記録ID: 8844899
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父
健脚隊で行く鶏冠尾根ー三宝山ー甲武信ヶ岳ー雁坂峠1泊2日
2025年10月21日(火) [日帰り]


体力度
6
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 30:00
- 距離
- 24.6km
- 登り
- 2,316m
- 下り
- 2,317m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:52
- 休憩
- 2:04
- 合計
- 8:56
距離 11.7km
登り 1,881m
下り 604m
4:46
10分
スタート地点
13:42
甲武信小屋
天候 | 1日目 晴れ時々曇り 風強い 藤田の分類1 帽子が吹き飛びそう! 2日目 朝のうち晴れ間 風なし 11:00から雨予想だが稜線上で1回パラパラ大粒に 降られ、時間、量はわずかだが、線状降雨していた。天候不安定。10:30頃か らお天気雨。下山後は曇り。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鶏冠尾根 破線ルート 地味に危険な場所は無数の文言通りの上級者向け。特にすごいのは鶏冠の部分。基本的には、狐の道標と、ピンクテープだよりに進むべき。という感じ。とにかくジャングル化していて、道を阻むようになるのは、木賊山の最後の分岐後の登り付近まではないが、道なき道を行く感じは2177mピーク付近からである。小屋番さんによれば、最終分岐の所とかGPSの地図の利用でしっかり上れるということでしたが、YAMAPヤマレコのGPSは途中途切れることもあるので、単独では止めておきたいですね。 道の駅みとみからー鶏冠山入口 (ごちゃごちゃと色々なスポットがある。) 道の駅みとみ トイレあり 1日中〇 YAMAP、ヤマレコなどONしましょう!スマホの位置情報を正確モードにしましょう。 西沢渓谷の看板あり ゲートあり 端を通る。 東沢沿いを歩く。 西沢山荘 お休み ねとりインフォメーション トイレあり、御嶽 那賀津神社 安全祈願 甲武信岳登山口 橋を渡る。東沢 西沢渓谷の看板がもう1回あり、右手に小さく水色看板【鶏冠山】が柵に括り付けてある。そこを入る。 入口から渡渉 案内標は多い。「ホラ貝付近…。」の案内は東沢の登りの人用で、あまり気にしなくていいですが、ここを過ぎれば開けた河原が見えて、そこが渡渉箇所とわかります。直進岩に進むと、黒いコードがついた岩が沢沿いにありますが、途中で終わってしまい使えません。素直に河原に出て渡渉しましょう。(靴脱がなくていいと近づくが無理目…。10月は雨が多いお天気予報でしたが、ここは沢水少なかったです。膝までズボンをくくり上げるだけでも平気。もう1つの沢を渡るときは靴で行けます。渡ったところにまた黒いコードがありますが、これで急登しなくても、廻れば、もう少し広い道があります。黒いコードは多少道が腐っています。ここからが山登り。 渡渉後からチンネノコル 急登が続きます。その後、広い尾根道に出てまた急登。尾根に向かい左手に道がついていて、大体尾根に乗る急登があります。青いロープがついていますが、そこが道そしてまた左手にトラバースする狭い道に降り、また登り返すとチンネノコルです。ここでヘルメットなど準備できる多少広いスペースに出る。 チンネノコルの水色標識には(第一岩峰)となっていますが、鎖の付いた岩までは5−10分あります。 鎖の付いた岩の手前にも広くなったスペースがありますが、せいぜい5-6人迄。広いスペースからは雁坂道の端が見えます。 第1岩峰 10mもないです。しかし、タイトな感じにしか登れるラインがありません。足がかりはあるのですが、Top付近8分目からの手がかりは左側(西側)を選べません。岩が浮石でぐらぐら…。