阿蘇山上ターミナル〜高岳

- GPS
- 03:43
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 637m
- 下り
- 639m
コースタイム
| 天候 | 曇りときどき雨。天気のわりに気温高めで稜線に出ると風が強く肌寒い程度。 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
南熊本-肥後大津 7:31-8:04 JR豊肥本線 肥後大津-阿蘇 8:21-9:10 JR豊肥本線 (1300円) 阿蘇駅前-阿蘇山上ターミナル 9:40-10:15 九州産交バス・阿蘇火口線 (1000円) 肥後大津-阿蘇間はICカード使用不可 帰り) 阿蘇山上ターミナル-阿蘇駅前 14:25-14:58 九州産交バス・阿蘇火口線 (1000円) 阿蘇-肥後大津 16:45-17:29 JR豊肥本線 肥後大津-熊本 17:31-18:06 JR豊肥本線 熊本-新大阪 18:41-21:37 新幹線みずほ610号 (自由席7850円) +乗車券11660円 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし。岩場はルートミスに注意。特にガス発生時。岩が濡れていて少し滑りやすかった。浮石も多い。ランクAの活火山。噴火警戒レベルを事前に確認。火山性ガスにも注意。 |
| その他周辺情報 | 阿蘇山のおかげで温泉は豊肥本線沿いに多数。阿蘇駅から徒歩1分にも阿蘇坊中温泉「夢の湯」。他駅前に道の駅と食堂「坊中亭」。あと阿蘇駅にはコインロッカーあり。 いきなり団子は「いきなり団子味の○○」というお菓子はよくあるのですが、いきなり団子そのものはあまり見かけない気がします。家庭のお菓子だから? 食べたければ阿蘇山上ターミナルで。 |
写真
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
|
|---|
感想
土曜日は博多天神に行く用があったので、ちょっと足を延ばして (本州人の九州地理ゆる把握)、翌日阿蘇山に登ってきました。天気予報がいまいちだったのでまだマシな英彦山と迷ったのですが、英彦山神宮上宮の修復工事で頂上付近の縦走ができません。兵庫の雪彦山を近々登るつもりなので山リスト日本三彦山にリーチをかけるのも惹かれたのですが、工事は今年の年末までだというので少し待てばいいのに焦ることはないかと、百名山の阿蘇山に決定。雨が降ったら熊本観光すればいいや。熊本城とか。
さて土曜日は福岡城跡で鴻臚館跡を見て、天神で用事を済ませて、太宰府天満宮に参ってできたての梅ヶ枝餅を味わって夕食には新鮮な烏賊。向こうで落ち合った知人がしきりと烏賊を食べたがったので。名物なんですかね、知りませんでした。知人と別れて西鉄で大牟田経由、そこから鹿児島本線で熊本入り。駅に玉名、木葉、植木、田原坂、と知ってる地名が続々出てきて「おお!『翔ぶが如く』で読んだところだ!」とテンションが上がります。西南戦争関係といえば延岡市の可愛岳もいつか登りたい。
朝の電車は南熊本から水前寺までは学生さんで多少埋まっていたものの、その後はガラガラで悠々坐っていけました。肥後大津駅でディーゼルに乗り換え。ここから先はICカードが使えないというので有人改札に行くと一度ここで精算して紙の切符を買うように言われました。それ初乗り2回払ってない? うーんそんな気はちょっとしたけど、南熊本駅の1つしかない券売機に人が並んでいたので、つい。10分後についた電車のお客も乗せたのに肥後大津から先はますます空いている印象。スイッチバックの立野駅で降りる人も結構います。でも途中で乗ってくる人も多少はいて阿蘇駅に着くとそれなりに人がいます。鉄道以外で来た人もいたと思いますが。バスはほぼ満席の43人。45人乗りですかね。あと補助席が5席あまりあるようでしたが結構ギリギリ。外国の、特に欧米系のお客さんが多かったです。
山は人が少なかったです。砂千里の木道を抜けて本格的な登山道に入ってからは、頂上までの登りで2人すれ違い2人追い越しただけ。頂上に3人先客がいましたが入れ違いで反対側に下って行かれました。仙酔峡からでしょうか。
袋がパンパンになったランチパックを食べて下山開始。16人すれ違い。あと下っていく外国人2人組に追いついたのですが、登りで見覚えがないから途中で諦めて下山するのかなと思いつつ抜くタイミングを見計らっていると、登って来たやはり外国人3人組に話しかけられて「頂上まで行ってきた?」「いや諦めて下山するところ」などと情報交換していました。その横を通り抜け。降雨は霧雨未満ですし、稜線に出なければ風も大してないので悪天候って程じゃありませんでしたが、楽しい天気ではないので登頂を諦めた人は多そうでした。
他に中国人女性2人組にも英語で話しかけられて、「頂上まであとどのくらい?」私「1~1.5時間くらいですね」「諦めて下山します」とやり取りしました。女性のうち片方はスカート (山用じゃなく街で穿くような) を着ていて驚きました。ちなみに欧米系の5人も中国人の2人も頂上のことは"top"って言ってましたね、"summit"とか"peak"じゃなくて。
皿山では誰とも会いませんでしたが、バスターミナルに近づくと先ほどの中国人女性ペアが。皿山ピストンの間に追い抜いて行ったようです。バスターミナルに着くと朝よりも随分人が増えていました。山は外国人が多く、見かけたうち2/3くらいが欧米系。残りの1/3は日本人とそれ以外のアジア人が半々といった感じでした。しかしバスターミナルには日本人が結構いて帰りのバスにも乗っていたところを見ると、あとのバス便には日本人も多かった模様。「バスターミナルまで来て周囲を散策する日本人」対「少々天気が悪くても頂上を目指す外国人」という構図があるようです。
なお帰りのバスもほぼ満席で、途中の草千里(阿蘇火山博物館前)BSからも乗ってこようとするお客がいたのですが10人近い積み残しが出ていました。一日乗車券を買ってバスで阿蘇山中を移動するなら、帰りはターミナルから乗る行程にした方がよさそうです。今日なんかは花の季節でもなく天気も悪かったのにこの混みようではハイシーズンの晴れの日などはなかなかの混雑になりそう。このバスと列車との接続はいいのですが、1本見送って食事とお土産選び。次の列車で帰途につきました。
さて今日は天気がいまいちで眺望は得られませんでしたが、結局登山中は大雨に降られることもなく無事登頂できたのはむしろ幸運だったと言えるでしょう。先月の四阿山に引き続いてまたキャンセルか、と一時は覚悟していたので登頂できただけで満足です。稜線は風が強いので帽子を脱いでしばらく歩いていたら頭が洗髪の後みたいになってしまいましたが。外国のお客さんもせっかく遠くから来たんだから、と頂上を目指したんでしょうね。残念な思い出になってなきゃいいけど。人が少なく好きなペースで歩いて写真を撮ったりできたのも結果的にはOK。眺望もまあ登山道の周りだけでも荒涼としつつも変化に富んだ火山の風景は多少感じ取れましたが、やはり迫力ある火口なども拝みたいのでいつかは好天を選んで再訪したいところです。その時は人が多そうなので仙酔峡の方へ縦走するのもいいかなと思いました。
〇今日のヤマスタチェックポイント
●高岳(阿蘇山)(日本百名山スタンプラリー)
Lunasa
















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