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Yamareco

記録ID: 8781103
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
志賀・草津・四阿山・浅間

【日本二百名山】佐武流山 ~ドロノキ平からピストン~

2025年10月06日(月) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 新潟県 長野県
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
12:03
距離
20.5km
登り
1,594m
下り
1,594m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:19
休憩
1:44
合計
12:03
距離 20.5km 登り 1,615m 下り 1,615m
4:49
4
スタート地点
5:41
5:47
29
6:16
6:17
16
6:33
6:40
68
7:48
8:09
68
9:17
9:31
14
9:45
9:46
25
10:11
15
10:26
10:27
43
11:10
11:38
29
12:07
10
12:17
12:18
21
12:39
14
12:53
13:01
49
13:50
48
14:38
14:45
22
15:07
15:08
35
15:43
15:51
24
16:52
ゴール地点
天候 雨のち曇り
過去天気図(気象庁) 2025年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
≪駐車場≫
◆中津川林道ゲート近くの駐車スペース
◇駐車料金:無料
◇駐車台数:3台
◇利用時間:24時間
◇トイレ:なし(近くの切明温泉に公衆トイレあり)
◇電波状況:docomo(○)、au(△)
◇特記事項:
・付近には2~5台停められる路肩スペースが複数あります。
コース状況/
危険箇所等
≪林道ゲート~檜俣川下降点≫
・登り基調の林道歩きが5km以上続きます。傾斜は緩やかです。
・未舗装路なので、自転車を使うのであればマウンテンバイクでないと厳しいと思います。

≪檜俣川下降点~渡渉地点≫
・水量によってはこの渡渉が最大の核心部になります。2ヶ所あるロープのどちらを選ぶかはその場の状況判断で。(石の上をジャンプするなら上流、川に入るなら下流)
・この日の水量は浅い所で「すね」くらいでした。どうせ雨が降っているので、靴を脱がずに川を渡りました。

≪渡渉地点~物思平~ワルサ峰≫
・物思平までが今回のコースで最も急な区間です。ペース配分に注意。
・物思平を過ぎると傾斜が緩む所もありますが、基本的には急登です。
・「物思平~ワルサ峰」の区間では、ロープが5ヵ所以上出現しますが、難易度は高くありません。
・張り出した木の根が非常に滑ります。下りの方が苦労しました。

