雪解け進む鳥海山(象潟口から)


- GPS
- --:--
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,309m
- 下り
- 1,311m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・ブルーラインの夜間通行止めは、この朝8:00に解除になった模様 |
コース状況/ 危険箇所等 |
*鉾立口-御浜:ルート上にピンクテープが設置されており道迷いの心配なし。一箇所少し急な雪斜面があったが、きちんとステップがありツボ足で問題なし。 *御浜-七五三掛:夏道と雪面が交互に現れるが、視界があれば特に問題なし。 *七五三掛-千蛇谷-御室:一つ目の分岐標識を左に折れ旧トラバースルートに向かってしまったが、新しい登山道を進んだもう一つ先の分岐から新たなルートが整備されており、こちらの方がずっと楽。教えてくださった方、ありがとうございました。 *御室-新山:夏道の表示どおりに行き、一旦下る部分に詰まった雪の踏み抜きがちょっと怖かったが問題なく通過できた。もしかしたらもっと楽なルートがあったのかな。 |
その他周辺情報 | 日帰り温泉:あぽん西浜など |
写真
装備
個人装備 |
半袖シャツ
長袖インナー
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
雨具
キャップ
靴
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
ライター
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
GPSロガー
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
ストック
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感想
♪鳥海山よ〜、遠い嶺々よ〜(今はなき酒田五中校歌)というわけで、気持ち良く晴れた5月の土曜はふるさとの山 鳥海山を歩いてきました。
早朝自宅を出発し13号線を北上すると、村山市の土生田を過ぎたあたりから進行方向に普段よりくっきりと鳥海が見え隠れしはじめ、いやでもテンションを上げてくれます。7時半前にブルーラインの駒止ゲートに到着、鉾立駐車場からすぐに歩きだせるよう開門を待つ間に装備を整えましたが、あとから思うとこの日で夜間通行止めは解除されたようなので、そんなに慌てる必要はなかったかも。
鉾立口から歩き出し、悠久の時間が浸食した奈曽渓谷に感嘆の声を上げながら御浜を目指します。途中で高校山岳部のパーティに越されますが、気力・体力ともに充実している様子でうらやましい限り。もし高校生に戻れたら山岳部に入るだろうか、でも未だに根性・協調性ともに皆無だからやっぱり無理だろうなー、などとしょうもないことを考えながら御浜を通過。少し進んだ扇子森の頂で、今日は随分近くに見える飛島や田植えを済ませ水を湛えた庄内平野、月山と朝日の山嶺の連なりなどの素晴らしい眺望を楽しみながら一息入れます。
今日は千蛇谷を歩くつもりだったので、七五三掛を過ぎた最初の分岐標柱に従って左に折れ、アイゼンを付けて結構な斜度の雪面降下にとりかかったところ、後続の方から「新しいルートのトラバースの方が楽だよ」と教えていただきました。少し登り返して新道を進むと、そのとおりずっと容易なトラバースルートに続いていました。助かりました、ありがとうございました。
長大な千蛇谷の雪渓を息を切らしながら歩いてようやく御室に到着。何はともあれお参りを済ませた後、ザックを置いて新山ドームへ。途中一旦下るところに詰まった雪を踏み抜かないかちょっと心配でしたが、なるべく体重を載せないように歩き(忍者か^^)何とか通過して新山山頂到達!山頂はしばらくの間私一人だったので、2,236mからの大展望を心ゆくまで堪能してきました。
おっかなびっくり新山ドームを降りた後はそそくさと昼食を済ませ、山頂に未練を残しながら千蛇谷を下り、登りの辛さがウソのようにあっという間に外輪へのトラバース地点へ。再び扇子森で一服つけた後、心地良い風と眼前に広がる日本海の眺めを楽しみながらのんびりと下山してきました。
鳥海山を歩くたびに、小5の夏父に連れられ御室小屋一泊で初めて鳥海を歩いたことを思い出すのですが(当時酒田の家のそばから遠い山頂を眺めるたびに「あそこまで行ってきたんだ」と誇らしい気持ちになったものでした)、当時の父の年齢を既に一回り以上越えてしまったことや、鳥海は毎月でも訪れたくなるほど本当に魅力的な山だということに改めて気づかされたような、そんな山旅でした。
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