【上毛三山】榛名🐻は大丈夫です!

- GPS
- 02:27
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 568m
- 下り
- 568m
コースタイム
- 山行
- 2:01
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 2:27
| 天候 | 曇りのち晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
高崎駅-榛名湖 8:30-9:55 群馬バス高崎榛名湖線 1420円 帰り) 榛名湖-高崎駅 13:30-14:55 群馬バス高崎榛名湖線 1420円 高崎-大宮 15:15-16:26 湘南新宿ライン特別快速 大宮-東京 16:33-17:06 上野東京ライン 東京-新大阪 17:18-19:45 新幹線のぞみ437号 (自由席4960円) +乗車券10010円 実際には大阪市内ー桐生 (700.2km) の往復乗車券を買って2泊3日の間で途中下車。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所という程のところはなし。 掃部ヶ岳までの登り階段は土が流失して歩きにくい。ハードル走か。 掃部ヶ岳より西は尾根道で判りやすいが全体的に藪は濃い。虫もまだ結構いた。 杖ノ神峠までの下りは最初急斜面のつづら折れ。やや傾斜が緩んでからは直滑降。 |
| その他周辺情報 | 榛名湖温泉。時間があれば寄りたかったが榛名湖を挟んで反対側。湖畔に食堂やお土産物屋は多い。 高崎駅も新幹線が停まるだけあってお土産物屋など豊富。 |
写真
装備
| 個人装備 |
半袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
|
|---|
感想
さて赤城山と桐生の翌日は榛名山へ。レコは寝かせたままだいぶ時間が経ってしまいましたが。三連休明けの火曜日は朝から会社で遅れるとマズい用件があり、もともと3日目は確か雨どころか荒れる予報だったので、2日目のうちか宿泊するにしても朝のうちに帰途につく予定だったんですよ。新幹線が停まったりすると困るし。ところが実際は晴れはしないものの雨は降りそうになかったので、昨日バスの車窓から眺めて山容に一目ぼれした榛名山に寄るように予定変更。まあそれでもさっと最高峰の掃部ヶ岳だけ登頂して早めに帰ろうという計画です。
高崎駅から群馬バスに乗車。乗客は20人くらいだったでしょうか。でも高崎経済大学で大勢降りて、榛名神社でもハイカーが2人降りて、最後は5人でした。ハイカーっぽい人は私の他にもう1人。天気予報のせいかもしれませんし連休最終日のせいかもしれませんが、赤城山に較べるとずいぶん少ないです。麓というか湖畔というかに商店が並ぶ賑わいの度合で言えば互角だと思うのですが。
掃部ヶ岳への登りでは5人追い越し、11人すれ違い、2人が休憩中。あと硯岩に先客が7人、掃部ヶ岳頂上に4人。山の中も赤城山に較べてかなり少なめ。あでも、すれ違ったうちのひとつは欧米系5,6人のグループでしたね。頂上から先は全くの無人。道はしっかりしているけど左右に茂る笹が道にまでかぶさってきていて、ちゃんと整備されたけど最近歩く人が減ったのかなという感じ。いや知りませんが。先の様子が判らないので歩いている時はけっこう不安でしたが、幸い酷い藪になることはなく無事杖ノ神峠に到着。あとは舗装路を下るだけです。
道の端にはどんぐりが敷き詰めたくらいに落ちていて、これはこの辺りは今年どんぐり豊作らしいな、東北は人里に熊が出没して大変だけど、ここらは大丈夫そうだなと思いました (予兆その2) 。それからしばらくも行かないうちに前方を横切る大小2つの黒い動物が!絶対にシカやイノシシではありません (野生の熊は見たことがないけど、シカとイノシシはあります)。熊🐻の親子🐻です。距離は20~25mくらいだったでしょうか。こちらが気づいた時には向こうはもう避けようとしていたのでしょう (熊鈴鳴らしてましたし)、特にこちらを気にする様子もなく、それに距離もあったので自分でも意外なことにあまり驚きや怖さはありませんでしたね。緊張はしましたが。
距離は25mプールの端より少し近いかなという目算でしたが、あとで撮った写真を見てみると最大倍率でもかなり小さく写っているのでもっと距離があったのかもしれません。茂みの音も聞こえませんでしたし。だとするとやはり内心平静ではなく実際よりだいぶ近く感じたのかも。熊親子が見えなくなってから少し (1,2分) 間をおいてさっき熊が通った後を横切りましたが、すごいという獣臭は感じませんでしたね。動物園の熊も臭くないのがいますし、個体と食べ物によるのかも。むしろ掃部ヶ岳への登りの方が、強烈な獣臭というか糞臭を感じて用心して音を出したり唄 (母校の応援歌) を歌ったりしていました。私のたった1回きりの経験に過ぎませんが、出合頭でなければ気づいた向こうが避けてくれる、というのは本当だなあと思いました。今年の夏伯耆大山に登った時、すでに熊害はニュースになっていたので妹が不安がって音の大きな熊鈴を着けるように勧めてきたため麓のモンベルで記念に買った熊鈴を前のにプラスして着けているのですが、これのお蔭かもしれません。ありがとう!モンタベア (と妹)! もっとも最近は人里に出てきて既に興奮している熊による被害が多いようですが。
まあともあれ無事下山できてひと安心です。バスまでまだ時間があるので食堂でお昼ご飯。名物のワカサギをいただきました。もっとも国産それも榛名湖産を使っているかどうかは不明。お土産に買った甘露煮と佃煮はたしか中国産でしたし。下山した頃には朝よりも人が増えてちょうどお昼時で食堂や喫茶はそれなりに賑わっていましたね。私がいた食堂も食べ終わった頃に予約の団体さんが入ってきてましたし。
帰りのバスに乗ったのは6人。榛名神社で2人降りましたが、やはり高崎経済大学で大勢乗ってきて駅に着いた時は通路まで満員でした。帰りの電車は少し迷ったのですが、東京までは在来線で。大宮ー東京間は130km/hしか出ないのに近くから新幹線に乗るのはもったいないなと。それじゃJR西の新快速のスピードじゃないですか。東京からはさすがにのぞみを使いました。今回は片道約700kmの電車の旅。1泊するか2泊するか、どこの山に登るか、雨が降るか降らないかなど色々不確定要素はあっても、とにかく桐生まで行って帰ってくるという旅程は固定なので往復乗車券を使えました。来春の廃止前に最後に利用できて満足です。
山の感想は何と言っても野生の熊を初めて目撃したことですね。西日本にはそんなに生息していませんが毎週のように山に行っているのだから一度は見てみたいと思っていました。 もちろん安全な状態でというのが前提で至近距離で睨み合ったりはしたくないですが。いざという時自分がどのくらい冷静でいられるかも気になっていたのですが、思ったより動揺がなかったのでまずは合格といったところ。今回は十分距離がありましたが、離れた状態でも動転してしまうのでは至近距離で遭遇した時に「背中を見せて逃げない」「うつ伏せになって手で首を守る」などできるはずがないと思うので。
山自体もよかったですよ。榛名湖が綺麗に見えて。もう少し青空なら映えたろうと思いましたが。今度は時間をとって榛名富士も登って榛名湖温泉に浸かって帰りたいですね。あとは今回で上毛三山のうち2座を登ったので、残るは今日も見えた妙義山ですか…でもあそこ難しいんですよね。大丈夫だろうか、どうしようかな…
〇今日のヤマスタチェックポイント
●榛名山 (おすすめ二百名山<関東12座>、日帰りで楽しむ 全国80山スタンプラリー)
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