≪ワルサ峰~佐武流山≫
・傾斜がなだらかになり、歩きやすい尾根道が続ます。
・危険個所、不明瞭箇所はありません。
その他周辺情報 ≪日帰り温泉≫
◆小赤沢温泉 楽養館
◇利用料金:600円
◇風呂の種類:内湯×1(別途沸かし湯あり)
◇泉質:含鉄-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉
◇無料休憩所:あり(スペース程度)
◇食堂:あり(営業は15時まで)
◇特記事項
・赤褐色のお湯が特徴的な温泉で、源泉掛け流しです。
近くの駐車スペースに車を停め、中津川林道ゲートに来ました。この日は長丁場なのでブラックスタートです。
2025年10月06日 04:53撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/6 4:53
近くの駐車スペースに車を停め、中津川林道ゲートに来ました。この日は長丁場なのでブラックスタートです。
この日の予報は雨のち曇り。スタートの時点では小雨でしたが、徐々に雨が強くなってきました。
2025年10月06日 05:35撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/6 5:35
この日の予報は雨のち曇り。スタートの時点では小雨でしたが、徐々に雨が強くなってきました。
ドロノキ平からのルートと合流しました。明るくなってきたので、ここでヘッデンを収納します。
2025年10月06日 05:41撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/6 5:41
ドロノキ平からのルートと合流しました。明るくなってきたので、ここでヘッデンを収納します。
雨脚が強まる中、1時間30分ほど歩いて林道終点に来ました。ここから急坂を下ると渡渉地点です。
2025年10月06日 06:16撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/6 6:16
雨脚が強まる中、1時間30分ほど歩いて林道終点に来ました。ここから急坂を下ると渡渉地点です。
道幅が狭く、斜めっている上に雨で濡れているので、かなり気を遣う道です。こんな道が続くのか?と不安を感じます。
2025年10月06日 06:22撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/6 6:22
道幅が狭く、斜めっている上に雨で濡れているので、かなり気を遣う道です。こんな道が続くのか?と不安を感じます。
この日、特に花は咲いておらず、キノコくらいしか見られませんでした。これはオオイチョウタケでしょうか?(オオイチョウタケであれば)食用のキノコです。
2025年10月06日 06:31撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/6 6:31
この日、特に花は咲いておらず、キノコくらいしか見られませんでした。これはオオイチョウタケでしょうか?(オオイチョウタケであれば)食用のキノコです。
渡渉地点に来ました。前日から降り続く雨で増水が心配でしたが、浅いところで「すね」くらいの水量です。これなら渡れそうです。
2025年10月06日 06:32撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/6 6:32
渡渉地点に来ました。前日から降り続く雨で増水が心配でしたが、浅いところで「すね」くらいの水量です。これなら渡れそうです。
こちらは上流側です。石の上をジャンプで渡るならこちらですが、ちょっと厳しそうです。
2025年10月06日 06:33撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/6 6:33
こちらは上流側です。石の上をジャンプで渡るならこちらですが、ちょっと厳しそうです。
どうせ雨で靴も濡れているので、下流側をじゃぶじゃぶ渡りました。無事に渡り終えて対岸を振り返ります。
2025年10月06日 06:34撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/6 6:34
どうせ雨で靴も濡れているので、下流側をじゃぶじゃぶ渡りました。無事に渡り終えて対岸を振り返ります。
渡渉地点を過ぎると、いきなり急登が始まります。今回のコースで最も傾斜がキツい区間です。
2025年10月06日 06:36撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/6 6:36
渡渉地点を過ぎると、いきなり急登が始まります。今回のコースで最も傾斜がキツい区間です。
濡れた岩や木の根などがツルツル滑ります。行きは体力的にキツく、帰りは精神的に消耗しました。
2025年10月06日 07:09撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/6 7:09
濡れた岩や木の根などがツルツル滑ります。行きは体力的にキツく、帰りは精神的に消耗しました。
急登に悪戦苦闘すること1時間10分、物思平に到着しました。この日は9時頃に雨が止む予報でしたが、雨脚は弱まりません。本当に止むのか不安を感じながら先に進みます。
2025年10月06日 07:48撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/6 7:48
急登に悪戦苦闘すること1時間10分、物思平に到着しました。この日は9時頃に雨が止む予報でしたが、雨脚は弱まりません。本当に止むのか不安を感じながら先に進みます。
物思平を過ぎると、少し緩む箇所も出てきますが、基本的には急登です。ワルサ峰までの間にロープが5か所以上出現します。
2025年10月06日 08:34撮影 by  iPhone XR, Apple
10/6 8:34
物思平を過ぎると、少し緩む箇所も出てきますが、基本的には急登です。ワルサ峰までの間にロープが5か所以上出現します。
いずれのロープも登りは問題ありませんが、滑りやすいので、下りは慎重に歩く必要があります。
2025年10月06日 08:54撮影 by  iPhone XR, Apple
10/6 8:54
いずれのロープも登りは問題ありませんが、滑りやすいので、下りは慎重に歩く必要があります。
既に雨の中を4時間以上歩いています。全身濡れていますが、寒さを感じる気温ではないので、体温を奪われている感じはしません。
2025年10月06日 09:02撮影 by  iPhone XR, Apple
10/6 9:02
既に雨の中を4時間以上歩いています。全身濡れていますが、寒さを感じる気温ではないので、体温を奪われている感じはしません。
