丸山【芦ヶ久保駅→丸山→日向山→寺坂棚田→横瀬駅】


- GPS
- 07:02
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 902m
- 下り
- 968m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
猛暑の影響で、彼岸花の開花も他聞に漏れず遅れています。
恐らく紅葉の見頃も遅れていくでしょうから、今年も難しいですね。
にも関わらず、11月から急激に気温が下がって寒冬になるなんて予報も。
明日の天気も当たらないのに、1シーズン先なんて見通せるのでしょうかね。
■芦ヶ久保駅→大野峠→丸山
終日晴れの天気予報が、当日になって夕方まで曇りに変わりました。
朝から彼岸花を撮りたいのですが、曇りでは食指が動きません。
仕方ないので、逆周りルートに急遽変更します。
夕方から晴れるようなので、今度こそ天気予報を信じさせて欲しい。
巾着田の彼岸花が目当てか、高麗駅で大量に下車していきました。
他方、芦ヶ久保駅で下車したハイカーは、10人にも満たないほどでした。
大野峠を経由するので、赤谷地区まで国道をひた歩きます。
バスの時間に合えばショートカット可能ですが、針に糸を通すような運行本数の少なさ。
赤谷の集落から、指導標に従って登山道へと入っていきます。
序盤はトラバース気味に奥行きを稼いでいき、渡渉を合図に標高を上げます。
何てことは無いルートですが、雨上がりは滑るので下り利用では気を遣います。
九十九折で稜線を目指し、大野峠で車道を横断して丸山方面へと進みます。
急峻な階段を登ると、開けたパラグライダー発進地へと至ります。
暫く平坦な尾根歩きを楽しんだら、ひと登りした後に丸山の山頂へ。
展望台の建つ山頂は、いくつもベンチが設置されて休憩適地になっています。
展望台からの眺望は良いのですが、曇りで遠望が効かない日でした。
■丸山→日向山→寺坂棚田→横瀬駅
県民の森へと下山して、芦ヶ久保駅への指導標に従って下山を続けます。
登り返しがキツい場合は、車道でトラバースしてしまって良いと思います。
防火帯の下りは、やや滑りやすく感じたので足の置き場所に注意です。
日向山方面への分岐からも滑りやすい区間が続き、かつ洗掘で歩きにくさ倍増です。
日向山は登らなくても良いのですが、トレーニングも兼ねているので踏みます。
山頂直下の急峻な階段は、下から見上げるとまるで壁のようでした。
キツい急階段を登り切ると、展望台の建つ静かな山頂に至ります。
正面に武甲山を見据えて、広さも充分なので隠れた休憩適地です。
琴平神社側のルートも、中盤に急峻な階段が待ち構えています。
そんな尖った山に見えないのですが、どちら側から登るのもキツいです。
害獣避け扉を開けると、すぐに琴平神社の境内を経て登山口へ。
登山口にはトイレも東屋もあり、意外と至れり尽くせりでした。
車道を少し下ると登山道への分岐ですが、登山道は途中に泥濘ゾーンがあるのでパス。
どこからから水が流れ込んでいるので、天候に関係なく泥濘んでいます。
退屈なのは承知で、そのまま車道を歩いて下山してみました。
山と高原地図は車道の網羅性が低いので、不安なら普通の地図アプリを。
住宅地を抜けて登り返すと、夕刻ながら観光客で賑わう寺坂棚田へ。
ちょうど青空も戻ってきてくれて、明るさも充分です。
まだ蕾が目立つものの色褪せてきた花も多く、明日には見頃を迎えるとの事です。
10月まで引っ張るかと思いましたが、何とか9月中に見頃を迎えてくれそうです。
稲刈りが進む棚田の正面には、石灰岩の需要で山容を削られた武甲山。
その麓にはスチームパンクな世界観を彷彿とする工場と、独特の光景です。
この辺りなら彼岸花の量と密度は、圧倒的に巾着田に軍配が上がるでしょう。
が、彼岸花が原風景に溶け込む寺坂棚田の方が断然好みです。
横瀬駅には各駅も特急も停まるので、お好みで帰路の電車を選べます。
最近は東飯能駅で下車するので、特急に乗る機会も減ってしまいましたが。
途中の高麗駅からは、夥しい人数の観光客が乗り込んできました。
巾着田の観光帰りでしょうか、圧倒的な人気の差を見せつけられました。
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