。
1
10/23 10:22
ぶな林を抜けると、ガレバの開けた道に出て、目印になる大きなダケカンバが2本みえて、その先に最後の岩場がバーン止めに入ってくる。一旦下って小さな沢を越えるといよいよ岩場の直登。ウリハダカエデの紅葉が見事。
岩場の中腹から今来た道を振り返る。2本のダケカンバが目立ちます。その奥はぶな林の叶の高手のピークやがて岩場を登りきると・・
3
10/23 10:25
岩場の中腹から今来た道を振り返る。2本のダケカンバが目立ちます。その奥はぶな林の叶の高手のピーク
やがて岩場を登りきると・・
やがて岩場を登りきると・・
小さな岩のピークに立ち、ここが最高点にも見える。このピークが朝日岳本峰より眺望が良く、360度の大展望が望める。360度パノラマ�‘酖貶�向から360度時計回りで回します。
3
10/23 10:43
小さな岩のピークに立ち、ここが最高点にも見える。このピークが朝日岳本峰より眺望が良く、360度の大展望が望める。
360度パノラマ�‘酖貶�向から360度時計回りで回します。
360度パノラマ�‘酖貶�向から360度時計回りで回します。
360度パノラマ�Ｆ酳�向：荒沢岳、中の岳、越後駒ケ岳が見える
会津朝日岳頂上で近くの方に撮っていただきました。
ありがとうございました！
ありがとうございました！
お宝発見！頂上付近は水晶の鉱脈がいっぱいあった！
名残惜しいが往路を戻ります。
名残惜しいが往路を戻ります。
岩場の途中から大ダケカンバ
岩場の下りがコース中最も気を遣った場所。滑りやすいので要注意です。
岩場の下りがコース中最も気を遣った場所。滑りやすいので要注意です。
避難小屋から叶の高手までは紅葉ロードでした！
ぶなの森は黄金色に染まっていました！
ぶなの森は黄金色に染まっていました！
コミネカエデの紅葉
人見の松で紅葉ロードもお終い。ここで最後休憩をとり、九十九折の坂道を一気に下りました。
人見の松で紅葉ロードもお終い。ここで最後休憩をとり、九十九折の坂道を一気に下りました。
次の車中泊道の駅つちゆへ向かう途中、只見駅の先、R252からの蒲生岳の威容
感想
今回の福島遠征で、一番最優先に登る山として、かねて行ってみたかった会津朝日岳を選択。ここは距離、標高差とも、厳しい山で、だんだん体力的に厳しくなってる自分にとって、ここ数年がラストチャンスになりそうなので、行けるうちに早く行っておこうと思っていた。今年は紅葉もよさそうで、レコで状況確認しながら、行くタイミングを図っていたが、10/24が紅葉天気ともに良さげな日程で、今回の遠征を決めた。結果的には前日の浅草岳登山後、お天気予報が変わって、10/23が快晴予報になり、この日を会津朝日岳登山決行日に変更。
前日の浅草岳下山後、R252で只見駅へ出て、駅前広場駐車場にて車中泊。ここにはきれいなウォシュレットつきの公衆トイレが併設されて、夜は暗くて静かで、車中泊にはもってこいです。只見町は夕食たべれる食堂1か所、コンビニのヤマザキデイリー1か所と、食事や弁当調達が、思い通りにいかない（選択の余地が無い）ので、準備は怠りなく。
只見駅から会津朝日岳登山口までは20分程度。登山口の駐車場はあまり広くなくて15台ぐらいが限度。この日も遅く着た方の情報だと、満車で停めれなかったらしいです。その場合はいわなの里あたりに停めるみたい。私が6時に到着した時点でまだ2台目だったのですが、この時期はやはり人気の山なのかも。登山中も平日なのに、20人ぐらいはスライドしたので、思った以上の人が入山してました。
さて念願かなって登れた会津朝日岳の印象ですが、越後の山らしい渋い山ですが、奥深く、独立弧峰の良いところが詰まった山ですね。まずは頂上からの絶景が素晴らしいです。特に頂上手前の小ピークからの眺めは、360度の大展望＆高度感もあり、本峰頂上よりも眺望が優れた場所と感じました。
次に叶の高手から避難小屋にかけての、ぶな林が見事です。会津らしいぶな林は、なにか落ち着いた、優しく包まれる包容力がありますね。この時期の黄金ブナ黄葉も見事で、紅葉タイミングがちょうどぴったりで、すばらしいセラピーロードを歩けて良かったです。
最後に心配していた体力的な問題ですが、思った以上によく整備された歩き易い道で、特に三吉ミチギから人見の松までの道は、しっかり九十九折に切られた、非常に歩き易い道となっており、体力温存できて、助けられました。時間をかけて、しっかり水分とエネルギー補給しながら登れば、なんとかまだ登れそうなコースでした。
最高のお天気の中、最高の紅葉タイミングとあいまって、すばらしい紅葉登山となりました。この時期気温は氷点下になりますし、陽が陰ると急激に体感が下がります。またこの日は無風で助かりましたが、人見の松から上では、風きさらしの道なので、強風吹けば体感は急激に下がります。防寒対策は怠りなく、準備して行った方が良いと感じました。
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