ワルサ峰(1878m)に到着しました。ここから先は傾斜が緩み、歩きやすい尾根道になります。
2025年10月06日 09:17撮影 by  iPhone XR, Apple
10/6 9:17
ワルサ峰(1878m)に到着しました。ここから先は傾斜が緩み、歩きやすい尾根道になります。
ワルサ峰は東側が開けていますが、ガスガスで何も見えません。予報通り9時過ぎに雨は止んだので、これから回復して欲しいところです。
2025年10月06日 09:17撮影 by  iPhone XR, Apple
10/6 9:17
ワルサ峰は東側が開けていますが、ガスガスで何も見えません。予報通り9時過ぎに雨は止んだので、これから回復して欲しいところです。
少し色付いている箇所もありますが、紅葉の見頃はまだ先です。紅葉の時期でもこの山が混雑するとは思えませんが…。
2025年10月06日 09:42撮影 by  iPhone XR, Apple
10/6 9:42
少し色付いている箇所もありますが、紅葉の見頃はまだ先です。紅葉の時期でもこの山が混雑するとは思えませんが…。
「西赤沢源頭」という分岐に来ました。ここで苗場山(赤倉山)方面からの縦走路と合流します。機会があれば苗場山から縦走したいものです。
2025年10月06日 10:08撮影 by  iPhone XR, Apple
10/6 10:08
「西赤沢源頭」という分岐に来ました。ここで苗場山(赤倉山)方面からの縦走路と合流します。機会があれば苗場山から縦走したいものです。
赤倉山方面に10分ほど行くと水場があるようですが、時間がないので寄り道はしませんでした。
2025年10月06日 10:08撮影 by  iPhone XR, Apple
10/6 10:08
赤倉山方面に10分ほど行くと水場があるようですが、時間がないので寄り道はしませんでした。
道が緩やかなのは良いのですが、なかなか標高が上がりません。想定よりもペースが遅れ気味ですが、下りの行程も長いので、焦らずゆっくり歩きます。
2025年10月06日 10:15撮影 by  iPhone XR, Apple
10/6 10:15
道が緩やかなのは良いのですが、なかなか標高が上がりません。想定よりもペースが遅れ気味ですが、下りの行程も長いので、焦らずゆっくり歩きます。
あれが佐武流山でしょうか?山頂までの標高差が100mを切ってからなかなか近付いてきませんでした。
2025年10月06日 11:04撮影 by  iPhone XR, Apple
10/6 11:04
あれが佐武流山でしょうか?山頂までの標高差が100mを切ってからなかなか近付いてきませんでした。
天気が良ければ気持ちよさそうな尾根道です。少しずつガスが晴れてきました。
2025年10月06日 11:04撮影 by  iPhone XR, Apple
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10/6 11:04
天気が良ければ気持ちよさそうな尾根道です。少しずつガスが晴れてきました。
スタートから6時間30分かかって、ようやく佐武流山(2192m)に到着しました。日本二百名山の中でも難関と呼ばれる山の一つです。
2025年10月06日 11:13撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/6 11:13
スタートから6時間30分かかって、ようやく佐武流山(2192m)に到着しました。日本二百名山の中でも難関と呼ばれる山の一つです。
白砂山(日本二百名山)方面は完全に藪に覆われています。無雪期に縦走するのは極めて困難なルートです。
2025年10月06日 11:13撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/6 11:13
白砂山(日本二百名山)方面は完全に藪に覆われています。無雪期に縦走するのは極めて困難なルートです。
ガスはまだ晴れないですが、天候は回復に向かっています。濡れたウェアが少しずつ乾いてきました。
2025年10月06日 11:20撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/6 11:20
ガスはまだ晴れないですが、天候は回復に向かっています。濡れたウェアが少しずつ乾いてきました。
山頂で30分ほど休憩しましたが、最近は日没も早いので下山することにします。あの道をまた歩くのかと思うとウンザリですが、仕方ありません。
2025年10月06日 11:37撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/6 11:37
山頂で30分ほど休憩しましたが、最近は日没も早いので下山することにします。あの道をまた歩くのかと思うとウンザリですが、仕方ありません。
所々赤く色付いていますが、鮮やかさはありません。今年は紅葉より黄葉の方がアタリと言われているようです。
2025年10月06日 11:43撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/6 11:43
所々赤く色付いていますが、鮮やかさはありません。今年は紅葉より黄葉の方がアタリと言われているようです。
行きはガスガスだった稜線歩きですが、少しずつ視界が開けてきました。
2025年10月06日 12:22撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/6 12:22
行きはガスガスだった稜線歩きですが、少しずつ視界が開けてきました。
テーブルマウンテンと呼ばれる広い山頂の苗場山が見えます。5年前は苗場山の山頂から佐武流山を眺めましたが、ようやく佐武流山に来ることができました。
2025年10月06日 12:33撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/6 12:33
テーブルマウンテンと呼ばれる広い山頂の苗場山が見えます。5年前は苗場山の山頂から佐武流山を眺めましたが、ようやく佐武流山に来ることができました。
こうして見ると、苗場山からなだらかな山を2つ3つ超えれば佐武流山まで縦走できそうに見えます。しかし、このコースは破線ルートとなっており、実際に歩くのは大変なようです。
2025年10月06日 12:34撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/6 12:34
こうして見ると、苗場山からなだらかな山を2つ3つ超えれば佐武流山まで縦走できそうに見えます。しかし、このコースは破線ルートとなっており、実際に歩くのは大変なようです。
