雄鉾岳(敗退) もとい 豪勢な修行


- GPS
- 05:25
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 563m
- 下り
- 609m
コースタイム
- 山行
- 5:26
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 5:54
雄鉾岳登山口 0802
雄鉾沢出合 0853-0904
金ケ沢出合 0945
高度計読み545m 1007-16
「水場」表示 1030
高度計読み770m 1105
高度計読み640m 1117-31
「水場」表示 1144
金ケ沢出合 1207
雄鉾沢出合 1243-1300
雄鉾岳登山口駐車場1354-1404
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
GPSログはヤマレコアプリの設定もれの為最初18分ほどが抜けました。 ヒグマの痕跡なし。 二股までは高巻き道が多く、登山道的な部分もあるが、崩壊気味の所も多い。飛び石徒渉が3回〜5回程度。水量多ければ靴を濡らすだろう。 ピンクテープは概ね不足ないが、一部矛盾があってループしてしまうところもある。 雄鉾沢出合〜「水場」、沢身からほぼ外れず、靴を濡らさない沢登りと言う趣。 「水場」〜最終到達点標高770mは登山道的。 |
その他周辺情報 | 八雲温泉おぼこ荘:泉質良好。塩素臭の強かった妙義の温泉(感想参照)と違い、掛け流し。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
フリース
グローブ(+予備)
スパッツ
防寒着兼雨具
日よけ帽子
行動食
非常食
飲料
地形図
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
携帯(Starlink対応 GPS&コンパス兼)
時計(高度計兼)
タオル
カメラ(コンパス兼)
クマ撃退スプレー
|
---|
感想
甘くない山だとは承知の上、登山時間はそれ程長くないし、ということで選択した。結果は表題の通り。修行登山、リハビリ登山としてとらえれば大変豪勢で面白い、充実した物だった...。
深夜札幌発で3時間半走って予定通りに登山口駐車場(ヤマレコ計画作成画面)に到着。しかし、あまり眠れなかったのでやや疲れ気味。半年以上前から懸案だったStarlinkのテスト、慣れないヤマレコアプリの起動等もあって少し遅れた。自分一人かと思ったが100mかそこらの登山口(同上)にも車が駐められて先行者あり。
わずか2,3分で高さのある巻道上に崩壊箇所があって気が引き締まる。その後も同様の高巻き道が続き、沢に降りて飛び石徒渉を繰り返して左岸へ移ってすぐは、沢は廊下状になり、高巻きの高さもさらに上がる。概ね目印はあるが、逆光の為見づらく、二股の手前の一ヶ所は沢沿いと巻き道の両方にあるもんだから、GPSログをよく見ればわかるが、ループしてしまう。帰りに確認したが上流から見ると2ヶ所にピンテが見える(笑)。
そんなこんなで、高度も距離も全然稼げず雄鉾沢出合で1ピッチとなる。これは大変なところに来てしまったかも。
右の雄鉾沢に入ってからは高巻きはごく低く部分的になり、ほぼ沢沿い。沢靴なら若干速いかと思う位の沢登り寄りの、これもワイルドなルート。赤いペナントのある二股で鉄サビ臭い左の金ケ沢へ入り、ほどなく次の二股で右へ入るとまもなく水場表示があって、そこからやっと普通の登山道になる。(雄鉾沢出合から水場の間の水は飲用不適)
休みを入れて、登るに従い山頂部が見えてくるが、これが(多くの読者にはピンとこないだろうが)、国民宿舎から見える裏妙義そっくり、そういえば、固い岩屑を軟石に埋め込んだ感じの岩(集塊岩?)が多いのも同じだ。傾斜が次第に増し、先行者とすれ違って改めて考える。時間はかかっているし、疲労も結構なものだ。山頂発は12時半近くになるだろう。帰りも下の2ピッチはほぼ同じ時間がかかりそうで、まず3時間半。16時過ぎると夕日が遮られる谷間は薄暗くなりはじめるだろうし...時間的に結構ギリギリだ。結論として11時で撤退と決めた。
高度計読み770mで引き返してまもなく、数人パーティーとすれ違う。こんな所で戻るの?、と大変不思議な顔をされたが、それから5分位して、いややっぱりこれが正解だったと確信する。下りに使う筋肉が何しろ頼りない。昨年から今年3月まで一年近いブランク、春こそそれなりに歩いたが、7月以降にまたブランク。日常生活では下りの筋肉が最も使わないと言う話だが、衰える一方だったのだろう。(雪山では下り方が少し違うし)
それでも雄鉾沢出合までは登りよりはスムーズに思えた。踏跡ルートを進むカンが少し戻ってきたかなと(その時は)思った。最後のピッチはやはりほぼ短縮できず。8時出発11時引き返し14時前に到着で、往復ほぼ同じ。山頂まで行っていたら確実にあと2時間半、プラス疲労の蓄積を考えれば引き返しは正解だったと(負け惜しみでなく)思った。「豪勢な修行」まで言うと負け惜しみだろうけど。
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