空木岳 千畳敷In+三ノ沢岳池山尾根Out 木曽殿山荘泊【69座目/100名山】


- GPS
- 15:10
- 距離
- 26.7km
- 登り
- 1,862m
- 下り
- 3,603m
コースタイム
- 山行
- 7:25
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 9:15
- 山行
- 4:45
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 5:54
天候 | 9/27(土) 晴れ少し曇り 9/28(日) 空木岳ガスたまに晴れ、駒岩周辺晴れ以後ガス |
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過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
駐車場から菅の台まで徒歩、街灯無いのでヘッデン要。駐車場に着いたのが早かったので、しばし横になり休息して4:15頃菅の台に向かったが、既に駐車場は満車。バス待ちの列がトイレより更に向こうだった。3:00時点でザックで確保してればまた違ったかも。菅の台は木曽駒登山拠点なので、トイレ・登山ポスト観光案内所・自販機有り。 結局バスに乗れたのは6:00頃。臨時便がそこそこ出てたけど、結局ロープウェイが増発しても9分間隔なので、あまり運びすぎても寒い標高が高い所で待つ羽目になるので、その辺は調整しながら運用してる感じだった。2時間弱掛かったw バスにさえ乗れれば、ロープウェイは割と短時間で乗車出来る。昔はバス・ロープウェイのチケットを購入してたが、今は事前決済QRで乗車可能。バスでは見せるだけで、ロープウェイ乗車時にQR読み取りを行った。ロープウェイ駅にもトイレ・自販機有り。 |
その他周辺情報 | 木曽殿山荘宿泊、1泊2食12,000円。 かなりコンパクトな山小屋。1F食堂2F大広間の2間のみ。夕食の時間で大広間に布団を敷いてくれて、場所指定されるスタイル。このスタイルは初めて。1部屋しか無いので、問答無用でグループ外でも男女が横になったりする。 部屋の端にザック置場が有るだけで、布団周りに物置きスペース無し。服を干せる場所も乾燥室も無し。更衣室も無くて、布団が敷かれる前ならカーテンを閉めることが出来る箇所は有るけど、微妙に空いているので女性は中々勇気が要りそう。雨具は外に干し場が有った。 洗面所も無くトイレは外。男女共同、男小が1個有り。外にイス・テーブルSETが3つくらい有った。auは圏外で、街側まで行くと電波が入った。手洗い水だけで飲用可能な水も無し。水場は義仲の力水、と呼ばれる水場が往復20分高低差50m程度。普通の登山道なので、小屋のサンダルで行くのは無理。小屋にも注意書きがある。 駒ヶ根市露天こぶしの湯で登山後の汗を流した。750円。電子マネー・PayPay使用可能だけど、電波が弱くてPayPayは難しいかも。Wi-Fiがあるけど何故か使えなくて諦めた。 内風呂が1つ、露天風呂が大小1つずつ。サウナ・水風呂も完備。サウナは4人用8人用が1つずつあって、8人用は大きな樽みたいな所。水風呂が好みよりとても冷たくて、長く入ってられなかったw 整いスペースもたくさん。ストレッチスペースもちゃんと有る。 |
写真
感想
空木岳:100名山69座目、2025年22座目。
三ノ沢岳、檜尾岳、熊沢岳、東川岳:100高山の1座。
今週末は、紅葉が始まった中央アルプスを縦走し空木岳に登ってきた。
空木岳はどうやって行こうか悩んでいたが、やっぱりついでだから縦走したいと思っていた。中央アルプスは千畳敷まで駒ヶ岳ロープウェイという文明の利器を使える。千畳敷から空木岳へ縦走して池山尾根で下山するルートがまず思いついた。CT・高低差としては、ギリギリ日帰りも可能ではないか?と思っていた。