ワルサ峰までは景色を楽しみながら歩けますが、その先は渡渉地点まで急坂木の根ツルツル地獄です。この山は雨の日に来るものではないですね。
2025年10月06日 13:09撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/6 13:09
ワルサ峰までは景色を楽しみながら歩けますが、その先は渡渉地点まで急坂木の根ツルツル地獄です。この山は雨の日に来るものではないですね。
精神力をすり減らしながらスリッピーな急坂を下り、渡渉地点に戻ってきました。水量は朝と変わっていないので、下流側をじゃぶじゃぶ歩いて渡りました。
2025年10月06日 14:37撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/6 14:37
精神力をすり減らしながらスリッピーな急坂を下り、渡渉地点に戻ってきました。水量は朝と変わっていないので、下流側をじゃぶじゃぶ歩いて渡りました。
渡渉後、林道に出るまでの登り返しがキツいですが、ここが最後の試練です。
2025年10月06日 15:05撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/6 15:05
渡渉後、林道に出るまでの登り返しがキツいですが、ここが最後の試練です。
林道終点に出ました。もうゴールしたような気分ですが、ここからまだ1時間30分以上も歩く必要があります。
2025年10月06日 15:07撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/6 15:07
林道終点に出ました。もうゴールしたような気分ですが、ここからまだ1時間30分以上も歩く必要があります。
景色を見ながらのんびりと林道を歩きます。…と言うより、脚の疲労が溜まっていてペースを上げられません。
2025年10月06日 15:13撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/6 15:13
景色を見ながらのんびりと林道を歩きます。…と言うより、脚の疲労が溜まっていてペースを上げられません。
分岐に来ました。来た道を戻った方が早いですが、帰りはドロノキ平方面(右)に向かいます。
2025年10月06日 15:43撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/6 15:43
分岐に来ました。来た道を戻った方が早いですが、帰りはドロノキ平方面(右)に向かいます。
こちらは登山道だと思っていましたが、半分は林道でした。しかも、微妙に標高を上げています。
2025年10月06日 15:58撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/6 15:58
こちらは登山道だと思っていましたが、半分は林道でした。しかも、微妙に標高を上げています。
分岐から30分ほど歩くと、林道と分かれて登山道になります。目印テープはありますが、やや分かりにくい分岐です。
2025年10月06日 16:15撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/6 16:15
分岐から30分ほど歩くと、林道と分かれて登山道になります。目印テープはありますが、やや分かりにくい分岐です。
歩く人が少ないせいか、少々荒れ気味な道です。蜘蛛の巣が纏わり付いてくるので、ストックで払いながら歩きました。
2025年10月06日 16:37撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/6 16:37
歩く人が少ないせいか、少々荒れ気味な道です。蜘蛛の巣が纏わり付いてくるので、ストックで払いながら歩きました。
ヒメベニテングダケでしょうか?おそらく毒キノコです。
2025年10月06日 16:34撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/6 16:34
ヒメベニテングダケでしょうか?おそらく毒キノコです。
「ドロノキ平」という割に、道はドロドロではありません。思っていたより普通の登山道です。
2025年10月06日 16:41撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/6 16:41
「ドロノキ平」という割に、道はドロドロではありません。思っていたより普通の登山道です。
ドロノキ平登山口に出ました。往復12時間にも及ぶ山行がようやく終わろうとしています。
2025年10月06日 16:43撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/6 16:43
ドロノキ平登山口に出ました。往復12時間にも及ぶ山行がようやく終わろうとしています。
ドロノキ平登山口の標識を振り返ります。この日は結局、誰とも会いませんでした。
2025年10月06日 16:44撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/6 16:44
ドロノキ平登山口の標識を振り返ります。この日は結局、誰とも会いませんでした。
ドロノキ平に駐車場はありませんが、このような路肩スペースがあちこちにあります。数百メートルも歩けば、どこかしら停められると思います。
2025年10月06日 16:45撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/6 16:45
ドロノキ平に駐車場はありませんが、このような路肩スペースがあちこちにあります。数百メートルも歩けば、どこかしら停められると思います。
駐車スペースに戻ってきました。雨の降る中、ヘッデンを点けてスタートしましたが、明るい内に下山できて良かったです。
2025年10月06日 16:52撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/6 16:52
駐車スペースに戻ってきました。雨の降る中、ヘッデンを点けてスタートしましたが、明るい内に下山できて良かったです。
下山後は「小赤沢温泉 楽養館」で冷えた身体を温めました。そして、志賀高原に抜ける山道を運転中、鳥甲山登山口の近くと奥志賀高原スキー場の近くで熊を1頭ずつ目撃しました。登山中でなくて良かった…。
2025年10月06日 17:23撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
10/6 17:23
下山後は「小赤沢温泉 楽養館」で冷えた身体を温めました。そして、志賀高原に抜ける山道を運転中、鳥甲山登山口の近くと奥志賀高原スキー場の近くで熊を1頭ずつ目撃しました。登山中でなくて良かった…。