土の部分が乾いていて、なんとなーく嫌な感じ、右手の1枚岩付近に手を付けるよう、足場を選ぶしかないです。そこが大事、西の谷側険しいぞ!浮石(岩)あるぞ!命大切に。Topに着いたらすぐ下りがある。が、普通の岩下り。足元注意。第2岩峰が見えますが、何分でもないです。 第1岩峰は2024年10月24日に岩の1部が崩れ形が変わっています。 第2岩峰 落ち着けば平気なタイプです。ただ、西側の谷にせり出した岩のフェースは良く崩れているみたいで、数年前と形が変わっています。登りははじめの部分。(ギミックみたいに過去レコなどを見たとき気付きました。)心しましょう。よく崩れるのかなと思うなら、右側に岩の切り合わせを探しましょう。ロープはこちら側に傾いています。支点はすぐにあります。鎖を活用して、Topを目指しましょう。斜めに削れている部分は岩がざらざらしていて、案外しっかりしています。下りが難しそうですね。このコースでは、木賊山を目指すので関係ありませんが…。ピークを越して少し岩稜歩き西から東側に巻き下ると第3岩峰までのシャクナゲのトラバースへ。西から東に巻くとき、目前の切り立った岩を見ると、凄いなーと思いました。滑落は許されません。 第3岩峰 巻道がありますが、ここも急下りの悪路で細い部分もあります。我こそはと思われる方(170cm以上の長身の方、腕力のある方)は、自己責任でチャレンジしてみてください。四苦八苦すると思えば、マキミチのほうが、焦らず早いなーと思いました。 巻道ー鶏冠山山頂2つ 案内板の通り下りますが、初めの下りがきついけど、木の根などを利用してくだると、 そこからは普通のトラバースです。細めですが、問題ない感じ。シャクナゲのトンネルの向こうに明るい光が見えますがその先少し戻る広いスペースがあり、第3岩峰の山梨百名山の鶏冠山です。好天ならが見えます。山と旅の鶏冠山の頂上はまた本線に戻り、数十分歩きます。ここも、シャクナゲトンネルです。 その先木賊山山頂迄。 この先はピンクテープをあてにしながら歩くのですが、下るとき、左側(西側)に尾根を巻き、次のピークへ行くところの(ピンクテープ左手選ぶ。)シャクナゲが道に飛び出している。昼までも少し薄暗い小路をあるく。まだまだ序の口。最後の木賊山の登りは灌木の枝だらけです。西側のトラバースを登り開けたところのガラ場のピークが2177mピークで藻の生えた岩の足元を登ります。巻きながらも、直登もありですが、落石注意。2177mピークからは、みとみの駐車場付近が見えます。この先またシャクナゲトンネルで道探し困難。針葉樹林の多いエリアが現れ、本格的な感じに。トラバースは尾根の西側で、東側に出てしまったら、再確認。戻ると、ピンクテープがあります。必ず戻ったほうがいいですよ。」道は乱れっぱなしですが、右の尾根を意識しながら、ピンクテープを探しましょう。それでも、木の枝払わずに、進めることはないなー。下りすぎに注意。GPSしかないですが、狂ったらおしまい。足場悪いけど、ピンクテープ探しです。最後の分岐を確認して、また木の枝地獄を登ります。これが終われば、木賊山はすぐです。 木賊山を過ぎれば、秩父縦走路で道は美しいです。 木賊山頂〜甲武信ヶ岳 砂の多い下りを過ぎれば、甲武信山小屋は10分でもないです。 甲武信小屋 チェックインは12:00前できました。食事メニュ―もありますが、ラーメンは売り切れでした。パンが300円おでんが700円に水100円と何とかあるけど、お汁粉とかワッフルとか甘味が多いかな。350ml酎ハイ500円350mlビール700円清涼飲料600円 お手洗いあり。(逆を言えば、ここしか無理) きれいで手洗い水も流れるところがうれしい。紙は、便器に捨てない方式。(外壁にあるつまみを引いて開けるとゴミ受けがあるというもの。)流し水も大便の時だけなどの独自ルール。 前庭にテーブルセットがあります。 お手洗いはここまでありません。 甲武信小屋から三宝山 小屋前の道からそのまま進めます。