でもやっぱり時間に追われながら山を歩くよりも、ゆっくりのんびりと歩きたい。なので1泊2日で巡りたいと思った。このルートは3つ小屋があるけど、檜尾小屋じゃ千畳敷に近すぎる。駒峰ヒュッテは寝具食料を担ぎ上げなくてはならない。ということで、木曽殿山荘が一番良いと思っていた。
ただ、それを思いついたのが遅かった。木曽殿山荘は上記3つの小屋で唯一ネットで空き状況が確認出来るが、気付いた時には既に土曜の枠はシーズン全部埋まってしまっていた。
一応キャンセル出ないかな?って思ってちょこちょこ見てたら、1回8月頭の土曜が空いた。どうしようかな?って思ってたら、翌日には埋まっていて後悔した。それ以降も見てたら、8月下旬に9/27(土)に空きが出た。
紅葉シーズンキター!!!ネットで予約状況見れるんなら、予約もネット出来ればいいのにw と思いながら今回は迷いなく電話。この状況はリアタイじゃないらしいのでそこが気掛かりだったが、何とか予約出来た。
後は天気だ。最初は土曜は良いけど、日曜雨の予報が出ていた。最近100高山も意識し始めてるので、三ノ沢岳の寄り道を計画していたが、日曜雨なら三ノ沢をPassして、晴れてる内に空木岳ピストンして宿泊しようかと考えていた。
ところが週末が近付くに連れて、日曜雨予報が晴れ予報に変わってきた。ここ数年私の晴れ男パワーがかなり強くなってきたと感じているが、素晴らしいことだw まぁ9/5(金)の台風は跳ね返せなかったけどww なので計画通り行くことにした。
相変わらず前置きが長いが、今回の山行の感想をw
千畳敷〜空木岳の縦走、"景色は"最高の縦走路だと感じた。バスとロープウェイという文明の利器を使えるため、ロープウェイ駅を出た途端、千畳敷カールの絶景。極楽平まで登れば即稜線という中々無い山域だと思う。
"景色は"と付けた理由はこの稜線。滅茶苦茶キツイ。最初高低差と距離を見た時は「皇海山も笹山サーキットもやってるし余裕余裕www 三ノ沢も行けるっしょ」って思ったけど、全く想定外なほどバテバテになった。
バス待ちが2時間弱になり、スタートが7:00になってしまったので三ノ沢ピストンは結構飛ばして歩いたのも原因だと思うが、稜線に戻ってきた時点で既にバテバテだったw
これは何だろうか?やっぱり普通は、標高が低い所からスタートして体を慣らしていくし、基本登りは登りっぱなし。今回のルートはスタートの標高が2,600mだし、アップダウンもたくさんだしってところなのかな。やっぱり高所のダメージは、低所よりあるのかな?
ということで、この稜線はアップダウンが結構えげつない。あぁ、あそこまで下って登り返しか、って何度思ったことやらw 鞍部まで下って見上げて頑張ろう、って何度思ったことやらww 岩場鎖場も多いので全身運動でもあるだろうし。
肝心の山の感想だが、空木岳は龍の背と呼ばれる登山道が全部見れたのはとても良かった。登頂した時はガスが多くて、南駒・越百方面の稜線は全く見れなかったけど、南ア方面はそこそこ見れたので素晴らしい景色が拝めた。紅葉もいい感じに染まってたし、下界はようやく涼しくなってきた頃だが、確かな季節の進みを感じることが出来た。
もちろん途中の稜線からの眺めも素晴らしい。段々近付いて行く空木岳、段々離れていく木曽駒・三ノ沢・宝剣岳。紅葉に色づいた山並みをずっと見ながら歩ける。100高山も4つ登頂出来た。紅葉は一番三ノ沢岳が良かった気がします。
来週から10月だが、そろそろ高山は山終いが近い。標高2,000m中盤を狙って行きたいかな。まだまだ山を楽しんでいきたい。
※とりあえず山行記録アップロード優先で、ルート概況と写真のコメントは後で少しずつ入れようと思います。
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