乗鞍岳〜千町尾根〜丸黒山


- GPS
- 10:24
- 距離
- 21.7km
- 登り
- 825m
- 下り
- 2,016m
コースタイム
- 山行
- 0:57
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 0:59
- 山行
- 8:07
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 9:03
天候 | 一日目 晴れ 二日目 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
国道158号線経由でほおのき平駐車場に駐車(無料) ほおのき平12:55発→乗鞍畳平(濃飛バス) 1,800円 【復路】 国立青少年交流の家バス停14:20発→濃飛バスセンター 100円 (バスは一日一本しかなく、予約が必要) 濃飛バスセンター16:40発→ほおの木平(濃飛バス )1,230円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・乗鞍岳〜奥千町避難小屋 乗鞍岳山頂で千町尾根に下る道の入口が分からず 赤ペンキの丸印に沿って歩き出すとすぐ下の大岩に表記あり 這松帯、岩場を繰り返す緩やかな巻道を過ぎると這松帯の広い尾根 這松帯に残された踏み跡は明瞭、岩場には赤ペンキマークあり ・奥千町避難小屋〜丸黒山 針葉樹林帯に入り、池塘が現れると、ほどなく避難小屋 現在工事中で宿泊できません 針葉樹林帯を流れる小川は緩やかですが 抉れた箇所が歩きにくく、転倒注意 笹は良く刈って頂いてあり、本当に有り難いです 丸黒山直下は急登というより、険しい登りで滑落注意 ・丸黒山〜国立青少年交流の家 丸黒山頂上は乗鞍岳展望の山 以降の下りは木段が整備され、一気に里山の雰囲気 休憩所を通過後、時間が長く感じられる緩斜面の繰り返し 林道終点に合流し、未舗装道を歩くと国立青少年交流の家 |
その他周辺情報 | 国立青少年交流の家 https://norikura.niye.go.jp/norikura/ トイレお借りできました |
写真
感想
野麦峠から振り仰いだ朝まだきの乗鞍岳の姿に魅せられ、
またその直後、千町尾根に信仰の道があったと知って
落ち着いて居られず、歩く計画を立てようとしましたが、
奥千町避難小屋が工事中と、直近の記録でわかり、
拝見して良かったと痛感!ヒロキさん、有難うございました。
ない頭をひねり、考えついたのは、一日で縦走する計画。
しかし、一日一本のバスの発車時刻に果たして間に合うのか?
しかも体力も落ちている現在の自分で、と不安が募り、
諦めかけたりもしましたけれど、誘惑には勝てずに実行!
限りなく広く這松に覆われた尾根は想像を超える素晴らしさ!
目の前を遮るものなく御嶽が眺められる、絶景の尾根道。
やはり歩いてみないと分からず、歩ける幸せをしみじみ感じ
沿道の石仏に見守られながら、至福の時を過ごしました。
中洞権現では、文字が消えかけの阿多野郷への標識が残っており、
他にも信仰の道があったことを伺わせます。
先日訪れた野麦峠の近くというのも感慨深く、導かれたよう。
石仏も道を作った村人が背負って運び上げたのでしょう。
風化しても思いは残り、厚い信仰心に頭が下がります。
こんな素晴らしい尾根道があったなんて…
奥千町避難小屋が近づくにつれ、夢から現実に引き戻され
この歩き方で、バスに間に合うかが気になり始め、
工事中の小屋前で、ちょっと休憩して出発。
方々で見られる美しい湿原も気になりだすと気忙しく
のんびり歩きすぎていたかもと、後悔にも苛まれ
大小様々の美しい池塘がゆっくり楽しめなかったのは残念。
針葉樹林帯に再び入ると、今度は猛烈な笹原の中を行く道。
この長い距離を笹を広く刈って頂いてあって、感謝しかありません。
そして丸黒山への登りは険しく、汗びっしょりで頂上に到着。
(思い返すと、きつい登り返しも、変化に富んだ縦走路)
乗鞍岳の大展望台ですが、汗を拭うのももどかしく歩行再開。
枯松平休憩所付近からは、緩やかな巻道が続き、
バスに乗り遅れないように、懸命に歩き続けたせいなのか
随分長い距離を歩いたような気がします。
午後の日差しが、まるで真夏の気配の青少年交流の家に着くと
周りの方々のご迷惑にならず、無事歩き切れて感無量!
後半は自分を叱咤激励しながらでしたが、素晴らしい山旅でした。
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