北アルプスの奥の奥 唐沢岳へ


- GPS
- 13:41
- 距離
- 22.2km
- 登り
- 2,776m
- 下り
- 2,749m
コースタイム
- 山行
- 10:57
- 休憩
- 2:18
- 合計
- 13:15
天候 | 晴れ☀ 気持ちの良い秋晴れでした。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
道路はオール舗装路で特に問題なく地図通り進めます。 登山口すぐi手前が5台程、少し手前に同じく5台程×2か所程。 深夜1時半頃到着で約10台程停まってました。 ピーク時はすぐ満車になるそうです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<登山口(白沢登山口)〜餓鬼岳> 白沢登山口からしばらくは林道歩き。 林道の終点から沢沿いの登山道に入って行きます。 沢を高巻きながらトラバースしながら歩く道、鎖や小さな足場でへつるように通る道 、梯子、ロープなどが続く道ですがきちんと整備されており慎重に歩けば問題なく歩けると思います。沢を何度か行ったり来たりの渡渉があります。 増水時はそもそも通行が難しいかと思いますが、通常は飛び石や簡単な渡渉で勧めるかと思います。沢を歩くところはマークがありますが少しだけルーファイが必要かもしれません。 最終水場を過ぎたら急登の始まり。 大凪山までは沢から一気に上がる笹の間の登山道をひたすら登って行きます。 登りではさほど感じませんでしたが下ってみると結構急でした。 大凪山からは尾根繋ぎの道で緩やかに標高を上げて行き、大曲から餓鬼小屋まで再び急登。 餓鬼小屋から山頂までは5分程度の快適稜線歩き。 <餓鬼岳〜唐沢岳> ココを歩いた多くの方が言うように近く見えて遠いです。 餓鬼岳から展望地辺りまでは快適な稜線歩き。 そこから餓鬼のコブまでは大きく樹林帯まで下って登り返し。 餓鬼のコブから先は道自体はしっかりしているものの登山道両脇からハイマツやシャクナゲ、針葉樹のブッシュが覆いかぶさるように生えていて軽い藪漕ぎが何度もあります。アップダウンを繰り返し体力的に結構キツイです。 唐沢岳直下では花崗岩のザレた道があったり手ががりの少ない岩場があったりロープや鎖場があったり結構大変でした。 |
その他周辺情報 | 登山口周辺は何もありません。 車などでアクセスする方が大半かと思うので15分ぐらい移動すればそれなりにお店絵や温泉などがいくつかあると思います。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
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感想
今年登りたいなぁと思っていた山の一つが餓鬼岳。
ここも毎年のように計画しててタイミングがなかなか合わなかった山の一つ。
で、今年はいよいよ行けそうだと思って暑い時期が一段落したらテント担いで燕方面へ縦走しようと。
予約したらテント場はいっぱい。
小屋もいっぱい。
シーズン終了まで週末は全て満員との事で・・・。
諦めて日帰りでピストンで行く事にしました。
ついでに奥の唐沢岳にも上りたいと思ってたのでそちらもセットで。
駐車場がそれほど多くなくハイシーズンは満車になりがちとの情報だったのであまりギリギリの時間ではなく深夜には駐車場に到着。
仮眠とって早朝に出発。
皆さん早くから出ていくのかな?と思っていたけど誰も動き出さず、5時ちょっと前に出発の自分が一番早かったかな?
本当は明るい時間だけで歩きたかったけど結構長いのでヘッデンスタートです。
序盤は林道。
突き当ったら登山道へ。
沢を渡って進んでゆく。
沢沿いの登山道は整備はちゃんとされているけどそこそこアスレチック感のある道。
注意しながら進んでゆきます。
幸い気を遣うようなところや沢を歩くところに差し掛かった頃には明るくなっていたので安心して歩けました。
沢を渡ったり、梯子を登ったり、鎖場を通過したりして魚止めの滝、最終水場を越えたら急登始まり。登りは嫌いじゃないので急だけどそれ程苦も無く大凪山に到着。
ハチに刺される被害が結構出てると聞いていたので注意してたけど虫自体が全然いないし、上着暑いのでここで一息ついてるうちに脱いじゃいました。(結果ハチはおらず)自分のすぐ後に出発した方が登ってきたので軽くご挨拶。この少し先から山頂までおしゃべりしながらご一緒しました。
餓鬼岳小屋から山頂まではあっという間。
秋晴れの山頂は素晴らしい眺めでとっても気持ちいい。
ペースもそれ程悪くないし、体力温存して登ってきたので一息ついて自分は予定通り唐沢岳へ。ご一緒した方とはここでお別れ。
餓鬼岳から見る唐沢岳はすぐ近くに見えてCTはそこそこ長いけどそんなにかかるか?と思うんだけど、いざ向かってみると、まぁガッツリ下るは、登り返しも何度もあるわ、登山道にハイマツやシャクナゲ、針葉樹がはみ出してきてて藪漕ぎ状態だわ、かなり大変でした。ナメてると痛い目に遭います。
思った以上に時間かかって何とか唐沢岳に到着。
北アルプスの中でも奥の奥。
常念山脈の行き止まりなので辺り一面山。
ぐるっと北アルプスの名だたる山々が一望できます。
誰も登ってきていないので貸し切りだし来て良かったな。
元々12時時点の到着地点を目安に進退を決める引予定だったのでほぼ予定通りですが帰りのことも考えるとあまり長居できないのは残念。
餓鬼岳まで引き返すのも同じぐらい登ったり下ったり藪がうるさかったりするので引き返してきた頃は結構ヘロヘロでした。
もうちょっと早く戻ってこれると思ったけど、餓鬼岳に戻った時点で14時半。
登りが4時間ちょっとだったから3時間で下れば明るい時間に戻れるな。
ちょっと押しても最後の林道はヘッデンになってもいいやと思って下ります。
大凪山ぐらいまでは想定通りのペースだったけどそこからの激下りが思った以上に時間がかかって苦労しました。
後半水は自由に取れるので下山時は贅沢に水使えて良かったです。
沢の中を歩いたり、梯子や鎖場が続くようなところは明るいうちに無事通過。
夜目が利く方なのでヘッデンいらずでしたが林道終点で一応携帯のライトつけて最後の林道を歩きました。
唐沢岳の往復と、大凪山から沢までの下りが思ったよりきつくて大変だったけど充実した山行でした。
餓鬼から眺めた剣ズリとか良さそうな感じだったのでやっぱ燕まで縦走したいな。
餓鬼岳で地味に甲信越百名山99/100。リーチです。
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