Road to Sky! クラシックルートで皇海山



- GPS
- 13:52
- 距離
- 26.8km
- 登り
- 2,438m
- 下り
- 2,438m
コースタイム
- 山行
- 11:59
- 休憩
- 1:53
- 合計
- 13:52
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
下段に仮設トイレがあるらしい。私は未使用。ペーパーなしだったそう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
一の鳥居から登山道になります。 この時期は暗い時間帯から登るひとも多いと思います。ヘッドランプを反射する目印が所々付いていますが、道を探しながら暗い中を歩くことに慣れていない場合は少し注意が必要です。(不安な人は日が長い時期に登られることをおすすめします。) 庚申山荘は現在設備修理中のため宿泊できません。 お山めぐりコースは一部崩壊のため通過できません。 庚申山までも少し岩場っぽいところがあります。 庚申山から先、鋸山までこまかなピークが続きますが、一本目の長い鎖が出てくるのは後半なので、そこまではストック使えます。 長い鎖は2本ほど、渋滞で1時間待ちとかいうこともあるらしいです。 天気の良い週末など、混んでる日は念のため渋滞も考慮して計画を立てると安心かもしれませんが、今回は平日、かつ日の短い時期のためか、そもそも入山は10人ちょいくらいだったと思います。 ロープや鎖は支点が大丈夫かな?というものや、擦り切れ気味のものもあるので注意。 六林班峠経由は今年数年ぶりに笹が刈られたそうで、かなり歩きやすくなっているそうです。 天下の見晴は往復で約20分ほど、庚申山の眺めが素晴らしいので体力と時間に余裕があればぜひ立ち寄ってみてください。 ヤマレコでは標準コースタイムが17時間オーバーになってますが、山と高原地図やYAMAPの標準タイムでは15時間かからない程度になっています。 庚申山荘がいつ営業を再開するのかはわかりませんが、体力的に不安な方は営業再開を待つか、日が長い季節を選択されると良いかもしれません。 |
その他周辺情報 | 🚗122号 群馬側からアクセスの場合 黒保根のファミリーマートが最後の24時間コンビニ 24時間でないコンビニは草木ドライブインにデイリーヤマザキあり。 富弘美術館の道の駅のお手洗いがきれいです。 ♨️わたらせ渓谷鉄道の水沼駅の温泉が復活してます。 (この日はボイラー修理?の為臨時休業で入れず・・・) 群馬側からの場合、ここの温泉が入れないとだいぶ走らないと温泉がないです。 かじか荘の日帰り入浴(庚申の湯)は確か15:00くらいまでなので、早く下山しないと入れません。 🚗122号 栃木側からアクセスの場合 最終コンビニは清滝のローソン・ファミマ。 足尾に一軒あった貴重なローソンはなくなってしまいました。悲。 遠方からいらっしゃる方、皇海山ついでに中倉山(および沢入山)も登ってみたいという方は、お風呂や食料調達など、事前に確認して準備していくことをおすすめします。 |
写真
一応水たまりとかはなるべく避けるようにしたけれど、靴に防水スプレーもかけて、濡れ笹も全く不快な感じはなかった!すごい😆
蒸れるかとも思ったけど、そんなに気にならなかったし、靴ズレもなかった😃
ぽっぽさんどうもありがとうございます!
感想
十数年前のPEAKSではじめて皇海山の存在を知った。
当時はまだ群馬・沼田側からの不動沢コースが歩けたので、百名山狙いの多くの人々はそちらを選択していたと思う。
そんななか、PEAKSでは「Road to Sky」と題して、栃木・足尾側からのクラシックルートを紹介していて、庚申山、鋸山を越えていくこの道は、体力的に大変そうだけれども途中の眺望や鎖のアップダウンなど、とても魅力に思えた。
皇海に行くなら絶対足尾からだ。
ただ、体力的に自信がない、皇海の山頂自体は眺望がない、六林班からの歩きづらく長いトラバース…など、興味はあるものの、なかなか踏ん切りがつかずにズルズルと先延ばしになっていた。
ブランクなどもあってモタモタしているうちに、沼田からは登山口へ向かう林道が崩壊して通行止めになり、皇海に登るには全員足尾からのクラシックルートを歩かなければならなくなった。
深田さんはこのクラシックルートで登ることを「日本百名山」で紹介しているので、本来あるべき姿と言えばそうなのかもしれないけれど、体力的にかなりハードルが高くなってしまった人は多いのだと思う。
アルプスなどで百名山を目指している人と出会うと、「栃木に住んでるの?なら皇海は行ったことある?どう?」と高確率で聞かれた。
私は百名山を目指しているわけではないけれど、その質問をされるたびに栃木県民のハイカーとして「皇海、大変だけどいい山ですよ!ぜひ来てください!」と答えられない自分にモヤモヤしていた。(そして、結局登らないうちに埼玉へ戻ってしまったことでさらにモヤモヤ)
ここ2年くらいで暗い中ヘッドランプで歩くことにも慣れたし、今年男体山2往復をやって一日で標高差2400mのアップダウンも大丈夫だと自信もついた。
そして、ぽっぽさんから「六林班の笹が数年ぶりに刈られた」という情報をいただき、これはもうこの秋行くしかない!と狙っていた。
来週あたり行こうと思っていたら「ねぇねぇ、皇海行ったことあるー?」とリンパーさんから聞かれ、近々行くつもりだと答えたら「俺も行きたい」ということで一緒に行くことに。
庚申山荘から庚申山までは巨岩とかがあって想像以上に楽しい道だった。できれば明るい時間にあるければもっと楽しかっただろうなぁ。
鋸山までの11個?のピークは、八海山のように鎖のオンパレードかと思っていたら、少し長めの鎖は2本だけ。あれ?これだけ?という拍子抜けだった💦
六林班からのトラバースも笹が刈られているおかげで、長くて飽きるけど「二度と歩きたくない!」とは感じなかったし、最後に天下の見晴から庚申山を見られたのはとても良かった。
コースタイム的には六林班経由ではなくピストンのほうが早く下山できそうだし、数名はピストンを選択されたようだけれど、私はピストンより周回が好きだし、みんなが毛嫌いする六林班の笹地獄の怖いものみたさもあって六林班を選択したけれど、笹が刈られていたので歩きやすすぎた😅
(刈られていなければやはり相当大変そうだけど)
最後はまたヘッドランプ出さなきゃかな?とも思ったけど、天下の見晴からは小走りとか早歩きで明るい時間に下山できてよかった。
近く、袈裟丸山や中倉・沢入山から眺めていつか登りたいと思っていた皇海山、やっと登れてスッキリした。体力的には楽ではないし、皇海山自体には眺望はないけれど、庚申山では巨岩が楽しいし、鋸前後は眺望は素晴らしいし、また歩きたいと思うお山だった。
情報もたくさんで助かります。熊情報も‥
てつ爺さんは百名山目指してるんですもんね、関西からだとまず登山口までも遠過ぎですよね🥲
飯豊は小屋泊でも自分で食料・寝袋担がなくてはいけないので、ハードル少し高いですよね💦
皇海は庚申山荘が営業再開すれば少しだけ楽になるかとは思うんですけど、笹の伸び具合によって歩きやすさはだいぶ変わると思うので、行く前に確認しておくと安心だと思います😃
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