分岐案内板あり、ゲートあり。緩やかな、Up Down下後に、少し急登りのある道を行く甲武信ヶ岳との分岐がります。その先三宝山埼玉県の最高峰。整備された道で歩きやすいです。 三宝山少し下れば、三宝岩分岐がひっそりあります。お見逃しなく。三宝山頂は眺望なし。三宝岩からは富士山も見えます。どちらも、かなり広いスペースが開いています。どちらも近い距離にあり、数分でもないですが、分岐見落としやすいです。 三宝山頂、三宝岩から甲武信ヶ岳 甲武信ヶ岳分岐まで戻り急登りすぐに開けて山頂へ 山頂碑と、金峰山までの縦走路。お天気が良ければ八ヶ岳、富士山も見えます。 甲武信ヶ岳〜甲武信小屋 来た道戻らず山頂碑を右手に下るほうが近道です。 甲武信小屋〜破風山 富士山が見え隠れする縦走路で、破風山までの下り中途に開けた砂地がある。ここで展望をゆっくり見られます!お急ぎなら、ここまではいそいそ歩いてもいいかも? 甲武信を下ってしまえば、(途中、破風山避難小屋があります。)登り一辺倒!1歩が大きい岩も!約240mは意外と長い!お疲れ様!破風山です。平になるところに指導標あり、数分で西破風山!その後また数分で東破風山! 破風山避難小屋。 薪ストーブなんかあり30人くらいまで平気そうですが、緊急時以外使用できないタイプの避難小屋です。 破風山、雁坂嶺は山梨県、埼玉県、環境庁の山頂碑が計3本立っています。 破風山から雁坂嶺 2-3回緩やかなUpDown を繰り返し、奇岩猫耳岩?などを見て岩周りを巻きながら進む。雁坂嶺が大きく見える。が緩やかに上るので、たいしたことにはならない。秩父主脈縦走路は下り時、岩が紫色の苔に侵され、朝露時よく滑ります!(黒く見える)(普通の緑の苔をよけているのによく転ぶと思ったら…。発見しました。) 雁坂嶺〜雁坂峠 下りの始まり。峠までは明るい緩やかな道。雁坂峠は4方向に分岐があるので、くれぐれもお間違え無く! 雁坂峠にベンチあり。休憩スポット。各種伝承伝説の説明あり。 雁坂峠〜 沢沿いを下ります。道は整備され広めで、ぐるぐる蛇行しながら下ります。下り苦手にも楽々に出来ていますが、所々、道が細い所も…。渡渉点付近に注意しましょう。 井戸沢渡渉 峠沢渡渉 ねとりステーションの白い紙のある渡渉点 2か所あるように書かれています。今回の水量ではどちらでもよかったです。 白い紙に書いてある渡渉の後少し登るのですが、それを下った時にもう1回渡渉がある。水量は少なく、トラロープもある。ここからのクライムアップの岩登るとき注意。明るいブナの混合林を進む。少し退屈だと思うが、その後滝を右に曲がり林道に出る。 |
その他周辺情報 | 笛吹の湯 ¥700円 現金のみ JAF割引多い。 清水 土日だけ営業のイノブタ料理屋 イノブタ料理は日本でここだけ?という触れ込みあり。 郷土料理系 現金のみ |
写真
今回の渡渉はこのヤマレコの地図軌跡が見やすい。
YAMAPさんはここが間違いとは言わないが、誤解を招きやすかった。
水量により変わる渡渉部分なので、こんなファジーな感じのほうが正しいと思うぞ。現場での自分の目先が重要です。この辺りが、上級破線コースの重要ポイントでは?
一人では怖すぎる。
YAMAPさんはここが間違いとは言わないが、誤解を招きやすかった。
水量により変わる渡渉部分なので、こんなファジーな感じのほうが正しいと思うぞ。現場での自分の目先が重要です。この辺りが、上級破線コースの重要ポイントでは?
一人では怖すぎる。
撮影機器:
装備
個人装備 |
カラビナ
熊鈴
ライター
爆竹
現金
水1500mlお湯350mlイオンサプライ500ml
|
---|
感想
鶏冠山はちょっと怖かったですが、予想よりは落ち着いた山でした。水色の狐ちゃんの案内板が目印です。
とうとう出会ってしまったカヤ茸ですが、食べられずに残念。🍄虫に食べられていました。
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