感想

新潟県と長野県との県境上に位置し、日本二百名山の一座でもある佐武流山(2191.5m)。佐武流山(さぶりゅうやま)とは変わった山名ですが、この山の西側を流れる川が鉄分を含んで錆(サビ)が流れる川であったことが由来とされています。下山後に寄った「小赤沢温泉 楽養館」なども鉄分を含んだ赤褐色のお湯が特徴でした。

佐武流山は、苗場山(日本百名山)と白砂山(日本二百名山)を結ぶ稜線上にある山ですが、そのどちらの山からも縦走するのは難しく、秘湯と呼ばれる切明温泉の近く
から往復20kmの距離を歩くのが主なアプローチルートとなっています。
コースタイムが12時間近いですが、途中に山小屋や避難小屋などはなく、また、熊の活動が活発なエリアなので、ビバークは避けたいところです。そこで、日照時間が長く暑さが本格化する前の初夏ごろを狙っていましたが、今年は渡渉の水量が多く、躊躇している内に猛暑がやってきました。そのため、暑さが収まるのを待って改めて計画しました。

今回、朝方は雨が残る予報でしたが、降水量は大したことがなさそうです。佐武流山は、何か所かロープはあるものの、難易度は低いとされているので、渡渉さえクリアできれば多少の雨は問題ないと思って歩き出しました。
懸念していた渡渉は、水量も水流も特に危険を感じるレベルではなかったので、問題なくクリアできました。しかし、ワルサ峰までの登山道は明瞭ではあるものの、木の根が非常に滑りやすく、特に下りで苦労しました。
この日、他に登山者は誰もおらず、ケガをしても自力で歩き切るしかないので、集中力を切らさないように慎重に歩きました。佐武流山は、コース距離が長いので体力的に厳しい山ですが、精神的なタフさも要求される山でした。

なお、佐武流山には、苗場山から赤倉山を経由して縦走するルートがあります。5年前に苗場山に登ったときは、なだらかで気持ち良さそうな稜線歩きに見えましたが、ドロノキ平からのルートよりも遥かに距離が長く、赤倉山から西赤沢源頭までは破線ルートになっているので、よほどの健脚でなければ日帰り困難なルートです。現状は、とても歩き切れるイメージが湧きませんが、機会があればチャレンジしてみたいと思います。

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